MATCH試合結果

第34節 vs 北海道コンサドーレ札幌

11月3日(水祝) 16:03キックオフ @札幌ドーム

HOME  北海道コンサドーレ札幌 湘南ベルマーレ  AWAY
北海道コンサドーレ札幌 1 1 前半 0 1 湘南ベルマーレ
0 後半 1
43 > 44 勝点 31 > 32
20分 青木 亮太
得点者
64分 平岡 大陽
選手 シュート シュート 選手
GK 1 菅野 孝憲 0 STARTING
LINEUP
0 谷 晃生 1 GK
DF 2 田中 駿汰 0 0 石原 広教 3 DF
DF 6 高嶺 朋樹 0 2 大岩 一貴 22 DF
DF 5 福森 晃斗 0 0 山本 脩斗 16 DF
MF 9 金子 拓郎 2 0 岡本 拓也 6 MF
MF 14 駒井 善成 0 1 茨田 陽生 14 MF
MF 27 荒野 拓馬 0 0 田中 聡 32 MF
MF 4 菅 大輝 1 1 山田 直輝 10 MF
MF 28 青木 亮太 3 1 畑 大雅 26 MF
MF 18 チャナティップ 1 1 大橋 祐紀 17 FW
FW 35 小柏 剛 1 1 タリク 11 FW
GK 34 中野 小次郎 SUB 富居 大樹 23 GK
DF 3 柳 貴博 0 0 舘 幸希 4 DF
DF 47 西野 奨太 大野 和成 8 DF
DF 50 岡村 大八 0 1 平岡 大陽 28 MF
MF 8 深井 一希 1 0 高橋 諒 42 MF
FW 32 ミラン トゥチッチ 0 ウェリントン 9 FW
FW 48 ジェイ 0 1 町野 修斗 33 FW
警告・退場 スタッツ 警告・退場
◆81分 チャナティップ
◆試合終了後 福森 晃斗
9 シュート 9
◆83分 大橋 祐紀
◆試合終了後 ウェリントン
9 ゴールキック 9
2 コーナーキック 6
6 直接フリーキック 9
1 間接フリーキック 2
1 オフサイド 2
0 PK 0
得点経過
◆20分
28 青木 亮太
中央 9 ~ シュート 相手DF こぼれ球 4 → 28 右足S
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート
◆64分
28 平岡 大陽
中央 33 → 14 ~ → 28 右足S
選手交代
◆67分
27 荒野 拓馬 → 3 柳 貴博
28 青木 亮太 → 8 深井 一希
◆78分
9 金子 拓郎 → 48 ジェイ
◆86分
14 駒井 善成 → 50 岡村 大八
◆58分
10 山田 直輝 → 28 平岡 大陽
11 タリク → 33 町野 修斗
◆79分
14 茨田 陽生 → 4 舘 幸希
26 畑 大雅 → 42 高橋 諒
◆84分
17 大橋 祐紀 → 9 ウェリントン
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
9,642人 晴、無風 20.8°C 46% 全面良芝 90分
コミッショナー 主審 副審 副審
小林 徹也 谷本 涼 渡辺 康太 竹田 明弘
第4の審判員 VAR AVAR 記録員
熊谷 幸剛 三上 正一郎 西尾 英朗 山﨑 光記

監督コメント

山口監督 総括
山口監督

前半は難しい戦いになってしまいました。ハーフタイムにみんなと確認、共有をして、まず自分たちのやるべきことに立ちかえろうという話をして後半に入ってくれた。選手交代も含めて全員で勝ち取った勝点1になりましたし、こういうものがすごく大事だと思います。それを最後まで続けたいなと思います。
勝てはしなかったですけど、勝点1をもぎ取ったという形にも見えるので、本当に今後にそれを活かしていきたいというゲームでした。

山口監督 質疑応答

-前後半で流れが変わったが、試合前から気をつけなければいけないと言っていた部分は、対策としてできなかったこと、できたことは?

ある程度そこに蓋をしたかったんですけども相手もそんなに甘くはないというのも想定していましたし、通されたあとの処理も含めたお互いの距離感というものは大事にしたいなと思いました。
でも前半押し込まれた原因としては、前のところで蓋をしきれなかったところもあったし、それによって中盤を含めて後ろがちょっと怖がったというところもあるので、ハーフタイムにはそういうところの確認をしました。

-ハーフタイムにラインコントロールのところをハッキリさせたようだが、相手のバックパスではなくてボールホルダーにプレッシャーがかかっている時に押し上げていて、後半の立ち上がりにオフサイドを多く取ったのもハーフタイムの修正があったからなのか?

ハーフタイムは確認だけしましたが、日頃からそこを求めながらやっています。
できるのに、前半はできなかったということに対してはみんなに話はしましたし、そういうところは追求していこうということで入りました。
それでも蹴られて怖い気持ちもわかるので、そこは前の蓋をするところと協力しながらという確認はしました。

-今日得点を決めた平岡選手の評価について。本人は得点は押し込んだだけと言っていたが、あの場所にいることが一番大切かと思うが?

それぞれの役割の中で、その中でチームの共通意識としてやっぱりゴールに向かうというところは全員で練習からも、誰とは言わず求めているところなので、
自然とそこにいけたのかもしれないですし、意識があったからいけたのかもしれない。ただやっぱりみんなの意識がボールの動かし方から始まって、そこに向かうチームとしての崩しのところもすごく評価ができることなので、大陽(平岡選手)の言葉を借りれば「入れるだけ」でも、すごく貴重で大きな初得点だと思いますし、
チームにとっても大きなゴールだったので、評価としてはやってきたことを出してくれたなと思っています。

選手コメント

MF28平岡 大陽
平岡 大陽

(途中交代で入るときに山口監督から戦術ボードで何か指示を受けていたと思うが?)
守備の行きかたについて説明されていました。相手のスリーバックにボールが入ったときに、一緒に入った町野選手とどういう行きかたをするのかというところと、あとは自分の特徴である動き回ってボールに関わるところを意識してやれと言われてました。

(DAZNの試合後のインタビューで、そこに飛び込めたと話していたがイメージはあったのか?)

いつも試合と練習は個人的に映像でも振り返っているので、ここに入っていれば簡単に得点が取れたなといったことは感じていました。
あとは智さん(山口監督)が普段からそういう細かいところを大事にしていこうということをずっと言われているので、そこを今日は体現できたかなと思います。
シュートというよりもあそこに入ったことが重要だったかなと思います。

(残留争う大事な試合でゴールを決めたが)
1点ビハインドの状況でゲームに入ったので、自分が得点という形で貢献できたことは本当に大きかったな思います。

(得点の場面は押し込むだけと言っていたが)
普段、ああいうボールが来たら焦ってしまうんですけど、展開が速すぎて焦る暇もなく気づいたら入っていました。それで気づいたらゴールの横に走っていました。ただみんな陣地に帰って行っていたので、まだ同点だと思い町野選手と一緒に急いで帰りました。

(シーズン序盤はなかなかリーグ戦に絡めず最近スタメンで出るようになり、ここ最近の自分自身のプレーについて)
自分のやるべきことが明確になったことが一番大きいと思っていて、久しぶりにリーグ戦に出たアビスパ福岡戦から迷いなく出来ているということが一番大きいです。迷いがなくなれば自分に余裕ができてきて、技術的なところも余裕ができ、本来自分が持っているものを出せているなと思うので、やっぱりメンタルの部分、迷いなく出来ているというところが一番大きいと思います。

(その要因は?)
智さん(山口監督)が監督になる前はコーチだったので、よく一緒に話を聞いてくれたり自主練習をしたり、バックアップメンバーの練習のときにもたくさん指導してもらい、智さんがやりたいことが自分の中では少し前よりはわかっているのかなと思うので、だからこそ信じてプレーできるのかなと思います。

(ゴールが決まったあと、もっと喜んでも良いのかなと思ったが、喜ばなかったのかそれとも喜べなかったのか)
ゴールを決めることに慣れていないという感じです。高校時代もほとんどゴールを決めていないので。
あとはやはりまだ同点だったので、チームの状況としてはもう1点取りに行くぞという感じだったので、喜ぶというより次に次にという感じでした。

MF14茨田 陽生
茨田 陽生

(アシストした場面、3人目の動きで入っていくところとシュートもあり得た場面でのパスの選択、一連の判断を教えてほしい)

マチ(町野選手)に入った瞬間に前向きにもらえるなというイメージがあったので、ゴールに向かう気持ちでトラップはしたんですけど、少し長くなってしまって、ちょっとシュートにはいけないなという状態で中を見たら、大陽(平岡選手)が走りこんできてくれていたので、そこに上手く合わせることができたと思います。

(前半は最近のゲームでは珍しくあまり入りが良くなかったという印象だが前半についてはどう振り返るか)
確かに最近の試合の中ではあり得ないくらい、前半は相手に主導権を握られていましたし、自分たちの守備のところで主導権を握ろうというところもありましたけど、それでもなかなか主導権を握ることができなかった。
反省点としては、自分たちの湘南スタイルは前からプレスをかけて走ってというところだと思いますが、そういうところを全く出すことができなかった。
自分たちが守備でも主導権を握るという意識で常にやっていたんですけど、今日に関しては相手を見てしまった部分が長かったと思うので、それで相手に主導権を握られてしまったという反省点はあります。

(前半プレスにいけなかったが、山口監督からハーフタイムに修正をしたという話があったが?)
その通りだと思いましたし、明らかに今日の前半に関しては今まで智さん(山口監督)に代わって自分たちがやってきたサッカーを全く出せなかった。
自信を持ってプレーできている選手が一人もいなかったと思うくらい完全に下を向いた状態のチームだったなと思うので、そこに関してはハーフタイムに智さんから喝を入れられて、チーム全体が上を向いてやるべきことをしっかりやった結果が1点追いつくことができたと思います。

(3人目の動きは山口監督になってから増えてきている印象がありそれがゴールに繋がったが、そこはチームで意識している形だったのか)
しっかり練習からやってきていることが試合に出たんじゃないかなと思いますし、そういうところはもっと出していかなきゃいけないと思います。

(今日の結果で1つ順位を上げたが、残り4試合に向けてどういったことが重要になるか)
まずは1試合1試合。4試合という計算ではなくて、まずは次の広島戦に向けて勝つために準備をする。
勝点1でもダメですし、自分たちは勝点3を求めて常に毎試合やらなければ残りの4試合は確実に足元をすくわれると思います。
勝点1すら取ることもできない状況になると思うので、今日も勝点3を取りに行った結果が勝点1になってしまったという状況だと思うので、こういう状況を勝点3に持っていけるように、全員が勝点3目指して常に毎試合やっていきたと思います。

MF10山田 直輝
山田 直輝

(アウェイの地で粘り強く勝点1を取ったが?)
勝ちを狙っていたので悔しいですけど、勝点1取れたことをプラスに捉えて次に繋げていきたいと思います。
湘南ベルマーレというチームは全員で戦うチームなので、全員の力で勝点1をもぎ取れたということはプラスに捉えられるかなと思います。

(このあとも負けられない戦いが続いていくが?)
今シーズンが始まったときから1試合1試合勝点3を取りに行くということを変わらずやってきているので、その気持ちを変わらず出すだけだと思います。

(前節の逆転勝利からチームの雰囲気というのは何か変わったか)
今まで内容が良かった試合も多かったですけど、その中で結果がついてきていなかったので、前節チームとして結果が残せて、良い雰囲気で今週もトレーニングできていたので、連勝したかったというのが本心です。
ただ前節は、やっていることは間違っていないとみんなで思っていましたし、あとは結果だけということだったので、最後の最後で勝ちに対する気持ちだったり、サッカーに向き合う姿勢だったり、そういうところをさらに突き詰めていった結果が出たかなと思うので、またこの先もそういうところを突き詰めていきたいと思います。

(次は広島戦になるが、警戒すべき点や警戒すべき選手は)
広島さんは僕たちよりも順位が上ですが、僕たちのサッカーを前面にぶつけていければ勝てると思います。
どの選手を気をつけるというよりも、自分たちの土台というかベースを持ってしっかりと戦うことが大事だと思うので、自分たちに矢印を向けて戦っていかないといけないなと思います。

(次節に向けて意気込みを)
一試合一試合目の前の試合を勝点3を取るために戦っているので、湘南ベルマーレのサポートしていただくみんなでひとつになって戦っていきたいと思います。

DF22大岩 一貴
大岩 一貴

前半は攻守において難しい戦いになってしまいました。
相手に主導権を握られてしまい挽回することができなかった。試合の中でなんとか修正しようとしましたが修正することもできなかった。
主導権を握られて受けてしまったことがよくなかった。自分たちの問題だと思いますが、それにしてもよくなかったと思います。
ただ、失点が1で済んだのでそれはよかったと思います。

(1失点で済んだのはDFラインの粘り強さもあったと思うが?)
いや、運もあったので、そこは大きかったと思います。自分たちの力だとは思わないですが失点1で済んだということだけはまだよかったと思います。
後ろとしてはどういう形であれ失点はしてはいけないと思っていますし、今日は特に前半は反省が多いかなと思います。

(後半はあるべき姿を取り戻した印象だが?)
ハーフタイムでもう一度みんなでいこうという話をしましたし、前向きにできたと思います。

(次節に向けて)
みんなでいい試合をして勝ちたいし、今日のように難しい試合になってもしぶとく勝点をとっていきたいと思います。ただ今日の前半のような試合はしてはいけないと思っています。