2022明治安田生命J1リーグ第32節 vs FC東京
10月8日(土) 15:04キックオフ @味の素スタジアム
HOME FC東京 | 湘南ベルマーレ AWAY |
0 | 0 | 前半 | 0 | 2 | ||
0 | 後半 | 2 | ||||
46 > 46 | 勝点 | 32 > 35 | ||||
得点者 |
78分 阿部 浩之
82分 町野 修斗
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選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 24 | ヤクブ スウォビィク | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 谷 晃生 | 1 | GK |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DF | 5 | 長友 佑都 | 0 | 0 | 舘 幸希 | 4 | DF | |
DF | 30 | 木本 恭生 | 0 | 0 | 山本 脩斗 | 16 | DF | |
DF | 3 | 森重 真人 | 1 | 1 | 杉岡 大暉 | 2 | DF | |
DF | 49 | バングーナガンデ 佳史扶 | 0 | 0 | 石原 広教 | 3 | MF | |
MF | 31 | 安部 柊斗 | 1 | 0 | 池田 昌生 | 27 | MF | |
MF | 10 | 東 慶悟 | 0 | 1 | 茨田 陽生 | 14 | MF | |
MF | 35 | 塚川 孝輝 | 0 | 1 | 平岡 大陽 | 28 | MF | |
FW | 23 | 渡邊 凌磨 | 1 | 1 | 中野 嘉大 | 44 | MF | |
FW | 9 | ディエゴ オリヴェイラ | 1 | 2 | ウェリントン | 9 | FW | |
FW | 20 | レアンドロ | 0 | 1 | タリク | 11 | FW | |
GK | 13 | 波多野 豪 | – | SUB | – | 立川 小太郎 | 31 | GK |
DF | 37 | 中村 帆高 | 0 | – | 福島 隼斗 | 24 | DF | |
DF | 47 | 木村 誠二 | – | 0 | 山田 直輝 | 10 | MF | |
MF | 44 | 松木 玖生 | 0 | 0 | 米本 拓司 | 15 | MF | |
FW | 15 | アダイウトン | 1 | 1 | 阿部 浩之 | 49 | MF | |
FW | 17 | 紺野 和也 | 0 | 0 | 瀬川 祐輔 | 13 | FW | |
FW | 22 | ルイス フェリッピ | 0 | 1 | 町野 修斗 | 18 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
◆61分 10 東 慶悟■
◆71分 35 塚川 孝輝■
◆90+4分 22 ルイス フェリッピ■
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5 | シュート | 9 |
◆72分 3 石原 広教■
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12 | ゴールキック | 5 | ||
5 | コーナーキック | 7 | ||
11 | 直接フリーキック | 14 | ||
5 | 間接フリーキック | 3 | ||
5 | オフサイド | 3 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
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~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
◆67分
9 ディエゴ オリヴェイラ → 22 ルイス フェリッピ ◆73分
35 塚川 孝輝 → 44 松木 玖生 20 レアンドロ → 15 アダイウトン ◆83分
5 長友 佑都 → 37 中村 帆高 31 安部 柊斗 → 17 紺野 和也 |
◆58分
27 池田 昌生 → 18 町野 修斗 28 平岡 大陽 → 13 瀬川 祐輔 ◆76分
11 タリク → 49 阿部 浩之 ◆86分
14 茨田 陽生 → 10 山田 直輝 9 ウェリントン → 15 米本 拓司 |
入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
---|---|---|---|---|---|
24,183人 | 曇、無風 | 21.3°C | 57% | 全面良芝 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 |
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鈴木 茂 | 中村 太 | 聳城 巧 | 松井 健太郎 |
第4の審判員 | VAR | AVAR | 記録員 |
細尾 基 | 御厨 貴文 | 八木 あかね | 佐藤 克幸 |
監督コメント
山口監督 総括
用意してきたものを前半の立ち上がりから90分終わるまで選手が出してくれて、課題である攻撃の決めきるところ、出し切るところにみんなの意識がいつも以上に高い試合になったと思います。
何よりも負けたくないという気持ち、勝ちたい気持ちというものがあったと思います。
前節大きな反省があって準備してきた1週間だったので、非常に難しい試合でしたけど、最後勝ち切れたということに関してすごく評価できると思いますし、
前半の出来を見てもそうなるんじゃないかなと感じていたので、そうなって本当に良かったと思いますし非常に自信になる試合になりました。
山口監督 質疑応答
なかなか得点が取れていなかったなかで、今日久しぶりに複数得点取れたのは今までとの違いをあげるとしたらどこなのか?
ボールを持ったとき、もちろん速い攻撃のミスもあったんですけどそこの矢印がいつも以上にあったのかなというところと、自分たちがマイボールにしているときに動かすところでの勇気があったのかなというところ。
あとは個人的なところでいうとマチ(町野選手)のああいう強引さというものが今までになかったものなのかなと思いますし、阿部に関しては技術スキルの違いを見せてくれたなと思います。
とにかく全員がそこにフォーカスをしていたと思います。今までしてなかったということではないので何が良くなったとかでは無いと思います。
積み上げてきたものの中で、選手がよりそこに意識を持ってボールを動かす、ボールを保持しているとき、していないときでもそこがあったのかなと思います。
流れの中では3試合得点を取られていないと思うが、守備の安定感については?
そこは今言われてそうなんだと思ったんですけど(笑)、そこが無くなってしまうと僕ら良さは消えてしまうと思います。ただ、守備だけをして守るチームで終わりたくないという思いが自分にもあるので、そこは本当に良い反面当たり前だなというところを持ちたいなと思います。
必ず相手からしたらやりづらさもあると思うのでこれをベースに出来ればと思います。
もちろん評価はしていますが、できる選手たちなのでそれを試合で出してくれているなと思います。
FC東京に今シーズン3勝したが、攻略しやすい何かがあるのか?
攻略しやすいというのは無いです。どのチームに対しても結果論でそう見られますけど、決して自分たちが全てうまくいっているわけではないですし、ピンチもたくさんありました。
ただ4試合目になってもちろん選手が感じるものもあったと思いますし、FC東京さんだけじゃなくて相手を見るというところを今年トレーニングで取り組んでいるところがあるので、その中での判断が今年も終わりに近づいてきてよりそういうのが出てきたかなと思います。
その中で自分たちのストロングを出せるようになってきたのかなと。
もちろん試合によっては出せなかったりすることもありますけど、そういうのが今日の試合FC東京さんに関してでいえば結果に繋がっただけなので、FC東京さんとやりやすいとか、やりにくいとかは無いです。
9月以降ほとんど負けていないが、シーズンを通してチームが良くなってきているからか?
そこは間違いなくあると思いますし、ただ負けていないけど勝てていないので。
そこは先ほども言わせていただきましたが、ベースにしてそれ以上を求める、勝っていたとしてもそれ以上を求めるのが僕はあるべき姿だと思うので、まだまだそういうところには足りないですけど、確実にそういうものが実って今日の試合をおこなえたというのがありますし、そういうことで今日の試合に関しては結果も引き寄せられたところもあるなと思います。
選手コメント
FW18町野 修斗
非常に大事なところで得点を決めることができたので嬉しいですし、喜んでくれるサポーターの声も聞けたので最高でした。
(新たな進化をした印象があったが?)
一人で最後まで行くのは珍しいと思います。でもドリブルしている時から、かなりイメージはできていたのでそのまま自分で行きました。
(シュートの場面は右に行くと角度が狭くなるという判断はあったのか?)
僕としては逆にあそこに置けたことであのコースに駆け引きしながら打てたと思います。前回セレッソ戦で最後のタッチの部分で少し大きくなってしまって角度が無くなった部分があったので、その反省は出せたと思います。
ボールのコントロールというか、距離感はかなり良い位置に置けたと思います。
(代表行ってからプレースタイルが少し変わった感じがするが意識していることがあるのか?)
意識としてはもっと上を目指さないといけないという思いがあります。E-1もそうですけどヨーロッパ遠征でも感じました。ただプレースタイルの変化は僕自身はあまり感じていないです。
(ワールドカップメンバーへのアピール気持ちがある?)
そうですね。やっぱりドイツで全然アピールできなかったので、Jリーグで本当に違いを見せ続けないと目に止まらないと思いますし、時間もないのでワンプレーワンプレーを大事だなと感じています。
常に選ばれている選手はワールドカップで活躍をして良い成績を残すところまで考えていて、僕はメンバーに入ることだけをまずは考えているというそこの違いもなくさないといけないですし、もっともっと上を見ないといけないと感じました。
MF49阿部 浩之
前半見ていた時からバイタルエリアが空いているなと感じていましたし、ポジションに関係なく試合に入ったらそこをうまく使おうと思っていたので、バラ(茨田選手)から良いパスが来てうまく前を向けたので、時間もそんなになかったですし思い切り打ってみようと思って打ちました。切り返しもうまくいったので冷静に打つことができました。
(ひとつ前のプレー(サイドにパスをした場面)が伏線にもなったいたように感じたが?)
外も空いていましたけど自分で行くほうがチャンスになるなと2本目の得点の場面は思いましたし、1本目はパスは少し強くなってしまいましたけど、うまくスギちゃん(杉岡選手)が上がってきてくれたので、使うほうがいいかなと思っていたのでどっちも良い判断でできたかなと思います。
(なかなかチームが勝てないなかでの試合だったが、普段と違うこととかはあったのか?)
普段とあまり変わらず自分たちがしっかりやってきたことを出すのが一番だと思っていました。勝ちに繋げるプレーというのが僕が湘南に来た意味だと思いますし、得点を取ることが仕事。そういうところで少しはチームに貢献できていると思います。
残り3試合ですけど、そういう場面を増やしていければと思っています。
(次は神戸との対戦となるが?)
僕自身は連戦の方が好きなので楽しみです。
(声出しの応援はどうか?)
全然違いますね。やっぱり良いですね。早くどの試合も声出し応援とかじゃなくてそれがスタンダードになるようになったら良いなと思います。
DF4舘 幸希
(攻撃にも積極的に関わった印象だが?)
走行距離などはまだ見ていないのでわからないですけど、約1ヶ月間くらいスタメンから外れて久しぶりだったから力が入っていました。
前半からどんどん攻撃に関わっていこうという思いがありましたし、自ずとヒロ(石原選手)を追い越す場面とかは前半あったのでそれもあったかなと思いますし、緊張もあったかなと思います。
(マイボールのときに相手を剥がす部分も含めて落ち着いていたと思うが?)
自分の役割はハッキリしていましたし、周りの選手たちがすごく良いサポートをしてくれていて、自分が運ぶスペースを自分自身も見えていたし、そこに余裕があったかなと思います。
(試合をするにあたって嫌なイメージがよぎったりしなかったか?)
考える時間も長かったですが、自分の良さは守備だと思いながら入りました。
試合前に関してはプレッシャーというか必要以上に感じていた部分は正直あったんですけど、それが逆に自分のスタイルの緊張感を持ちながらやることで視野が広がったと思います。より危機感を持って首を振ったり、ポジションを取れるところがある。そこは自分のスタイルではありますしその緊張が良い方向に働いたのかなと思います。
(神戸戦への意気込みを)
短い期間で試合ですけど自分自身もまた試合に出たいという気持ちがありますし、チームのために走りたいし貢献したいと思っています。自分の役割はチームのためにというのがあるので、どういう立ち位置でもチームのために走って良い準備をしたいなと思います。
(順位の近い)他のチームも勝っていたので、そこまで勝点として変わらないですが順位は上がりましたし、次神戸は大事な試合になると思いますので絶対に勝ちたいと思います。
DF16山本 脩斗
(守備の安定を感じるが、プレーしていてどうか?)
守備はフォワードから始まるので本当に全員で良い距離感で良い守備ができていると思います。
(真ん中のポジションも慣れてきた?)
自分としても4試合やって、最初はいつもと景色が違ったんですけど、だいぶ分かってきたというか面白さも感じています。
(どういうところに面白さを感じるか?)
右も左も攻撃の時に関してでいえば、自分のところから始まりますし、でもプレッシャーが左右に比べてないぶんボールの動かし方の楽しさもありますし、
守備のところでも自分手動で右も左も行かないといけないし、スライドもしますけどそれでも動かせるというところで面白いなと感じています。
今までにない感じですね。
(相手のプレッシャーが結構きているのにパスをつけるのは?)
そこは自分のなかでも意識をしていて、外、外になると相手はどうしても守備をしやすいし、今日はバラ(茨田選手)が真ん中でしたけど、どこかで入れるというのは意識していて、真ん中に入れようとするとフォワードは間を詰めるので、そうすると舘とかスギちゃん(杉岡選手)も時間も余裕を持って、相手との距離感出てくるので意識してやっています。
バラも良いタイミングで顔を出してくれるので、自分も出せるとわかってくれているので、相手が来ていてもダイレクトで剥がせる。そこは自信を持って出していますし、練習から意識してやっています。
(次はすぐに神戸戦だが?)
守備としては緊張感があって今日みたいな良い守備ができていたので、前線から下がるのではなくて高い位置からみんなで良いバランス、距離感でできたので、そこは継続していきたいですし、攻撃のところはじれずに後半得点を取るまで崩れなかったのもあいだを取りながらプレーできていたので、それを次もしっかり続けて勝ちたいです。
MF14茨田 陽生
結果的に勝てて本当によかったです。
前半で1本取れればというのはありましたけど、阿部ちゃんが決めてくれて本当によかったと思います。
(前半からの姿勢が効いていたと思うが?)
前半も相手の怖さはなかったので、あとは自分たちがどう得点を取るかというところだった。前半は手堅く0-0で終わってしまったと思います。
(阿部選手のゴールは茨田選手からだったが?)
一応僕のパスですけど、もう阿部ちゃんのクオリティが高かった。
いいところに顔を出してくれていましたし、見れていたので、ワンタッチで出しました。もうあとは本当に阿部さんの技術を見せてもらったなと思います。本当にすごいです。
(いい内容の中勝ち切れない試合が続いていたが今日の勝利は大きいが?)
そうですね。でも今年リバウンドメンタリティという感じで、大敗した次の試合はいい形で勝点3をとれているのもあって、この間のセレッソは内容的には良くなくて、なんとか1-1にしたゲームだったのでみんな反省を活かして、リバウンドメンタリティで気持ちを見せたゲームになったと思います。
(次に向けては?)
今までの引き分けが今日の勝利でだいぶ報われたところがあったと思いますが、残り3試合、全部勝つつもりでいかないと、取りこぼさないように気を引き締めてやりたいなと思います。
神戸はだいぶ調子が上がってきていますし、個の能力は確実に高いと思います。今日のようにチーム全体で組織だった守備、連携ある攻撃を出せれば確実に勝てると思うので、今まで通り、いつも通りプレーしたいと思います。
MF44中野 嘉大
内容は前半からかなり手応えあったので、そこで勝ち切るというところも見せられたので、僕もそうですしみんな自信になったと思います。
(前半から積極的な姿勢だったが?)
自分のところでいったほうがいいかなと思ってやっていました。スピードを上げすぎて合わないところがあった部分は反省しているのでもう少しコントロールしないといけないなと思っています。
チームとしていく姿勢は、攻撃も守備も出せていたし、前回の試合の反省はかなり見せられた試合だったと思います。
(自分自身については?)
存在感はある程度出せていますけど、阿部くんやマチは最後のクオリティの高さを見せてくれているので、僕もそこはこだわっていきたい。アシストできそうなシーンもあったんですけど決まらなかったので、またその回数を増やしながら早く自分で決めたいなと思います。
(いつも交代がなくプレー時間が長い印象だが?)
チームのスタイル的に、前の選手の運動量がかなり多くてハードワークしていて負担が大きいので、僕自身は距離は出るかもしれないけど全然前に比べれば強度が低いので全然です。
(次に向けて)
川崎以来の勝利で、この前川崎の後、マリノスにいいゲームができなかったので、残留争いはしていますけど、自分たち次第のところはあると思うので、今日いいゲームができた後、まぐれではないということを、しっかり次の試合で見せたいと思います。
ハーフタイムコメント
山口監督ハーフタイムコメント
・やってきたことを出せている。但し目指しているのはもっと上だ
・いい奪い方ができているので、奪った瞬間にもっとパワーを使うこと
・背後に気をつけること