2022明治安田生命J1リーグ第9節 vs ガンバ大阪
4月17日(日)14:03キックオフ @パナソニック スタジアム 吹田
HOME ガンバ大阪 | 湘南ベルマーレ AWAY |
0 | 0 | 前半 | 0 | 1 | ||
0 | 後半 | 1 | ||||
10 > 10 | 勝点 | 3 > 6 | ||||
得点者 |
90分 山本 脩斗
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選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 22 | 一森 純 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 富居 大樹 | 23 | GK |
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DF | 3 | 昌子 源 | 0 | 1 | 山本 脩斗 | 16 | DF | |
DF | 5 | 三浦 弦太 | 1 | 0 | 大岩 一貴 | 22 | DF | |
DF | 20 | クォン ギョンウォン | 0 | 1 | 杉岡 大暉 | 2 | DF | |
DF | 24 | 黒川 圭介 | 0 | 0 | 石原 広教 | 3 | MF | |
MF | 8 | 小野瀬 康介 | 0 | 0 | 池田 昌生 | 27 | MF | |
MF | 14 | 福田 湧矢 | 1 | 0 | 田中 聡 | 7 | MF | |
MF | 23 | ダワン | 2 | 1 | タリク | 11 | MF | |
MF | 29 | 山本 悠樹 | 0 | 0 | 高橋 諒 | 42 | MF | |
FW | 18 | パトリック | 0 | 2 | 瀬川 祐輔 | 13 | FW | |
FW | 37 | 山見 大登 | 1 | 3 | 町野 修斗 | 18 | FW | |
GK | 25 | 石川 慧 | – | SUB | – | 立川 小太郎 | 31 | GK |
DF | 4 | 藤春 廣輝 | 0 | 0 | 大野 和成 | 8 | DF | |
DF | 13 | 髙尾 瑠 | – | 0 | 畑 大雅 | 26 | DF | |
MF | 17 | 奥野 耕平 | 0 | 0 | 山田 直輝 | 10 | MF | |
MF | 41 | 中村 仁郎 | 0 | – | 米本 拓司 | 15 | MF | |
FW | 9 | レアンドロ ペレイラ | 0 | 0 | ウェリントン | 9 | FW | |
FW | 32 | 坂本 一彩 | 0 | 1 | 大橋 祐紀 | 17 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
5 | シュート | 9 |
◆82分 18 町野 修斗■
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11 | ゴールキック | 8 | ||
2 | コーナーキック | 6 | ||
12 | 直接フリーキック | 11 | ||
1 | 間接フリーキック | 3 | ||
1 | オフサイド | 3 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
◆61分
37 山見 大登 → 32 坂本 一彩 ◆68分
29 山本 悠樹 → 17 奥野 耕平 ◆77分
24 黒川 圭介 → 4 藤春 廣輝 14 福田 湧矢 → 41 中村 仁郎 18 パトリック → 9 レアンドロ ペレイラ |
◆14分
42 高橋 諒 → 26 畑 大雅
◆58分
27 池田 昌生 → 10 山田 直輝 11 タリク → 17 大橋 祐紀
◆82分
18 町野 修斗 → 9 ウェリントン
◆90+4分
16 山本 脩斗 → 8 大野 和成 |
入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
---|---|---|---|---|---|
16,576人 | 晴、弱風 | 20.8°C | 20% | 全面良芝 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 |
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岡野 雅夫 | 井上 知大 | 唐紙 学志 | 和角 敏之 |
第4の審判員 | VAR | AVAR | 記録員 |
川崎 秋仁 | 小屋 幸栄 | 八木 あかね | 加藤 雅之 |
監督コメント
山口監督 総括
非常に痺れるゲームができたなと思います。
内容は自分たちがトライするところを数多く出してくれましたし、相手を見ながら守備でも声を掛け合いながら、修正しながら戦えた90分で、課題のところの1点というところに対して、最後までみんなが想いを持って繋がっての1点だと思うので、得点をきめた脩斗(山本選手)は素晴らしかったと思いますし、ああいう選手がいてくれることでチームは引き締まります。
非常に勝ち方という部分で、手堅いなかでの勝ち方でまた次に向かっていけるという試合でした。
山口監督 質疑応答
前半はどちらかというと守備の時間が長いなかでハーフタイムにどのような声掛けをして送り出したのか?
攻守の整理をして、攻撃の部分ではトライをしているところを意識してくれていると感じられたのでそこの修正と、守備のところで少し左サイドで人数が多いところがあったのでそこをはっきりさせました。ただ、選手が感じて話していたので僕がというよりはみんな分かっている中で1回整理できたと思います。
やることは本当に変わらないので、相手があってそこを見ることをトライしているのもあるので、それをハーフタイムに全員で確認して入りました。
喜びもひとしおかと思うが?
そうですね。場所も場所ですし、僕というよりかは選手がそういう表現をしてくれたなと思いますし、ここで勝てたというのはすごく大きいです。
本当にここから勝てていなかった分取り返さないといけないので、その想いがすごく湧いてきました。
チームはすごく良い雰囲気でできているので、そういう意味でも大きな1勝でしたしこの上ない喜びです。
山本選手の状態はどうか?
少し切れていて出血があって、大丈夫だと思いますがこれが何日後かに出ることもあるので分からないですけど、本人は意識もあるので元気です。詳しいことはわかっていないです。ただロッカールームで元気なので大丈夫だと思います。
今日は山口監督の誕生日で、誕生日にこういう勝利をしたが?
ロッカールームですごいことになってました(笑)。選手がシェービングスプレーをかけてくれたり、ケーキを用意してくれたり、本当にそういうなんとかしてあげたいと思っていてくれていたことが単純に嬉しいですし、監督になって初めての誕生日での試合なので、ここの場所でもありますし本当に勝てて良かったなと思います。
山本選手のことを「ああいう選手がいてくれて」という話があったが、どういう選手なのか?
常にブレない、やってきたことを誠実にできる選手だと思いますし、それが試合に出ていようがいまいが常にできる選手。去年から関わらせてもらって、そう感じる選手ですしやはり長く現役をやっているということだなということを感じさせられたり、さすがだなと思うことが多い。若手とか周りのチームメイトもそう思っているところがあると思いますし、もっと感じてほしいという意味でも貴重な選手です。
ああやって結果を出してくれることでよりチームとしてもそういう方向に向かっていかないといけないと伝えられる選手だと思うので、ただ長くやっているだけじゃなくて、やっぱり理由があるということをすごく感じます。
山口監督がガンバ大阪で培われたことで今日の試合に出たなと思ったことはあるか?
自分のサッカー観というのはやはりここで養われたのは大きいですし、長い期間ここで選手としてスタッフとしてやらせてもらって、もちろん自然とそうなるのは当たり前だと思います。ただそれが今すべて当てはめてやっているかというとそうでもないので、何が大事なのかというのを明確に示しながらやれているとは思いますし、それがあったからこそ今があるのかなと思っています。
片野坂知宏監督 総括
非常に悔しい敗戦になり、たくさんの方が応援にお越しいただいたんですが、残念な思いで帰らせてしまうことを申し訳なく思います。やっぱりホームなので、勝ってファン・サポーターと一緒に喜び合いたかったですが、結果出なかったことは本当に残念です。
ゲームに関しても、湘南さん相手にわれわれも臆せずチャンレジして、準備してきたことというのも選手はトライしてくれました。それがなかなか結果に結びつかず、最後、湘南さんのやっぱり勝ちたいという思いが、乗りうつった得点になったかなと。本当にちょっとしたことで勝点3をつかみ取ることができるか、勝点0に終わるのか、本当に勝負というのは非常に厳しいなと今日のゲームを終えて感じました。連戦で選手は本当に大変な中準備してくれて、パワーを出して戦ってくれたと思います。しかし、今日のように負けるということは、まだまだそういった準備を含めて自分の力がないことだと感じますし、もっともっと積み上げて成長していかないといけないと感じます。
しっかりと切り替えて、次のルヴァンカップは大阪ダービーでホームで悔しい敗戦をしているので、なんとかアウェイですけど予選突破できるためのゲームができるように準備したいと思います。
片野坂知宏監督 質疑応答
今日は昌子選手と三浦選手、クォンギョンウォン選手を3枚後ろで使ったが、その意図と狙いとしていた部分は。
3バックに関してはまず、ギョンウォンが非常にルヴァンカップの大分戦で良いプレーをしていましたので、なんとか使える状況ですし、連戦ですけど、トライしたいなと。そういう中で、源と弦太に関しても、非常に守備とフィードのところでも良いプレーをしているので、その3人をどう使うかというところの中で今日は3バックにしました。いろんな準備も湘南戦に向けてあって、ちょっとここではまた対戦もあるので言えないですけど、その3人を出す中でのベストの配置、ベストの戦い方がこういう戦い方かなというところで、トライするようにはしました。
選手コメント
DF16山本 脩斗
(ケガの状況は?)
目の少し上くらいを4針くらい縫いました。少し腫れている感じはありますけど、今は大丈夫です。
(得点の場面を振り返って?)
あんまり覚えていないんですけど、スルスルと上がって行って、誰もいなかったのでサイドに出して、ヒロ(石原選手)から良いボールがきて…そこから少し覚えていないんですけど。シュートを打った瞬間にバーンとぶつかったので、そこから覚えてないんです。でも今は大丈夫です。
(結果的に山本選手の得点でチームの今季初勝利繋がったが?)
自分が決めたということよりも、本当にチームとしてまず1勝をしたかったのでこういうアウェイで気持ちを見せられて勝点3を取れたというのは、今後に繋がっていくと思うのでこれを今日だけじゃなく続けていかなきゃいけないと思っています。また来週からみんなで勝てるように切り替えてやっていきたいと思います。
(今日は山口監督の誕生日だったが?)
智さんが誕生日であることは試合前からみんな分かっていましたし、みんなで勝ちを届けたかったので、本当にいいプレゼントができたんじゃないかなと思います。勝点3に繋がったことをみんな喜んでいました。
(山本選手のプレーは勝ちたいという気持ちがすごくあったと思うが?)
そうですね。全体を通して守備の部分ではしっかりとできていたので、得点取りたい気持ちはありましたけど、守備陣としてはまずはゼロでいくこと、リスク管理をしながらいこうというのは得点を取る前は話していました。そこをベースにして、あのタイミングでスルスルと上がっていってヒロが良いボールをくれたと思うので、あとは覚えていなですけど。本当に枠にいって良かったなと思います。
(意識はいつ頃戻ったのか?)
担架で運ばれている時にはもう意識は戻りました。そんなに長い時間じゃないです。
(互角の戦いで、最後の方は勝点1でも妥当かなというのはあったのか?)
自分たちの内容含めて得点を取るチャンスはあるんじゃないかなと思っていたので、最後までそこは得点を取る姿勢というのは見せられていたと思います。ただ自分は守備の選手なのでそこは岩ちゃん(大岩選手)とかと話をして、まずはリスク管理というのは前に前にとならないように、しっかりとリスク管理しながら得点を取れればと話してました。
(長い現役生活で今日の得点はどれくらいの感動があるか?)
別に感動はないですね。チームのために得点を取れてそれが勝利に結びついたということですが、本当にここからそれを続けいかなきゃいけないと思いますし、まだまだ順位も下で、自分たちが目指しているところはもっともっと上なので、これをベースに続けていかなきゃいけないと思います。切り替えてやっていきたいなと思います。
FW13瀬川 祐輔
名古屋戦の前半からジュビロ戦とルヴァンカップ東京戦とどんどん良い形というか自信を持ってできていることを実感していました。無失点でしっかりいけたというのは、みんなの自信になっているし無失点でいっている要因がしっかり自分たちで攻め切るところと
ボールを保持するところでしっかりできていて、今日は脩斗さん(山本選手)のスーパーシュートでしたけど、こういう勝てるイメージをずっと共有しながら90分できれば、また今日みたいな試合ができるのかなと。
少しバタバタした時間帯もありましたけど、後半に関しては完璧なゲームだったと思います。
(瀬川選手も惜しいミドルがあったが?)
今日に関しては枠にいけていないので、そこは枠に飛ばさないといけないですけど、シュートの意識を持っているとパスも出せるし、智さん(山口監督)からいつもゴールに向かってプレーしろと言ってもらっているので、そこは体現できたかなと思います。
(ひとつ勝ってホッとしたか?)
結果が出たらホッとはしますけど、結果が出るようなゲーム運びはここ2、3試合できているので、そこでもっと僕たちが複数得点を取らないといけないというのはあります。
もっと突き詰めていかないといけないと思います。
リーグ戦は連勝が大事なので気を抜いてはダメだし、次のルヴァンカップもグループステージ突破が懸かっている。今3試合負けなしという捉え方ができると思うから、みんなで共有しながら貪欲になっていければと思っています。
DF3石原 広教
(名古屋戦の退場もあって、この2試合は色々な想いがあったのでは?)
去年から、チームに迷惑をかけているところがあると自分の中で感じていました。チームのみんなに対してもそうだし、智さん(山口監督)やチームに関わる色々な人に対して申し訳ない気持ちがずっとあって、退場した後の最初の試合のルヴァンカップは自分の中では気持ちを出せて試合に挑めたと思うし、それを続けることが大事だと思って今日の試合に臨みました。結果に繋がって良かったなと思います。
(今日はプレーがシンプルだったと感じたが、ワンタッチが多かったが何か意識していたのか?)
前回(ルヴァンカップ)FC東京戦のときに、昌生(池田選手)と脩斗さん(山本選手)との3人の関係性がすごく良くて、良い立ち位置を取ってそれが良いテンポで回せれば相手もボールを取れないし、ちょっとずつでも前進はできるなと感じていました。本当に横の選手、後ろの選手、前の選手を信頼してパスを動かしていました。
(後半になるにつれてクロスの精度が上がっていく印象があったが?)
少しずつ上がってきたなという感じはありました。前半、瀬川くんへのクロスもありましたけど、感触としては良かったし、昨日も試合前日でしたけど練習でクロスのチェックをして、感触的には良かったので、良いクロスを上げられたことは良かったです。
(最高の勝利だがどんな感じか?)
みんなすごく喜んでいましたけど、でもみんな思っていることですけど、次からが大事になると思うし、本当はもっと早く勝っていなければいけなかったところなので、この1勝で何か考えることとかなく、みんなでしっかりやってきたことをまたルヴァンカップもリーグ戦も、試合に出られていないメンバーも全員が出せてやっていけたらと思います。
MF7田中 聡
ボールを受けて展開したりチャンスを作ったりということは、普段智さん(山口監督)からすごく細かく自分に伝えてもらっているので、そこに関してはそれをピッチで表現しようと思っていました。
(左利きならではの相手からボールを遠ざけて、それを自分のものにして攻撃に繋げるのが上手いが?)
感覚でやっているのであまり分からないですけど(笑)
いま、すごくサッカーしていて楽しいですし、もっとボールを受けたいという気持ちに今日はなっていました。ディフェンスの脩斗さん(山本選手)や岩ちゃん(大岩選手)とかスギくん(杉岡選手)がすぐに預けてくれるので、味方の選手も自分を信用してくれているか…分からないですけど、そこに関してはすごく感謝しています。
(ようやく勝利してホッとしたか?)
やっと勝てたという感じでホッとしたというよりかは、こうでなくてはいけないというか、嬉しいですけどこれをスタンダードにして、もっともっと勝っていかないと自分たちの掲げている目標には到底達しないと思うので、これを続けていかないといけないと思います。
MF27池田 昌生
前半は状況を伺いながら、いいポジションを取ろうとずっと意識はしていました。前半はなかなかボールに絡めなかったですけど、自分がいいポジションを取ることで空いてくるところもあったと思います。いいポジションを取れば相手が食いつくし味方が活かされるというところもあったと思うので、自分が受けられない分そういうところは意識していました。
(ハーフタイムに選手同士でよく会話していたと監督が話していたが?)
0-0で折り返してもういっこギアを上げようというところと、もっと強気にチャレンジするということ、あとは今できていることを続けるというような話をして、攻守においてポジティブな声が出ていました。
(初勝利まで長かったが?)
自分自身はあまりリーグ戦に絡めていなかったですが…でも今年公式戦で出させてもらった試合は負けてないので、いつも負ける気はしないですけど、今日も勝てると思って試合に入りました。
真剣勝負の中で、しかも自分たちの勝てない状況が続いていた中で今日スタメンで出て勝てたというのは本当に嬉しいです。でも今日は自分がどうこうより、今シーズンチームとして初勝利できたということが素直に嬉しいです。
DF26畑 大雅
出場するとは思ってましたけどあんなに早い時間の出場になるとは思ってなかったです。
(入る時は)ゲーム自体が久しぶりだったので、とにかくシンプルにプレーするように、智さんからも言われていました。繋ぐところとかはリスキーなところもありましたけど、後半は若干慣れてきて、繋いだりということもできるようになってよかったと思います。
練習に合流したのはこの間ですが、練習中もできる準備はしていましたし、自分がピッチに出たらということもずっと考えながらイメージしていたのでプレーできたことに繋がったんじゃないかと思います。
ケガする前に出ていた時も勝ってないし、それからもなかなか勝ちがなかったので勝ててうれしいです。智さんの誕生日でもあったので。
ハーフタイムコメント
山口監督ハーフタイムコメント
・ゴール前もっと大胆に
・立上りが大切。エンジンをかけていい入りをしよう
・いいこともうまくうまくいかないことも、中でどんどん喋ろう