MATCH試合結果

2022明治安田生命J1リーグ第31節 vs セレッソ大阪

10月1日(土) 14:03キックオフ @ヨドコウ桜スタジアム

HOME  セレッソ大阪 湘南ベルマーレ  AWAY
セレッソ大阪 1 0 前半 0 1 湘南ベルマーレ
1 後半 1
48 > 49 勝点 31 > 32
90+2分 ジェアン パトリッキ
得点者
90+6分 オウンゴール
選手 シュート シュート 選手
GK 21 キム ジンヒョン 0 STARTING
LINEUP
0 谷 晃生 1 GK
DF 2 松田 陸 1 0 岡本 拓也 6 DF
DF 6 山中 亮輔 0 0 山本 脩斗 16 DF
DF 22 マテイ ヨニッチ 0 0 杉岡 大暉 2 DF
DF 24 鳥海 晃司 0 1 石原 広教 3 MF
MF 16 毎熊 晟矢 0 1 池田 昌生 27 MF
MF 17 鈴木 徳真 0 0 茨田 陽生 14 MF
MF 19 為田 大貴 1 1 平岡 大陽 28 MF
MF 25 奥埜 博亮 0 0 中野 嘉大 44 MF
FW 7 上門 知樹 1 0 瀬川 祐輔 13 FW
FW 9 アダム タガート 2 0 阿部 浩之 49 FW
GK 31 清水 圭介 SUB 富居 大樹 23 GK
DF 29 舩木 翔 0 0 福島 隼斗 24 DF
MF 5 喜田 陽 0 山田 直輝 10 MF
MF 41 中原 輝 0 0 米本 拓司 15 MF
FW 20 加藤 陸次樹 0 ウェリントン 9 FW
FW 26 ジェアン パトリッキ 1 0 タリク 11 FW
FW 38 北野 颯太 2 2 町野 修斗 18 FW
警告・退場 スタッツ 警告・退場
◆38分 7 上門 知樹
8 シュート 5
4 ゴールキック 4
5 コーナーキック 5
12 直接フリーキック 9
0 間接フリーキック 3
0 オフサイド 3
1 PK 0
得点経過
◆90+2分
26 ジェアン パトリッキ
PK 26 右足S
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート
◆90+6分
オウンゴール
左 直接FK 49 ↑ 中央 相手DF OWN GOAL
選手交代
◆46分
19 為田 大貴 → 26 ジェアン パトリッキ
7 上門 知樹 → 38 北野 颯太
◆62分
16 毎熊 晟矢 → 41 中原 輝
◆71分
9 アダム タガート → 20 加藤 陸次樹
◆78分
22 マテイ ヨニッチ → 29 舩木 翔
◆62分
27 池田 昌生 → 11 タリク
14 茨田 陽生 → 15 米本 拓司
◆68分
28 平岡 大陽 → 10 山田 直輝
13 瀬川 祐輔 → 18 町野 修斗
◆82分
6 岡本 拓也 → 24 福島 隼斗
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
12,159人 晴、弱風 28.6°C 45% 全面良芝 90分
コミッショナー 主審 副審 副審
加藤 光雄 笠原 寛貴 武田 光晴 塩津 祐介
第4の審判員 VAR AVAR 記録員
石丸 秀平 小屋 幸栄 唐紙 学志 中川 佳裕

ハーフタイムコメント

山口監督ハーフタイムコメント

・勝つためにもう1段ギアを上げていこう
・より細かいところを意識すること
・連動して戦おう

監督コメント

山口監督 総括
山口監督

暑さのなか難しい戦いになりましたけども、終盤まで無失点に抑えられていたところは評価できます。
ただ攻撃のところで単純なミスであったり、呼吸が合わなかったり準備不足であったり、その辺はまだまだ足りないところがあるので、トレーニングを含めて選手とやっていかなければいけない。そういったはっきりとした問題点と、できる部分とやらなければいけない部分が出た試合になったのかなと思います。

結果に対しては最後よく追いついたと思いますし、もちろん勝点3を目指しているなかで難しい評価ですけど、自分としてはポジティブに考えたいと思います。
この位置がどうこうなるというのは、この先の戦いにもよると思うので前向きに捉える試合になりました。

山口監督 質疑応答

町野選手が途中出場だったが意図があったのか?

今日に限らずどんな試合でも相手があることで、それまでのトレーニングの流れや関係性のなかでのメンバー選考になります。
入ってからは実際シュートチャンスも作ってくれて、決めてくれたらなという場面はあったと思います。

序盤守備からしっかり入った印象があるが、セレッソ大阪と今シーズン3試合戦った教訓などを活かすための入りだったのか?

セレッソさんとの3試合での結果を受けてというだけではありません。
セレッソさんだけと戦うわけではないですし、自分たちはそれだけでやってきているわけでもないので。
ただ、そこへの悔しさはあったのでなんとか結果を出したいというところは準備してきて、難しい戦いになったのは事実ですけれど準備したなかでの結果だと思います。

今日はゴール前の勝負に持っていくまでになかなか行けなかった印象だがセレッソの守備が良かったのか?

僕が外から見ている感覚と選手が中でやっている感覚は違うと思うんですけど、とにかくまだまだ視野を広げていかないといけないなと思いますし、選択肢を増やしていかないといけないというのは思います。
それぞれがベストなプレーをしてくれていると思うんですけど、もっとベストなプレーがあるということを意識してやっていかなければいけないなというのはあります。
あとはやり直す勇気だったり、やり直すタイミングであったり、前に差し込まないといけない場合だったり、そこの判断のところがまだまだ足りないというのが事実だと思います。
単純なパスミス、細かいことで言うと体重の比重がどっちにあるのかまで気にしないといけない。距離でパスのスピードを変えないといけないとも思いますし、多く言ったらキリがないんですけども、サッカー選手である以上はそういうところはできていてもやり続けないといけないと思っているので、まだまだそういうところはやっていきたいなと思います。
ただ、グループでの関係性はできてきていると思います。それをどう使うかどう良いものを生むかというのは、そういう判断にかかっていると思うので、難しさのなかでも良かったところはあったと思います。
ただ単純にフリーで3メートルのパスはずらしてほしくないなというのは正直ありますけど、そこはプロとしてもっと追求させないといけないと思います。

小菊昭雄監督 総括

14:00からのこの暑さの中、連戦の蓄積疲労もある選手もいた中で、大一番(ルヴァンカップ準決勝)のあと、メンタル的にも肉体的にも難しい状況ではあったのですが、痙攣する選手が続出した中で、最後まで勝利を目指して走り、戦ってくれたと思います。最後、勝ち切れなかったことは、これからACL出場権、ルヴァンカップのタイトルを獲得するために宿題を与えられたとポジティブに捉えて、全員で課題を共有して、自分たちの目標であるタイトル、ACL(出場権)をダブルで獲得できるように、全員で準備していきたいと思います。

小菊昭雄監督 質疑応答

前半から、ボールは握りながらも堅い展開になった中早いタイミングで選手交代をしたが交代の狙いについて。

先発で出た選手、プラスα途中で出た選手が、全員素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれたことをうれしく思います。ここからのラストスパート、明日からまた高い競争が生まれるなと、うれしく思っています。前半は、スカウティングした中で、堅い試合になると思っていました。向こうも負けられない中で、この暑さで、強度を高く守備してくることも想定して、われわれはボールをしっかり握りながらもカウンターには気をつけないといけないと。そういったゲームプランも想定内で進みました。連戦の疲れもある中で、早めにフレッシュな選手を入れて、後半は自分たちからゲームを動かしていく。そういった狙いはありました。

選手コメント

MF49阿部 浩之
阿部 浩之

(この勝点1をどう捉えているか?)
ラッキーというか最低限の結果ですけどポジティブに捉えて、ここから何ができるのかこの勝点1から3に自分たちがどう変わればできるのかというのを本当に感じないといけないですし、
今日の内容というのは自分たちの実力でしかないと思うので、そういうところはしっかりと受け止めて次に進めればと思います。

(マイボールがなかなか繋がらない印象があったが?)
前が遠いのか、後ろが遠いのかどっちも問題だとは思いますし、一人ひとりのスキルの問題でもあります。
チームのやり方ももちろんあると思いますけどそういうところで、繋がらなかっただけで終わるのはよくないと思いますし、やはり一人ひとりが何がいけなかったのかということをしっかりと振り返らないとまた同じ試合になってしまうと思う。
局面局面で各々が感じることをどれだけすり合わせることができるかだと思いますし、そういうところをしっかり明日からやっていければと思います。

(終了間際のフリーキックはどういうイメージで蹴ったのか?)
相手も選手が代わって、前のほうがチャンスがありそうだなと思っていて、速いボールを入れたら何か起きるかなと思って入れました。結果湘南の選手には合わなかったですけど、オウンゴールを誘えたことは良かったと思います。
ただそれを、何も言わなくてもチーム全員で共有できるか、どこが相手の弱みなのかというのをもっとみんなで判断しないといけないですし、僕もそれ以外の選択肢があったかもしれない。そういうところをお互いにすり合わせていけたらと思います。

(加入後初めてフル出場したが、フル出場した感触は?)
達成感はないですし、90分出た割にはボールをほとんど触っていないので。得点を取るというところで90分使ってくれたと思うので、そういうところに全く貢献できなかったしシュートも打てていない。
そういうところは自分ももう少し引き出しを増やしていかないといけないですし、どうやったら得点を取れるかというのは考えないといけないと思います。

(途中から町野選手が入ったが?)
マチ(町野選手)はサイズもあるので、前を向ける場面が少しずつ増えてきて、
チャンスらしいチャンスというか、僕はシュートを打てなかったですけど、マチに良いパスを供給できたりとかそういうところはチームとしてポジティブに捉えて、これを継続してやれたらと思います。
僕とマチだけじゃなくて3人目がをうまく使って絡んでいくことなどがチームとして必要かなと思います。

GK1谷 晃生
谷 晃生

前半も後半も相手がボールを握る展開が多い中で、守備はうまく最後のところでやらせなかったり、持たせているという感覚を持てる時間もありました。
そんなに決定機という決定機は作らせなかったと思います。守備においてはポジティブな要素がありましたけど、逆に攻撃のところでは奪ったボールを簡単にロスとしてしまったり、そういうところで自分たちのペースに持っていけなかったですし自分たちの決定機もなかなか作れなかった。勝つためにはまだまだ遠い試合だったかなと思います。

(今季3戦全敗だった相手だったが?)
負けていましたけど、リーグ戦は自分たちのミスで失点して、ルヴァンの時もセットプレーでやられたりという形だったので、流れの中で相手の思い通りの得点というのはそんなになかったと思います。今日は要所要所、出た課題をしっかり今日の試合の中で出せたのかなと思います。

(PKのシーンは読んでいたようだが?)
タイミングも合いましたしコースもよかったですけど、あとは弾き出すところだったと思います。

(代表活動を振り返って)
ワールドカップ直前の活動に呼んでもらう中、自分が一番大きな目標に掲げているワールドカップに向かう代表チームの一員として、大会に向かう準備だったり、選手が持ってる緊張感を目で見て肌で感じることができました。
僕自身は自分の成長とチームの勝利のために、また目標を達成するためにやっているので、チームでの活躍が評価されるものだと思っています。

FW18町野 修斗
町野 修斗

(1本目のシュートの場面を振り返って)
ワンタッチ目で打っても良かったんですけど、相手と完全に入れ替わっていたのでもうひとつボールを運んですぐというイメージだったんですけど、少し大きくなってしまった。あれは決めなければといけない場面でした。

(2本目のシュートは少し遠めだったが?)
あれは少し足元に入り過ぎてしまったので、全然ダメでした。シュートの前のタッチがどっちもよくなかったです。

(タイトなスケジュールのなかで、コンディションはどうだったのか?)
時差もありましたが、エクアドル戦は試合に出ていなかったので、帰国してすぐ走ったりしたのでコンディションは悪くなかったです。

(代表で得たものはあるか?)
やはり全然違いましたし、ありきたりなんですけど球際とかの質の部分で、ただ強いだけじゃなくて距離も寄せるのも速いですし、相手の大きいセンターバックのボールを持たれたら終わりだなという感覚もあったので、もっともっと全部ボールキープするくらいJリーグでやっていかないといけないと感じました。
守備のところでも2、3歩距離が違ったので、守備はもっとつめていかないといけないと思いました。
ただたくさんの収穫があったので、今後レベルアップできるんじゃないかなと思っています。

(森保監督からの言葉で残っていることはあるか?)
全員にですけど、見ているからということは言ってくれていたので、なかなか代表ではアピールしきれなかったのでJリーグでやるしかないと思っています。

MF28平岡 大陽
平岡 大陽

チームとして守備の時間が長くなったので相手が自分たちのプレスを想定してボールを回してきているなかで、なかなかうまくいかず守備で体力を使って、ボールを奪った後に前向きなサポートができなかった。
個人としても守備はやれていたと思うんですけど、攻撃ではほとんどボールに触っていないのでそれだと試合には勝てないなと思います。

(マイボールにしたときにセレッソのダイレクトプレスが速い印象だったが?)
奪う位置が後ろだったので相手もダイレクトプレスをかけやすいというか、湘南も押し込まれているから前に出て行きにくいというのは一つあったと思います。
だからこそ自分たちが前からプレスをはめてショートカウンターとかで相手を押し込んでからボールを回すとかができなかったので、個人として課題の残る試合かなと思います。

(今季勝てていなかったセレッソから勝点1は取ったが?)
客観的にいったらそうかもしれないですけど、相手に決定機をそこまで多く作られていないと思います。
去年もそうでしたけど、この勝点1というのがこの後に響いてきたりとか必ずあると思いますし、これをネガティブに受け取っても仕方がないと思うので、ポジティブに試合をしっかりと振り返って次に繋げていくしかないと思います。
残留争いしているなかで勝点1を取れたのは大きいことですけど、内容では課題はたくさんありますしそこは真摯に受け止めて次の試合に向けて一週間準備しようと思います。

(6月のセレッソとの連戦からメンバーが変わったなかで、対策などあったのか?)
相手が変わっても自分たちのやることは変わらないというのはいつも智さん(山口監督)も言っていますし、僕たちもそう思っているので相手が強くても自分たちのやりたいことができればいつもいい試合ができているので、一番大事なのはそこを出せるかどうかだと思います。