MATCH試合結果

2021JリーグYBCルヴァンカップ Cグループ 第4節 vs 浦和レッズ

4月28日(水) 18:03キックオフ @埼玉スタジアム2002

HOME  浦和レッズ 湘南ベルマーレ  AWAY
浦和レッズ 0 0 前半 0 0 湘南ベルマーレ
0 後半 0
4 > 5 勝点 5 > 6
得点者
選手 シュート シュート 選手
GK 12 鈴木 彩艶 0 STARTING
LINEUP
0 富居 大樹 23 GK
DF 3 宇賀神 友弥 0 0 山本 脩斗 16 DF
DF 34 藤原 優大 0 0 大岩 一貴 22 DF
DF 22 阿部 勇樹 0 0 田中 聡 32 DF
DF 36 福島 竜弥 0 1 池田 昌生 27 MF
MF 11 田中 達也 0 0 茨田 陽生 14 MF
MF 19 金子 大毅 0 2 オリベイラ 40 MF
MF 17 伊藤 敦樹 0 1 平岡 大陽 28 MF
MF 24 汰木 康也 1 0 毛利 駿也 19 MF
FW 13 伊藤 涼太郎 0 1 根本 凌 37 FW
FW 14 杉本 健勇 0 3 梅崎 司 7 FW
GK 25 塩田 仁史 SUB 立川 小太郎 31 GK
DF 4 岩波 拓也 0 0 大野 和成 8 DF
MF 15 明本 考浩 0 3 古林 将太 5 MF
MF 18 小泉 佳穂 平松 昇 18 MF
MF 29 柴戸 海 0 0 三幸 秀稔 29 MF
MF 41 関根 貴大 1 0 原 直生 35 MF
FW 30 興梠 慎三 1 0 ウェリントン 9 FW
警告・退場 スタッツ 警告・退場
3 シュート 11
◆83分 ウェリントン
8 ゴールキック 4
3 コーナーキック 6
12 直接フリーキック 9
1 間接フリーキック 0
1 オフサイド 0
0 PK 0
得点経過
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート
選手交代
◆46分
11 田中 達也 → 41 関根 貴大
17 伊藤 敦樹 → 29 柴戸 海
◆58分
22 阿部 勇樹 → 4 岩波 拓也
◆71分
13 伊藤 涼太郎 → 30 興梠 慎三
36 福島 竜弥 → 15 明本 考浩
◆46分
37 根本 凌 → 5 古林 将太
◆66分
28 平岡 大陽 → 9 ウェリントン
7 梅崎 司 → 35 原 直生
◆87分
32 田中 聡 → 8 大野 和成
14 茨田 陽生 → 29 三幸 秀稔
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
4,231人 晴、中風 20.3°C 59% 全面良芝 90分
コミッショナー 主審 副審 副審 第4の審判員 記録員
高橋 信光 谷本 涼 大川 直也 堀越 雅弘 辛島 宗烈 大塚 重徳

監督コメント

浮嶋監督 総括
浮嶋監督

浦和のパスワークをどういう風に我々が良い圧力をかけてボールを奪うか、これはゲームの中での一番大きなテーマだったんじゃないかなと思います。
それをゲーム全般を通して、出た選手が非常に素晴らしいプレスを見せてくれたと思います。
奪ったボールからカウンターで、それからサイド攻撃でゴール前でたくさんチャンス作ったと思うんですけど、残念ながらサッカーは最後の質のところを決めないと勝点3は来ないので、そういう意味では勝点3を逃したと言っていいゲームだったんじゃないかなと思います。

浮嶋監督 質疑応答

-4月負けなしで終わったが?

負けなしは悪くない結果だと思いますけど、やっぱり今日みたいなゲームは特に勝たなければいけないと思います。
そういう部分で言うと負けなしで喜ぶのではなくて、あと一歩得点を取って勝つというところもしたかったと思うので、それを次以降の課題として持っていきたいなと思います。

-ウェリントン選手がこの前よりも長い時間出場したが?

やはり3か月、4か月ゲームをやっていなかったので、コンディションの部分はありますが、少しずつフィットしてくるんじゃないかなと思います。
この間のゲームより今日は長くよく動いたんじゃないかなと思うので、そういう意味では次に期待したいと思います。

-ここまでルヴァンカップ負けなしで勝点6となっているが、チーム全体として戦術が根付いていると感じるが。

そうですね。キャンプからやってきたことをリーグだけではなくて、このルヴァンを通して、少し若い選手、立ち位置的にもう一息という選手が今日すごくいいゲームをしてくれたと思うので、リーグに向けて本当に弾みになるような内容だったと思います。そこのところはすごく今日出た選手はすごく良かったと思います。

リカルド ロドリゲス監督 総括

前半は相手のペースで、我々のロストから相手のチャンスを自陣で作られてという形でした。逆にこちらはチャンスを作れず、前半が終わりました。
後半は前半よりも落ち着いたところが出てきて、チャンスも少し作れる時間帯が増えてきたのかなと思います。興梠のボレーシュートなども出ましたが、湘南もすごく堅い相手で守備ができるチームなので、それを打ち破る、ハッキリした決定的なチャンスを作れませんでした。グループステージ首位に立つために勝点3が欲しかった試合でしたが、内容を振り返ってみると勝点1は妥当だったと思います。

リカルド ロドリゲス監督 質疑応答

-後半は相手のチャンスも減って自分たちのチャンスもできた。ハーフタイムにはどのような修正をしたのか?

どちらかというと、試合前からのプランをしっかりやるような修正をしました。ビルドアップのところでも、崩しの人が受けるタイミングが適切ではない、早過ぎたり遅過ぎたりというタイミングだったので修正しました。

-パスが通らなかったときは出し手だけでなく受け手も大事だと思うが、この試合ではどうだったか。

仰るとおり受け手も大事で、その瞬間表れるスペースをいかに有効活用できるかは大事なことです。ただ、今日は単純にパスがズレてしまっているところもあったので、両方が大事だと思います。

選手コメント

MF14茨田 陽生
茨田 陽生

前からプレスかける守備で圧倒したいというのはチームのスタイルとしてあるので、それをできるだけ表現したいなという気持ちで今日の試合に挑みました。

(良い守備から決定機を作ったりと攻撃の貢献もあったと思うが)
今日は全員が前から行く守備に対して積極的に連動して繋がってくれたので、浦和が苦しい時間が多かったんじゃないかなと思います。
前半の立ち上がりで良いチャンス、良い形でボールを取ってシュートシーンまでというところが何回もあったので、そういうところを決めきらないといけないなと思います。

(負けない試合は続いているが、逆に言うと勝てていない中でどこを改善していくべきか?)

今日に関しては、決定機の時にしっかりとまずは枠に飛ばすということが大事なんじゃないかなと思います。
そうすることによって今日はシュートを11本打てているので、チャンスも作れていることを考えると、やっぱりシュートを枠内に飛ばして、できるだけゴールに入るイメージをもっともっとみんながやっていかなきゃいけないんじゃないかなと思います。

(特に前半は浦和のボールの持ち方が湘南から見ると誰が誰を捕まえるのかがはっきりしていてやっていてやりやすかったと思うが、後半相手が立ち位置を変えてきたがどう対応しようとしたのか?)

前半は全員行けていたのできれいにハマっていたかなと思いますけど、後半は行く強度が少し弱くなって、間が少しずつ空いてきてしまった。相手に優位な縦パスだったりとか裏のパスを入れられてしまった。
僕自身はやっぱり行くところと行かないところをもっとはっきりしてやっていかなければ、90分間全部行くというのは難しいので、そこをチーム全体でコミュニケーションを取ってやらなければいけないなと思いました。

(向こうのボランチが前半は1枚で後半は2枚になった。湘南がズレながらやるようになりハマり切らなかったのか?)

ボランチ2枚並んできて、フォワードがボランチにつくのか、前に出るのかというところでなかなかスイッチが入らなかったというのは多分そこだと思います。
やっぱり後ろ3枚のオリベイラと自分と大陽(平岡選手)の3人でもっと声を掛けて、出るところとコース切りながら、出すところと、行かないところというのをはっきりすれば良かったかなと思います。

DF16山本 脩斗
山本 脩斗

チームとしてサイドのところでやっていこうという話はしていて、いい形でハマっている部分もありました。最後のほうが相手の圧力が強くなって押される場面もありましたけど、切らさずに最後のところでやらせないということができていたので、守備のところはよかったと思います。

(右サイドでいい連動だったと思うが?)
昌生(池田選手)のところとその前のバラ(茨田選手)のところで声を掛け合いながらうまく守備できていたと思います。
試合前からこうなった時はこうしようみたいな話はしていたので、それをうまく近い選手たちと話しながら、常に声を掛けながらやれていたので、そこはよかったと思います。

(いい守備からいい攻撃も生まれていたが?)
攻撃でも1本、今までなかなか出せなかった上がっていくシーンもあったので、そういうのももっともっと増やしていければチャンスも生まれていくと思います。あとはチーム全体でフィニッシュのところの精度を高めていければ。やはりああやって前半押し込んだ時に1点取れているとだいぶ違うと思いますし、そういう部分は全員で高めていければと思います。
今日のようなゲームであればやはり勝たなければいけないし、勝てる試合だったと思うので、そういうところで勝点3を取れるようにまた練習していきたいと思います。

DF19毛利 駿也
毛利 駿也

立ち上がりの15分で決め切りたかった。あまり相手に形を作らせていなかったので、全体としては整理されていてやられる気はしなかった。
自分たちが保持しているところから、最後崩し切るところ、最後の精度というのは去年からの課題だと思うので、そこは足りなかったかなと思います。勝てた試合だったと思います。

前線の選手がしっかり理解して出し惜しみせずに動いてくれているので、後ろの選手がそれにしっかりついていけていた。声を掛け合いながら全体で連動してできていたかなと思います。
いい守備からいい攻撃に繋げるというのはベルマーレのいいところだと思うので、ボールを奪って後ろからどんどん出て行くというような、その回数を増やしていくこと。あとは最後の部分は練習するしかないと思うので、精度を上げていきたいと思います。

(後半相手はメンバーを替えてきたが?)
個人的には田中選手が前半で代わったので嬉しかったというか、それは最初から決まっていたのかもしれないですけど、あまり仕事をさせないで交代になったのでそこは嬉しかったです。

個人的には最近試合に多く絡めているので「大変だな」とか言われることもあるんですけど、幸せです。こうやって試合がたくさんできるというのは嬉しいことですし今日もめちゃくちゃ楽しかった。そういう気持ちを忘れずにやっていきたいと思います。
勝ててないということはありますけど、チームとして成長していると思います。勝ち切るためには最後の精度なので、それは戦術ではなく個人なので、本当にみんなが練習するしかないと思っています。僕自身ももっとクロスの精度を磨かなければいけないと思っています。

FW27池田 昌生
池田 昌生

90分戦い終わって一番感じることは、前半で仕留めればゲームは決まっていたと思いますし、決めきる力というのがうちにはなかったなと思いました。

(チャンスを作る側としては、少しもどかしい感じか)
決めてほしい気持ちはありますけど、さらに自分がもっとチャンスを作ることが出来ればよりゴールに近づくチャンスも増えると思います。さらに増やしていければいいかなと思います。

(ルヴァンカップ浦和との初戦と今回の戦いを比べて、自分たちの進歩を感じるか)
僕個人で言うと、第1戦は後ろのセンターバックで出場して、今日はウイングバックで出たんですけど、相手の嫌なことをやること、背後へ出るところだったり運動量のところ、チャンスメイクするところというのは意識していました。
そういったところを出せたので自分の良さが出せたかなと思いました。

(池田選手自身、リーグ戦へと繋がりそうか)
前節のリーグ戦はバックアップメンバーだったので、今日はその悔しさをぶつけてやろうと思っていました。
やっぱり監督に信頼してもらわないとリーグ戦で試合に出れないというのは分かっているので、信頼は自分で掴み取るしかないと思っています。今日はそのつもりでピッチに立ちました。

(ディフェンス面で連動して浦和を抑えていたが、その手応えは)
バラくん(茨田選手)も言っていたと思うんですけど、僕とバラくんと脩斗さん(山本選手)でうまくコミュニケーション取りながら相手の左サイドを抑えることができたなと思います。

(ボールを奪ってから出ていくというところで、運動量が多かったがスタミナ配分を考えていたのか)
いつも考えていることは守備の時に攻撃のことを考えていて、逆に攻撃している時に守備の事を考えています。
押し込まれる時間帯に、攻撃になった時にどのくらいパワーを出せるかということは考えながらやっています。
パワーの使いどころというのは、今日は非常に良かったと思いました。

(これから信頼を勝ち取っていくと言っていたが、今日のプレーでアピールできたのでは)
リーグ戦に絡んでいましたけど、リーグ戦出場というのは第3節の鹿島戦以降していなくて。
ルヴァンではフル出場を続けている中で練習でも自分自身良いプレーは続けているとは思います。
リーグ戦のメンバーに入っていくためにはより信頼を掴み取らないといけないと思っています。
今日のプレーが良かったかは別として、続けることが大事なことかなと思います。