第33節 vs 横浜FC
10月23日(土) 15:03キックオフ @レモンガススタジアム平塚
HOME 湘南ベルマーレ | 横浜FC AWAY |
2 | 0 | 前半 | 0 | 1 | ||
2 | 後半 | 1 | ||||
28 > 31 | 勝点 | 25 > 25 | ||||
78分 大橋 祐紀
89分 山田 直輝
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得点者 |
63分 松尾 佑介
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選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 1 | 谷 晃生 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | スベンド ブローダーセン | 49 | GK |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DF | 3 | 石原 広教 | 0 | 0 | 岩武 克弥 | 22 | DF | |
DF | 22 | 大岩 一貴 | 0 | 0 | 高橋 秀人 | 4 | DF | |
DF | 16 | 山本 脩斗 | 0 | 0 | ガブリエウ | 5 | DF | |
MF | 6 | 岡本 拓也 | 0 | 0 | マギーニョ | 2 | MF | |
MF | 14 | 茨田 陽生 | 0 | 1 | 安永 玲央 | 15 | MF | |
MF | 32 | 田中 聡 | 1 | 1 | 瀬古 樹 | 6 | MF | |
MF | 28 | 平岡 大陽 | 1 | 0 | 武田 英二郎 | 17 | MF | |
MF | 26 | 畑 大雅 | 0 | 0 | ジャーメイン 良 | 14 | MF | |
FW | 11 | タリク | 1 | 2 | 松尾 佑介 | 37 | MF | |
FW | 9 | ウェリントン | 2 | 2 | サウロ ミネイロ | 31 | FW | |
GK | 23 | 富居 大樹 | – | SUB | – | 六反 勇治 | 44 | GK |
DF | 4 | 舘 幸希 | 0 | 0 | 韓 浩康 | 26 | DF | |
MF | 10 | 山田 直輝 | 1 | 0 | 高木 友也 | 24 | DF | |
MF | 29 | 三幸 秀稔 | – | 0 | 前嶋 洋太 | 23 | DF | |
MF | 42 | 高橋 諒 | 0 | 0 | アルトゥール シルバ | 38 | MF | |
FW | 17 | 大橋 祐紀 | 2 | – | 松浦 拓弥 | 7 | MF | |
FW | 33 | 町野 修斗 | 1 | – | 渡邉 千真 | 39 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
◆23分 大岩 一貴■
|
9 | シュート | 6 |
◆65分 高橋 秀人■
|
6 | ゴールキック | 8 | ||
6 | コーナーキック | 1 | ||
13 | 直接フリーキック | 10 | ||
2 | 間接フリーキック | 2 | ||
1 | オフサイド | 2 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
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~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
◆67分
14 茨田 陽生 → 17 大橋 祐紀 ◆75分
26 畑 大雅 → 42 高橋 諒 11 タリク → 10 山田 直輝 ◆83分
3 石原 広教 → 4 舘 幸希 9 ウェリントン → 33 町野 修斗 |
◆61分
2 マギーニョ → 23 前嶋 洋太 17 武田 英二郎 → 24 高木 友也 ◆71分
5 ガブリエウ → 26 韓 浩康 ◆87分
14 ジャーメイン 良 → 38 アルトゥール シルバ |
入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
---|---|---|---|---|---|
6,212人 | 晴、弱風 | 18.9°C | 31% | 全面良芝 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 |
---|---|---|---|
田村 貢 | 池内 明彦 | 堀越 雅弘 | 森川 浩次 |
第4の審判員 | VAR | AVAR | 記録員 |
阿部 将茂 | 高山 啓義 | 井上 知大 | 亀井 信也 |
監督コメント
山口監督 総括
もう本当に…先に点は取られましたけど、試合を落ち着いて進めてくれて点を取るところまで、交代した選手も含めてこだわってやってくれた結果だったと思います。
山口監督 質疑応答
-今日はCBを2枚替え、また大岩選手は4試合ぶりの出場だったが相手をしっかり抑えていた。そのあたりは相手を研究した成果か?
そうですね、それもありますけど大岩自身がすごくメンバーに入っても入らなくても、出ている時もそうでない時も、常に安定したパフォーマンスをしていましたし、どこかで使いたいなということはありました。そこに相手のFWの選手のところがポイントだと思っていたので、ああいった人選になりました。
-同点弾のシーン含め、山口監督になってから3人目の動きが増えているなという印象だが意識しているところか?
受け手のところでシンプルにプレーできて前向きの選手が有効であれば、そこをシンプルに使っていこうという形が出ましたし、ボールホルダーも手前だけでなく奥も見ようということは話していたので、選手のひらめきもあったと思いますが、しっかりやってくれたのがああいう形になったと思います。
大橋のあのシュートはずっと練習していたところでもあったので、あれくらいの余裕が練習から出たということはすごく嬉しいことだと思います。
-チームにとって久々の勝利となったが?
勝利はもちろんなんですけど、ここのスタジアムでサポーターの前でというところと、逆転でというところと、横浜FCさん相手という非常に重要な試合だったので、そういうところで勝利できたということは、日頃選手たちが頑張っていることから繋がっていると思うので、そういう意味ではすごく大きな一勝になりました。
-選手たちも「智さんのために」という話もいつもしていたが、勝てない間も飄々としている雰囲気だったがプレッシャーはあったのか?
飄々とはしていませんが(笑)、やはりやるべきことと整理することというのは、常に勝とうが負けようがあることなので、そこはブレずに信念をもって覚悟をもってやると、監督になった当時から思っていました。
一喜一憂しすぎて選手たちに悪い影響を与えてもよくないですし、そこは自分が信念もってやっていたという感じです。
選手たちがしっかり反応してくれているというか、そこが一番自分がブレないで進めた要因だと思います。スタッフも含めてチームがやることに対してしっかり反応してくれたということが大きかったと思います。
-先制されて苦しくなった要因と逆転までいけた要因は?
先制されるのはミスとか不運なこともありますので、その後がどうだったかということが大切で、今日に関してはみんなが中で声を掛け合っていましたし、やることに対しても迷いがなかったのがポイントだったと思います。自分たちで落ちない状況を作れたことが大きかった。
得点に関しては大橋も山田も素晴らしいゴールで技術も高かったと思いますけど、そういうものが繋がってのゴールだと思うので、先制されたからといってヤバいという雰囲気にならなかったと思います。
-石原広教選手の試合後の涙はどういうものだったのか?
選手はそれくらい背負っているという証拠ですよね。これが安堵とかホッとしたということではなくて、それくらい覚悟をもって試合に出ていたということなので。
感情は本人に聞かないと分からないですし、ミスもあったので勝ってよかったなというところと自分の責任をというところは間違いなくあったのだと思いますが、それだけ責任をもって、ギリギリのところでみんながやっている証拠だと思います。
早川知伸監督 総括
まず、アウェイの地にもたくさんのサポーターの皆さんが応援に来てくださる中で勝利できなかったことは残念ですし、申し訳なく思います。 非常に難しいゲームになりました。一番の要因は、ゲームを90分間コントロールできなかったことです。ゲーム運び、相手のプランも含めて、われわれがやるべき良い守備から良い攻撃の、守備のところに少し問題があって、特に前半はそこがなかなかハマらなかった。
ハーフタイムにある程度修正できて、後半の得点までは良かった。ただ最終的に、そこからのゲームコントロールが、交代を含めたマネジメントに問題がありました。自分自身、ゲームを運ぶ中で、いろいろな問題があってコントロールできなかった。自分も熱くなってしまったところがあって、選手も笛が鳴っていないにもかかわらずプレーを止めてしまったり、そういうところを含めてわれわれがコントロールできなかったことは非常に反省する材料です。
現実問題、我々は残り5試合、目の前の相手に勝利していくしかありません。「まだ終わりじゃない。ここから続けてやっていくしかない」と選手たちにも伝えました。
早川知伸監督 質疑応答
-前半、CBまでプレスを掛けていく場面があまり見られなかったが、後半は前から圧力を掛けていった。前半は引き気味に戦って、後半勝負のゲームプランだった?
まったく違います。前からプレッシャーを掛けていくことは狙っていました。ただ、いろんな問題があって、プレッシャーを掛けにいけない状況になっていました。いろんな問題があり、ひとつのことでは言えないし、まだ試合が残っているのでコメントは控えさせていただきたいと思います。
選手コメント
MF10山田 直輝
(山田選手が入りゲームが動いたが何を思って入ったか?)
負けている状況でしたし、自分の良さを全て出そうということを考えて、その自分の良さが出れば結果に繋がると思っていたので、それだけ考えて入りました。
(常々、勝負の責任を負うという話をしている中で、今日は自分のゴールで勝利を決めたが?)
自分の勝負の責任を負うと言っている中でなかなか自分が活躍できなくて、自分自身すごく苦しい時間が続いていましたし、チームとしても内容がよくても結果が出ないという時間が続いていたので、それでも湘南がひとつになって、やってこれたことが今日の勝利に繋がったと思います。
(前線の選手にパスを届けようという意思を感じたが?)
入る時の意識というのは自分の良さを出すということを心掛けていて、それはいつもと変わらないので、周りとの距離感やかみ合わせがすごくうまくいったのかなと思います。
(山口監督との抱擁が印象的だったが?)
多分一番苦しかったのは智さんだと思うので…。本当に内容がいいのに勝てないとか引き分けに持っていけないとかそういう試合が多くて、選手としても申し訳ない気持ちでしたし、今日自分のゴールで勝利を届けられたということはすごく自分にとっても価値がありますし、智さんにおめでとうとようやく言えるなという気がします。
(監督が残留争いについて、どれだけ自分とチームを信じられるかだという話をしていたがそれについては?)
智さんは常に自分のやっていることを信じていると言いますし、選手のことも信じてると言ってくれるので、選手たちは内容のいい試合ができている手応えあったので、その中で結果がついていないということで暗くなることがありましたけど、結果を出せたので、ここからまたみんなで上を向いていけると思います。
(DAZNのインタビューで目に涙があったが?)
今日の試合に懸ける想いもそうなんですけど…完全に私的なことなんですけど、僕のお祖母ちゃんが亡くなって、僕のサッカーを見に来るのが好きなお祖母ちゃんだったんですけど、最近体調が優れなくて見に来れていなくて、亡くなって今日は空から見てくれていたのかなと、そういう力が今日は漲っていたので、それがあって泣いてしまいました。
点入れた時も試合が終わった時も、お祖母ちゃんの力を借りられたゴールだったのでありがとうという気持ちを込めました。
(今日の一勝の価値は?)
やっていることは間違っていないということを再確認できたことはすごく大きいかなと思っています。
(残り5試合への意気込みを)
今日勝っても最後に笑っていなければ意味がないと思うので、最後に笑えるようにまた明日からみんなで一丸となって戦いたいと思います。
MF28平岡 大陽
(どんな想いで試合に挑んだのか)
僕も最近チャンスをもらえている中で勝てていなかったですし、智さん(山口監督)にチャンスをもらって出ている分、なんとか勝ちたいという想いも上乗せされて、すごい勝ちたいという想いが強かった。いつも通りアグレッシブなプレーをしながらどんどんシュートを狙っていこうと思って試合に入りました。
(試合を通してアグレッシブなプレーでチームを活性化させていたと思うが)
アグレッシブにプレーすることを意識していましたし、そこが出ないと僕が出ている意味もないと思うので、意識していたんですけど、まだまだ90分通してみると頭が休んでいる時間があるので、そういうところのクオリティを上げていきたいなと思います。
(先制されたが逆転するまでどんな気持ちでプレーしていたのか)
後半に失点してしまって沈んでしまいそうだったんですけど、そういうことを考えても仕方がないですし、全員でひとつになって、まだ時間もあったので、1点を取ろうというのをピッチの中で声を掛け合っていました。
(残りあと5試合あるが、次節以降に向けて)
今日勝てたということはすごく嬉しいですけど、また切り替えてどんどん勝っていかないと意味がないので、気を引き締めて課題を改善して、練習に取り組んでいきたいと思います。
MF32田中 聡
前半はずっと攻めていたけどシュートもなかったですし、何もできなかった前半だったと思います。
でも内容は悪くなかったし、選手みんなもポジティブにやっていたと思うのでそこは良かったところです。
後半ミスから失点しましたけど、チームは気持ちが落ちていなかったしみんな落ち着いていたので、途中交代で入った選手が流れを変えてくれた。本当にチーム全員で取れた勝点3かなと思います。
(失点したあとスイッチが入ったようにも見えたが)
みんなやるしかないと思っていたので1点取られたんですけど、みんなそんなに気にしないで、逆に自分たちに勢いがついたという感じだったので、良くはないですけどあの失点で火がついて逆転できたと思います。
(いつも以上に気持ちの入ったプレーに見えたが)
最近90分のプレーに慣れてきて、でも最後になると質が下がったりとか対応が遅れていたりしたんですけど、その中でもやることというのはハッキリとしているので、終盤でプレーの質が下がってしまわずに90分プレーすることが普通にならないともっと上の選手になっていけないと思っています。
(次節に向けて)
一度、代表を挟んでチームに合流するんですけど、代表でしっかり良い刺激を受けてチームに戻ったときに良い経験をした分、チームにしっかり還元してよりパワーアップさせて、次節に挑めるように頑張りたいと思います。
FW17大橋 祐紀
(落ち着いたナイスゴールだったが?)
ここ1カ月くらい、キーパーとの1対1の練習は残ってやっている中で、浮かすということもやっていたので、いざそういう場面になった時にそのイメージのまま打てたのがよかったかなと思います。
(いい展開の中先制されたが逆転までいけた。入る時に意識したことは?)
1失点する前も堅い試合という展開だったので、お互いに決定的なチャンスがない中でどうしても勝点3がほしかったので、ゴールということを意識して入りました。
(今日の試合の1点の大きさについては?)
今日の試合の1点も、どの試合の1点も自分にとっては大きいと思っています。FWとして数字という結果というのは一番こだわっていかなければいけないと思っているので、自分の役割というのを発揮できるように常にどの試合でもやっていきたいと思います。チームは残り5試合あるので、1試合1試合すべてを出し切って最後笑って終われるような結果を得たいと思います。
(1点取るまでに時間がかかったがここ最近は得点できている。成果が出てきたと感じるか?)
成果が出てきたというよりは、点がとれなかった時もずっと同じことをしていましたし特に変わったことはないかなと思います。ただ、結果を残していくことが自分の価値に繋がると思っていますし、そこは強い気持ちを持ってやっています。