2ndステージ 第13節 vs モンテディオ山形
10月3日(土) 16:04キックオフ @Shonan BMWスタジアム平塚
HOME 湘南ベルマーレ | モンテディオ山形 AWAY |
0 | 0 | 前半 | 0 | 1 | ||
0 | 後半 | 1 | ||||
17 > 17 | 勝点 | 7 > 10 | ||||
得点者 | 71分 ディエゴ |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 1 | 秋元 陽太 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 山岸 範宏 | 1 | GK |
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DF | 20 | 坪井 慶介 | 0 | 0 | 當間 建文 | 17 | DF | |
DF | 4 | アンドレ バイア | 0 | 0 | 渡辺 広大 | 3 | DF | |
DF | 17 | 三竿 雄斗 | 0 | 0 | 石川 竜也 | 13 | DF | |
MF | 5 | 古林 将太 | 1 | 0 | 宇佐美 宏和 | 26 | MF | |
MF | 2 | 菊地 俊介 | 0 | 3 | アルセウ | 5 | MF | |
MF | 16 | 石川 俊輝 | 2 | 1 | 小椋 祥平 | 33 | MF | |
MF | 10 | 菊池 大介 | 2 | 1 | 高木 利弥 | 27 | MF | |
FW | 19 | 大槻 周平 | 0 | 1 | ロメロ フランク | 24 | MF | |
FW | 11 | 藤田 祥史 | 2 | 2 | 川西 翔太 | 29 | MF | |
FW | 23 | 高山 薫 | 1 | 1 | ディエゴ | 11 | FW | |
GK | 25 | イ ホスン | – | SUB | – | 中村 隼 | 21 | GK |
DF | 15 | キム ジョンピル | – | 0 | 舩津 徹也 | 2 | DF | |
MF | 14 | 藤田 征也 | – | – | 高木 純平 | 31 | DF | |
MF | 26 | 可児 壮隆 | 0 | 1 | 中島 裕希 | 9 | MF | |
MF | 48 | 武田 英二郎 | – | – | 宮阪 政樹 | 15 | MF | |
FW | 8 | 山田 直輝 | 1 | – | キム ボムヨン | 22 | MF | |
FW | 9 | キリノ | 1 | 0 | 高崎 寛之 | 34 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
◆64分 石川 俊輝■ | 10 | シュート | 10 | ◆67分 高木 利弥■ ◆90+1分 小椋 祥平■ |
14 | ゴールキック | 13 | ||
3 | コーナーキック | 3 | ||
11 | 直接フリーキック | 8 | ||
3 | 間接フリーキック | 4 | ||
2 | オフサイド | 4 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
|
~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
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10,254人 | 晴、弱風 | 23.8°C | 60% | 全面良芝、乾燥 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
吉見 章 | 井上 知大 | 中井 恒 | 間島 宗一 | 聳城 巧 | 岩崎 洋 |
監督コメント
●曺監督 総括
おつかれさまでした。
今日を入れて、今年のホームゲームは天皇杯を含めてもあと3試合という状況の中で、勝点3をしっかり狙って全員の力で戦おうと臨みました。今日の日の大事さも含めて選手たちに伝えて送り出したんですけども、よく「ギリギリの戦いで負けた」とか「勝った」というのがJ1のレベルだと思うんですけども、ギリギリの戦いにも行かなかったなという印象があります。
やっぱり今日はサポーターからの期待感とか、我々が今この順位にいるからちょっとうまくプレーしよう、逆にミスをしたら、今まではすぐ切り替えられたんだけども、それが3倍4倍恥ずかしいと感じてしまうというか、自分がダメな選手なんだと思ってプレーしちゃうというような、そういうプレーがたくさんあったと思います。
もちろん、そういうふうに送り出した僕の責任ですが、当たり前だけどもっとやれると思ってるし、もっとやってもらわなきゃいけない。そういう意味ではJ1を経験してもう30試合ほど、今年も含めてやっているし、去年もJ1でプレーしてる選手もいるし、一昨年もそういう中で悔しい思いして最後降格しましたけども、右肩上がりになってかなきゃいけないチームとして、今日の試合の出来は非常にプアだったなという感じがしています。
ただ、僕前向きなので、こういった試合が1年通して、2年間、3年間で10回も20回もあったらいけないですけども、こういった試合を改めて経験して、自分たちがまた初心に帰って、自分たちのやるべきことをしっかりやっていくということをしていかないといけないんだってことを、情けない話ですけども僕も試合後に、サッカーの神様から、もっとサッカーを頑張ってやろうって言われた気がするので、それを自分の中でも真摯に受け止めて次に繋げていきたいと思っています。
今日は、コバショウ(古林)がずっと90分通して前向きにやって、あいつが何か失点に絡むような形になってしまったのはちょっとかわいそうだなという印象ありますけども、そういう意味では全体が躍動するシーンが少なかったし、山形さんのやりかたどうこうじゃなくて、我々に全部非がある負けだったと捉えています。
明日から切り替えて、でもこの現象は忘れないで、気持ちだけは切り替えて次に向かいたいと思います。
●曺監督 質疑応答
–代表監督が遠藤を使えないのは残念だと言っていたが、遠藤のケガの状態は悪いのか?
そんなに深刻な感じではないのですが、今日の試合で使うことのリスクを含めて今日のメンバーには入れませんでした。
来週は来週の状態を見て、競争の中で彼を選ぶかどうかを決めたいと思います。
–誰が出ても戦えるチームづくりをしていると思うが今日は相手の嫌なところに縦パスを送るところが見られなかったが、永木選手の不在は大きいか?
それはないと思います。受け手の問題も出し手の問題もある。縦パスって一番難しいパスで、縦に入れられたくないのに入れるから、ということは事前の準備とか受け手と出し手の呼吸がすべてポジティブじゃないと絶対に通らない。というところで、今日はそれを出したくない、受けてもミスするかもしれないから顔を出さない。ワンタッチで出せばいいのに、2タッチ、3タッチして時間を作ってしまって相手のくさびに余裕を与えてしまうみたいな場面が多かった。これがJr.ユースの試合だったら来週そのシーンを取り出してその練習だけをすると思います。それくらい明確な課題だったと思います。
●石﨑監督 総括
J1リーグも残り5試合というなかで、ひとつも負けられない戦いのなか、今日のゲーム、本当に選手が気持ちを込めて戦ってくれたんじゃないかと。
ただやはり反省しなければいけないのは前半自分たちがやらなければいけないことを相手にやられてしまった。それはボールに対するアプローチやディフェンスラインの裏への飛び出しなど、そういうところを前半からやっていかなければいけない。ただ後半に関しては自分たちがやらなければいけないところを十分に出せたのではないかと。
ここ2試合リードして追いつかれる形があったが、今日はピンチもありましたが1-0という形で、前回、前々回の反省を今日のゲームに活かしてくれたのではないかと思います。残り4試合、まだまだ厳しい戦いが続きますが、一つひとつ今日のようなゲームができるように頑張っていきたいと思います。
●石﨑監督 質疑応答
–第1ステージ以来久々の勝利、アウェイでの勝利も今季初だが
今日は赤いユニフォームなんですけど、アウェイのユニフォームが今年から黄色から赤に変わって、引き分けはあったがなかなか勝てないというなかで、勝てたのはよかったんじゃないかなと。ただゲーム内容としては、過去の試合を見ても、勝てるゲーム内容で戦うことができた。ただやはりなかなか結果が付いてこなかったなかで、今日は結果も、前半あまりよくなかったが後半はいい内容で戦えたんじゃないかと思います。
–湘南には永木選手と遠藤選手がいなかったが
リーグ戦ですからたらればの話でうちもいないときもありますし、湘南は選手層が厚いですので、次に出てくる選手もたくさんいますので、そういうなかでも勝てたのはよかったんじゃないかと思います。
–引き分けが多いが
今日のような気持ちで戦っていかなければいけないのと、リードしたときにどういう形で対応するかというところ。やはり今日もリードしたあと何回かチャンスがあったと思うが、そういうところで落ち着いて追加点が取れるようになればさらに成長できるんじゃないかと思います。
–前半は守備的な形ではなく押し込まれたのか、また途中でシステムを変えたがどの程度なかの選手たちの自主性に任せてそういう変更が行なわれたのか?
前半の戦い方のなかで、前から行けなかったところ、前が行っても後ろが付いてこないとか、それでバイタルがぽっかり空いてそこをうまく使われるとか、うまく機能していなかった。前は行ってるけど後ろが行ってない、後ろはラインを上げたいのだけど前が行ってないところが前半は見受けられた。というところで、さらに前からプレスできるようにフランクのポジションを戻して1トップ2シャドーという形になって、ボールに対するアプローチはできた。それに対してまだ後ろがラインが深かったところが前半はあったと思うが、システムを途中で変えて、自分たちがやらなければいけないことが出せた。ただ前半は後ろがついてきてない。ただ後半に関してはハーフタイムのなかでそこを改善できて、前も行けたし、後ろも押し上げられてコンパクトにできていた。ただ、それは選手の調子もあると思うが、後半もうまくバイタルを使われるシーンが何回かあったので、そこは反省していかなければいけないのではないかと。
–大事なところで決めてくれたディエゴ選手について
大事なところでたくさん外してますので、たまには入れてくれてよかったんじゃないかなと思いますけど、これから残り4試合、なかなかチャンスができないなかで、対戦する相手がどうしても自分たちと同じような順位、甲府や清水など、そういうチームと戦っていくなかでどう点を取っていくかというところがポイントになってくると思いますし、まずは失点しないこと、そしてチャンスがあればもっと冷静に、きょう川西もチャンスがあったと思いますし、裕希(中島)もチャンスがあって力んで外へシュートしてしまったり、そういうところをもっと冷静にプレーできるようになってこなければいけないんじゃないかなと思います。
–久々の勝利が今後チームに与える影響は
次天皇杯を挟んで2週間空いて甲府戦となるが、今日戦って勉強できたことを甲府戦にどう出していけるか。それは甲府戦の内容あるいは結果次第によるんじゃないかなと。また同じようなことをしてるとJ1に残留できる資格はないと思いますし、やはり今日得たことをどう甲府戦に出していくかが大事なんじゃないかと思います。
選手コメント
●菊地俊介
前半は比較的ボールを持っている時間も長かったですけど、少し距離感だったりバラバラなところもあって、なかなかうまくいかないことが多かった。あれだけボールを持っていたので、前半のうちに先に1点取れれば一番よかった。徐々に焦りも出てしまったし、後半先に点を取られたことが一番の問題だと思っています。
後半は横や後ろに出すパスが多くなってしまったので、もう少し無理にボールを入れてもよかったかなと思います。
先に点を取られる試合が続いているので、まずはそこを反省して、改善しなければいけないと思っています。
(残留については)やはり勝ってホームで決めたかった。でも次はしっかり勝って決められるようにしたいです。
●三竿雄斗
前半、得点は入らなかったですけどゴール前にいくところやチャレンジするところは悪くなかったと思うし、最後の1本のところだけだったと思います。逆に後半はポジションがいろいろ変わったということもありますが、それを抜きにしても相手のリズムにのまれてしまいセカンドも全然拾えなかった。攻め込まれる形が多くなり、そういう時に全体として下を向いてしまった。そういう時こそ、前に入れたり仕掛けたり、球際のところで厳しくいかなければいけないのに、消極的になってしまったと思う。またセットプレーでやられてしまったので、まだまだ自分たちの力不足だなと感じています。
●高山薫
入りはいいと思ったんですけど、久しぶりにネガティブな雰囲気が出る展開になってしまった。ファーストステージは少しそういう試合があったけど選手同士でも話して改善されたのにまたこういう結果になってしまって、自分としては本当に情けないと思っています。以前、サポーターにもこういう試合はしないと言ったんですけど、今日はチャレンジが足りない試合をしてしまって申し訳なく思います。
ピッチに立つ選手が楽しいと思ってプレーすることで、見ている人にも楽しいと思ってもらえると思うんですけど、そういう意味では今日は楽しめていなかったし、それがお客さんにも伝わってしまったと思います。そこは反省しなければいけないと思います。
(残留が決まるかもしれない試合だったが?)気持ちはみんなすごく入っていたと思います。2年連続J1で戦うことがなかった中で、今日残留を決められればひとつの節目でしたが、これまでホームで昇格などの節目の試合を迎えたことがなかったし、モチベーションはすごく高かった。スタジアムに入る時に新鮮な気持ちというか昂る想いもあったんですけど、こういう試合になってしまって情けないです。
(次に向けては)しっかり練習して自信をつけることが大切だと思います。連戦ではないので、1週間しっかりサッカーと向き合える時間があるので、初心にかえってしっかり練習して天皇杯でも湘南らしさを出していきたいと思います。
●古林将太
自分たちにプレッシャーがかかる難しい試合でも結果を出せるのが強いチームだと思うし、ここで勝てないと来年に繋がっていかないと思います。残留を決めるということは大切なことだし、次のリーグ戦でしっかり勝って決めたいと思います。
相手は最初から硬くて、1枚はがしてもマークがついている状態で、いつもなら空いてすぐに出して、という攻めができるんですけど、硬い守備の相手だと攻めあぐんでしまうところがあった。そういう時にもっとバリエーションを増やしていかなければいけないと思いました。
●石川俊輝
中盤の球際の部分だったり、1本目の反応を相手よりも先にするということを意識して入りました。
自分自身としても攻守においてもっと積極的にやらなければいけなかったし、反省や課題が多いです。
前半に関しては悪くなかったと思いますが、後半は消極的になってしまい、積極的なプレーを出せればもっともっとできたと思います。
(前後半でポジションが変わったが?)そこに関しては練習からやっているし、やることはそんなに変わらないと思っていました。ただ後半は少し出遅れる場面もあったと思います。
後半の途中くらいから自分が高い位置を取ることがあって、それを相手が嫌がっていた部分もあったと思うので、最初からやれていればよかった。後ろにいるのは誰にでもできることだし、それを最初からやらなければいけなかったと感じています。