2015ヤマザキナビスコカップ 予選リーグ 第3節 vs サンフレッチェ広島
4月8日(水)19:04 @エディオンスタジアム広島
HOME サンフレッチェ広島 | 湘南ベルマーレ AWAY |
2 | 1 | 前半 | 2 | 2 | ||
1 | 後半 | 0 | ||||
1 > 2 | 勝点 | 4 > 5 | ||||
25分 浅野 拓磨 90+3分 浅野 拓磨 |
得点者 | 14分 ブルーノ セザル 45分 古林 将太 |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 1 | 林 卓人 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | イ ホスン | 25 | GK |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DF | 4 | 水本 裕貴 | 0 | 0 | キム ジョンピル | 15 | DF | |
DF | 33 | 塩谷 司 | 4 | 0 | 坪井 慶介 | 20 | DF | |
DF | 19 | 佐々木 翔 | 2 | 0 | 岡﨑 亮平 | 24 | DF | |
MF | 27 | 清水 航平 | 0 | 3 | 古林 将太 | 5 | MF | |
MF | 37 | 宮原 和也 | 0 | 0 | 可児 壮隆 | 26 | MF | |
MF | 30 | 柴﨑 晃誠 | 0 | 1 | 石川 俊輝 | 16 | MF | |
MF | 18 | 柏 好文 | 1 | 1 | 武田 英二郎 | 48 | MF | |
MF | 24 | 野津田 岳人 | 4 | 0 | 大槻 周平 | 19 | FW | |
MF | 15 | 工藤 浩平 | 0 | 1 | ブルーノ セザル | 9 | FW | |
FW | 29 | 浅野 拓磨 | 5 | 0 | 岡田 翔平 | 22 | FW | |
GK | 13 | 増田 卓也 | – | SUB | – | 梶川 裕嗣 | 21 | GK |
DF | 5 | 千葉 和彦 | 0 | 0 | 広瀬 健太 | 13 | DF | |
DF | 34 | 高橋 壮也 | – | 0 | 菊地 俊介 | 2 | MF | |
MF | 6 | 青山 敏弘 | 2 | 0 | 菊池 大介 | 10 | MF | |
MF | 25 | 茶島 雄介 | – | – | 白井 康介 | 27 | MF | |
FW | 9 | ドウグラス | 1 | – | 大竹 洋平 | 7 | FW | |
FW | 22 | 皆川 佑介 | – | – | アリソン | 18 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
◆15分 宮原 和也■ | 19 | シュート | 6 | ◆43分 キム ジョンピル■ ◆50分 キム ジョンピル■■ ◆75分 広瀬 健太■ |
3 | ゴールキック | 15 | ||
8 | コーナーキック | 2 | ||
13 | 直接フリーキック | 6 | ||
3 | 間接フリーキック | 4 | ||
3 | オフサイド | 4 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
|
~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
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入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
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4,684人 | 晴、弱風 | 11.0°C | 59% | 全面良芝、水含み | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
楠 勝好 | 吉田 寿光 | 岡野 宇広 | 三原 純 | 吉田 哲朗 | 木原 一郎 |
監督コメント
●曺監督 総括
お疲れさまでした。
湘南から平日のナイターにも関わらずたくさん応援に来てもらって、アウェイといえども勝点3を取りに行ったつもりですけど、最後残り1分ぐらいですか、2‐2に追いつかれて、結果としては悔しい結果に終わりました。ただ非常に今日はいいゲームだなと思っていて、後半退場者が出て、そのあともつねに重心を前にしてというサッカーの一端を最後まで見せてくれたと思います。
最後の失点のときだけちょっと後ろに重くなりましたが、我々がずっと大事にしてることをGKから先頭のブルーノまでしっかりやってもらえたと思うので、とくにああだこうだ言うことはないです。というぐらいよくやったと思います。
●曺監督 質疑応答
リーグ戦からメンバーが大きく入れ替わった中、素晴らしい内容だったが今日の内容がチームにもたらす意味は?
よくレギュラーを何人代えてるとかそういう発言をしたり、チームのなかでヒエラルキーがあったりというのは、もちろん0じゃないかもしれないですけど、ぼくは目の前の試合に勝ちに行くための11人を選んだら今日のメンバーになっただけです。
ただ本当に先発を前節のリーグ戦から11名代えたので、観てる方は新しいメンバーというかたちで思われたかもしれませんが、ぼくは今週だけでなく先週もその前の週も、またトルコキャンプから彼らのパフォーマンス自体をずっと見ているので、今日ピッチに立つべくして立った11人だと思っています。それが、おそらくですけど、12,3年間で9試合連続広島には勝てなかったんですね。今日やっと勝点1を取れたと。たしか9試合で得点自体も3点しか取れなくて、今日それも含めて、非常に勇敢に、いつもみんなで意識高く練習しているつもりなんですけど、そういうことがピッチのなかで、もちろんミスはありますが、結果が出たことは選手たちの頑張りを称えたいと思います。
いま向こうに残されたメンバーも含めて、週末誰を使おうかなというところで言うと、本当に悩まなければいけないなと思っています。非常にそういう意味で、チームを勇気づけるというか、誰が出ても同じことができるということをチーム全体で証明できた日になったかなと思います。
2得点の浅野拓磨選手の印象は?
彼と2トップを四中工で組んでいた田村翔太がいま福島でレンタルで頑張っているのですが、ぼくも高校のときに何回か見たことがあって、ゴール前で得点感覚のあるいい選手だなと思っていました。広島に行かれたあともオリンピック代表に選ばれて、実際やったなかで、逞しさや最後まで足を止めないところは非常に成長しているなと、他チームの選手を評論するのはすごく申し訳ないですけど、そういった印象を受けました。これからオリンピックを含めてどんどんまた若い選手が成長していくことが日本サッカー界のためにすごく大事だと思うので、試合しか見てないですけど、いい選手だなと思いました。
●森保監督 総括
ナビスコカップでは前節引き分けて、アウェイで勝点1を拾ってきて、今日の試合はホームで勝点3を取りたいという試合でした。
それをできなくて残念です。今日2失点しましたが、相手がどういういうよりも入りのところから集中力が足りずになかなか思うようにゲームを運ぶことができませんでした。そこは反省しなければいけないと思います。
但し、後半ビハインドの中で試合を進めて相手が10人になって数的優位で攻める中、できればそこで早く得点を奪ってひっくり返すことができれば一番よかったですが、最後のアディショナルタイムに同点に追いつけたことは、それまでのチャンスを作りながらチャンスを決め切れず、そのあたりで集中が切れてもうダメかなという中、選手がそうならず、集中力を保って同点に追いつけたことはよかったと思います。
今日、勝点3を取れなかったことは反省しなければいけないですが、勝点3を相手に与えず、まだまだナビスコカップで巻き返しができるという意味ではラッキーだったと思います。a
今日も平日の中、多くのサポーターの皆さんに来ていただきましたが、ここのところ勝利をお届けすることができなかった。今日も試合前に平日の試合に来て下さるサポーターの皆さんに勝利を届けようと選手自身が声を出してピッチに出ていましたし、サポーターの皆さんに勝利をお届けできず残念です。
●森保監督 質疑応答
先発入れ替えた中でDFがちぐはぐしていたようだが2失点という結果については?
多くの選手を入れ替えた中でDFラインの選手はポジションは多少変わりましたが経験のある選手で後ろを固めて臨みました。この2失点は大いに反省しなければいけないと思っています。
それは選手だけではなく、監督としてこの試合に臨む準備、試合直前の試合への入り方として、選手に100%の集中、力を発揮させられるように持っていけたかということを自分自身反省しなければいけないと思っています。
2失点とも崩されたわけではなく、守備の緩さやアバウトな部分が出てしまい、時間帯でのプレーの選択、そういう部分も含めて相手にやられてしまった。自分たちがどう試合に入っていくかを徹底すること、時間帯でのプレーを反省しなければいけないと思っています。
千葉選手を投入した狙い?
相手がその前に10人になって、どういう交代選手を投入していくかを考えていたところで、水本が少し痛みを訴えていたので、水本と善戦の選手を代えることも考えましたが、後ろからビルドアップで、塩谷を本来のポジションに戻して、後ろから厚みのある攻撃を仕掛けていこうということで千葉を入れました。
前の選手を入れてもいいと思ったが、おそらく相手は10人になって守備を固めてくるだろうと思ったので、その時に闇雲に前に放り込んでも、そこは相手も集中力のあるところで後ろから、あるいはサイドから相手をはがしていけるとっころで千葉を投入しました。
選手コメント
●坪井慶介
自分たちがやるべきことにチャレンジして取り組んでいたと思います。退場者が出てしまいましたが、その中でも自分たちがやれることを精一杯出そうとしていたと思います。
結果については残念な形で終わってしまいましたが、選手一人ひとりがやろうとしていることに関してはよかったと思います。
(初出場の選手も多かったが意識したことは?)自分が彼らくらいの22、23歳の時に井原さんだとかそういう選手から受けたちょっとしたコーチングで楽になることもあったので、そういうことを意識しながら声を出していました。お互いに集中力を高めてプレーできたと思います。
(10人になって意識したことは?)10人になってもなるべくラインを高くして戦おうという意識でしたが最後少し押し込まれてしまった感じはあります。あそこをもうひとつ詰めて、“最後以外はよかった”で済ませることのないように今後どう修正していくかが大事だと思います。
●古林将太
(ゴールについては?)いい形で可児ちゃんが出してくれて、俊輝(石川)も僕が上がってきてるのを分かってスルーしたので、いい連動でゴールが決められたことはよかったです。
ただその前に2点くらい決められるシーンがあったので、そこが本当に悔しいです。そこで決めれていればもっと楽な戦いになったと思う。みんな本当によく守ってくれていたし最後だけやられてしまった。でもいい戦いはできたと思います。
(意識して入ったことは?)自分自身としては、ここで見せなければもう上にはいけないという意識でした。死ぬ気でやってやろうという気持ちでした。
ナビスコも大事に戦っていきますが、しっかりJリーグに繋げていきたいです。今日のメンバーがリーグのスタメンで出ている選手たちを脅かしていかなければいけないと思っています。
●イホスン
勝点3が取れずに悔しい気持ちがあります。
(積極的に前に出るシーンも多かったが?)10人になってから相手がサイドに出してクロスを入れてくることが多かった。そこに対して集中して守ろうと思いましたが反省するところもあります。
曺さんやスタッフが信じて出してくれたと思うので、しっかりプレーで応えなければと思っていました。次に繋がるようにやるべきことはやろうと思いました。
前半から2点入れてくれて有難い気持ちがありましたし、守備でもツボさん(坪井)中心にみんな頑張ったと思います。2点やられてしまったことは悔しいです。
(公式戦は久しぶりだったが緊張は?)緊張はなくて覚悟だけでした。
●岡﨑亮平
最後守り切れればベストだったんですけど、甘さが出てしまった。そこは簡単にはいかないというJ1の強さを痛感しました。
(デビュー戦で緊張は?)スタジアムに着いた時に緊張しましたけど、いざピッチに入ると無心でした。もっと緊張するかなと思っていましたけど目の前の相手に負けたくないと思っていました。ボールがきたらクリアよりも見えるところにつけようという意識は持っていました。
結果を見たら最後追いつかれていますし、いいゲームだったと言ってもらえるかもしれないけど勝点3がほしかった。最後守り切ってこそ後ろの評価も上がったと思うので悔しいです。
ツボさんの存在が大きかったです。ツボさんがいてくれてカバーしてくれるので前にいけたり潰しにいくこともできた。常に声をかけてくれましたし本当に思い切ってやれました。偉大な人だと改めて感じました。
●武田英二郎
結果的には追いつかれてしまい残念でしたけど、すごくいい前半だったと思います。
個人的には試合に挑む姿勢とか気持ちは問題なかったと思うんですけど、細かいミスや滑ってしまう場面があったし、あまり前にボールを運ぶことができなかった。期待されていたことは出せなかったんじゃないかと思うので、しっかり反省して次に向かいたいと思います。
(左サイドで出て意識したことは?)クロスだったり、ゲームを作ることを意識して入りました。ただ時間を作る中で後ろへのパスが多くなってしまったかなと思います。シュートも決めたかったしクロスももっといいボールを上げたかった。
ただ全部に下を向くことはないと思うし、守備では感覚はよかったし、内容としてもやろうとしてることを全員が出せていたと思うので、自信をもって、これからリーグ戦でチャンスをもらえるように頑張るしかないと思います。