第31節 vs 横浜F・マリノス
10月1日(金) 19:03キックオフ @レモンガススタジアム平塚
HOME 湘南ベルマーレ | 横浜F・マリノス AWAY |
0 | 0 | 前半 | 0 | 1 | ||
0 | 後半 | 1 | ||||
27 > 27 | 勝点 | 66 > 69 | ||||
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得点者 |
66分 前田 大然
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選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 1 | 谷 晃生 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 高丘 陽平 | 1 | GK |
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DF | 4 | 舘 幸希 | 0 | 0 | 小池 龍太 | 25 | DF | |
DF | 3 | 石原 広教 | 0 | 0 | チアゴ マルチンス | 13 | DF | |
DF | 2 | 杉岡 大暉 | 0 | 0 | 岩田 智輝 | 24 | DF | |
MF | 6 | 岡本 拓也 | 1 | 0 | ティーラトン | 5 | DF | |
MF | 14 | 茨田 陽生 | 2 | 0 | 扇原 貴宏 | 6 | MF | |
MF | 32 | 田中 聡 | 0 | 0 | 喜田 拓也 | 8 | MF | |
MF | 10 | 山田 直輝 | 1 | 1 | 天野 純 | 14 | MF | |
MF | 26 | 畑 大雅 | 0 | 0 | エウベル | 7 | FW | |
FW | 33 | 町野 修斗 | 1 | 0 | レオ セアラ | 9 | FW | |
FW | 9 | ウェリントン | 3 | 2 | 前田 大然 | 38 | FW | |
GK | 23 | 富居 大樹 | – | SUB | – | 梶川 裕嗣 | 21 | GK |
DF | 22 | 大岩 一貴 | – | – | 實藤 友紀 | 19 | DF | |
MF | 5 | 古林 将太 | 0 | 0 | 和田 拓也 | 33 | MF | |
MF | 29 | 三幸 秀稔 | 0 | 0 | マルコス ジュニオール | 10 | FW | |
MF | 42 | 高橋 諒 | 0 | 0 | 水沼 宏太 | 18 | FW | |
FW | 17 | 大橋 祐紀 | 0 | 1 | 仲川 輝人 | 23 | FW | |
FW | 27 | 池田 昌生 | 0 | 0 | 杉本 健勇 | 41 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
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8 | シュート | 4 |
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6 | ゴールキック | 8 | ||
5 | コーナーキック | 4 | ||
10 | 直接フリーキック | 18 | ||
1 | 間接フリーキック | 4 | ||
1 | オフサイド | 4 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
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~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
◆64分
10 山田 直輝 → 27 池田 昌生 33 町野 修斗 → 17 大橋 祐紀 ◆76分
6 岡本 拓也 → 5 古林 将太 26 畑 大雅 → 42 高橋 諒 ◆81分
32 田中 聡 → 29 三幸 秀稔 |
◆64分
14 天野 純 → 10 マルコス ジュニオール 7 エウベル → 23 仲川 輝人 9 レオ セアラ → 41 杉本 健勇 ◆83分
5 ティーラトン → 33 和田 拓也 ◆90+1分
38 前田 大然 → 18 水沼 宏太 |
入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
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5,190人 | 曇、中風 | 20.9℃ | 82% | 全面良芝 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 |
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鈴木 茂 | 西村 雄一 | 野村 修 | 日比野 真 |
第4の審判員 | VAR | AVAR | 記録員 |
山岡 良介 | 佐藤 隆治 | 榎本 一慶 | 亀井 信也 |
監督コメント
山口監督 総括
非常に悔しい90分になってしまいました。前半も数多くチャンスがあったり、後半も決定機がありましたが、点を取られたところは一瞬の判断ミスが失点に直結してしまった。非常に残念なのと悔しいのと、選手に申し訳ないという気持ちがある90分でした。
山口監督 質疑応答
-前節のフロンターレ戦に続き内容としては非常に良かったが、今の内容は今シーズンを戦っていくうえで大きな力になると思うが?
選手には試合が終わってからその話をしましたし、僕自身もその覚悟を持ってやるということは伝えました。あとは本当に勝負の際の点を取るところであったり、取り切るところであったり、守り切るところの一瞬の、油断ではないでしょうけど、そういうところを突き詰めていくしかないと思います。
勝つことに対してもっともっとこだわっていくこと、結果に繋げないと良い内容では意味がないと思っているので、その辺りは選手にやり続ける大事さと結果に繋げる厳しさを伝え、自分自身ももっと持っていかなければいけないと思っています。
-相手に対して非常に緻密に対策を練られたと思う。スペースを消して相手の使ってくるであろう危険なパスコースを優先順位をつけてどんどん消していった印象を受けたがどういうプランだったのか?
マリノスは特徴的なスタイルを持ったチームですし、相手の立ち位置でうちの選手が身動きが取れない状況にされたくないことを念頭に置きながら、センターバックの前に天野選手だったり、マルコスジュニオール選手がウロウロしていたりもするので、はっきりとしてほしいんですけども、見過ぎてスペースを使われ過ぎないような対策をしました。そこの受け渡しであったり、コミュニケーションのところは日頃から求めているところでした。
相手の特徴として、そういうところにボールが入ったらスピードアップされるということはみんなで共有してきていましたし、それが顕著に出ているチームなので、その辺は準備してきてものを出せたとは思います。ただ、準備してきていたにも関わらずやられ方がマリノスの特徴でやられてしまったので、そういうのを90分やり続けるところであったり、結果に繋げるところであったりということはすごく自分自身がもっと用意しないといけないなと思っています。
-取られたのは1点だけで、シュートも4本しか打たせていない。結果がほしかった中でも自信になる部分と次に繋がる部分というのはあったのではないか?
ポジティブな部分とネガティブに捉えないといけないところと両方あるのが試合だと思います。選手にはそのポジティブな部分は忘れてほしくはないですし、間違いなく積み上げてきているものは出せているという話はさせてもらって、先ほども話しましたが結果というものに対してもっとシビアになっていかないといけないと思いますし、結果を出すところの際というのは本当に90分用意していかないといけないと思います。
自信を持ちながら、やっぱり勝負に徹するところ、自分自身もそうですけど、もっと磨いていかないといけないなと思っています。
-内容が良かった中での敗戦となったが今日の敗戦と今後どのようなアプローチを勝つためにしていくのか?
良い内容の試合をしてくれているのは事実として自信を持つところは持って良いと思いますけど、あとはみんなが共有し始められたところがあるので、それを今後ブレずにやり抜くという信念を持つということは大事なことだと思いますし、それプラス、相手のことを緻密にやりながら、ちょうど2週間空くのでその辺はうまく使いながら選手ともっとレベルアップをしていきたいなと。
勝ちに繋げられていないところで、自分自身の力不足が否めないんですけど、信念を持ってやっているので、選手と一緒にそこを築き上げていきたいなと思っています。
ケヴィン マスカット監督 総括
不思議なゲーム内容でした。いつものテンポではなく、ボール回しも遅く、テンポを上げられませんでした。
湘南の山口監督は素晴らしいチーム作りをしています。自分たちらしさを出せませんでしたが、仲川が良いプレスからボールを奪い、良いゴールが生まれました。その後も、GKが出ていた中で無人のゴールにシュートを放ちました。それは残念ながら入りませんでしたが、終盤は良いところが見えました。
ケヴィン マスカット監督 質疑応答
-湘南の中盤3枚を揺さぶれなかった要因は?
フェアな質問だと思います。自分たちのサッカーは何かを作り出さないといけませんが、その作り出す作業は簡単ではありません。今日はチャンスを作り出し、ゴールに向かう部分を出せませんでした。自分たちで自分たちを難しくしてしまいました。ゲームをコントロールし、ボールを回せましたが、それはもっと前の位置でしなければなりません。もちろん湘南が中を閉じ、コンパクトに守り、崩すのが難しかったのも事実です。自分たちも問題を認識していますし、現実を直視して自分たちらしさを出すために修正していきたいです。
-上位の横浜FMが下位の湘南に苦戦したことは驚きか?
Jリーグはレベルの高いリーグなので順位は関係ありません。湘南は前節、川崎に対しても、良いパフォーマンスを見せていました。だからまったく驚きはありません。山口監督は素晴らしいチーム作りをし、若いチームが自分たちを苦しめました。たくさんチャンスを作り、たくさんのゴールを狙うのがマリノスのサッカーですが、コンパクトに守る組織的なチームにそれを発揮するのは難しいのも事実です。一方、この内容で勝点3を取れたことは良かったです。
選手コメント
DF4舘 幸希
(2試合続けてスタメン出場となったが何を意識して入ったのか?)
いつもどおりやってこいという言葉をかけられて送り出されました。前節は大岩選手が出場停止だったんですけど、僕自身も川崎相手にできた手応えがあった中でそこは継続して使ってもらえたので、そこはとても感謝していますし、勝たせたいという気持ちで入りました。
(手応えとは具体的には?)
僕のストロングポイントは守備のところだと思っているので、川崎やマリノス相手に通用した部分はあったと思います。そこは僕自身も自信を取り戻せたところがあります。
(今日は内容のいい中で負けてしまったが勝ち切るためには?)
決め切るところ、失点シーンもコミュニケーションの部分で隙を突かれた形だったので、そういうところを本当に突き詰めていかなければいけないと感じました。そこを逃さない川崎やマリノスというチームの強さを感じました。
継続する部分もありますし、もっともっと積み上げていかなければいけないなと改めて感じました。
(積極的に追い越していくシーンがいつも以上に多く勇気のいるプレーだったと思うが?)
奪った瞬間に、自分が出ていくことによってフリーになれるということは思っていたところですし、DFが出ていければ掴みづらい部分もあると思うので、出て行くことに躊躇はなかったです。周りの選手がカバーしてくれるというところがありました。
奪った瞬間に相手の切り替えが早いということがスカウティングでもあったので、ワンタッチ、ツータッチでどんどん追い越していけばチャンスが増えるんじゃないかと思いましたし、前期の戦いでもそういうところでチャンスを作れていたので、そこは継続してチームとして取り組もうとしました。
(山口監督に代わって変化したことは?)
サッカーにおいてはボールに関わる意識が高まったと思います。
智さんに勝利を届けたいということは選手みんな思っているところですし、僕自身もそうです。勝てていないという現状で難しい状況ですけど、自分たちがもがいて、残留のために何をしていくかというところが大事かなと思います。
MF14茨田 陽生
前半は湘南のペースでできていたと思います。守備のときも攻撃のときも自分たちのペースで試合を運ぶことができていたと思います。
(後半の戦いの課題は何か)
前半であれだけ良いプレーをしていて、それを継続させる継続力もそうですし、でもできないときにまた違ったサッカー、違った攻撃の仕方や守備の仕方というのをチーム全体で考えて改善していかなければいけないなと思います。
(勝つために必要なことは?)
あとは得点だけじゃないかなと思います。チャンスも作れていますし、ボールの奪い方も良いですし、ボールの持ち方も良いと思います。
あとは本当に得点を取るだけだと思うので、そこの質を高めていきたいなと思います。
(残りの試合に向けて)
あと7試合とは考えずに1試合1試合次は鳥栖戦に向かって、どれだけ自分たちが勝てる準備ができるかというところだと思うので、まずは次の試合に向かって準備していきたいと思います。
MF5古林 将太
(途中からピッチに入って意識していたことは?)
負けている状況でしたけど、失点せずに守備でしっかり入って、攻撃に出るときにパワーを持っていけと監督からも言われていたので、そこはしっかりできましたけど、得点に繋がれば一番良かったかなと思います。
(ウェリントン選手へ合わせたクロスを振り返って)
良いボールをもらえたので、中を見ながら茨田選手も良いフリーランニングをしてくれていた中でウェリントンが見えたのでしっかりと流し込むだけでした。得点に繋がれば良かったです。
(残りリーグ戦の7試合になるが、次節に向けて)
負けられない試合が続くので、選手もやっていることを信じていますし、ブレずにやれていると思うので、あとは勝つだけです。
DF26畑 大雅
(DF面での貢献が光ったが?)
マリノスのウィンガーはみんな速くてうまくて前に推進力のある選手が多いと思います。エウベル選手は僕の中では去年プレーしていたエリキ選手と似ているなと思って対応していたのですが、大きくやられるシーンは作らせなかった。細かい部分ではありましたけど、大崩れしなかったところはよかったと思います。
(攻めながらも1点が遠かったが?)
毎試合ビッグチャンスは何本も作れていますし、その中でFWやインサイドハーフ、ウィングの選手が決め切れていないのが現状だと思います。そこはもっとシビアにやらなければいけないと思っています。
前節の川崎戦も多くチャンスを作った中で、僕自身ももっとシュートの選択肢を持ってもいいのではないかと感じていたので、今日はクロスというよりはもっと中に進入していくことを意識しました。個人としても最後1点のところを突き詰めていきたいと思います。
(内容のいい中で勝点に結びつかない現状をどう感じているか?)
最近は周りからもいい試合をしたという声を聞きますが、勝てなければやはり意味がないので、いい試合ができたで終わっていてはいけないと思っています。
そこから一皮むけていけるチームが上位に食い込んでいけると思うので、いい試合止まりをしていることは避けなければいけないし、この状況を打開しなければいけないと思っています。