2021JリーグYBCルヴァンカップ Cグループ 第2節 vs 横浜FC
3月27日(土) 15:03キックオフ @レモンガススタジアム平塚
HOME 湘南ベルマーレ | 横浜FC AWAY |
1 | 0 | 前半 | 0 | 0 | ||
1 | 後半 | 0 | ||||
1 > 4 | 勝点 | 3 > 3 | ||||
47分 根本 凌
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得点者 |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 23 | 富居 大樹 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 六反 勇治 | 44 | GK |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DF | 22 | 大岩 一貴 | 0 | 0 | 岩武 克弥 | 22 | DF | |
DF | 8 | 大野 和成 | 0 | 0 | 田代 真一 | 5 | DF | |
DF | 16 | 山本 脩斗 | 2 | 1 | 韓 浩康 | 26 | DF | |
MF | 27 | 池田 昌生 | 0 | 1 | 袴田 裕太郎 | 3 | DF | |
MF | 14 | 茨田 陽生 | 0 | 1 | ジャーメイン 良 | 14 | MF | |
MF | 40 | オリベイラ | 0 | 0 | 安永 玲央 | 15 | MF | |
MF | 18 | 平松 昇 | 1 | 2 | 手塚 康平 | 30 | MF | |
MF | 5 | 古林 将太 | 0 | 0 | 小川 慶治朗 | 13 | MF | |
FW | 13 | 石原 直樹 | 0 | 2 | 渡邉 千真 | 39 | FW | |
FW | 37 | 根本 凌 | 2 | 1 | 齋藤 功佑 | 8 | FW | |
GK | 31 | 立川 小太郎 | – | SUB | – | 南 雄太 | 18 | GK |
DF | 4 | 舘 幸希 | 0 | 0 | 前嶋 洋太 | 23 | DF | |
DF | 19 | 毛利 駿也 | 0 | 0 | 瀬古 樹 | 6 | MF | |
MF | 28 | 平岡 大陽 | 0 | 0 | 松浦 拓弥 | 7 | MF | |
MF | 32 | 田中 聡 | 0 | 0 | 松尾 佑介 | 37 | MF | |
MF | 35 | 原 直生 | 0 | – | 三浦 知良 | 11 | FW | |
FW | 33 | 町野 修斗 | – | 0 | 伊藤 翔 | 16 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
◆90+4分 毛利 駿也■
|
5 | シュート | 8 |
◆4分 齋藤 功佑■
|
7 | ゴールキック | 12 | ||
4 | コーナーキック | 6 | ||
9 | 直接フリーキック | 16 | ||
2 | 間接フリーキック | 1 | ||
2 | オフサイド | 1 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
|
~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
◆69分
37 根本 凌 → 35 原 直生 40 オリベイラ → 4 舘 幸希 ◆75分
18 平松 昇 → 32 田中 聡 ◆83分
14 茨田 陽生 → 28 平岡 大陽 16 山本 脩斗 → 19 毛利 駿也 |
◆61分
13 小川 慶治朗 → 37 松尾 佑介 ◆80分
14 ジャーメイン 良 → 7 松浦 拓弥 22 岩武 克弥 → 23 前嶋 洋太 39 渡邉 千真 → 16 伊藤 翔 ◆87分
15 安永 玲央 → 6 瀬古 樹 |
入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
---|---|---|---|---|---|
4,865人 | 晴、弱風 | 16.8°C | 49% | 全面良芝 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
中原 美智雄 | 山岡 良介 | 五十嵐 泰之 | イ サンギ | 秋澤 昌治 | 岩崎 洋 |
監督コメント
浮嶋監督 総括
休日のゲームで非常に多くのサポーターに来ていただいて本当に後押しになりましたし、勇気づけられました。
そういう中で前半、風下ということもあったと思いますが、相手のボールの動かし方にうまくついていけず、消極的な守備に終始してしまった前半でした。ハーフタイムにボールの奪い方、プレスのかけ方、そこに対する姿勢、そういったところを後半は見せてほしいということで送り出して、後半はボールの奪い方が変わったことが全てだったと思います。
結果、ああいった運がいいような形でしたけど、実際には運を呼び込んだ我々の守備から生まれたゴールだったと思います。
浮嶋監督 質疑応答
-後半ピッチに入る根本選手に話しかけていたようだが?
特別指定で来ていて、Jリーグの舞台の公式戦に出ることはそんなになく先発で出る機会もなかったので、緊張していたところもあったと思うので、少し肩の力を下ろすところと、行くところと行かないところをはっきりさせるような声掛けをしました。
-横浜FC特有のGKからボールを繋いでいく形があるがそこも狙ったほうがいいという話もしたのか?
それは根本だけじゃなくて、全体的に下げたボールに対しての追い込み、プレスというのはできていなかったので、根本、石原直は後半は非常によくやってくれたと思いますし、そういうところから生まれたゴールだったと思います。
やっぱりプレッシャーをかけていないと、相手があそこで転んだとしてもその場にいないので、そういう意味ではああやって行くことは大事だなと感じます。
-リーグ戦に出ていないメンバーも多く出場したが評価は?
前半は非常に消極的というか、大事にしたというか、攻めの気持ちがないプレーが多かったので、個々の評価があまりできない前半だったと思います。
後半は我々らしい姿勢を見せてくれたと思うので、何人かはリーグ戦で出場する機会を得る選手もいると思うので、後半に関しては収穫があったと思います。
下平隆宏監督 総括
今日は久しぶりにサポーターの方にも応援に駆けつけてもらいましたが、残念ながら悔しい結果となりました。
ただ、今週1週間取り組んできたものはしっかり出せたと思いますし、失点に関しては仕方がないというか、流れが悪いときのチームにはこういうことが起きるのかなという不運なものでした。
それ以外は守備ではほとんど湘南さんに決定機を作らせませんでしたし、自分たちの狙いの攻撃の形も何度かできた。それを結果にしっかりつなげていけるように、また1週間空くのでリーグ戦に向けてしっかり準備していきたいと思います。
下平隆宏監督 質疑応答
-攻撃でなかなか決定機を作れなかったが?
単純に2トップを1トップに変えて攻撃の枚数が減っていますので、そこはビルドアップの安定とリスク管理を考えての配置です。もちろん決定機を多く作りたいが、まだ1週間、ここからサイドのコンビネーションをもっと多くして決定機を作っていきたい。
-韓浩康選手は横浜FC移籍後初スタメンだったが評価を。
まずは彼の守備力。体も強いですし、高さもあるので、そこに期待していました。課題のビルドアップも今日はほとんどノーミスでプレーしてくれた。J1デビュー戦にしては満点だったと思います。
-内容に手ごたえがある一方、敗戦という結果を受けて選手にどんな話をしたのか?
1失点は不運というか、GKの六反を責められるようなものではない。ゲームの内容は我々が今週やろうとしたことを本当によくやってくれた。悲観することではないと選手には伝えました。
選手コメント
MF5古林 将太
(試合を振り返って)
前半は守備にまわる時間というか自分たちが前に行けない時間が多くて、そこでリズムが作れない状況でした。
後半は切り替えて攻撃に転じると、攻撃のための守備をして、そういう面でいい守り方からボールを奪うこともできたし、後半に繋がる戦い方を前半に学んだので、後半はしっかりできたかなと思います。
(様々なポジションで試合に出ているが意識していることは?)
与えられたポジションで活躍をするということがプロとして当たり前のことだしやらなければいけないことだと思っています。
もちろん難しさはありますけど、そこは気持ちの面を整理してやっています。
今日は左サイドでスタートでしたが、前回も前々回も課題であった攻撃のときに、もう少しクロスだけじゃなくてドリブルや選択肢を増やすことを意識していました。
ただなかなか前半は攻撃がなかったですけど、後半少し良くなってそういう場面があったので、少しは出せたのかなと思います。
(次に向けて)
このあとも連戦が続きますし、1試合1試合勝ちを積み上げて、しっかり勝てるようにコンディションもそうですけど、チームとしてしっかりと積み上げていきたいと思います。
FW37根本 凌
ゴールを決められたことは素直に嬉しかったですし、個人として課題が多く残った試合だったと思います。そういう意味ではゴールを決めたということは喜べますが、課題の部分に対してはもっともっと突き詰めていかなければいけないと思っています。
(初先発で緊張もしたのでは?)
スタートで出ることは初めてで緊張はしていましたが、それよりもやってやろうという気持ちが大きかったので、そこはプレーに出せたかなと思います。
(課題とは具体的には?)
後ろの選手がボールをまわしている時に、前線でダイナミックなアクションを取るということが少なかった。それがうまく攻撃に繋がらなかったり、前半のシュート数が少なかった要因だと思います。そういうFWとしてアクションを起こすことが課題です。あとは相手に身体を当てて、難しいボールでも収めて前向きな選手を使っていくという自分の特長をなかなか出せなかったので、そういうところが課題だと思っています。
嬉しい部分もありますが、仕事がなかなかできなかったことが悔しいなと思っています。
(デビューから成長していると感じることは?)
守備で相手に対して迫力をもってプレスをかけるというところは毎日の練習でも多く言われていますし、そういうところや身体の使い方などはデビュー当時よりは少しは成長したのかなと思います。
(地元のクラブでプレーしていることについては?)
初めて見に行った試合がこのスタジアムのベルマーレの試合でした。小学3年生の時に両親と一緒に見に来たんですけど、本当にピッチに立つということは憧れでしたし、自分が立っているということは多くの方々の支えがあってのことだと思うので、そういう自分を育ててくださった方への感謝の気持ちを忘れずにプレーしたいと思います。そして、今年からどんどんチャンスを掴みにいきたいと思っています。
(両親も見に来ていたのか?またどんなことを伝えたいか?)
両親も見に来ていました。いまは実家に住ませてもらっているので、まずは得点を取れたことは今日帰って両親と一緒に話したいと思います。伝えたいことは「ありがとう」ということが全てです。
今後、J1の舞台でFWとしてもっともっと存在感を発揮して得点にこだわるということを突き詰めて、貪欲に日々努力していきたいと思います。
FW27池田 昌生
前半から僕のサイドもそうですし、左サイドの古林選手もうまく相手の選手にピン止めをされていたなという印象があります。
でもアグレッシブに守備はしないといけないですし、その対応で前半は守備にパワーを使うことが多くなりました。
後半はより攻撃にパワーを使おうという思いで入りました。
僕だけではなく全員が後半アグレッシブに戦うぞという気持ちが、ネモ(根本選手)のゴールに繋がったんじゃないかなと思います。
(前回出場した鹿島戦から今日どんな思いで試合を迎えたのか)
ルヴァンカップ(浦和戦)で湘南でのデビューをさせてもらって、ポジションは後ろでしたけど、いいイメージでデビューできたなかで、鹿島戦でウイングバックで出たときに、本当に何もできなくて、個人でもそうですしチームとしても何もできなくて45分で交代となってしまった。
やっぱり悔しい思いがあったし、その後のバックアップの練習でも常に100%でやってきました。
ただネガティブには思っていなくて、ピッチに立ったら自信を持って自分やれるぞというのは、自分に言い聞かせながらプレーしていました。
(普段の練習から常に前向きな姿勢でプレーしていると思うが)
実際のところ、やはりバックアップメンバーになって、居残りのトレーニングというのは、どうしてもネガティブな気持ちが出てくるんですけど、でもそんな気持ちは全然意味が無いということは、今までのサッカー人生での経験上分かっていました。日頃の練習を100%以上やらないとこのピッチではいいプレーはできないというのも分かっています。
だからブレることなく、本当に日頃の練習から100%でやることが試合に繋がりますし、継続することが一番難しいですけどそれができたらいいなと思っています。
(これからまだまだ試合は続くが、これからに向けて)
今日の試合でもそうですし、ルヴァンや日頃の練習から常にアピールし続けて、リーグ戦でまたチャンスがもらえるように頑張っていきたいと思います。
GK23富居 大樹
勝利をするということが一番重要だと思っていたので、勝てたことは本当によかったですし、守備の人間としてはゼロで終われたことが何よりも嬉しかったです。
(前半難しさはあったか?)
なかなか自分たちのサッカーというよりは多少受け身になってしまったところはありました。そういう中でゼロで終えて後半を迎えられて、ああいうラッキーな形でのゴールが生まれた。正直前半はよくなかったですが、よくないなりにゼロで耐えられたということが今日の勝因だったと思います。
(リーグ戦に向けてのアピールにもなったのでは?)
自分を表現できるところで結果を出せたことは次に繋がると思います。リーグ戦を見据えるというよりは日々のトレーニングをしっかり取り組んでいきたいと思います。
(うまく入れたきっかけは?)
いつもどおり落ち着いてやろうと思っていましたし、試合の前に今までしっかり練習をやってきたという自負もあったので、練習でやってきたことができればと思っていたので、緊張せずに入れました。
DFラインも年齢の近い選手がいたし脩斗さん(山本選手)もいましたし、声をかけ合いながらできていたので、まとまってできたことはよかったと思います。
(後半相手の決定機で止めた部分もあったが?)
自分としては決定機を止めたという印象はなくて、ゴール前で最後に足をぶつけてくれたり身体を張ってくれたことが助かっていました。
少し押される場面もありましたし、点を取ったあとは受け身になりがちですが、しっかりラインも上げられていたので、やっていてあまり入れられる感覚がなかった。中でまとまってできていたと思います。