2ndステージ 第2節 vsヴィッセル神戸
7月15日(水)19:04キックオフ @ノエビアスタジアム神戸
HOME ヴィッセル神戸 | 湘南ベルマーレ AWAY |
1 | 1 | 前半 | 1 | 1 | ||
0 | 後半 | 0 | ||||
3 > 4 | 勝点 | 3 > 4 | ||||
18分 高橋 峻希 | 得点者 | 31分 永木 亮太 |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 22 | 山本 海人 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 秋元 陽太 | 1 | GK |
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DF | 6 | 高橋 峻希 | 2 | 1 | 遠藤 航 | 3 | DF | |
DF | 5 | 岩波 拓也 | 1 | 0 | アンドレ バイア | 4 | DF | |
DF | 8 | 高橋 祥平 | 0 | 0 | 三竿 雄斗 | 17 | DF | |
DF | 14 | 増川 隆洋 | 0 | 0 | 古林 将太 | 5 | MF | |
DF | 3 | 相馬 崇人 | 0 | 2 | 菊地 俊介 | 2 | MF | |
MF | 18 | マルキーニョス | 1 | 1 | 永木 亮太 | 6 | MF | |
MF | 16 | チョン ウヨン | 0 | 2 | 菊池 大介 | 10 | MF | |
MF | 24 | 三原 雅俊 | 0 | 1 | 大槻 周平 | 19 | FW | |
MF | 10 | 森岡 亮太 | 2 | 1 | 藤田 祥史 | 11 | FW | |
FW | 11 | レアンドロ | 1 | 1 | 高山 薫 | 23 | FW | |
GK | 30 | 徳重 健太 | – | SUB | – | イ ホスン | 25 | GK |
DF | 4 | 北本 久仁衛 | – | – | 島村 毅 | 30 | DF | |
DF | 25 | 奥井 諒 | 0 | 0 | 藤田 征也 | 14 | MF | |
MF | 32 | 前田 凌佑 | – | 0 | 石川 俊輝 | 16 | MF | |
FW | 9 | 石津 大介 | – | – | 武田 英二郎 | 48 | MF | |
FW | 13 | 小川 慶治朗 | 1 | 0 | 大竹 洋平 | 7 | FW | |
FW | 19 | 渡邉 千真 | 0 | – | 山田 直輝 | 8 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
8 | シュート | 9 | ||
6 | ゴールキック | 8 | ||
2 | コーナーキック | 3 | ||
10 | 直接フリーキック | 11 | ||
3 | 間接フリーキック | 3 | ||
3 | オフサイド | 2 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
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~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
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7,696人 | 晴、弱風 | 30.6°C | 46% | 全面良芝、乾燥 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
高橋 信光 | 吉田 寿光 | 相樂 亨 | 村上 孝治 | 西橋 勲 | 村上 伸也 |
監督コメント
●曺監督 総括
お疲れ様でした。
水曜日の夜にもかかわらず、今日はこの後帰る電車もないですし、そんな中たくさんのサポーターに来てもらって、勝点3を最後まで狙いにいきました。この1を前向きに捉える部分もありますし、まだまだだなと思っているところもあって、それが半分半分の試合だったかなと思います。
神戸さんは後期からレアンドロ選手が入ってきたりして、やり方とか少しテイストを変えながらやっているところを、この前の試合のビデオを見て分かっていましたし、そのとおりの試合になったと思っています。
彼らの気迫ある球際の戦いだったり、くさびに対する強さに、特に我々の前の選手が腰を引けてしまったようなところがありました。
でもそういう戦いを挑んでくる状態の中、今日で言うとレフェリングが素晴らしかったと思います。あのプレーをファールとして取らないと一貫したところで両チームがタフに、立ち上がらないと相手ボールになると感じた。ファールで止まってしまうとタフな戦いはできなかったんですけど、吉田さんのレフェリングというのは、ここで言うのが正しいかどうか分からないですが、両チームの選手がこの試合を通じて、タフにならなければいけないということを学べたと思いますし、監督としても非常に有難いと感じています。選手たちがそれをしっかりと肝に銘じて、例えば日本のもっと上にとか、先に進んでいけるようにやってもらいたいし、そういう意味では見ている人とやっている我々選手、スタッフとそこをコントロールするレフェリーがいて、そのコントロールが非常に素晴らしかったと思います。
内容的には、ひとつめのシュートで先制されて嫌な展開になりましたけど、いい形で取り返せて、後半交代選手を使いながら2点目3点目っていうのを狙っていったところがありましたが、最後のところで身体を張られたり決め切ることができなかった。
逆にカウンターを食らった時にGKと後ろ3人が冷静に守ったことで、事故も起きなかったですし、そういう意味ではよくやったと言ってあげたいです。
すぐに中3日で甲府さんとホームで試合があるので、メンタルも含めてリカバーして、次の試合に向かっていきたいと思います。
●曺監督 質疑応答
–途中、石川選手を入れて前に2枚入れる形にしたと思うがその意図は?
ずっと練習でもそういう形もやってきていますし、バイタルのところで森岡選手とかレアンドロやマルキーニョスもそこで覗くようなところが空気的に合っていたので、まずそこに蓋をして、3人よりも2人でも十分前に起点が作れるんじゃないかと、あとは収まった時に俊介(菊地)や亮太(永木)が出ていけば最後チャンスになるなと思ったので。
俊輝を入れてからのほうが、ボールを奪う回数も増えて、チャンスになりそうな場面もあったんですけど取り切れなかった。それは神戸さんの厳しいディフェンスを破れなかったという、我々の力不足かなと思います。
–いい試合の中勝てなかった。今日の試合の中で勝ち切るためにはどんなことが必要か?
今日で言うと、映像を見て分かっていたんですけど、ノエスタの芝に慣れないといけないなと思っていました。高温多湿だし、芝の感じも固くて、ボールがどこにこぼれてくるか読みにくいグラウンドではあったので、選手たちは最後まで苦労したかなと思います。
ただそういうのは、勝ったとか負けた中の一因にしかすぎないので、その中でもグラウンドをうまく利用するというか、サイドチェンジのボールを多く入れたりとか、そういう戦術的な変化が試合の中で学べたら一番いいですし、相手と試合をするだけじゃなくて、グラウンドや環境、気候、置かれているシチュエーションで変わっていかなければいけないということが、プロの選手として大事だと思います。自分の好きなことだけやって終わっていたら、見てるお客さんにお金をもらう資格はないと思うので、選手と話し合っていきたいと思います。
●ネルシーニョ監督 総括
前半はうちがいい距離感で回してチャンスを作っていくというやり方で臨み、そこでリズムを作っていこうと思っていましたが、前半の内容、ボリューム的に相手のカウンターを受けるシーンが多かったと思います。ルーズボールも相手の反応が一瞬早く、球際で競り勝つというシーンもあまり見られませんでした。当然、我々のように下で崩していく、そこでリズムを作っていきたいチームにとって、このスタジアムのピッチのサポートがなかったというわけです。ただ、これを言い訳にしたくはありませんし、言い訳でもないのですが、我々のリズムが作れなかった大きなひとつの理由に、ピッチのコンディションが影響したことは、皆さんがご覧になられたことだと思います。
後半選手たちに求めたことは、ボールへの執着心です。こういうピッチコンディションの中で、ボールが収まらない、走らない、思ったようにいうことをきかないという状態では、執着心を高めないと、相手より先にボールを取ることが出来ませんから。そこのハードさを求めました。選手たちも後半は見直して、仕切り直してやってくれたと思います。結果は期待した結果ではありませんでしたが、引き分けで終わったということは、またひとつ前向きに捉えたいと思います。
●ネルシーニョ監督 質疑応答
–レアンドロ選手が入って2試合目だが彼が加入したことで得られた効果は?
彼はストライカーですし、このチームのやり方、哲学もしっかりと分かっている選手ですから、フィットすることに時間はかからないと思っていました。今日も、自分の役割を、このピッチコンディションの中でも、正しい判断を下しながら、しっかりとやってくれたと思います。
–あのタイミングで森岡選手を交代させた意図は?
森岡は今日の試合も、ボランチからひとつ前のポジションで相手のボランチを消すという守備のタスクと、攻撃の起点になる、リズムを作るということをやってくれていましたが、本当は立ち上がりからあの時間までタイトなマークに合っていたということもあり、彼本来の想像力あるプレーが形まで出ていませんでした。そこで、小川という別の特徴のある選手を入れて、前線の特徴を変えたいという意図で入れました。
–こういうピッチ状態で勝つためには、足もとの技術が必要になるということか?
Jリーグのピッチはどこも最高のピッチばかりだと思っていますが、うちのピッチがそうではありません。特にヴィッセルのような、我々だけではありませんが、こういうテクニカルなチームというのは、こういうピッチ上ではフットボールが出来ないと思います。我々が継続してやってきて、自信をつけるために、そのスタイルをここでもやる必要があったのですが、このグラウンドではフットボールが出来ず、パワーに頼る、フィジカルに頼ることが、このピッチでやる特徴だと思います。こういうタイプのピッチは、削って、守って、相手のミスを待つという戦術を持ってきたチームが有利だと思います。
選手コメント
●永木亮太
暑くて連戦のきつい中、アウェイで勝点1を取れたことはプラスに考えたいと思います。相手も球際はすごく激しくやってきたし、その部分で少し負けてしまったところがあったかもしれないですけど、こういう試合でも勝点1をとって帰れるのは、成長できている証拠だと思うので、その部分についてはよかったです。
レフェリングもすごく良くて、こういう試合を数多くやっていければ自分たちもタフになれると思うし、ああいう基準でやってもらえるともっともっと強くなれると感じました。
きつい中、最後のところでしっかり守れたところは大きかったと思います。バイア中心に後ろでリスクマネジメントできているし、自分たちボランチもしっかり戻りディフェンスができたので、1点を与えたシーンは反省しなければいけないですけど、あとはよくできていたと思います。
(ゴールについては?)フリーだったので落ち着いていました。ファーストタッチがうまく決まって、あのファーストタッチがゴールに繋がったと思います。あの時間帯で決められたことは自分にとってもよかったです。
(ピッチが悪くてやりにくさは?)そうですね、芝が長くて土も緩くて本当にやりにくかったので、慣れるまで時間がかかってしまった。そういうところはアップで分かるところでもあるので、もう少しシンプルにやるところはやるであったり、もう少し工夫してやっていかなければいけないと感じています。
●菊池大介
グラウンドの状況だったり暑さだったりも含め苦しい試合でしたけど、相手も同じで、しっかり球際もきましたし、自分たちも負けないようにということでやっていました。いい時もあったし悪い時もあった、難しいゲームだったと思います。
効果的な攻撃というのがなかなかできなかったというのが少し悔やまれるところです。でも目の前の相手に負けないというところは全員がしっかりもって試合ができたとは思います。勝ちたかったです。
(気持ちが見え、倒されてもすぐ立ち上がる姿が印象的だったが?)そういうところは意識してやっていました。相手もすごく強くて速かったので、とにかく負けないようにということをずっと思っていました。
ただ、技術的なミスや、この暑さの中でももっとやれたかなと思います。もっともっとイージーなミスをなくさなければいけないですし、より冷静にプレーできればもう少し多くチャンスを作り出せたかなと思います。どちらかと言うと、やり切ったことより悔しさが残っています。次に向けていい準備して、切り替えてやっていきたいです。
●遠藤航
2点目3点目を取るチャンスはゼロではなかったので悔しさはありますが、アウェイで勝点1が取れたことはポジティブ考えてもいと思います。ただ、かと言って満足するものでもない。こういう結果が出たということを受けて、次に勝点3を取るにはどうすべきかを考えたい。今日出た課題、90分通してプレスにいくことや球際の部分などの課題を反省して、次の試合にどう活かすかだと思います。
(ハリルホジッチ監督が今日も視察に来たが?)2試合連続でたまたま見てもらえたというのは僕にとってはアピールするチャンスでもあったと思いますが、そこは意識しすぎずに自分は自分の役割をしっかり果たせるようにプレーしました。ただ常にA代表への意識というのは、持っていなければいけないと思っています。
●高山薫
去年(柏で)ネルシーニョさんのサッカーはああいう球際の厳しいサッカーだったので、予想はしていましたがなかなかうまくいかなかった。それでも自分にも何回かチャンスがあったのでそこは決めたかった。
もっと自信を持ってくさびを受けたりすべきだった。今日はFWと中盤の距離感が遠くなってしまった。孤立してしまうとこういう強いチームは2タッチ3タッチしている間に潰しにくるので、自分ももっといいところで受けて簡単にはたいて動きなおすとか、そういう意識でやるべきだったと思います。
(中3日で試合だが?)今日もコンディションとしては全然悪くなかったので、次もしっかりコンディションを整えれば100%でいけると思う。連戦ですけど関係なく、100%の力で臨んでいきたいと思います。
●三竿雄斗
相手もすごく球際に強くくる中で、その勝負の大事なところで勝てなくて難しい試合でした。
でも勝点1がとれたので、パーフェクトではないですけど悪くはないと思います。この内容を前向きに捉えて次に向かいたいと思います。
(守備については?)お互いにグラウンドに足を取られてしまったところがありましたが、なんとか最後のところで身体を張れたと思います。失点した場面はもう少しコースを切れていればよかった。いいシーンもありましたけど、失点と紙一重の危ないシーンもあったと思います。
厳しい時間帯だったり、周りが厳しい時に自分が1回相手をはがして決定機を作ったりするような選手になっていかなければいけないと感じています。