2022明治安田生命J1リーグ第29節 vs 清水エスパルス
9月10日(土) 18:03キックオフ @IAIスタジアム日本平
HOME 清水エスパルス | 湘南ベルマーレ AWAY |
1 | 1 | 前半 | 0 | 1 | ||
0 | 後半 | 1 | ||||
31 > 32 | 勝点 | 29 > 30 | ||||
12分 チアゴ サンタナ
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得点者 |
90+6分 ウェリントン
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選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 21 | 権田 修一 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 谷 晃生 | 1 | GK |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DF | 4 | 原 輝綺 | 0 | 1 | 岡本 拓也 | 6 | DF | |
DF | 2 | 立田 悠悟 | 0 | 1 | 大野 和成 | 8 | DF | |
DF | 50 | 鈴木 義宜 | 0 | 0 | 杉岡 大暉 | 2 | DF | |
DF | 29 | 山原 怜音 | 0 | 1 | 石原 広教 | 3 | MF | |
MF | 18 | 白崎 凌兵 | 0 | 3 | タリク | 11 | MF | |
MF | 8 | 松岡 大起 | 0 | 0 | 茨田 陽生 | 14 | MF | |
MF | 27 | ヤゴ ピカチュウ | 0 | 2 | 平岡 大陽 | 28 | MF | |
MF | 33 | 乾 貴士 | 0 | 0 | 中野 嘉大 | 44 | MF | |
FW | 10 | カルリーニョス ジュニオ | 1 | 1 | 町野 修斗 | 18 | FW | |
FW | 9 | チアゴ サンタナ | 1 | 2 | 阿部 浩之 | 49 | FW | |
GK | 1 | 大久保 択生 | – | SUB | – | 富居 大樹 | 23 | GK |
DF | 7 | 片山 瑛一 | 0 | 1 | 山本 脩斗 | 16 | DF | |
MF | 3 | ホナウド | 0 | – | 畑 大雅 | 26 | DF | |
MF | 11 | 中山 克広 | 1 | 1 | 山田 直輝 | 10 | MF | |
FW | 23 | 鈴木 唯人 | – | 1 | 池田 昌生 | 27 | MF | |
FW | 32 | ベンジャミン コロリ | 0 | 1 | ウェリントン | 9 | FW | |
FW | 45 | 北川 航也 | – | 0 | 瀬川 祐輔 | 13 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
◆54分 4 原 輝綺■
◆試合終了後 33 乾 貴士■
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3 | シュート | 15 |
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16 | ゴールキック | 5 | ||
0 | コーナーキック | 9 | ||
16 | 直接フリーキック | 14 | ||
1 | 間接フリーキック | 2 | ||
1 | オフサイド | 2 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
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~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
◆66分
33 乾 貴士 → 3 ホナウド 10 カルリーニョス ジュニオ → 11 中山 克広 ◆76分
29 山原 怜音 → 7 片山 瑛一 9 チアゴ サンタナ → 32 ベンジャミン コロリ |
◆56分
8 大野 和成 → 16 山本 脩斗 49 阿部 浩之 → 13 瀬川 祐輔 ◆72分
11 タリク → 10 山田 直輝 28 平岡 大陽 → 27 池田 昌生 ◆83分
18 町野 修斗 → 9 ウェリントン |
入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
---|---|---|---|---|---|
17,751人 | 晴、無風 | 27.5°C | 50% | 全面良芝 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 |
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永田 亨 | 松尾 一 | 山内 宏志 | 桜井 大介 |
第4の審判員 | VAR | AVAR | 記録員 |
長谷川 雅 | 荒木 友輔 | 八木 あかね | 石原 和真 |
監督コメント
山口監督 総括
前半の立ち上がりは少し相手のプレッシャーを受けてしまったりビビったりして、自分たちの本来の姿が見えるところが少なかったんですけれど、前半の途中からハーフタイムを挟んで選手が非常に相手を見ながらサッカーをしてくれたなと思います。
前節、不甲斐ないというか自分たちから試合を壊したところがあるなかで、この中2日でよくリバウンドメンタリティを見せてくれたなと思います。
きれいではなかったかもしれないですけど相手のコートでサッカーをするというところに対して、本当に選手がよく整理したなかでやってくれたなと思います。
そのなかで取ってほしい選手が得点を取ってくれたのが本当に最後勝てなかったですけどよく追いついてくれましたし、やることが少し報われたかなという試合になりました。
山口監督 質疑応答
後半は出足も早く終始圧倒していたと思うが、具体的な指示があった訳ではなく気持ちの持ちようだったのか?
指示はしました。前半は整理して試合に入るんですけど相手の立ち位置や距離感であったり、自分たちの距離感というところで迷いというのが生じるというのは自分自身も思いますし、そんななかで選手には外から伝えながら、選手を介していつもやっていることに変わりないというところを伝えながらできたなかで、選手がよく反応してくれたというのはあると思います。
それは常日頃から選手が向き合ってやってくれている部分があるからこそだと思いますけど、僕の力とかそういうことではなくて、少し働きかけすると選手は反応できたという状況だと思います。
勝てなかったが追いつけた。リーグ戦の終盤戦での勝点1は大きいと思うが?
本当はもっと喜びたいんですけれどやはり状況が状況ですし、アウェイの地で勝点1は悪くないと捉える部分と、今日の内容からしたら逆転できるチャンスもあったと思うので、大きな課題と両方を持って帰りたいなと思います。
結果というのは相手がいることなので勝てる時もあれば負ける時もありますし、お互いに勝ちを目指すなかであると思うんですけれど、そこに対して今日の選手のチームとしてのパフォーマンスの準備というのは良かったと思いますし、少なからずそういうところが影響して勝点を持って帰れると思います。
同点ゴールのウェリントン選手は今シーズン決して思い通りにいっているシーズンではないと思うが、彼の日頃の取り組みと結果を出したことについては?
それは今までやっていることは嘘はつかないということだと思いますし、彼自身本当に落ち込むときも見ていてありました。
チームの力になってほしいという思いを伝えながら、プレーをしてもらいながら彼自身が表現することで今日のメンバーにも入りましたし、とにかく本人は得点が取りたい、でも本当に我慢するところはしてくれて、外国籍ですけれども日本人の魂を持った選手だと思います。
常日頃からメンタル的な浮き沈みはあるにせよ、サッカーに取り組む真摯なところというのはこういうところで得点を取れるの大きな要因だと思います。
彼も言っていましたけれども、彼だけの得点ではないというところが大きかったとも思います。
ゼ リカルド監督 総括
今日は今まで積み重ねてきた内容より出来が低いものになりました。湘南に90分を通して苦しめられた試合になってしまいました。最後の最後で失点してしまったことについては悔しいですが、現実として受け止めなければいけないし、湘南に作られたチャンスの数を考えると、この結果を受け止めて我々は次につなげなければいけないと思います。
ゼ リカルド監督 質疑応答
交代選手を使っても良い方向に行かなかった理由は?
確かに、我々の積み重ねてきた良いところを見せることは少なかったと思います。選手のせいにはしませんが、チームとして残念なパフォーマンスになってしまいました。しかし、この現実を受け止めて、次の試合に向かっていかなければいけません。また成長を続けたいです。
前節は鈴木唯人選手が途中から出場して良いパフォーマンスを見せていたと思うが、今節使わなかった理由は?
唯人は成長を続けている選手で、彼の能力は疑っていません。ですが、今日は試合の流れの中で戦術的な変更もあったので、彼の本来得意とするFWの後ろでサポートするトップ下のポジション、彼の持っているキャラクターが出しにくい展開になりました。その面で彼の能力はもちろん疑っていませんが、彼を使いにくい試合になってしまいました。
選手コメント
FW9ウェリントン
チーム全体がいい形で攻めていたと思います。もっと早い段階でゴールを決めるチャンスもあったのですがそれを決められなかったのは残念です。でも最後に追いつくことができて嬉しいです。
(茨田選手からのボールだったが?)
バラのキックの特徴はよく分かっているので、必ずいいボールを上げてくれると信じていました。蹴る前の段階ではファーで遠い位置にいたのですが、バラが蹴る瞬間にもう少し前のほうに走って相手が触ることができなくて自分がその後ろを狙って触ることができていい形でゴールを決めることができました。
(今季なかなか思うような結果を出せていないと思うがこの得点をどう思うか?)
どの選手もできるだけ多くの試合に出たいという気持ちを持っていて自分も変わらないんですけど、でも自分よりも一番大事なのはチームだと思います。チームが勝つことが一番大事だと思っています。なかなかこの2年間、苦しい思いをしている状況が続いてしまっていますが、今年は苦しい状況ではない形で終わらせたいと思っています。
MF14茨田 陽生
(ナイスアシストだったが?)
そうですね。最後までみんなが諦めていなかったからこそチャンスが来ましたし、しっかり結果に繋がって勝点1でしたけどなんとか拾えたという感じですね。
(あの時はどんな景色が見えていたのか?)
ウェリ(ウェリントン選手)が入ってきていたので、コーナーも含めてウェリ中心に狙って蹴っていました。
優しいボールを意識して、ウェリはヘディングで叩けるので、ウェリの近くにボールが蹴れたらなと思っていました。
(前半は自分たちのリズムがなかなか作れなかった印象だがどう感じていたか?)
ボールを持つ時間が長かったですけれど、うまく回せていないし持たされているというのが正しいかはわかりませんが、なんとなく持っていて意図的にボールを持てていないなというのは少し感じていました。
どこに穴を開けて、どこにスペースを作って攻めていこうというのがなかなかチーム全体で噛み合わず、相手の守備もスライドが早く間をしめられて、どこを攻めればいいかなという少し詰まっている感じはありました。
DF2杉岡 大暉
相手が構えていたので最近であればあまりなかったというか、そこまではっきりと構えられる展開はなかったので、そういう相手に対して逆にいつもよりもフリーでボールを持って、誘われているような感じがすごくしていました。
なかなかうまくいかなかったというか、少し後ろがバタついてしまってそのなかで失点をしてしまいましたけど、1点なら大丈夫というかそこで崩れて今まで後悔してきたので、その空気はちゃんとありましたしみんなで声を掛けあって徐々にチャンスも作れるようになりました。
ほぼ湘南の試合になったと思うので、最後追いつけたのは良かったですけど欲を言えばもっと得点を取れたと思うし、勝てる試合だったかなと思います。
(ポストに嫌われたり押し込んでいるがツイていないところあったがどのように感じていたか?)
本当に慌てずというか、川崎戦で追いついて最後に得点を取れましたけど必ず得点を取れると信じてやるしかなかったし、後ろは拓也くん(岡本選手)とも話しをして絶対に2点目はないと徹底していましたし、
そこのリスク管理はしっかりして1点に抑えられたからこその勝点1かなと思います。
(ピンチらしいピンチはなかったと思うが?)
結果的に失点した場面だけで、だからこそもっと得点を取ることにフォーカスをしてやっていきたいと思います。
MF44中野 嘉大
(勝点1をどう捉えているか?)
最初に失点をして、もちろん勝ちたかったですけど、なかなか難しい試合でした。
相手も早い時間から5バックにしてかなり後ろ重心だったので難しかった。正直勝たないといけない試合ですけどウェリ(ウェリントン選手)のおかげで次に繋がる試合にはなったと思うので、切り替えて次絶対に勝てるようにしたいなと思います
(後半押せ押せのムードになったが、どういうところを修正して後半に臨んだのか?)
プレスのところを多少整理したのと、攻撃に関してはブレずにやっていこうという話はしていました。悪い形ではなかったので、一つひとつ後ろから繋いでいこうというのはチームで共有して、そのなかで最初の段階でプレスでボールを取れるところがあったので、前の選手のそういうプレッシングによって勢いに乗れたところはあると思います。
早い段階で得点を決めたかったというのはありますけど。
(ポストに嫌われたりこれだけ攻めてなかなか得点が入らず、どう感じてプレーしていたのか?)
やり続けるしかなかったので、マリノス戦ではあまりできなかったですが自分たちがまずはやり続けるということ、結果はついてくると信じてやり続けるというのをみんなで声を掛けあいながら前向きにやっていました。
それが本当に最後ウェリのゴールで報われたところは良かったです。
(中野選手自身も先発が続いているが、自身のパフォーマンスは?)
今日は正直全然ボール受けられなかった印象があってなかなか仕掛ける場面を作れなかったし、相手が5バックにしてからは相手がだいぶ早いタイミングで寄せにきていたので、なかなか作るほうはできなかった。
裏を1、2回狙っていましたけど、本当にそれしかなくてそこで仕留めないといけなかった状況だった。ボールを受ける前に駆け引きをして、個人で外せるところは外していかないといけないし、ドリブルできる場面は1、2回あったのでそこで存在感を出して、もっとボールを呼び込めるようにしたいと思います。
DF3石原 広教
入りで失点してしまって、相手のチャンスはあれだけだったのでもう少し早い時間帯に1点取れていれば、勝ちに持っていける試合だったかなと思うんですけど、最後に引き分けに持ち込めたというのはチームとしてもすごく前向きになれる出来事だったと思います。
相手の攻撃についてはそんなに怖さはなかった。左サイドのほうは相手は人数をかけていましたけど僕のサイドのほうはそんなに守備をすることもなかったですが、プレスをかけるタイミングなどは考えていました。後半一度サイドバックにプレスをかけてボールを奪ってチャンスまでいったシーンがありましたが、そういうところもうまくやれていたと思います。
奪った後、みんな慌てないでボールを持って何度も攻めていて、そういうジャブが効いて最後の得点に繋がったと思います。でも欲を言えば勝ちたい試合でした。
(攻め続けて決まらないという時間が長かったが?)
我慢でした。とにかくやり続けようという感じでした。
ウェリはおそらくゴールをとれていないということに責任を感じていたと思うし、みんなああやってウェリが点を取ってくれたことを喜んでいると思います。今日のウェリのゴールによってチームの士気が上がって、ウェリも元気になって、すごく上向きになる試合内容だったと思います。
前節酷い負け方をしてしまったので、その悪い流れを続けることなく断ち切ることができたことはすごくよかったと思います。
ハーフタイムコメント
山口監督ハーフタイムコメント
・もっといいポジションをとる
・立ち上がりからやることは同じ
・まだ1点、慌てることはない。自信を持ってやり続けよう