MATCH試合結果

第38節 vs ガンバ大阪

12月4日(土) 14:03キックオフ @パナソニック スタジアム 吹田

HOME  ガンバ大阪 湘南ベルマーレ  AWAY
ガンバ大阪 0 0 前半 0 0 湘南ベルマーレ
0 後半 0
43 > 44 勝点 36 > 37
得点者
選手 シュート シュート 選手
GK 1 東口 順昭 0 STARTING
LINEUP
0 富居 大樹 23 GK
DF 3 昌子 源 0 0 舘 幸希 4 DF
DF 4 藤春 廣輝 0 0 大岩 一貴 22 DF
DF 5 三浦 弦太 1 0 山本 脩斗 16 DF
DF 13 菅沼 駿哉 0 1 岡本 拓也 6 MF
MF 8 小野瀬 康介 0 2 茨田 陽生 14 MF
MF 10 倉田 秋 0 0 田中 聡 32 MF
MF 15 井手口 陽介 1 1 山田 直輝 10 MF
MF 17 奥野 耕平 0 3 畑 大雅 26 MF
FW 18 パトリック 0 2 タリク 11 FW
FW 39 宇佐美 貴史 1 3 大橋 祐紀 17 FW
GK 25 石川 慧 SUB 堀田 大暉 21 GK
DF 16 佐藤 瑶大 0 石原 広教 3 DF
DF 26 柳澤 亘 大野 和成 8 DF
MF 14 福田 湧矢 0 0 平岡 大陽 28 MF
MF 29 山本 悠樹 0 0 高橋 諒 42 MF
FW 11 小野 裕二 0 0 ウェリントン 9 FW
FW 28 ウェリントン シウバ 1 町野 修斗 33 FW
警告・退場 スタッツ 警告・退場
3 シュート 13
◆55分 舘 幸希
17 ゴールキック 3
3 コーナーキック 9
9 直接フリーキック 8
3 間接フリーキック 2
3 オフサイド 2
0 PK 0
得点経過
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート
選手交代
◆46分
8 小野瀬 康介 → 14 福田 湧矢
◆78分
10 倉田 秋 → 11 小野 裕二
17 奥野 耕平 → 29 山本 悠樹
◆69分
14 茨田 陽生 → 28 平岡 大陽
17 大橋 祐紀 → 33 町野 修斗
◆80分
10 山田 直輝 → 9 ウェリントン
◆88分
4 舘 幸希 → 3 石原 広教
6 岡本 拓也 → 42 高橋 諒
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
16,699人 晴のち曇、弱風 12.6°C 26% 全面良芝 90分
コミッショナー 主審 副審 副審
山下 和良 清水 勇人 渡辺 康太 和角 敏之
第4の審判員 VAR AVAR 記録員
馬場 規 三上 正一郎 廣瀬 格 加藤 雅之

監督コメント

山口監督 総括
山口監督

試合に勝てなかったというところは残念ですけれども、選手が見せてくれたパフォーマンスというのは自分たちがやってきた、準備してトライしようとしていたところなので、内容に関してはすごくポジティブなものだったかなと思います。
勝てなかったことは本当に残念ですけど、想いがあってプレーをしたからこそ最後残留に繋がったと思いますし、非常に楽しい90分でした。

山口監督 質疑応答

この1年で相手や戦況に応じて色々な戦い方ができる選手の成長を感じるが、得意とする縦に速い攻めだけではなく後ろから繋いで相手を崩していくサッカーもできるようになっていることが残留に繋がったと思うが、選手の成長については?

おっしゃる通り、自分たちの新たなところを探しながらこちらの要求にも応えてもらいながら、選手はトライをして良い練習をしてくれていました。
それが今日出た選手だけではなく、全選手が前向きに常に良い練習をしていたからこそだと思います。
相手を見れるようになってきたのも少しの成長だと思いますし、もっとそういうところを追求して今日みたいな試合で結果に繋げられるようなチームにしていきたいなと思います。
それが出来る可能性というのを選手に感じています。

最後の試合が古巣との残留をかけた試合に臨むにあたって、どんな気持ちだったのか?

気持ちとしてはもちろん楽しみでした。
ただそれより大事だったのは、自分たちがどれだけできるかということで、そのことのほうが楽しみでした。本当に1週間、選手は良い反応をして練習をしてくれていたので、それがどれだけ出せるかなという楽しみのほうが大きかった。
尚且つ、ガンバに対してどこまで追求できるかなという楽しみがあったので本当に結果が出ていないので満足してはいけないですけど、トライする内容というものに対しては用意してきたものを出せたかなと。
相手もあるし、場所もあるので個人的な思い入れや考えはあるんですけど、試合前とか試合中は、それがずっと頭にあったそういうゲームでした。

前節に関して試合をできるような精神状態には見えなかったが、今週はどう試合に臨んだのか?また選手たちの背中はどう見えたのか?

選手たちもしっかりオリ(オリベイラ選手)とのお別れをできたので、前に進もうということで徐々にですけど、時間が経ったということもありますけど、選手がそういうものも背負いながら自分たちでやっていかなければいけないというところがありました。
でもサッカー中、練習中は、今週に関しては一切出さなかったですし、背負いながらやってくれた結果だと思います。

他会場の経過は順次情報が入っていたのか?

入っていないですし、入れてなかったです。コーチには入っていたみたいですけど、僕は全然気にしていなかったです。
最後の最後で残り数分とかで、状況がとかはありましたけど、僕自身は試合中は頭に入れないようにしていました。

残留が決まって率直な想いは?

本当に良かったです。J1で戦えるし、戦える選手たちなのですごく大きな結果だとは思います。
これから先に進むにあたって大きなポイントになる試合と言いますか結果だと思いますし、そういう意味でもやってきたことを出してくれればというのはずっとありました。
そこは信じていたので、ホッとするというよりかはそういうのも含めて味方してくれたなと思います。

監督デビューの年だったが改めて途中からの指揮だったが、自分自身をどう振り返るか

僕だけでやっていないので。特に色々決めることなど、細かいことは決めましたけど、特に自分ひとりでやっているという感覚はなかったですし、楽しみながら毎日やれていました。
選手がしっかりと練習をしてくれて雰囲気を作ってくれていましたし、スタッフ含めて色々と力を出してくれていました。
こんな言い方をしたら何ですけど、楽しんでいる自分もいましたし、その覚悟を持って引き受けた仕事なのでみんなで本当に乗り切ったなという期間でした。

残留を決めた後、ガンバ大阪のサポーターからも拍手があったが、なかなかそういう光景はないと思う。山口監督がガンバでやってきた結果だと思うが、改めてそういうところに対しての想いやこういう光景で残留を決めた率直な想いは?

晃生(谷選手)がいたので、晃生に対する声援だと思います。
でもここではすごく良い思い出もたくさんありますし、個人的なことでいうと終わって本当にそういう雰囲気を作ってもらえたこと、また試合中はしっかり相手としてプロとして戦うことができた。結果として勝てなかったのは非常に残念ですけど、サポーターやファンの方たちに本当に頭が下がりますし感謝の想いでいっぱいです。
また来年もここでできるのはすごく大きなモチベーションと楽しみになります。

松波正信監督 総括

最終戦、ホームということで勝利を目指そうという話はしていました。ただ、湘南さんの迫力というか、メンタルの強さなど、そういうものに押される試合ではありました。こういう試合を何度も経験してきた中で、最後は取り切れれば一番良かったんですけども、チャンスも少なかったですし、攻撃の連動性というところもなかなかパワーを使えなかった部分というのは、それを出し切れなかった、出させなかったところは責任を感じます。選手の一人ひとりのポテンシャルを引き出せずに終わってしまったのは本当に申し訳なく思います。そういう中でも、みんなはホームで勝点3を目指してやってくれたと思いますし、何度か個人の力でチャンスは作っていたと思うので、本当にこういう苦しい中で、1年間選手たちは最後まで戦ってくれたというふうに思っています。

松波正信監督 質疑応答

このチームでは最後の戦いということで、試合後にロッカーで何か伝えたことはあるか?

本当に選手たちが苦しい中で頑張って前向きに取り組んでくれたので、ただ感謝しかないという話をしました。一人ひとり、いろんな思いもあったとは思いますけど、最後は踏ん張って最低限、残留というところを3試合残して決められたというのは、やはり一人ひとりの力はあるなと感じました。それを本当に引き出せてあげられなかったというのは、すごく申し訳ないなというふうに思います。

ご自身も、試合後のセレモニーで気持ちが込み上げるようなシーンもあったと思うが、大きなプレッシャーを背負って戦った半年をどのように振り返るか。

やはり僕自身、2012年のことがありますので、そういう中でクラブが決断して監督をさせていただいたというのは感謝ですし、大きな責任というか使命を感じました。チームだけではなくクラブ、スポンサー、サポーターを含めて関わるすべての人の思いを背負ってやらないといけないという強い覚悟の中、ACLもセントラルで連戦はすごく厳しかった。
ただ、世の中がこういうコロナ禍なので、いろいろな人が苦労されている中で、サッカーをやれる喜びというところはあらためて感じました。自分がサッカーで育ってきて、ガンバで育ててもらった中でそういう恩返しを、2012年のようにはならないようにしなければいけないなと思いました。本当にサポートしてくれたスタッフを含めて、そういうサポートがあってこその結果だと思うので、先ほども言いましたけど、本当にただただ感謝です。メディアの方へも含めて、そういう思いがあります。

選手コメント

DF6岡本 拓也
岡本 拓也

なんとか残留を決められてよかったです。
プレッシャーのかかる試合でしたけどみんなが本当にいい準備をして立ち上がりからアグレッシブに戦えたし、僕たちのゲームだったと思います。でも、最後決め切るところは課題だと思いますし、だからこそこの順位にいるのかなとも思います。
こういうゲームをしっかり勝ちに持っていけるような力をつけなければいけないと思いました。

(この1週間はどんな風に過ごしたか?)
難しいメンタル状態でしたけど、みんな練習にはしっかり取り組めていたと思いますし、そこは自信を持ってみんな言えたと思います。だからこそ今日のゲームに繋がったと思います。智さんもいい練習ができていると言ってくれたので、そのとおり出せたと思いますし、日頃の準備がいかに大切かということを実感しています。

(キャプテンシーを発揮したシーズンだったと思うが?)
正直自分がキャプテンシーを発揮できたかと言われると分からないですし、途中、自分も難しい時期がありました。迷って智さんに相談した時期もあったし、自分なりに考えながらやっていました。ブレずにやり続けることが自分の中でまたできたので、だからこそ最後にエネルギーも出せたと思います。本当にもっともっとみんなを引っ張っていかなければいけないと強く感じたシーズンでもあります。

(どんどんいいチームになっていった印象だが?)
そうですね、終盤にかけて自分たちらしさを取り戻していった感覚もあったし、さらにそこから新しい自分たちの良さも実感できました。特に最後のほうはすごく成長を感じて、自分自身もこんなプレーができるんだなとか落ち着いてできるんだなとか、そういうことを感じました。

MF10山田 直輝
山田 直輝

(残留が決まった率直な気持ちは?)
1年間今年もハラハラドキドキさせてしまうシーズンでしたけど、最後にみんなで笑って終われて良かったというのが今の率直な気持ちです。

(緊張してもおかしくないシチュエーションだったが、みんなポジティブに前へ前へ湘南らしく戦えていたと思うがどのように臨んだのか?)
前節湘南らしくない戦いで敗戦してしまって、このままズルズルいってしまうと後悔が残る形になってしまうと思うので、今節は自分たちのやれることだったり、やりたいことをしっかり出して、それでダメだったら仕方がない、と。僕はそういう風に心構えをしていました。
多分みんなもそう思っていたと思うので、自分たちらしく試合はできたかなと思います。

(先発は3試合ぶりだが先発で送り出してくれたものに対する想いはあったのか)
本当に大事な一戦で僕を選んでくれているということは言葉では言われていないですけど、自分の中でやらなきゃいけないという気持ちだったり、責任感がすごく強くなる試合ではありました。
気負い過ぎて堅くなってしまった部分もありましたけど、でも気持ちを前面に出せたかなと思います。

(今日はアウェイだったがゴール裏はすごいサポーターが多く来ていた。彼らの存在をどう感じたか)
いつも変わらず、本当にどういう状況でも僕たちのことを温かく熱くサポートしてくれるサポーターの方々なので、でもより一層今日一丸となって戦うという雰囲気を作ってくれていたのですごく気持ちが入りました。

(今日の課題はゴールが決まらなかったことがあると思うが、そこは来シーズンに向けてどう改善していくか?)
今日だけじゃなくて、今シーズン、けっこう勝てる試合を引き分けにしているような試合が多かったので、その結果がこの年末のこの時期に自分たちに返ってくるというのを改めて感じました。
勝てる試合をしっかり勝ち切るというのは自分たちの今年1年間通しての課題だったので、来年はしっかり勝点3を積み上げられるチームになっていきたいなと思います。

(徳島戦はらしくない試合だったが、どのように声掛けをしていたのか?)
元々そんなに口数多く語ったりする方ではないので、まずは練習から自分のやらなきゃいけないことを常に見せていくというのが自分の仕事だと思っていたので、それを心掛けていました。

(最終戦までいくと毎年のこととはいえ、色々と緊張する部分もあったと思うが?)
僕はもうここ1ヶ月くらいずっと緊張していて、本当にようやく平穏な日が来るなというのが率直な気持ちです。
でも来年に繋げていくようにこれからもまた過ごしていかないといけないと思います。
今日できた試合だったりパフォーマンスというのは来年に確実に繋がることだと思いますし、
最後こうやって自信を持てる試合をできたということは、チームとしてもプラスになると思います。

(今年1年フルでチームを引っ張ってきたと思うが、改めて今年1年を振り返ってどうだったか?)
1年間通して試合に出させてもらっているからこそ絶対に残留しなきゃいけないという想いが強かった。すごく責任は感じていたので、今すごくホッとしています。

(来シーズンは京都がJ1に上がってきて曺監督との対戦もあるが?)
まず日本のトップリーグで戦えることをすごく嬉しく思いますし、曺さんにも自分が成長した姿というのを見せないといけないです。
今は来年ことよりゆっくり休みたいなというのが率直な気持ちです。

DF4舘 幸希
舘 幸希

先週辛いことがあったり、シーズンを通しても苦しいシーズンでしたけど、このチームでこの仲間と共に残留を勝ち取ることができたので素直に嬉しく思います。

(今週はいい準備ができたようだったが?)
徳島戦の週は本当に元気を出すことができないというか、悲しみに暮れていた1週間でした。でも自分たちの本来の姿というか、オリ(オリベイラ選手)も楽しいヤツなので、僕らが楽しくやっている姿を望んでいると思ったし、もちろんオリは僕たちの心の中にあり続けますけど、試合もあるというところで、悲しんでいるばかりではなく元気を出して本来の自分たちの雰囲気をもう一度再確認して、この試合に向かえたと思います。
結果的に勝つことができなかったんですけど、本当にいいサッカーができたし、徳島の結果で残留が決まったという形になりましたけど、自分たちがやってきたことは間違っていなかったし、来年以降の自信にも繋がるかなと思います。

(今日うまくいった要因は?)
徳島戦とはガラっと変わって腰の引けたプレーではなくみんな闘争心をもってアグレッシブに前に向かうという、サッカーの本質を再確認して表現できたかなと思います。自分たちの湘南のスタイルを見せられました。ガンバはすごく強いチームだと思いますし、そういう相手に戦えたことは来年以降に繋がると思います。

(自分自身を振り返ると?)
自分自身、一年を通して試合に出れない時もありましたしベンチ外の時もありました。その中でもこういう大事な局面で自分を選んでくれたことにすごく感謝していますし、自分のためにと言うよりも、みんなのためにとか智さんのために戦った結果、神様も味方してくれたという感じだったと思います。

GK23富居 大樹
富居 大樹

(いい試合の入りから攻勢に出て逆に守備者としてプレー機会が少なく難しかったと思うが、どんなことを心掛けていたのか?)
本当に入りも良かったですし、ガンバさんのカウンターがすごく強烈だというのはスカウティングしていたので、後ろの人間としてはしっかりリスク管理してカウンターのところは特に集中していました。
しっかりディフェンスラインの選手たちがコントロールしてくれていたので、すごく心強かったです。

(残留がかかる大一番で最後の最後に役目が回ってきてプレッシャーのかかる1週間だったと思うがどのように臨み、自分のプレーについてはどうだったか?)
本当にこの1週間はやっぱり最終節のことを意識していました。
でもいつも智さん(山口監督)が言っているように、今までやってきたことをしっかりやれば何も問題はないし、最後あとは覚悟と決意があれば、という話をしてくれていたので、そこの強い覚悟を持って今日臨みました。
本当は勝って終われたら良かったですけど、後ろの人間として最低限0で抑えられて良かったです。
今年、チームとしても365日全力でやろうと始まって僕自身もそこを意識してやれていたので、今日に関しては集大成ではないですけどやってきたことをしっかり出せれば良いかなと思って臨みました。

(試合に入る前に山本脩斗選手が何か声を掛けていたように見えたが?)
みんな結構僕に声を掛けてくれていましたし、今週1週間は選手からも「最後持ってるね」と笑いながら声を掛けてもらっていました。
みんなが気を遣ってそうやって話しかけてくれていたのかなと思いつつ、自分はそんな余裕はなかったですけど、そういうところもみんなには感謝しています。

(無失点に抑えたことと残留できたことは富居選手にとってもチームにとっても今後に繋がる試合だったか)
智さんが監督になって、求められることも多くなったし、僕自身もう一度サッカーに対する想いというのも考えさせてもらいました。
そういう意味で2019年時もそうでしたけど、今までJ1に残してくれた人たちがいるから今ここに残れているというのもあるので、そういう人たちの想いも持って今日臨んだし、それが最後残留という形になって、サポーターの方たちもたくさん来てくれていましたし、大変なことが色々ありましたけど、今日やっていてやっぱり湘南はすごい良いチームだなと思いました。
そういうクラブをJ1に残せたというところは、僕自身すごい喜びを感じています。

(チームに悲しい出来事もあって富居選手自身としてもチームとしてもこの精神的に難しい状況をどのように乗り越えて今日臨んだのか?)
先週、信じられないような出来事があった中で、徳島を相手に自分たちのサッカーができない状態で敗戦してしまいました。
日曜日に最後しっかりオリ(オリベイラ選手)にお別れを告げることができたので、今週に関してはそれはただの言い訳にしかならないと思ったので、本当に良いトレーニングができたし、やるときはやる、ピッチ外では本当にファミリーのような感じで一体感を持ってできていたので、それが今日の試合に繋がったんじゃないかなと思います。

(富居選手はゴールキーパーということでゴール裏のサポーターと一番距離が近かったと思うが、サポーターの存在はどう感じたか?)
いつも感じていることなんですけど、アップのときから声は出せないですけど、手拍子やハリセンでいつも僕たちことをすごく勇気づけてくれていたので、やっぱりその人たちにもという気持ちが僕自身強かった。後ろの人間として0で終われて残留を掴んで、サポーターの方々に届けられて本当に良かったなと思っています。

(試合後徳島の試合がまだ続いていて残留が決定していなかったと思うが、ピッチではどんな話しがされていたのか?)
試合が終わった時点で広島さんが4対2で勝っていたので、このまま早く終わってほしいというのと、4対2だったので安堵ではないですけど少し余裕を持って試合を観ているような状況でした。

(試合が終わった瞬間はすぐに徳島の結果が気になったか?)
そうですね。僕自身後半の終わる間際の選手が入ってくるまでにピッチにいるサブのメンバーたちが「落ち着け」みたいな感じで言っていたので、もしかしたら徳島が負けているのかなと思ってました。
そういうことも含めてピッチの中でみんなで試合の運び方とかを共有できたので、そこも良かったかなと思います。

DF16山本 脩斗
山本 脩斗

この数週間いろいろなことがありましたけど、本当にみんなで残留したいという気持ちを強く持ってやってきました。難しい試合にはなると思っていましたし、他会場の結果というところもありましたけど、最後自分たちらしく戦えたと思います。勝てればベストでしたけど、こうやっていい戦いをしてなんとか残留できたのでよかったと思います。

(山本選手は終盤で出場機会が増えたが?)
途中までなかなか試合に絡むことができなかったですが、その中で自分を呼んでもらえた意味や役割を考えながら練習をしていました。
チャンスがきた時には、と思って常にやっていました。こうやって最後のほう出させてもらって、自分の役割というのは考えていたので、そのためにも最後、残留しなければ意味がないと思っていたので、本当によかったです。

(湘南らしいサッカーができたが?)
自分たちがやってきたことを出せたと思うし、いい戦いができたと思います。
智さんからもミーティングの時から、いろいろな要因があって考えてしまう状況だけど、まずは自分たちがやってきたことを自信を持って出すだけだと言ってもらっていました。この前は負けてしまいましたけど、最近は自分たちのサッカーをみんなで共有して出せるようになっていましたし、自信も深めていました。立ち上がりからいい入りができたと思いますし、そこはみんな自信を持ってやれていた思います。