天皇杯 JFA 第101回全日本サッカー選手権大会 3回戦 vs ヴァンラーレ八戸
7月7日(水) 19:00キックオフ @レモンガススタジアム平塚
ヴァンラーレ八戸 | 湘南ベルマーレ |
1 | 0 | 前半 | 0 | 2 | ||
1 | 後半 | 1 | ||||
0 | 延前 | 0 | ||||
0 | 延後 | 1 | ||||
62分 坪井 一真
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得点者 |
53分 梅崎 司
113分 平岡 大陽 |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 33 | 蔦 颯 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 立川 小太郎 | 31 | GK |
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DF | 32 | 伊勢 渉 | 1 | 0 | 舘 幸希 | 4 | DF | |
DF | 39 | 近石 哲平 | 0 | 0 | 大岩 一貴 | 22 | DF | |
DF | 5 | 赤松 秀哉 | 0 | 0 | 山本 脩斗 | 16 | DF | |
MF | 10 | 新井山 祥智 | 0 | 0 | 岡本 拓也 | 6 | MF | |
MF | 48 | 相田 勇樹 | 1 | 0 | 名古 新太郎 | 20 | MF | |
MF | 27 | 丹羽 一陽 | 0 | 0 | 三幸 秀稔 | 29 | MF | |
MF | 30 | 黒石 貴哉 | 0 | 1 | 梅崎 司 | 7 | MF | |
FW | 13 | 丸岡 悟 | 1 | 1 | 毛利 駿也 | 19 | MF | |
FW | 19 | 島田 拓海 | 0 | 1 | 石原 直樹 | 13 | FW | |
FW | 14 | 前澤 甲気 | 0 | 2 | 大橋 祐紀 | 17 | FW | |
GK | 1 | 高島 康四郎 | – | SUB | – | 富居 大樹 | 23 | GK |
DF | 15 | 板倉 洸 | 0 | 0 | 石原 広教 | 3 | DF | |
DF | 17 | 廣瀬 智行 | 0 | 2 | 平岡 大陽 | 28 | MF | |
MF | 22 | 坪井 一真 | 1 | 0 | 田中 聡 | 32 | MF | |
MF | 24 | 原山 海里 | 0 | 4 | ウェリントン | 9 | FW | |
FW | 9 | 上形 洋介 | 0 | 0 | 池田 昌生 | 27 | FW | |
FW | 11 | 岡 佳樹 | 1 | 0 | ウェリントン・ジュニオール | 39 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
◆67分 坪井 一真■
◆120+2分 岡 佳樹■
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5 | シュート | 11 |
◆28分 岡本 拓也■
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12 | ゴールキック | 6 | ||
1 | コーナーキック | 5 | ||
16 | 直接フリーキック | 7 | ||
4 | 間接フリーキック | 2 | ||
3 | オフサイド | 2 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
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~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
◆46分
10 新井山 祥智 → 22 坪井 一真 19 島田 拓海 → 9 上形 洋介 ◆70分
32 伊勢 渉 → 17 廣瀬 智行 ◆85分
13 丸岡 悟 → 11 岡 佳樹 27 丹羽 一陽 → 15 板倉 洸 ◆延長後半前
48 相田 勇樹 → 24 原山 海里 |
◆46分
17 大橋 祐紀 → 39 ウェリントン ジュニオール ◆70分
6 岡本 拓也 → 27 池田 昌生 39 ウェリントン ジュニオール → 9 ウェリントン ◆79分
7 梅崎 司 → 28 平岡 大陽 ◆83分
29 三幸 秀稔 → 32 田中 聡 ◆105分
13 石原 直樹 → 3 石原 広教 |
入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
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1,452人 | 曇、弱風 | 27.2°C | 78% | 全面良芝 | 90分 延長30分 PK方式 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
松浦 敏夫 | 三上 正一郎 | 西尾 英朗 | 森川 浩次 | 松澤 慶和 | 井澤 法子 |
監督コメント
浮嶋監督 総括
ゲームのほうは延長で決勝ゴールが入って勝った形になりましたけど、本当に八戸さんは堅い守備で、一人ひとりが球際も切り替えも含め、非常にコンパクトな守備陣で素晴らしいチームだと思いました。
それを破るということがなかなかできなかったもどかしさはありましたが、相手の健闘を称えたいと思います。
浮嶋監督 質疑応答
-相手の守備を破れなかったもどかしさがあったということだがどの程度想定していたのか?延長までもちこまれた要因は?
攻めている時間が長くなる中、セットプレーとカウンターのところは注意しなければいけない、切り替えのところは最も大事だと思っていました。攻めているところでの切り替え、ここはよかったと思いますが、最後こじ開けられなかったところで言うと、我々がウェリントンを入れたタイミングで非常にヘディングの強い17番の選手を当ててきたところなど相手もしっかり準備をしてきていたと思います。
前半からいい形、いいシュートがあった中で決められない最後の質のところもあったと思います。特にボックスの中央の質というところは延長までもちこまれた要因だと思います。
選手コメント
MF7梅崎 司
基本的にはゲームをコントロールできていたと思いますし支配できていたと思います。その中でチャンスも多く作れていたと思いますができれば前半で先制してより自分たちのリズムでやれれば理想的だったと思います。ただ後半も切らさずに自分たちのサッカーをやり続けることができたと思います。
先制することができましたが、失点は僕のマークに決められてしまったので本当に申し訳なく思っていますし、そういうところをぬかりなくやっていれば延長に持ちこまれずに済んだのかなと思っています。
(素晴らしいFKを決めたが?)
壁も高かったんですけど、キーパーが割とファーサイドを意識しているのを感じていました。距離的に近かったので壁を越せば緩いボールでも入るんじゃないかと思って狙いました。
今日は3ボランチで初めてスタメンで出場して、まずはチームの中でのタスクを果たすことを自分の中で大事にしていましたしその中でどうゴールに絡んでいくかということは意識していました。FKという形ですけどゴールをとれたということはすごく嬉しいです。
(FKを蹴る時に3人くらい集まっていたが?)
話し合って僕が自信があるしイメージがあるので蹴らせてほしいということで蹴らせてもらいました。
(課題を挙げるとすれば?)
ゲームコントロールはできていましたし何度かチャンスはありましたけど、アタッキングサードに入って行く時の精度とコンビネーション、アイデアを共有していくというところはもっともっと高めなければいけないと思いました。押し込む展開にチームとして慣れていないところもあるので、もっとトレーニングをして精度を高めていかなければいけないと思っています。
(八戸の印象は?)
とても規律を大事にしていて、コンパクトでアグレッシブな守備をしてくるなという印象があります。スカウティングだともっと高い位置から守備をしてくるのかなと思っていましたが。でも粘り強く戦ってきましたし最後のところをやらせないというところもチームとして統率がとれていたと思います。
(天皇杯はACLに出場できるチャンスにもなるが)
そこの出場機会を得ることができればクラブにとっても新たなステージの扉が開くと思います。ルヴァンカップはああいう悔しい形で終わってしまいましたが、いま3回戦に勝って自分たちが頑張れば手に届くところにあると思います。そのために1試合1試合をしっかり自分たちを出し切る、勝利に貪欲に戦うことの積み重ねだと思うので、もちろんそこに到達したいですけど一歩一歩進んでいきたいという思いです。
(一発勝負の大会で勝ち切ることができているがその強さはどこにあるか?)
モチベーションの部分はとても大きいと思います。今日のメンバーを見てもそうですが、なかなかリーグ戦に出られないメンバーもたくさん出ていましたし、そういうチャンスをみんなでモノにしようということで一致団結していました。僕もそういう試合でキャプテンをやらせていただくことが多く、そこのチームの雰囲気を押し出していくということは意識しているところです。
決してきれいな形ではないですが、泥臭くてもどんな相手でも自分たちを出して表現して勝つという思いを持って戦った結果だと思います。
DF19毛利 駿也
早い時間帯にしっかり決めきることができれば、延長戦までいかなかったと思うので、そこの精度をもっと高めていきたいと思います。
(相手が引いているなかで、相手のブロックを崩すにはどのような事を意識してプレーしていたのか)
引かれた相手にはミドルシュートやクロスボールが有効なんですけど、クロスの部分であまり良いボールを上げることができなかったので、そこは課題かなと思っています。
(ハーフタイムや試合中に選手同士で何か話しあっていたのか?)
失点する感じはなかったので、あとは焦れずにしっかり点を取ることだけに集中しようと話していたので、得点が入って良かったです。
(試合終盤や延長戦の苦しい時間帯に味方を追い越していくシーンがあったと思うが?)
特に後半残り10分くらいは相手も延長戦にという感じだったと思うんですけど、そこで自分たちは延長戦という気持ちにならずにここで決めきるぞ、という姿勢を出したいと思って走りました。
もちろん自分も苦しいですけど相手も苦しいと思いますし、ここで頑張って得点を取れたら試合が終わるかなと思ったので。
(天皇杯4回戦に進出し、次節はリーグ戦中断前最後の試合になるが?)
カップ戦の試合に出ることが多かったんですけど、ルヴァンカップは敗退してしまい、カップ戦は天皇杯しかないので1試合でも多く試合をしたいという気持ちがあります。リーグ戦にもしっかり絡んでいけるように中断期間でアピールしていきたいなと思います。
MF28平岡 大陽
(ゴールシーンを振り返って)
後半から入るときに監督からウェリントンとか前線に(ボールが)入ったときのセカンドボールが絶対にこぼれるから狙っていけと指示を受けていたので、そこは敏感に反応していくという意識を持っていました。それがああいった形でゴールに繋がって良かったです。
(後半途中出場だったが、試合を振り返って)
F.C.大阪さんも含めてすごく力のあるチームだったので、良い形で先制できたんですけど相手も粘り強かった。
チームとしても決めるべきところで決めきれずにズルズル延長戦までいってしまったというところがあったと思います。苦戦を強いられたんですけど、勝つということに意味があると思うので結果が出たことは良かったと思います。
(得点を入れる前のシュートも惜しかったと思うが、あのシーンが得点の伏線になったのか?)
あのシュートの前にカウンターの場面があって、名古選手からロングボールが入って僕がセカンドボールを拾いに行き、結局名古選手にパスをしてゴールに繋がらなかったシーンがありました。その時にシュートを打たなくて、打っておけば良かったと思ったので、その次の左隅に打ったシュートとゴールに繋がったシュートというのは打たずに後悔するなら打とうと思って打ったものでした。
シュートへの意識はあの名古選手へのパスで意識づいたかなと思います。
(ゴールは良いアピールになったと思うが、今後に向けて)
ゴールは決めたんですけど、今日はゴール以外は納得いくプレーができていないので、先輩方にも助けられましたしそういう意味で全く満足はしていないので、また試合に出場できるようにひとつひとつアピールしていきたいなと思います。