2ndステージ 第4節 vs サガン鳥栖
7月25日(土) 19:04キックオフ @ベストアメニティスタジアム
HOME サガン鳥栖 | 湘南ベルマーレ AWAY |
1 | 1 | 前半 | 1 | 1 | ||
0 | 後半 | 0 | ||||
5 > 6 | 勝点 | 4 > 5 | ||||
20分 水沼 宏太 | 得点者 | 3分 山田 直輝 |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 1 | 赤星 拓 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 秋元 陽太 | 1 | GK |
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DF | 33 | 吉田 豊 | 1 | 1 | 島村 毅 | 30 | DF | |
DF | 36 | 菊地 直哉 | 0 | 0 | アンドレ バイア | 4 | DF | |
DF | 5 | キム ミンヒョク | 0 | 0 | 三竿 雄斗 | 17 | DF | |
DF | 10 | 金 民友 | 2 | 1 | 藤田 征也 | 14 | MF | |
MF | 8 | 水沼 宏太 | 4 | 2 | 菊地 俊介 | 2 | MF | |
MF | 28 | 高橋 義希 | 1 | 0 | 永木 亮太 | 6 | MF | |
MF | 14 | 藤田 直之 | 1 | 0 | 菊池 大介 | 10 | MF | |
MF | 25 | 早坂 良太 | 1 | 0 | 高山 薫 | 23 | FW | |
FW | 24 | 鎌田 大地 | 2 | 1 | 大槻 周平 | 19 | FW | |
FW | 29 | 谷口 博之 | 0 | 1 | 山田 直輝 | 8 | FW | |
GK | 34 | 永石 拓海 | – | SUB | – | イ ホスン | 25 | GK |
DF | 4 | 小林 久晃 | 0 | 1 | 遠藤 航 | 3 | DF | |
DF | 15 | 丹羽 竜平 | – | 0 | 古林 将太 | 5 | MF | |
DF | 16 | 崔 誠根 | – | – | 石川 俊輝 | 16 | MF | |
MF | 6 | 岡本 知剛 | 0 | – | 武田 英二郎 | 48 | MF | |
MF | 20 | 菅沼 実 | – | 0 | 藤田 祥史 | 11 | FW | |
FW | 9 | 白 星東 | 0 | – | 可児 壮隆 | 26 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
◆49分 藤田 直之■ | 12 | シュート | 7 | |
9 | ゴールキック | 11 | ||
4 | コーナーキック | 0 | ||
18 | 直接フリーキック | 12 | ||
2 | 間接フリーキック | 7 | ||
2 | オフサイド | 7 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
|
~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
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11,960人 | 晴、弱風 | 29.8°C | 60% | 全面良芝、乾燥 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
大澤 隆 | 飯田 淳平 | 西尾 英朗 | 今岡 洋二 | 権田 智久 | 藤崎 隆弘 |
監督コメント
●曺監督 総括
お疲れ様でした。
今日の鳥栖さんはブルーのユニフォームではなくて、黄色いユニフォームで、ここ九州のサッカー以外のスポーツとサッカーがコラボして、スタジアム全体がやりにくい雰囲気というか、アウェイの雰囲気を感じながら90分プラスアディショナルタイム、指揮を執らざるを得なかったという感じでした。ただそこにも、負けない声量で湘南からたくさんの、今日は終わってからも帰ることが難しいと思うのですが、多くのお金を使ってここまで足を運んでくれたサポーターの皆さんに感謝しています。
勝点1では物足りないという方もいらっしゃると思いますが、今日は先制をしたので、2点目3点目を取って逃げ切れれば一番ベストだったのですが、追いつかれた後、なんとか相手の攻撃を凌いだ。運もありましたし、そういう意味ではベストな結果ではないですが、勝点1を前向きに捉えて、次のホームでは勝点3に繋がるようにやっていかなければいけないなと思います。
試合の立ち上がりは悪くなくて、相手が疲労感が見える中でラッキーもありましたが、先制ゴールを取ったのですが、そのあと、僕は2点目を取りにいくために少し前線からプレッシャーをかけて、ショートカウンターを狙って入れ替わるような展開を狙ったのですが、どうしても後ろが安全、安全にいきすぎてしまったのかなと。前のほうと距離もあって。後半の立ち上がりは少しよくなってチャンスも作った場面もありましたが、最後10分15分含めて、もう少しボールを動かしながら相手の嫌なところに入っていって、最後ペナの近くでワンツーだったりクロスだったり、という場面を作れればなと思ってみていました。
ただこのベアスタのスタジアムで、たくさんのサポーターが鳥栖さんの攻撃を後押ししているような状況で、やっている選手はプレッシャーも感じながらやっていたでしょうし、そういう意味も含めて、運もありながら勝点1を取ったのは、下を向くことではないと思います。
常に勝点3を目指しながらしぶとく1を取っていくということも、長いシーズンの中では大事でしょうし、鳥栖さんと2回やって負けなかったことはポジティブ捉えたい。相手に3を与えなかったということは今後順位のところなどでも影響が出てくると思いますので、そういう意味ではよくやったと言えると思います。
●曺監督 質疑応答
–ハーフタイムコメントで「バラバラにならずにまとまって戦うこと」というのは、攻めるのか守るのかという部分か?
そうですね、後半の立ち上がりはよかったと思うんですけど、要は相手が長いボールを蹴るからバックパスをした時に構えちゃうと、どうしてもラインが5m、10m空いてしまうので、そうするとセカンドボールが相手にいってしまうことが多かった。ボールにパワーがない時はラインを押し上げて、相手も動き直ししなければいけないように持っていく、先手を取るということでずっとやってきたんですけど。前半は点を取った後に少し下がってしまったかな、と。後半はそんなにそこに入れられる場面がなく、アクシデントも含めてDFの選手1枚替えましたけど、そういうことも含めてラインの高さ自体は問題なかったと思います。うちのチームは攻撃も守備も、いい距離感でいいアングルで立っていないと、ファーストポジションが間違っていると、ひとつめのパスが繋がらないし、逆に失ったら出づらいところがあるので、そういうところをハーフタイムに修正しました。
●森下監督 総括
今日も暑い中を多くのサポーターの方に来ていただいて感謝しています。サポーターの方たちには勝点3をプレゼントしたかったですし、選手にも勝たせてあげたかったです。あまりフォーカスされませんが、この中2日の過密日程の中、アウェイアウェイと移動してきて、今日の暑い中で走る湘南に対してこれ以上を望めないというくらいの戦う姿勢を見せてくれたので、色々と言いたいこともあるのですが全てを受け止めてやり続けたいと思います。そうすることで勝点3を取れると思うのでブレずにやり続けたいと思います。
●森下監督 質疑応答
–藤田選手や菊地選手が交代した理由は
疲労だけです。ナオ(藤田)はここ2試合で足も攣った中でやっていますし、想像以上のきつい中でやっています。今日のパフォーマンスに至っては否定するところはありません。
選手コメント
●山田直輝
(幸先よくゴールを決めたが)試合の最初のほうだったので試合にはうまく入れましたけど、そのあと相手のボール回しやロングボールに戸惑ってしまって、うまく湘南のリズムにできなかった。
相手の守備というより、守る時に相手が後ろで人数をかけてまわして、こっちが出ていこうとした時に裏に入れるという攻撃だったので、こっちが間延びしてしまって、セカンドボールを拾えずに相手の2次攻撃、3次攻撃を受けてしまったという印象です。結果的に、距離感がよくないので、攻撃にもいい距離感でいけなかったのが前半よくなかった要因かなと思います。とにかく勝ちたかったです。アウェイで最低限の引き分けで終われたことはよかったですけど。
(かなり蒸し暑かったが?)でも鳥栖さんのほうが連戦でしたし、それを考えるとそんなことも言っていられないので。自分たちもできる限り、自分たちのスタイルを出そうと心掛けていましたけど、今日はうまくいかなかった。でもアウェイでも、内容が悪くても勝点を拾えるということはいいことだと思うので、マイナスなことばかりではないと思います。
(ゴールシーンは?)しっかり右でパスを繋いでから中にボールが入ってきて、僕は直接ヘディングで勝てるような選手じゃないのでこぼれてくるのを狙っていました。いいところにきて、みんなが前まで運んで来てくれたお陰だったなと思います。得点に絡めたことはよかったです。
●永木亮太
相手が球際とかに来るのは分かってたし、90分間を通してそういうところはできたかなとは思います。アウェイで難しい展開で、こういう会場の雰囲気で勝点1を取って帰れることをプラスに考えたい。今日はすごく押されていたし、相手の勢いもあったし、それで自分たちの攻撃がうまくいかなかったところもあるので、勝点1を前向きに捉えたいと思っています。
(攻撃については?)あいだで受けてそこでタメをつくるというところができず、形がなかなかつくれなかった。サイドからも何回かチャンスはありましたけど、攻撃の形が今日はあまりなかったので、ああやって早い時間帯に1点取れて、そのまま勝てればいちばんよかったですけど、1点で抑えたところはよかったんじゃないかと思います。
(得点に繋がったクロスは)相手のGKのクロスの対応があまりよくないことはスカウティングで分かっていたので、そういう狙いどおりの攻撃だったと思います。(次節に向けて)連戦で暑いなかタフな試合にまたなると思いますけど、ホームなので本当に勝ちに行きます。
●遠藤航
(前半外から見ていた印象は?)入り方はよかったと思うしセカンドボールが拾えていたので、そこは問題なかったと思います。奪われた後のところで3バックが下がりすぎていてくさびとかいくところはいってもいいのかなという印象があったので、後半自分が入った時はコンパクトにすることと、相手のシャドーの選手2人にボールが入った時に、くさびにしっかりいけるようにということは意識していました。
自分が起点になって縦パスを入れることはできたと思います。ただそのあと、ゴール前まで運ぶところはうまくいかなかった。自分の縦パスも含めてもう少しコンビネーションを高めて工夫していければもっとよかったと思います。
(なかなかチャンスがなかったが?)縦パスやくさびに対して相手は強くきていましたし、長いボールを蹴った時に後ろの強さがあるなという印象でした。もう少しサイドをうまく使ったり、裏に抜ける動きに対してシンプルに使ってもよかったかなと思います。
仕掛けのところの精度が悪かったし、1対1で相手に上回られたところがあったと思います。
(勝点1について)悪くはないと思いますが、でもやはり勝ちにいかなければいけないと思うので、攻撃のところで得点に絡めるチャンスというのを増やしていきたいと思いました。ミドルシュートを枠にもっていく力だったり、クロスで終わるなどもっともっと高めていきたいと思います。
(スタジアムの雰囲気は圧力があったか?)近いので声援などすごく聞こえます。でも今日のようなサッカー専用スタジアムは、僕はアウェイでもテンションが上がるというか、こういうスタジアムはいいなと思います。プレッシャーやサポーターの皆さんの声援も楽しみながらやれていました。
●大槻周平
相手の守備がよく、なかなかスペースを見つけられなくて、いいところでボールを受けられずに苦しんだ試合だったと自分のなかでは思っています。相手はコンパクトでボールの回し方も巧かったし、それに苦しんでしまい、雰囲気にも呑み込まれてしまった。悪いなりにも勝点1を最低でも取れたので、連戦なので切り替えてやるしかないと思います。鳥栖さんは球際も強いですし、そういうところを大事にされていると感じました。でもそういう相手とできるのは幸せなので、ほんとに上に行くためにはああいうところで勝っていかないとダメかなと思いました。
●高山薫
悔しいです。DFと中盤とFWの距離があったし、そこでうまく受けて中盤に簡単に落としてもう1回動き出すようなプレーができなくて、単調になっていたかもしれないです。僕が足元で受けてもけっこう距離があったというか、自分たちが下がって中盤との距離を縮めるのか、全体的に押し上げてもらって距離を縮めるのかというのをもうちょっと試合中にやったほうがよかったかなと、映像を見てないから分からないですけど、いまはそう思います。いいところで受けられなかったです、足元も裏も。
(序盤はいいリズムにも見えたが?)早めに点を取れたし今日はいい感じでいけるんじゃないかとたしかに思ったんですけど、セカンドボールも拾えなかったし、相手はそこで拾えていた。連戦だけど僕自身コンディションはよかったし、そのなかでもっとできたという悔しさがある。悔しいです。次はホームだし、相手もやりがいのあるチームなので、頑張りたいです。リカバー中心でやれることはあまりないと思いますが、練習もそうだけど、練習と試合でミスを恐れてやれないときや時間帯が自分はあって、そういうのをなくして、もっとチャレンジするべきだと、このまえの試合でも思ったし今日の試合でもそういうところがけっこうあったので、それをやるのは難しいんですけど、でももっと勇気を持ってやれるようにしたいです。