1stステージ 第8節 vs サガン鳥栖
4月29日(水・祝)16:04キックオフ @Shonan BMWスタジアム平塚
HOME 湘南ベルマーレ | サガン鳥栖 AWAY |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 1 | 秋元 陽太 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 赤星 拓 | 1 | GK |
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DF | 3 | 遠藤 航 | 0 | 0 | 丹羽 竜平 | 15 | DF | |
DF | 20 | 坪井 慶介 | 0 | 0 | 菊地 直哉 | 36 | DF | |
DF | 30 | 島村 毅 | 2 | 0 | キム ミンヒョク | 5 | DF | |
MF | 14 | 藤田 征也 | 0 | 1 | 吉田 豊 | 23 | DF | |
MF | 2 | 菊地 俊介 | 4 | 2 | 水沼 宏太 | 8 | MF | |
MF | 6 | 永木 亮太 | 0 | 1 | 谷口 博之 | 29 | MF | |
MF | 10 | 菊池 大介 | 0 | 1 | 藤田 直之 | 14 | MF | |
FW | 7 | 大竹 洋平 | 1 | 1 | 金 民友 | 10 | MF | |
FW | 19 | 大槻 周平 | 2 | 0 | 池田 圭 | 22 | FW | |
FW | 23 | 高山 薫 | 3 | 2 | 豊田 陽平 | 11 | FW | |
GK | 21 | 梶川 裕嗣 | – | SUB | – | 藤嶋 栄介 | 21 | GK |
DF | 15 | キム ジョンピル | 0 | – | 小林 久晃 | 4 | DF | |
DF | 17 | 三竿 雄斗 | – | – | 崔 誠根 | 16 | DF | |
MF | 5 | 古林 将太 | – | – | 岡本 知剛 | 6 | MF | |
MF | 16 | 石川 俊輝 | 0 | 1 | 白 星東 | 9 | MF | |
FW | 8 | 山田 直輝 | – | 0 | 高橋 義希 | 28 | MF | |
FW | 18 | アリソン | 0 | 1 | 早坂 良太 | 25 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
◆43分 坪井 慶介■ ◆90+4分 高山 薫■ |
12 | シュート | 10 |
◆39分 キム ミンヒョク■ ◆75分 早坂 良太■ |
13 | ゴールキック | 9 | ||
2 | コーナーキック | 2 | ||
14 | 直接フリーキック | 14 | ||
2 | 間接フリーキック | 4 | ||
1 | オフサイド | 4 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
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~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
◆63分
20 坪井 慶介 → 15 キムジョンピル
◆82分
7 大竹 洋平 → 18 アリソン
◆89分
19 大槻 周平 → 16 石川 俊輝
|
◆68分
22 池田 圭 → 9 白 星東
◆74分
8 水沼 宏太 → 25 早坂 良太
◆77分
5 キム ミンヒョク → 28 高橋 義希
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入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
---|---|---|---|---|---|
9,603人 | 晴、弱風 | 20.8°C | 62% | 全面良芝、乾燥 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
臼井 郁夫 | 家本 政明 | 手塚 洋 | 聳城 巧 | 竹田 和雄 | 岩崎 洋 |
お疲れさまでした。
3試合ホームでやって、3回とも本当に勝点1も取れなかった試合をしてしまったんですけど、今日、今年初めて勝点3をリーグで届けられて、彼らの声援がなければこういう試合にならなかったでしょうし、一人ひとりの彼らの性格まではわからないですけど、本当に感謝しています。
今日は、FC東京さんとかガンバさんの試合を受けて、前節マリノスさんとやったときに、我々らしさがまったく出てなかったので、短い時間で精神的なリフレッシュをするということと、どの方向に向かうのかということをはっきりしてゲームさせたつもりです。
我々の良さっていうのは、去年もその前もそうなんですけど、巧くて強いチームになっていくということじゃなくて、やっぱりボールに対しての執着心とか、足を止めないで全力でやりきるとか、ポゼッションではなく縦の攻撃っていうのが我々の一番のベースになっています。そういうところがゲームを重ねるごとに少しずつ怖がっちゃうというか、少し思い切りがなくなっちゃうようなプレーが多かったので、今日はもうパスを回すとか、ポゼッション率が何%だったから良かった悪かったということはあとから一切言わないから、我々の大事にしてきたものをやっていこう、と。要は12時15分に行った自分たちの針をちゃんと12時00分に戻そうと。12時30分に進めるんじゃなくて、12時00分に戻してプレーしてかないといけないと。それが我々が今年証明するということになるし、そういうことを全員で意識してやっていくようにという話をしました。
鳥栖さんのストロングは長いボールから、その後のセカンドを拾ってっていうのを、後半ちょっと押し込まれた場面もありましたけど、セットプレーのところはおおむねラインを高くキープして、相手に押し込まれるような場面は前後半通してそんなになかったかなと思っています。
逆に相手が出てきたところにスピーディーなカウンターを仕掛けるっていうところも、セットプレーの1点も含めて、いい得点が生まれたかなと。今までほんとに3試合連続無得点で、いろんなところでいろんな人に書かれているようなことは聞きましたけど、今日はよく4点取ったと書いてあげてください。
マリノス戦が終わった後に、指導者としてというか、監督として選手に対して謝らなきゃいけないほど失敗してしまったなということを、…ちょっとここでは詳しくは言えないんですけど、そのことがあって、自分は監督として駄目だなって自分のことを自分で責める時間がここ2日ぐらいずっとありました。
その気持ちに選手がしっかり応えて、応えてというか、選手は別に俺のためにやったわけじゃないんですけど、そういう気持ちを選手たちが見せてくれて、選手たちを本当に誇りに思いますし、今までいろんなところで、いろんな辛い思いをしてきた選手が多いと思うんですけど、今日は彼らのああいう戦う姿勢を本当によくやったって言ってあげたいです。
●曺監督 質疑応答
–バイアがメンバーから外れていたが?
いや、誰がそこに入ってもサッカーは変わらないのでそのあたりの不安はないです。シマ(島村)が2点も取るとは思わなかったですけど。やっぱりアイツは何か持ってますね。人格でしょうか。
–キム選手を入れたところから試合が動いた印象だが、キム選手を右にもっていった狙いは?
いま(スカパー!のインタビューで)福田さんに言われて答えたんですけど、ああいう采配をすると点を取られたら間違った采配、よかったらいい采配と言われるものだ、と。僕の中ではロジックがあったんですけど、結果が出なければダメで結果が出たらよかったと捉えられがちですが、あの場面は、慶介(坪井)も1枚イエローをもらっていたので、入れ替わりでもう1枚もらって試合が壊れるのが怖かったのがひとつです。あとジョンピルを入れて航(遠藤)を真ん中にするのは、練習の中でもやっていますし、それが守備的な感じにならないのは選手たちに伝わるだろうなという確信もありました。
ボールを跳ね返して、逆にきたものを裏返してカウンターで取ろうという考えもあって、よく後ろの選手を入れると守備的になるという話もありますが、僕の中ではまったくそういうメッセージを選手に与えるつもりはなかったです。選手もより高いラインをキープしてということは理解してやってくれていたと思います。
–中2日で名古屋、中3日で神戸と4連戦だがどう選手にアプローチしていくのか?
ただ勝ったあとに連戦を迎えられるのは逆にポジティブに捉えられると思います。まぁ負けたから連戦がダメということではないんですけど。本当に精神的にも肉体的にもしっかりリカバーして、大きく何かを変える必要もないと思うので、元気なメンバーでアウェイで勝点3を取って帰ってきたいと思います。
–マリノス戦の後に選手のコメントを聞いていると迷いを感じたが、今日の前半はそれが続いたような印象だったが?
いや、前半から僕はそんなに悪くないと思っていて、ただすごくいい形で点を取ったことで選手も少しびっくりして、ああいう感じのファーストチャンスで取れることって今までなかったので、いこうか、ちょっと抑えようかということで少しちぐはぐな感じはありました。
ただ今日の試合は1-0で終わることは絶対にないと思っていたので、逆に1点先に入れられて、山形戦のように割り切って1-0で終わらないからもう一度やり直そうという気持ちになれた。
あれは1-0で後半入ったほうが逆に少し難しかったかなと捉えていました。
マリノス戦がああなってしまったのは、僕のマネジメントがすべてだと思っています。
●森下監督 総括
はじめに、たくさんの鳥栖のサポーターの方に来ていただいて、ほんとうに感謝しています。ゲームに関しては、すべてにおいて完敗でした。それを率直に受け止めて、次の試合まで時間があまりないので、そこの部分をしっかり受け止めて次の試合に向かっていきたいと思います。
●森下監督 質疑応答
–4点も取られたのは今季初めてだが、こんなに乱れた原因は?
今すぐ分かったら一番いいですが、また映像を見直しますが、やはり立ち上がりからうちの生命線でもあるセカンドボールに対する反応とかひとつの競り合いとか球際とか、そういう部分で相手に後れを取ったなと。その積み重ねがこの失点に繋がったと思います。そこをなんとか、これはもう結果が出たら真摯に受け止めて、次に向かうことしかないので、またすぐ試合が来てくれることは僕らにとってはプラスだと思うので、もう一度原点にかえってやりたいなと思います。
–ヤマザキナビスコカップ予選で湘南と戦っているが、あのときと印象は違うか?
やはり前節から代わって出た選手のパワーや一人ひとりの想いがものすごく強かったと思いますし、やはり勝負ということを考えると、もちろん戦略戦術大事だと思いますが、そういう部分でものすごくウェイトを占める部分が多いなと、逆にきょう学ぶことができました。これを自分たちに活かしたいなと思います。
–8試合が終わったが、残り試合をどう戦うか?
今まで決して悪いものではないので、きょう負けてしまいましたが、まだまだ自分たちの立ち位置をしっかり見て、自分たちの原点にかえって、また次のホームで自分たちのスタジアムでできるので、勇気をもってやらせたいなと思います。
–赤星選手が久々に先発したが、評価を。
拓は2年近くリーグ戦に出てないと思いますが、ほんとに期待通り、練習通りのプレーをしてくれましたし、ほんとに勝たせてやりたかったです。これはもう僕の責任なので、彼自身はほんとにすばらしいパフォーマンスでしたし、ほんとに勝たせてやりたかったなというのが本音です。
選手コメント
●高山薫
3連敗していたので、勝ちたい状況の中でホームで勝てたのはよかったですし本当に嬉しかったです。
連戦なので時間はなかったんですけど、監督と話したり選手同士で話をしたことがよかったんじゃないかと思います。監督はもう一度原点に返ってやろうとミーティングで言ってくれて、選手は選手で、ピッチに立っている時に自分たちでその状況を改善できるようにならないとよくならないという話をしました。それは今日声を掛け合いながらできていたと思いますし、結果に繋がったことはよかったです。
(ゴールシーンは?)何回かプレーが止まりそうだったんですけど、自分のところにこぼれてきて、あの時はシュートしか考えていませんでした。持ち出している時にずっとシュートを考えていたので、一番打てるいいタイミングを見計らっていたのがよかったと思います。
(変わったところは?)最後の積極性のところは前の試合より全然よくなったのでそこは大きかったと思います。
最後のところを決めるのは大事だと思う。ほとんどの試合でいい入りができているし、そういういい時間の時にFWがしっかり取って、苦しい時間をみんなで守れれば勝利は掴めると思います。それを毎試合続けられるように頑張りたいと思います。
●島村毅
いいボールがくれば決められるかなと思っていたんですけど、洋平(大竹)が本当に絶妙なボールを入れてくれたのであとは叩くだけでした。昨日も練習でいい感触はあったのでイメージ通りでした。
FWだった時も1点取れると続けて取れるという時が多かったです。
僕自身はなかなか試合に絡めない状態でしたし、チームも連敗していたので、自分としてはチャンスをもらえたらそこでしっかり結果を出したいというイメージはずっと持っていました。2点も取れるとは思わなかったですけど、いい準備をしていたことがよかったと思います。
●大竹洋平
前節、らしさを出せずに3連敗となってしまったんですけど、しっかりみんなで切り替えて原点に戻ってやった結果、今日のような試合ができたことはよかったと思います。
自分がタメを作ることがチームのよさを出すことにも自分のよさも出すことにも繋がると思っていたので、今日はそういうところを意識していました。
早い時間に得点が取れたことはよかったですし、同点にされた時もブレずにやれたので、それが追加点に繋がったと思います。チームとしてしっかり切り替えられたし、前節の負けもしっかり切り替えられて、みんなで逆境の時にしっかり切り替えることができたことは今日の収穫だと思います。
(得点にも絡んだが?)やり続けたことがこういう得点に繋がったので、負けることもあると思うんですけどブレずにやり続けることが大切だと改めて感じました。連戦ですし、また切り替えてやっていきたいです。
●大槻周平
前節、不甲斐ない試合をしてしまい今日はやってやろうという気持ちがあったので、こういう形で終われてよかったと思います。
(ゴールについて)いつも泥臭い感じなので、自分らしいゴールかなと思います。決められてよかったです。3試合で0得点だったので、とにかく1点を決められてよかったと思います。
(マリノス戦から)もう1回原点にかえってチームとして一体感を持って戦おうということをチームとして意思統一できたので、それが試合に出てよかったと思います。全員で戦うんだということをみんなで意識して、曺さんをはじめ僕たちもピッチのなかでできたことがマリノス戦から変わったところかなと思います。そういう意識でやろうと、おとといみんなで話し合いました。
(次節に向けて)連戦なので、この勝利を忘れて次に向けて頑張るだけです。サポーターの皆さんもタイトなスケジュールですが、ほんとに僕らは後押ししてもらっているので、ぜひ見に来てほしいです。