第35節 vs サンフレッチェ広島
11月7日(日) 15:03キックオフ @レモンガススタジアム平塚
HOME 湘南ベルマーレ | サンフレッチェ広島 AWAY |
0 | 0 | 前半 | 0 | 0 | ||
0 | 後半 | 0 | ||||
32 > 33 | 勝点 | 45 > 46 | ||||
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得点者 |
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選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 1 | 谷 晃生 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 林 卓人 | 1 | GK |
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DF | 3 | 石原 広教 | 0 | 0 | 野上 結貴 | 2 | DF | |
DF | 22 | 大岩 一貴 | 4 | 0 | 荒木 隼人 | 4 | DF | |
DF | 16 | 山本 脩斗 | 0 | 0 | 塩谷 司 | 3 | DF | |
MF | 6 | 岡本 拓也 | 2 | 0 | 柏 好文 | 18 | MF | |
MF | 14 | 茨田 陽生 | 0 | 1 | 青山 敏弘 | 6 | MF | |
MF | 32 | 田中 聡 | 2 | 0 | 松本 泰志 | 17 | MF | |
MF | 28 | 平岡 大陽 | 1 | 0 | 東 俊希 | 24 | MF | |
MF | 42 | 高橋 諒 | 4 | 0 | 柴﨑 晃誠 | 30 | MF | |
FW | 9 | ウェリントン | 5 | 0 | エゼキエウ | 14 | MF | |
FW | 33 | 町野 修斗 | 1 | 0 | ジュニオール サントス | 37 | FW | |
GK | 23 | 富居 大樹 | – | SUB | – | 大迫 敬介 | 38 | GK |
DF | 4 | 舘 幸希 | – | 0 | 今津 佑太 | 33 | DF | |
DF | 8 | 大野 和成 | – | – | 森島 司 | 10 | MF | |
DF | 26 | 畑 大雅 | 1 | 0 | 藤井 智也 | 15 | MF | |
MF | 10 | 山田 直輝 | 1 | – | 茶島 雄介 | 25 | MF | |
FW | 13 | 石原 直樹 | 1 | 0 | ハイネル | 27 | MF | |
FW | 17 | 大橋 祐紀 | 2 | 1 | 浅野 雄也 | 29 | MF |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
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24 | シュート | 2 |
◆19分 30 柴﨑 晃誠■
◆48分 37 ジュニオール サントス■
◆90+4分 27 ハイネル■
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3 | ゴールキック | 22 | ||
5 | コーナーキック | 2 | ||
5 | 直接フリーキック | 10 | ||
2 | 間接フリーキック | 2 | ||
2 | オフサイド | 2 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
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~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
◆63分
14 茨田 陽生 → 10 山田 直輝 ◆70分
42 高橋 諒 → 26 畑 大雅 33 町野 修斗 → 17 大橋 祐紀 ◆90分
28 平岡 大陽 → 13 石原 直樹 |
◆55分
14 エゼキエウ → 27 ハイネル 37 ジュニオール サントス → 29 浅野 雄也 ◆75分
3 塩谷 司 → 33 今津 佑太 ◆86分
18 柏 好文 → 15 藤井 智也 |
入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
---|---|---|---|---|---|
6,170人 | 晴のち曇、弱風 | 19.6°C | 49% | 全面良芝 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 |
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小野 俊介 | 高山 啓義 | 大川 直也 | 浜本 祐介 |
第4の審判員 | VAR | AVAR | 記録員 |
先立 圭吾 | 吉田 哲朗 | 川崎 秋仁 | 岩崎 洋 |
監督コメント
山口監督 総括
早い時間帯に相手が一人少なくなって、前半のうちに圧倒したかったんですけど、日頃あまりチームでは経験のない状況になってしまって、ボールを持つ時間が長くなって、選手たちもボールは持てるんですけどどういう動かし方をしたらいいのかということがみんなで共有ができなかったなと、いう反省点が残るゲームでした。
ただ後半はそのあたりも修正して、本来目指すべきところの意識が高くなった分チャンスも増えましたし、そういう部分では日頃のトレーニングの成果が出ていると思います。
勝点1を前向きに捉えて、無失点で終えられたことはよかったと思う反面、最後決め切るというところでは、課題も残ったなという試合になりました。
山口監督 質疑応答
ハーフタイムに「もう少し揺さぶろう」という指示を出していたと思うが指示を出した前後で選手たちの動きはどうだったか?
退場してからもそうですし、同数でも揺さぶることは日頃から要求はしています。
ただ相手の人数が少なくなって、テンポを上げてほしいところでボールが持てるが故に、相手が中間ポジションにいるので、自分のところにもきてない、味方の出すところにもいける距離というのを変にプレッシャーに感じてしまって、テンポが遅くなったのは問題点としてあるところ。そこをはがせる勇気というところはまだまだ落とし込みが足りないなという反面、後半はそこがうまくいってあれだけ押し込めた。
もちろん前半から、外から修正したりしていましたけど、なかなか体験している選手と外で見ている景色というのは違う分、マッチしていなかったのかなと思います。後半に関してはじっくりやることが明確になったので、選手が忠実にやろうとしてくれたなと思います。
退場になった時、湘南にとってかえって難しい試合になるのではと思ったが後半よく修正し、迫力のある攻めが見られたが、一人ひとりがボールを持つ時間がいつもより少し長かった印象だが?
そのとおりだと思いますし、前半に関してはボールホルダーがボールを持ちすぎ、タッチが多すぎ、パスを出しても各駅停車っていうのが多かった。もちろん外からも伝えていましたし受ける側も受けろという話もしていたんですけど、そこの勇気というか、失いたくないという気持ち、そういう試合をあまりしたことがないということはあった中でそういう試合になってしまった。
後半に関してはテンポもよかったですし、つけて動くつけて動くということを繰り返すことで、相手が動くんだなということは経験として残ったと思います。
それを前半のうちからやれていれば広島さんは疲れてきますし、もっと決定機を作れて点が取れたんじゃないかという話はしました。
自分たちのやることはどんな状況でも、どんな形でも変わらないよという勉強はさせてもらった試合になりました。
勝点1ということはどう捉えているか?
今の時点ではどうこうではないですね。1を拾えたという言い方も2を拾えたという言い方もある。それは最後になって使える言葉だと思うので、今は起こったことを次にどう活かすか、どう結果を出すかということにフォーカスしてやっていきたいと思います。
悪いことではないと思いますけど、3からすると悪いことなのでそのあたりは最後に繋げていきたい、繋げられるようにしなければいけないと思っています。
2週間空くがどんな準備を?
自分たちがやるべきこと、どんな状況でもどんな相手でも自分たちの強みは失いたくないしそこのクオリティ、考え方を上げていくということはこの先ずっとやることだと思います。
沢田謙太郎監督 総括
90分間ずっと攻められているような試合でした。その中で一人ひとりがハードワークしてくれて、勝点1を取れた試合だったと思います。
沢田謙太郎監督 質疑応答
前半の数的同数だったときの戦いの評価は?
ベルマーレの形をコーチと一緒に見て「こういう形でやっていこう」と話し合って、その形をやりたいなと思っていました。ただ、最初の入りは前回の試合を課題として持って入ったので、シンプルに押し返してというところから入りました。
その中で守備のところで、少し守備が苦手な選手がいる。守備のことばかり言ってしまうと、彼らの良いところが出ない部分があるので、1つ、2つやり方は伝えていますが、できなかったらしょうがないと割り切りました。なので押し込まれる場面があったのかなと。もう1つ、風下だったことも影響していますが、あきらめというのではありません。
ひとつひとつできるようにしたいなと思っています。いきなりはできなくて、それができないからそこをずっと求めるという形は僕は好きではないので、できたら良い部分も出せるようにと思っています。
選手コメント
DF16山本 脩斗
(広島が前半で一人少なくなり、どんなことを意識してプレーしていたのか)
一人少なくなることによって、相手は絶対に引くと思ったし、だからこそ自分たちがボールを持つ時間が必然的に長くなると思ったので、守備としてはまずは相手のカウンターを受けないようにということを意識しました。
相手の狙いはそこだと思ったので、しっかりリスク管理して、ガンちゃん(大岩選手)とヒロ(石原広教選手)、ボランチ含めてしっかり考えながらやろうと話し合いながらやっていました。
攻撃のところで、どうしても特に前半はうまくボールを回せていなくて、なかなかゴール前まで行く感じもなかったのでそこは少し課題かなと思います。
(後半は山本選手がボールを運ぶことやサイドチェンジ、味方を追い越していく場面があったが?)
智さん(山口監督)も言っていましたけど、前半はやはり攻撃に入ったときのアイデアが少し足りなかったので、後半みんな意識してプレーしていましたし、押し込めるのは分かっていたので、アイデアをもっと増やしていかないと得点は取れないと思っていました。
自分としては高い位置まで持ち上がっていけたので、そこから外を使うのか、サイドチェンジするのか、中へ当てるのか、そこに関しては後半の方ができていたと思うので、それは前半からできていると相手にも違った感じでプレッシャーがかかったんじゃないかなと思います。
(残り3試合ここから重要なことは)
ここから1試合1試合勝点3を取ることが大事だと思います。
直接対決とかそういう部分もありますけど、余計なことを考えても仕方がないと思います。
勝つために集中して、少し時間が空くので本当に今まで自分たちが積み重ねてきたことをしっかり出せるよう良い準備をしてみんなで臨みたいなと思います。
DF6岡本 拓也
(今日の勝点1をどう捉えているか?)
両方に捉えられると思うんですけど、僕はポジティブに捉えていますし、広島相手にしっかり戦えた部分は自信にしたいと思います。
(得点はゼロに終わったが特に後半チャンスの数が作れていた。攻撃のクオリティが上がっていることはどう感じているか?)
チーム全体でやるべきことはみんな理解しているし、その中で精度が回数は増えてきていると思います。今日点は取れなかったですけど、後半は特に速いテンポでボールを動かしてしっかり押し込むことはできたし、試合が終わって広島の選手は倒れるくらいだったので、本当に1点がほしかったですけど、やるべきことはやったんじゃないかと思います。
(山口監督になって特に強調されていることは?)
攻守においてしっかり準備しようということと、前向きな選手はしっかり使おうという共通認識のもとやっていて、みんな攻守ともにポジションを取るのが早くなったと思いますし、それによって余裕も生まれますし、見える景色が変わってくる。そういうところはすごく変わったんじゃないかと思います。
(次に向けて)
1日1日の練習がすごく大事になってくると思いますし、馬入のピッチで練習したことが試合に出ると思うので、しっかりみんなで積み重ねたいと思います。後悔のないような準備をしていきたいと思います。
MF28平岡 大陽
(相手が一人少なくなったことで、どんなことが難しくなったか)
一人少なくって広島は割り切って守ろうと軌道修正していったので、ボールを持てるけれど引かれた相手に対してアクションを出せずに相手を動かせなかったのが、前半は良くなかったです。
(後半どんなことを修正してピッチに入ったのか)
ハーフタイムに智さん(山口監督)からもボールを持っているだけだから怖くもないし、相手も動かせていないぞという話しがありました。
後半はウイングバックがボールを持ったときやスリーバックがボールを持ったときに、積極的に背後だったりスペースで受けることを前半よりも意識して動いていました。
ただそこからゴールに直結するようなミドルシュートやクロスとかそういうところを意識して出来たら良かったかなと思います。
(得点を奪うために必要だったことは)
脩斗さん(山本選手)や直さん(石原直樹選手)と話していたんですけど、バイタルエリアにボールが入ったときに形にハマったボールの動かし方しかできていなかったので、そこでひとつアイデアとか積極的な仕掛けができてくれば、相手を動かすことができて中に侵入することができたと思う。
最後のところは個人のアイデアとか一瞬の閃きが大事になってくると思うので、その発想と実行するための技術とかそういうクオリティのところがまだまだ足りないなと思いました。
中に入っていく場面があったんですけど、大橋選手に当てて落としてもらった場面でも、結局詰まってしまっていたので相手が食いついてきたところの変化まで見れるようになったらまた違ってくるのかなと。
僕はあの時シュートしか考えていなかったので、そこで選択肢を増やるようにしたいなと思いました。
(次節仙台戦に向けて)
状況は勝たないといけないことには変わりないですし、そのための準備が2週間できるので、準備のところで後悔がないように、個人としてもチームとしても最高の準備をして、勝ちにいきます。
MF42高橋 諒
(第28節の大分戦以来の先発出場で期するものもあったと思うが?)
久しぶりにスタートから試合に出て、チャンスをもらったのでこれがラストチャンスくらいの気持ちで試合に臨みました。
(攻めの意識がすごく見えていましたが、自分のパフォーマンスについては?)
試合の入りから自分らしくプレーできたと思います。相手が退場してから自分たちがボールを持つ時間が長くなったので、そういう動きも少なくなってしまった。試合に出たからには、試合に勝つ、勝利という結果を残せば、自分にまた次にチャンスが巡ってきたかもしれなかったので、そこは悔しいなと思います。
(数的優位の中でシュートを24本打って、点が入らなかったことについては?)
数的優位ということで、相手が引いて守っているのを崩すのはやはり難しかったです。引いた相手でも崩せるコンビネーションの質だったりをもっと高めていかないといけないと思っています。
僕自身もけっこうシュートを打ちましたが、それを枠に入れることができればこぼれ球に詰めるとか、何かが起きたと思うので、そこは反省点だと思います。とりあえず枠に入れることを一番は意識しなければいけないと思っています。
(痺れる戦いが続くがそこに向けては)
本当に残り3試合ですし直接対決もありますのでひとつも落とせる試合はないと思っています。でもやっぱり今やっていることを続けていくことだと思うので、いまやっていることをしっかり継続しながら、2週間空きますし課題を改善して次の試合に臨んでいきたいと思います。