2ndステージ 第8節 vs 川崎フロンターレ
8月22日(土) 19:04キックオフ @Shonan BMWスタジアム平塚
HOME 湘南ベルマーレ | 川崎フロンターレ AWAY |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 1 | 秋元 陽太 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 新井 章太 | 30 | GK |
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DF | 3 | 遠藤 航 | 1 | 0 | 武岡 優斗 | 17 | DF | |
DF | 4 | アンドレ バイア | 0 | 1 | 井川 祐輔 | 4 | DF | |
DF | 17 | 三竿 雄斗 | 0 | 0 | 谷口 彰悟 | 5 | DF | |
MF | 5 | 古林 将太 | 0 | 0 | 小宮山 尊信 | 8 | DF | |
MF | 16 | 石川 俊輝 | 1 | 0 | 大島 僚太 | 16 | MF | |
MF | 6 | 永木 亮太 | 1 | 0 | 中村 憲剛 | 14 | MF | |
MF | 10 | 菊池 大介 | 3 | 0 | エウシーニョ | 18 | MF | |
FW | 2 | 菊地 俊介 | 0 | 2 | 森谷 賢太郎 | 19 | MF | |
FW | 11 | 藤田 祥史 | 2 | 3 | 杉本 健勇 | 9 | FW | |
FW | 23 | 高山 薫 | 1 | 3 | 大久保 嘉人 | 13 | FW | |
GK | 25 | イ ホスン | – | SUB | – | 西部 洋平 | 21 | GK |
DF | 20 | 坪井 慶介 | – | – | 實藤 友紀 | 2 | DF | |
MF | 14 | 藤田 征也 | 0 | – | 車屋 紳太郎 | 20 | DF | |
MF | 26 | 可児 壮隆 | – | – | 山本 真希 | 6 | MF | |
FW | 8 | 山田 直輝 | 0 | – | アルトゥール マイア | 10 | MF | |
FW | 18 | アリソン | 2 | 2 | 中野 嘉大 | 22 | MF | |
FW | 39 | アモリン | – | 1 | 船山 貴之 | 15 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
◆35分 永木 亮太■ ◆57分 遠藤 航■ ◆83分 山田 直輝■ |
11 | シュート | 12 | ◆21分 杉本 健勇■ ◆60分 大島 僚太■ |
7 | ゴールキック | 9 | ||
2 | コーナーキック | 3 | ||
11 | 直接フリーキック | 19 | ||
3 | 間接フリーキック | 2 | ||
3 | オフサイド | 1 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
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~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
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14,136人 | 曇、弱風 | 27.8°C | 88% | 全面良芝、乾燥 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
中村 祐 | 上田 益也 | 山口 博司 | 川崎 秋仁 | 金井 清一 | 岩崎 洋 |
監督コメント
●曺監督 総括
お疲れさまでした。
今日はチケットが完売するという聞いていましたし、フロンターレのサポーターの方も含め本当にたくさんの方に来ていただきました。
最初の笛から最後のホイッスルが鳴るまで、ひとつずつのプレーに何かエネルギーがあって、映画を見ているようなシーンがたくさんあって、本当にこう、スリリングな、すごくいいゲームだったと思いますし、その中で最後まで我々のスタイルを信じてやりつくした選手たちが取った勝点3というのが、今までの勝点3以上に重みがあるものだと思って、今ここに来ています。
ただ、監督としてはこの勝点3を一番喜べないというか。やっぱり開始早々の失点は100%僕の責任なので、ああいうところで選手をスタートさせてしまったダメな監督だなっていう思いしかなくて、もう負けることがほぼ9割と思ってやってたんで、それを選手がしっかり跳ね返してくれて逆転したっていうのは、本当に彼らの成長は目を見張るばかりです。
もちろん後半も前半も、ボールを取りに行って入れ替わられてピンチになったとこも、キーパーが止めたりとか、最後水際でかき出して、我々の最後の足を止めないところで得点を取っていくというところに、彼らがしっかり向き合ってくれたってことは、嬉しいというか、もう本当すごいなと思っています。
ただ、僕は監督として今日、ほんとにミステイクをたくさんしたと思っているので、そのミステイクが許されるのか許されないのか、自分ではよく分からないですけど、自分の中では許しちゃいけないと思ってるんで。もっと、選手に負けない成長をしなきゃいけないなという思いが強いです。
過去5年間で、ここではじめてコーチのときにフロンターレさんとやったときにピッチに立っていたのは、今日でいうと遠藤だけで、コバショウ(古林)がサブに入っていました。その次、2013年は薫(高山)と亮太(永木)とコバショウと大介(菊池)ぐらいが試合に出たと思うんですけど、本当にこの5年間、6年間、7年間、湘南に携わった人がいろんな努力をして今があると思っているので、今日またホームでフロンターレさんに勝てたということが、ひとつ歴史に一歩、歩みを早めるのかなというふうに思います。
選手ががんばった勝利で、彼らが喜んでくれる気持ちに関しては僕は遮るものも何もないですけども、今日この8月22日は、監督として絶対忘れちゃいけないなという、そういう日になりました。
●曺監督 質疑応答
–アリソン選手の投入について。
チームの中でやることを整理して、アリソンのパワフルなプレーというのはチームを助けると思ったので。ヨシ(藤田)も前半からディフェンスにオフェンスに足を止めずにやってくれていたので、残り15分で彼のパワーを使って、クロスが上がるというのは展開的に分かっていたので、そこで点を取りたいと思って出しました。将太(古林)の信じられないランと信じられないクロスからで、彼らは本当にすごかったと思います。
–リードしてからのゲーム運びはあまりよくなかったと思うが、秋元選手が前節も含めピンチを止めたが、彼のよさとは?
今のお話に違う感じでお答えしてしまいますけど、僕は2-1になってからそんなに悪いとは思っていないです。
逆転した後に、相手がくるのを全部取れて、全部我々のリズムでプレーできたら、当然昔からJ1でやっているチームだと思います。我々は逆転したことも少ない、何を優先させるかと言うと、あの時間帯は次のボールを狙ってカウンターで1点取るというゲームプランで、そういうところで取れそうなところもあって、そこでロストして逆カウンターも受けましたけど、それに関しては悪いと思ってないです。
陽太(秋元)に関しては、マリノスの時にアンダーの代表に入って、トップに上がってなかなか試合に出られなかった経験を愛媛で活かして、アイツにとっては初めてのJ1だと思うんですね。記録的にはあると思いますが。
いいことばかりではなくて、開幕からもっとああしておけばよかった、こうしておけばよかったというのは彼にもある。
ディフェンスと相手のFWの駆け引きの中で、打たせていいよという局面が増えたと思います。要は全部止めることはキーパーは難しい。ここだったら打たれてもいいとか。キーパーが止めると、ナイスセーブでキーパーが目立つんですけどその前のところで、ディフェンスがどれだけ角度を切っているかとか、逆にファーストタッチなら厳しいけどコントロールされることによって、ディフェンスがコースを切ってボールを取れることもある。陽太のセービングは素晴らしかったですけど、ディフェンスの頑張りがあって、それが陽太で結実したというプレーなので、選手が勝ちたいという気持ちをそこで出してくれたと思います。みんなでかき出したプレーだったんじゃないかと思います。
–次節はG大阪にリベンジをしたいと思うが?
ガンバさんにリベンジの前に、僕は自分自身にリベンジしなければいけないですね。
でも改めて、みんな一生懸命やってるんだけどミスをするんだなと思うし、自分はミスをしてはいけない立場なんだけど、やっぱりミスをした時の痛手や選手の気持ちをもう1回振り返って、自分がそこに向き合ってやらなければいけない。自分も人間なのでミスはしたくないですが、でもミスが起こった時にどうするかという話を、今日ミーティングでしたんですけど、それが自分のほうにきちゃって恥ずかしい感じですけど。
上位進出とかリベンジとか、できるようにもう一度頑張りたいと思います。
–ハーフタイムでは何を?
戦術的な指示を2、3しました。足が止まってしまうとこのゲームは取れない。相手は相手、うちはうちということを大事にしようと。最後、中央を崩してくるチームなので、そこでなんとか奪えば入れ替わったところでこちらにチャンスがくると。もう少しシュートまでいければよかったんですけどパスがずれてしまって、それも含め反省しなければいけないところはあると思います。
●風間監督 総括
ひとことですね、やはりここのところ決められない、それだけだと思います。そこのところを決められるように、もっともっと自信を持ってやってもらいたいと思います。ただ若い選手、健勇も含めて、中野などもトレーニングのなかで非常によくなっているので、そこはすごく収穫だと思います。
●風間監督 質疑応答
–とくに前半、相手の前へ前へというサッカーに合わせて本来のフロンターレではないように見えたが?
分かっていたことなので、その意味では逆に何本も裏を取ってチャンスをつくっているが、前半はとくに最後のところ、パスの選択肢のミス、もうひとつは技術のミス、置き場所が違ったり、そういうところはもったいなかったが、僕自身はそんなに前から来ても選手はだいぶ楽にはなってきてると思っています。ただ前半のほうがそういうことは多かったと思います。
選手コメント
●秋元陽太
このチームは本当にみんなが最後まで身体を張ってくれるので、僕もそれに対して落ち着いて、先に飛ばずにしっかり反応することが大事だと思ってやっています。それが結果に結びついているのかなと思います。
開幕当初はバタバタしてミスも多かったと思うんですけど、前期が終わった時に自分の中で何が足りないのか、どこを伸ばさなければいけないのかなど、考えることがありました。ゲームを読む力や1本をしっかり止めること、流れをしっかり読むことなど、自分のなかで整理することができた。ずっと試合に出させていただいているので、それをセカンドステージでは何かしらの形で還元しなければいけないと思っていました。チームメイトに助けられてばかりではなくて、自分がチームメイトを助けるという強い気持ちでいます。
●古林将太
薫くん(高山)がもった時にオーバーラップしていたんですけど、最初はなかなか出てこなくて、でもそれで諦めたらダメだと思って、自分のいいところはオーバーラップをし続けることだと思ったので、信じてやり続けた結果が得点に繋がったので、それは次もどんどん続けていきたいと思います。
交代してしまいましたけど、あそこからいかに走るかというところが自分のいいところでもあると思うので発揮できるように頑張りたいです。
相手が疲れてきた状況の中で、自分があそこで出ていくのは武器になると思うし意識して上がっています。
まだまだコンディションは上がっていくと思う。ケガをする前のベストコンディションにはまだ開きがあるので、まだまだ上がると思います。
●藤田祥史
前半で追いつけたのでよかったです。きそうな感じがあったので狙っていました。キーパーが出てきてくれたので落ち着いて決められました。
少しでもチームの力になりたいと思っていましたし、今回スタメンのチャンスをもらえたのでまた明日からの練習で競争して、次の試合もスタメンで出られるように頑張りたいです。
(2点目のチャンスもあったが?)ミドルもそうですし、クロスからどこかで合わせてもう1点取りたかった。チームの勝利に繋がるゴールを狙ったので決めたかったです。
だいぶ動けるようになってきたので、頑張って90分出られるようにしたいです。
●遠藤航
失点をした後は、気持ち的にはしっかり切り替えることだけを意識していました。相手にボールを握られることもありましたけど、そこは分かっていた部分でもありますし、ボールを奪いどころで奪い切って、ショートカウンターに繋げるということは意識していたし、1点目もそうでしたけどああいうところで奪ってしっかり点に繋げるというところは前半も後半も続けてできたと思います。
相手のミスもありましたけどあそこで追いつけたことは大きかった。やはりプレスをかけ続けるからああいうチャンスになるしヨシさん(藤田祥)もしっかり狙っていたと思います。湘南らしさが出たかなと思います。
相手が残っていたので、上がるタイミングは難しかったですけど、奪った瞬間や陽太さん(秋元)がボールをもった瞬間はスペースがある印象だったので、そこで早く飛び出してボールを受けたりということはできたと思う。欲を言えばもう少しドリブルで運んで、もう少し粘ってゴール前まで持っていければよかった。今日の攻撃のフィーリングは、自分の中ではあまり悪くなかったと思います。
●永木亮太
自分たちもやりながら成長を感じていますし、みんなで攻めて、陽太くん(秋元)の本当に神がかったセーブもありましたけど、みんなで頑張って守り切った。きれいな形だけではなく、みんなで頑張って勝点3をとれるようになってきていてそれはJ1らしいチームになってきたと感じる部分です。
今季を振り返っても、成長できていると思いますし、今までまったく勝てなかったチームに対しても正々堂々と戦えて勝つこともできているので自信に繋がっています。
(今日の自身のプレーについては?)前節は自分が迷惑をかけてしまったので、今日の試合に懸ける意気込みというのは、相当強いものがありました。自分も、ずっとスタメンが確定しているわけではないですし、今日ダメだったら本当に後がないというくらいの気持ちで戦いました。
相手にまわされる時間は多かったですけど、カウンターでチャンスがあると思っていたので、そこで自分がいければいいと思っていました。それが後半の1点に繋がったと思います。
前半からずっと続けてきた結果だと思うし、90分通してできたことはよかったと思います。