第32節 vs サガン鳥栖
10月16日(土) 14:03キックオフ @駅前不動産スタジアム
HOME サガン鳥栖 | 湘南ベルマーレ AWAY |
1 | 0 | 前半 | 1 | 1 | ||
1 | 後半 | 0 | ||||
51 > 52 | 勝点 | 27 > 28 | ||||
73分 酒井 宣福
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得点者 |
18分 町野 修斗
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選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 40 | 朴 一圭 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 谷 晃生 | 1 | GK |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DF | 24 | 飯野 七聖 | 0 | 0 | 舘 幸希 | 4 | DF | |
DF | 4 | 島川 俊郎 | 0 | 0 | 石原 広教 | 3 | DF | |
DF | 20 | ファン ソッコ | 1 | 0 | 大野 和成 | 8 | DF | |
DF | 31 | 大畑 歩夢 | 0 | 1 | 岡本 拓也 | 6 | MF | |
MF | 13 | 白崎 凌兵 | 0 | 1 | 茨田 陽生 | 14 | MF | |
MF | 10 | 樋口 雄太 | 1 | 0 | 田中 聡 | 32 | MF | |
MF | 44 | 仙頭 啓矢 | 0 | 0 | 平岡 大陽 | 28 | MF | |
MF | 7 | 中野 嘉大 | 0 | 0 | 畑 大雅 | 26 | MF | |
FW | 29 | 岩崎 悠人 | 0 | 2 | 町野 修斗 | 33 | FW | |
FW | 9 | 山下 敬大 | 2 | 0 | ウェリントン | 9 | FW | |
GK | 1 | 守田 達弥 | – | SUB | – | 富居 大樹 | 23 | GK |
DF | 3 | エドゥアルド | – | – | 大岩 一貴 | 22 | DF | |
DF | 47 | 中野 伸哉 | 0 | 0 | 古林 将太 | 5 | MF | |
MF | 14 | 高橋 義希 | – | 0 | 山田 直輝 | 10 | MF | |
MF | 27 | 相良 竜之介 | 2 | 1 | タリク | 11 | FW | |
MF | 22 | 小屋松 知哉 | 0 | 0 | 大橋 祐紀 | 17 | FW | |
FW | 15 | 酒井 宣福 | 1 | 0 | 池田 昌生 | 27 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
7 | シュート | 5 | ||
3 | ゴールキック | 8 | ||
7 | コーナーキック | 0 | ||
11 | 直接フリーキック | 12 | ||
1 | 間接フリーキック | 2 | ||
1 | オフサイド | 2 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
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~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
◆46分
7 中野 嘉大 → 22 小屋松 知哉 ◆59分
9 山下 敬大 → 15 酒井 宣福 ◆81分
29 岩崎 悠人 → 27 相良 竜之介 ◆85分
24 飯野 七聖 → 47 中野 伸哉 |
◆66分
14 茨田 陽生 → 10 山田 直輝 ◆71分
6 岡本 拓也 → 5 古林 将太 33 町野 修斗 → 11 タリク ◆81分
28 平岡 大陽 → 17 大橋 祐紀 26 畑 大雅 → 27 池田 昌生 |
入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
---|---|---|---|---|---|
8,190人 | 曇のち雨、弱風 | 23.3°C | 60% | 全面良芝 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 |
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久保田 水男 | 家本 政明 | 大塚 晴弘 | 淺田 武士 |
第4の審判員 | VAR | AVAR | 記録員 |
田島 宏則 | 中村 太 | 五十嵐 泰之 | 上瀧 善之 |
監督コメント
山口監督 総括
前半45分は自分たちのゲームプラン通りに、相手に持たれることも想定しながら、どう奪うのか、どうゴールに行くのかというところで、形として非常に表現できたところなんですけど、課題である後半の戦い方であったり、追加点のところ。
そういうところがまだまだ足りないなというゲームでした。
山口監督 質疑応答
-1-0で後半に臨むというのは気持ち的に難しいところもあると思うが、攻めるのか気持ち的に守りたくなるのか、その点はどう選手を送り出したのか?
前半にできていたところとそれでもやっぱり相手の優位性があるところの修正はハーフタイムにして、受けるというよりは修正しながら、自分たちの前向きなところを守備に関しても出そうと送り出しました。
-勝ち切れなかったが1ポイント積み上げたとも言えるゲームだった。選手にはどういう声掛けをしたのか?
最後にアクシデントがあったとはいえ、やったことのないポジションを何人かにやってもらわざるを得なかった状況は僕の責任という話しをしました。
その中でも選手が割り切ってやったことが勝点1に繋がったという話しはさせてもらいました。
-ここ2試合前半良い試合が続いて後半少しパフォーマンスが落ちるようなところもあったが、今日も流れ的にはそうなったが具体的な要因はあるか?
全体的に押し込まれるところの奪ったボールのところだと思うんですけど、奪える状況にあると思いますし、もちろん相手のミスもあるんですけど、そこで前半は体力もある分みんなが受ける意識もあった。ただ後半はその意識が段々と薄れていくというところが大きな問題だと思います。
ボールの出どころに対してというところにも少しずつ甘さが出てきていたので、どう捉えるかというのは考えながらやっていたんですけど、その辺が上手くいかなかったというのはあります。
金明輝監督 総括
勝点3を取りたかったですし、このホームの雰囲気、最高の雰囲気の中でゲームをさせてもらって、勝点3を取れずに申し訳ないなと思っています。この時期になると相手チームもパワーを持ってやってくる中でそれを上回るようなテクニック、気持ちの面もそうですし、ベースの部分がもう一歩及ばなかったのかなと思っています。勝点1を取れたことに満足しているつもりはないですが、しっかり得点を取れて、次につながっていくようにしたいと思っています。
金明輝監督 質疑応答
-前半は背後を取る前のパスの出どころを消されている印象で後半はうまく出どころを作れて背後を取れるシーンも増えたと思うが?
それ一辺倒になり過ぎてもダメですが、かなり相手はイヤがってラインも下がっていた。そこはバランスですが、継続していきたいと思います。直近の2試合は背後を取れなかったので、そういった意味では相手を裏返す作業というか、相手にほころびを生むシーンは多々あったと思います。
あとは失点シーンですね。ミス絡みで失点しましたが、以前までと似たようなシーンでした。中盤で奪われてショートカウンターというところでした。選手たちには怖がらずにトライさせていきたいと同時にケアできるシーンも2回ほどあったので、そこでしっかり対応できるように修正していきたいと思います。
-酒井宣福選手が久々の得点だったが評価を。
山下(敬大)もそうですし、宣福もそんなに器用な選手ではないんですよね。なのでポイント、ポイントで周りが生かしてあげないといけないし、ただ彼らの良さというのもそれぞれにある。そういった部分はわれわれのチームの中では重宝しているし、評価しています。得点は1人では取れないので、チームでうまく取らせてあげるというか、取ってくれて良かったと思います。それも背後を取って生まれたシーンなので、継続してやっていきたいと思います。
選手コメント
DF3石原 広教
前半は前からアグレッシブにいっていて、ボールを奪ってカウンターをしてというところがチームとしてハマる感じだったので、前からいくところはよかったと思います。ただ、ゲームを90分通して見ると、90分それを続けられるかということは中で意識していかないと、90分すべてハイプレスでいくのはおそらく難しい。前半45分はほぼそれでいってマイボールにできていましたけど、やっぱり後半に体力がなくなってから、もしくは交代して合わせる時間もなくというところから徐々にマイボールにする時間がなくなり、奪ってからも距離感があまりよくなかった。
いい形で攻撃に繋げることが少なくなってしまった。ゲームの流れを汲んで、戦い方を後ろから考えなければいけなかったかなと思います。
(守備面では手応えがある戦いぶりだったのでは?)
もともとやってきたことを今日は出せるタイミングが多かったと思うので、いつもどおり、今まで通りやってきたことをみんながしっかり意識してやれていたと思います。でもそれを結果に繋げなければ意味がないと思っています。
内容に関しての自信は今までどおりあるので、その戦い方という部分を結果に繋げていかなければいけない。本当に勝つために、どういうゲーム作りしていくかということを、智さん(山口監督)が普段から言ってくれている分、中で選手たちがもっと考えてやらなければいけないと思います。
(残り6試合に向けて)
サポーターの皆さんが今日もスタンドから応援してくれて横断幕でもメッセージを伝えてくれて、選手にはしっかり届いていますし本当に背中を押してもらっています。にもかかわらず結果に結びつけられていないというところがあるので、申し訳ない気持ちがありますけど、自分たちはやり続けることが大切だと思うので、ひとつでも多く勝利を届けて、残留というのは絶対条件ですし、選手たちはしっかり戦っていきたいと思うので、引き続き応援してもらえたらと思っています。
DF8大野 和成
(前半先制して後半追いつかれるという展開で監督も後半の戦い方に課題を感じていると話していたが実際にプレーしていて前半からの変化はどう感じているか?)
湘南の右サイドにロングボールで徹底して狙われていたので、そこでなかなかうまくリズムが作れなかったです。でもギリギリのところで守れていたので、このまま行ったらワンチャンスあるかなと思ってプレーしていました。
(今後どうチームに働きかけていきたいか?)
やれている手応えはもちろんありますし、本当に最後のところでやられてしまっているので、そこはもっともっとみんなで日頃から突き詰めていければ、自ずと勝点3は取れると思うので、辛抱強くやりたいなと思っています。
(自身のプレーの感触は?)
久しぶりの先発でしたけど、智さん(山口監督)になって本当に厳しい練習もしていますし、身体的には良い練習を積めていたので試合に出てもやれる手応えはありました。
だからこそ勝ちに繋がるようなプレーをしたかったですけど、それができなかった。
次はホームで横浜FCと試合があるので、そこでしっかりとやりたいと思います。
(前半相手にロングボールを蹴らせないくらい良い守備ができていたが後半蹴られる場面が増えたと思うが、自分たち視点だと良くなかったと感じる点はあるか?)
結構難しくて、逆にもっと寄せれば良かったかなと感じますし、寄せたらひっくり返そうとしたあとのセカンドボールという難しさがあったので、やりながらなんとか守れていた感触はそこまではあったので、これを続けていくという感じでチーム全体としてあっただけに守り切れなかったので残念ですね。
(前半は前線の5枚でうまく相手のビルドアップにプレッシャーをかけれていたと思うが、手応えはあったのか)
そうですね。蹴られてもしっかりとスライドできていたので、そこまで崩されることはなかったです。
それだけ後半は徹底して湘南の右サイドに蹴られていたので、それで少し重くなってしまったかなと思います。
FW33町野 修斗
(ゴールシーンは冷静に流し込んだが?)
良いパスがきて良いところに止められたので、しっかりゴールが見えてしっかりニアに蹴ることができました。
(キーパーとの1対1の場面は前節もあったと思うが、それが今日のゴールに活きたところはあるのか?)
前節のチャンスのシーンを外してからたくさん練習しましたし、同じようなコースだったというか左からだったので練習の成果が出たかなと思います。
(一方でなかなか勝ち切ることができていないというところで2点目が必要だと感じるのか、勝ち切るためには?)
1点しかなかなか取れていないという結果が続いているので、やっぱり2、3点取らないといけないとずっと思っています。今日も少しチャンスの数を増やす必要があったのかなと思います。
(ゴール前の取り組みというのはずっと山口監督になってから続けていると思うが、手応えは?)
今日の試合は、なかなか多くのチャンスを作るということはなかったんですけど、前節もその前もチャンスは結構増えてきていると思うので、本当フォワードのラストのシュートだけだと思っています。
MF28平岡 大陽
(ゴールシーンを振り返って)
フロンターレの時もありましたけど、聡(田中選手)が奪って狙っていて、いつも見てくれてるので、スペースがあったのでまず運んで、町野くんがいい動き出ししてくれたのを見て出しました。あれは本当にゴールに向かったので、相手の目線が僕に向かいましたし、あそこで横に逃げずに前にチャレンジしたことがよかったと思います。
そのあとの大雅くん(畑選手)にスルーパスを出して通らなかったシーンがあったんですけど、持ち出しまでは完璧だったんですけど、あの時に僕がシュートよりもパスを出すところを探してしまった。あそこでフィニッシュを意識して自分でミドルとか打てるようになったら相手にとって怖い選手になれると思っています。
(後半の戦いについては?)
後半の序盤は守りつつもカウンター的な感じで攻めることもできたんですけど、でも時間が経つにつれてしんどくなってきて、一方的にロングボールを蹴られてロングボールを返すという感じになってしまった。最近そういうことが多いので、そうう時に中盤とか前が怖がらずに出てボールを持つ時間を増やさなければいけないと思っています。
失点はああいう感じでしたけど、偶然ではなく必然というか、ずっと押し込まれてしまったのでああいうチャンスを相手に与えてしまうということを感じました。
(改善するためには)
ずっと攻められ続けている時に、1本繋いで落ち着かせること、自分たちの時間を増やすこと、あとはやっぱり2点目を貪欲に狙っていって後ろを楽にさせないと、後ろはすごくやってくれているけど90分ずっとというのは大変なので、2点目をとりにいく姿勢がもっと必要だと思います。
MF32田中 聡
(ゴールシーンに絡んだが振り返って)
前向きでプレーできて、股があいてたので出して、あとは大陽(平岡選手)が運んでくれて最後はマチくん(町野選手)がしっかり決めてくれた。すごくいいゴールだったと思いますし、本当にあの二人がいたからこそのゴールだったと思います。
(平岡選手とのコンビネーションが光るが?)
大陽ははっきり動いてくれますし、普段からサッカーのことで話すことも多いのでやりやすいですし、同い年なのでお互いに気を使わずにやれて理解し合っている部分があると思います。
(先制するも追いつかれるという試合が多いが?)
今日の失点も自分がついていけば失点は免れたと思いますし、川崎戦の1失点目も自分のマークだった。そういう部分では責任をすごく感じていますが、過ぎてしまったミスをいつまでも考えても仕方がないので、自分で点を取りに行ったり、そういう部分で取り返していければと思っています。
(相手の
舘くん、広教くん(石原選手)、カズくん(大野選手)が競り合いにも勝てていたし、セカンドボールを予測しやすかったということもあります。失点のシーンだけが本当にやられたなというところだったので、守備に関してはすごくよかったと思うのでそこは続けていきたいと思います。
(残り試合に向けて)
本当に全勝する気持ちでやらなければ、残留だったり、もっと上の順位にはいくのは厳しいと思うので、もっともっと戦って、自分たちのためでもあるし、一番はサポーターの皆さんに勝利を届けたいので、残り6試合、死ぬ気で戦いたいと思います。
DF26畑 大雅
勝ちゲームだったと思いますし、勝点1でも貴重だと思いますけど、本当に勝点3をとれたゲームだったと思います。
ここ最近は今日のような展開の試合が多くて、前半に得点できたほうが楽になりますし後半いい形で臨めますけど、そのあとの後半はずっと押し込まれてしまったし、悪い流れがまた出てしまったと思います。
走れる選手が多いので体力的な問題というよりは意識の問題が大きいのかなと思います。ハーフタイムで「前からいこう」という話はしているんですけど、それでも何試合も改善できていないので、本当になんとかしなければいけないと思っています。
(自身のプレーは?)
5バックの相手にウィング同士でマンツーマンにされると攻撃に出て行くのが難しく、サイドからの攻撃は今日少なかったですし、取ってカウンターで出て行くという形がメインになってしまった。本当はそこで出て行って得点に絡まなければいけなかったと思います。
5バックの相手をどう崩していくのかということは自分の課題でもあるし、チームとしても対応しなければいけないと思うので、4バックの相手が多い中で5バックの相手の時に、やり方をどう変えて対応できるかが重要かなと思います。
(残り試合に向けては?)
こういう経験をするのは人生で初めてですし、1試合1試合の重み、1点の重みを感じています。絶対に残留しなければいけないし、J1にいなければいけないチームだと思う。サポーターの皆さんが今回も遠いところまで来てくださったし、次は横浜FC戦で必ず勝点3を取れるように戦いたいと思います。