MATCH試合結果

第12節 vs 北海道コンサドーレ札幌

5月2日(日) 15:03キックオフ @レモンガススタジアム平塚

HOME  湘南ベルマーレ 北海道コンサドーレ札幌  AWAY
湘南ベルマーレ 0 0 前半 0 0 北海道コンサドーレ札幌
0 後半 0
11 >12 勝点 11 > 12
得点者
選手 シュート シュート 選手
GK 1 谷 晃生 0 STARTING
LINEUP
0 菅野 孝憲 1 GK
DF 4 舘 幸希 0 0 田中 駿汰 2 DF
DF 3 石原 広教 0 0 宮澤 裕樹 10 DF
DF 8 大野 和成 0 2 福森 晃斗 5 DF
MF 6 岡本 拓也 1 1 金子 拓郎 9 MF
MF 20 名古 新太郎 1 0 駒井 善成 14 MF
MF 25 中村 駿 0 0 高嶺 朋樹 6 MF
MF 10 山田 直輝 0 1 菅 大輝 4 MF
MF 42 高橋 諒 0 4 アンデルソン ロペス 11 MF
FW 33 町野 修斗 2 2 チャナティップ 18 MF
FW 17 大橋 祐紀 0 2 ジェイ 48 FW
GK 23 富居 大樹 SUB 大谷 幸輝 22 GK
DF 19 毛利 駿也 1 柳 貴博 3 DF
DF 22 大岩 一貴 0 深井 一希 8 MF
MF 5 古林 将太 0 0 荒野 拓馬 27 MF
MF 32 田中 聡 0 青木 亮太 28 MF
FW 9 ウェリントン 1 0 ドウグラス オリヴェイラ 33 FW
FW 11 タリク 2 0 小柏 剛 35 FW
警告・退場 スタッツ 警告・退場
◆50分 中村 駿
◆53分 名古 新太郎
7 シュート 13
9 ゴールキック 7
7 コーナーキック 2
14 直接フリーキック 15
2 間接フリーキック 3
2 オフサイド 3
0 PK 0
得点経過
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート
選手交代
◆62分
33 町野 修斗 → 9 ウェリントン
20 名古 新太郎 → 32 田中 聡
◆71分
10 山田 直輝 → 5 古林 将太
17 大橋 祐紀 → 11 タリク
◆55分
4 菅 大輝 → 35 小柏 剛
◆66分
14 駒井 善成 → 8 深井 一希
9 金子 拓郎 → 3 柳 貴博
◆78分
48 ジェイ → 33 ドウグラス オリヴェイラ
6 高嶺 朋樹 → 27 荒野 拓馬
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
4,956人 晴、中風 21.0°C 32% 全面良芝 90分
コミッショナー 主審 副審 副審
田村 貢 笠原 寛貴 木川田 博信 日比野 真
第4の審判員 VAR AVAR 記録員
窪田 陽輔 山岡 良介 相樂 亨 岩崎 洋

監督コメント

浮嶋監督 総括
浮嶋監督

久々のホームゲームでたくさんのサポーターに詰めかけてもらって勝ち点3を届けたかったという気持ちで、申し訳なく思っています。ゲームのほうは風の影響を強く受けるだろうなということは試合の前から思っていて、前半風下、後半風上という中で、風がかなり影響したゲームになったと思います。
チャンスもたくさんあったわけではないですけど、最後のオフサイドになったシーンは、先ほど映像で見た限りではどう見たらオフサイドになるのかなという印象で、少なくとも画面で確認してほしかったと思います。
いずれにしても残念な引き分けでした。

浮嶋監督 質疑応答

-オフサイドのシーンもあっていつもの引き分けとは違ったと思うが得られた手応えは?

攻撃の形はそんなにいい形を作れたわけではなかったと思います。ただ切り替えとかセカンドボールとか、そういうところの奪取からチャンスを作るという部分では、今日の気候を考えるとこういう戦い方にしかならなかったことは残念でした。

-中村選手、タリク選手、ウェリントン選手が出場したが3人の評価を。

中村駿は久々の先発だったが、本人としてはコンディション的に少し上がり切っていないところがあるんじゃないかと思いますが、その中で言うとよくやってくれたと思います。
タリクはケガで長くいなかったんですけど、今日は少し時間の制限もありましたが、その中で非常に効果的なプレーを見せてくれたと思います。
ウェリントンも最後のシーンもそうですが、要所要所で押し込んだ展開の中では特にいいものがあると思うので、あの得点は特に決めたかったところです。

-背の高い外国人への対応など守備陣への評価を。

ひとつはジェイがトップに入ってきて、アンデルソンロペスともしかしたらドウグラスヴィエイラも入って3人高いトップでくることもあり得るかなという予想もしていました。どこのチームのどんなセンターバックでも手こずる高さだと思うので、そういう部分で言えば我々はペナルティエリアに近づけないことが大事だと思います。そういう部分ではよくやってくれたと思いますし、風の影響もうまく頭に入れたラインコントロールがしっかできたと思います。
そういうところがゼロにできた要因だと思います。

-エリアに近づけないようにしたこととは?

基本的には上げるべき時に上げて、下げるべき時に下げて、バックラインだけじゃなくて中盤の3人、もっと言えばクリアボールがトップのところにくることもあるので、しっかりとお互いのラインの距離というのを保った中でセカンドをしっかり拾うところまでを含めたロングボールの対応をしました。
このロングボールの対応は今日の守備のテーマの中で一番のところだったので、その対応をしながらしっかりプレスをかけていくということをゲーム全般の中ではよくやってくれたと思います。

-負けない粘り強さが根付いていると思うが手応えは?

守備の部分に関しては昨年も前半と後半でだいぶ違ったと思うんですけど、昨年後半のラインコントロールやプレスを含めていいものが出せるようになった部分が今年は最初から出せていると思います。守備に関してはより仕上がってきていると思います。
我々の考えている守備は攻撃に繋がる守備なので、そういう部分で言うと今日は攻撃に繋げるところがよくなかった。守るということに関しては100点だと思いますが、よりいい形で攻撃に繋げていくという部分まで含めて守備だと思うので、そういうところはまだ足りなかったなと思います。

ペトロヴィッチ監督 総括

順位が近いチーム同士の対戦のため、両チームとも勝点がほしいという試合でした。互いにモチベーションも高かったと思います。
試合は風の影響もあってなかなか攻撃がつながらない中で、我々は相手のディフェンス陣には高さが足りないと見ていたので、高さのある選手を起用してトライしました。ただ、長いボールが風の影響を受けてしまい、狙いどおりのプレーがなかなかできませんでした。
その中でセットプレーから二度ほど良いシュートがありましたが、なかなか得点につながりませんでした。そこも風の影響があったと思います。お互いに狙いを出せない展開の中でも走り、勝利をもぎ取ろうという気持ちがぶつかり合った試合だったと思います。引き分けに終わりましたが、妥当な結果だと思います。

ペトロヴィッチ監督 質疑応答

-攻撃の狙いを聞くと、なるべく早いうちに先制したいというプランだったのか。

そうですね。特に前半は圧力を掛けて得点を狙いました。チャンスになりかける場面もありましたが、風の影響を受けてラストパスやクロスの精度などが上がりませんでした。後半は相手がウェリントン選手を投入し、そこから相手も長いボールを入れてくると思っていました。そうしたことで、後半は自陣ペナルティーエリア内でのプレーが増えたが、それも想定していたことでした。

選手コメント

DF3石原 広教
石原 広教

前半は風の影響があって押し込まれる時間帯があったんですけど、それでもしっかり耐えて後半自分たちのリズムになると思っていました。
少し押し込まれる時間がありましたけど、カウンターでうまく前に出ていくというシーンもありましたが、なかなかゴールが遠かったなと思います。
もっとチャンスを作れるようなボールの動かし方ができれば良かったなと思います。

(札幌のジェイ選手含め前線に高さのある選手がいたが、気をつけていたことは?)
カバーリングですね。誰か一人は絶対に競りに行くということと、その周りの選手がカバーをするというのは今日はよくできていたと思います。
空中戦はやっぱりカズさん(大野選手)は強いし、その後ろとか前のセカンドボール拾うところを意識してしっかりやれたかなと思います。

(前節のエスパルス戦で誰がファーストディフェンスに行くのかというのが課題と言っていたが?)
はっきりマークにつけていたと思いますし、クロッサーに対しても自由に上げさせるシーンもなかったと思う。
やっぱりフリーで上げられてしまうと身長差もあり厳しいですが、今日はそういうシーンほとんどなかったのでチーム全体としてうまくやれたなと思います。

(引き分けが続いているが、勝利を掴むためにどのようにしていくのか)
最近少し敵陣でサッカーをする時間帯が減ってきているので、相手のペナルティエリアの脇とかをしっかり取って相手を押し込んでサッカーできればと思います。相手を押し込むことでそれがチャンスに繋がると思うので、相手の陣地でサッカーをすることを意識してやっていきたいです。

(次節に向けて)
なかなか勝てていないんですけど、4月は無敗で来れましたが、5月全勝しようとチームとして掲げていました。
ただ今日も引き分けてしまったので、この残りの試合で全部勝てるようにしっかり練習からやっていきたいと思います。

MF25中村 駿
中村 駿

(柏戦以来のフル出場だが、プレーを振り返って)
ボールを受けた時に少しミスが多く、自分のところで前に良いボールを配給していかないと良い攻撃にならないと思うので、そこが今日の一番の反省点かなと思います。

(以前に出ていた時よりも守備が安定している思うが、復帰してプレーしてみて感じることはあるか)
やっぱり試合を積み重ねていくにつれて、横との繋がりだったり縦との繋がりというのは観ていても増していることを感じていました。
僕が中に入ってもそれを感じれていました。それがやっぱり失点が少なくなっている理由かなと思います。

(逆に点が取れていないということが課題だと思うが?)
前に行けているときというのは、やっぱり奪ったボールを1本、2本しっかり繋げている時だと思います。アバウトなボールを前に入れてもなかなかそれがゴールまでいくということは少ないので、自分のところで狭い方から広い方に展開していくことによって攻撃の回数が増えていくと思うので、その回数をもっと増やさないとゴール前に行くシーンはなかなか増えていかないかなと思います。
そこは今日も出た課題だったかなと思います。

(ロングボールの対応やプレスのかけ方など意識したことは)
今日は風もありましたし、後ろの福森選手のところから良いボールが入ってきてしまうので、まずそこは抑えようというところと、蹴られたときの後ろのチャレンジ&カバーであったり、ボランチ3枚の距離感というのは練習の時からしっかり意識しようということは話していました。
それは試合を通してそんなに悪いところはなかったかなと思うので、そこは良くできていたかなと思います。

(随所で色々な声掛けをしていたと思うが)
どうしてもツートップでやっているときは、福森選手のところまでの距離が新太郎(名古選手)が行くまでの距離が長いときがあったので、そういう時はやっぱり前を3枚にして、直輝くん(山田選手)と僕が2枚ボランチになってやった方が、新太郎と福森選手の距離も縮められていたと思います。
そういうところで中でしっかり話しながら立ち位置を変えながら、やれていたのは良かったかなと思います。

(タリク選手・ウェリントン選手が入ってきて攻撃に変化はあったか)
アバウトなボールを入れても収まるシーンというのは増えますし、それをなるべく少なくしてゴール前で仕事をして欲しいので、その回数を減らすためにも自分たちが後ろからしっかり繋ぎながらいけるともっともっと彼らにゴール前で良いシーンができると思う。
そこはもっと意識してやっていかないといけないところかなと思います。

(久しぶりにフル出場して今後への手応えはあったか)
ケガをしてから復帰してまだ間もないですけど、まず90分やったことに関してポジティブに捉えられるかなと。
あとはセットプレーで何度か良いシーンは作れたので、そこもポジティブに捉えたいなと思います。

FW11タリク
タリク

まずピッチに戻ってくることができて非常に嬉しい気持ちでいっぱいですし、すごく長い時間を経てここでプレーできたことは本当に嬉しいです。
次の試合からもう少し長い時間プレーできるように、努力していって少しずつでも積み重ねていきたいと思っています。

(チームの得点力に課題があるが改善するためには?)
得点はとれていないんですけど、実際のところしっかりチャンスも作れています。仮にチャンスが作れていないのであればもちろん問題だと思いますが、自分たちのサッカーがしっかりできていますし、練習から非常にみんなハードワークして集中してトレーニングに臨めているので、あとはゴールネットを揺らせるかどうかの最後のところの問題だと思っています。そこまで自分自身は問題視していないです。

(自身は手応えを感じられたところもあったか)
自分としてはすごく感触もよかったですしポジティブに捉えています。
何よりもチームに戻ってくることができたこと、また試合でしっかり身体が動いていたということに関しては、ポジティブな要素だと思っています。

(惜しいシュートもあったが振り返って)
1本目クロスバーに当たったシーンは、自分の中では何も意識せずに打ったんですけど、2本目に関してはゴールキーパーを褒めるしかないかなと思います。サッカーでたまにあると思いますが、運が味方する時もあれば味方しない時もあるのかなと。気にせずに次に向かっていきたいですし、次はゴールを決めたいと思っています。

(次節に向けて意気込みを)
毎試合毎試合温かい声援をありがとうございます。そして今日素晴らしい雰囲気を作ってくれたことについても本当に感謝しています。
次のゲームでしっかりと勝利を届けられるようにプレーしたいと思います。次の試合も大きい声援をお願いします。