1stステージ 第16節 vsアルビレックス新潟
6月20日(土) 16:04キックオフ @Shonan BMWスタジアム平塚
HOME 湘南ベルマーレ | アルビレックス新潟 AWAY |
1 | 1 | 前半 | 0 | 3 | ||
0 | 後半 | 3 | ||||
19 > 19 | 勝点 | 11 > 14 | ||||
32分 三竿 雄斗 | 得点者 | 63分 加藤 大 65分 ラファエル シルバ 85分 山崎 亮平 |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 1 | 秋元 陽太 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 守田 達弥 | 21 | GK |
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DF | 3 | 遠藤 航 | 0 | 0 | 舞行龍ジェームズ | 4 | DF | |
DF | 4 | アンドレ バイア | 0 | 1 | 大井 健太郎 | 3 | DF | |
DF | 17 | 三竿 雄斗 | 2 | 1 | 前野 貴徳 | 5 | DF | |
MF | 14 | 藤田 征也 | 1 | 0 | 小林 裕紀 | 6 | MF | |
MF | 2 | 菊地 俊介 | 0 | 2 | 加藤 大 | 13 | MF | |
MF | 6 | 永木 亮太 | 1 | 1 | 小泉 慶 | 25 | MF | |
MF | 10 | 菊池 大介 | 0 | 1 | コルテース | 7 | MF | |
FW | 19 | 大槻 周平 | 2 | 0 | 山本 康裕 | 23 | FW | |
FW | 8 | 山田 直輝 | 3 | 1 | 指宿 洋史 | 11 | FW | |
FW | 23 | 高山 薫 | 2 | 1 | 山崎 亮平 | 9 | FW | |
GK | 25 | イ ホスン | – | SUB | – | 黒河 貴矢 | 1 | GK |
DF | 30 | 島村 毅 | – | – | 大野 和成 | 2 | DF | |
MF | 5 | 古林 将太 | 0 | – | 酒井 高聖 | 26 | DF | |
MF | 15 | キム ジョンピル | – | 0 | 成岡 翔 | 18 | MF | |
MF | 16 | 石川 俊輝 | – | – | 平松 宗 | 34 | MF | |
FW | 7 | 大竹 洋平 | 0 | 3 | ラファエル シルバ | 10 | FW | |
FW | 11 | 藤田 祥史 | 0 | 0 | 田中 達也 | 14 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
◆87分 菊地 俊介■ | 11 | シュート | 11 | ◆43分 前野 貴徳■ |
10 | ゴールキック | 11 | ||
3 | コーナーキック | 3 | ||
19 | 直接フリーキック | 11 | ||
2 | 間接フリーキック | 2 | ||
1 | オフサイド | 2 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
|
~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
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11,175人 | 晴、弱風 | 22.1°C | 72% | 全面良芝、乾燥 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
川北 信幸 | 中村 太 | 中井 恒 | 間島 宗一 | 岡部 拓人 | 亀井 信也 |
監督コメント
●曺監督 総括
お疲れさまでした。
久しぶりのホームの試合で、たくさんお客さんに入ってもらって、当然ながら勝点3を狙いにいくという試合だったんですけど、結果的には本当に、先制した点を逆転されてもう1点つけられるという、新潟さんにとっては理想的な展開のような試合になってしまいました。
前半と後半でまったく違うチームになってしまったなっていう印象が、皆さんと、サポーターの皆さんと同様にありますが、その内容になってしまったのは僕のハーフタイムの指示とか、それから選手交代も含めて、いい形で選手たちにメッセージを伝えられたのだろうか、と思っています。終了のホイッスルが鳴った瞬間、選手が下を向かないようにやることが僕の仕事だと思って、普段より早く選手と一緒に行ってサポーターの皆さんに挨拶をしましたが、それぐらい、指揮官である僕の力不足が今日の試合に出てしまったと思っています。本当に自省しかないです。
負けるためにやる選手、負けようと思ってやる選手は、まず間違いなくいないと思うんですけど、彼らがそうやってプレーした結果、新潟さんの良さが後半に出て、我々は前半に良さが出て、それで彼らが点をたくさん取って僕たちは負けた。というところで言うと、彼らは湘南のスタイルの中で自分たちの良さを出そうとして、もちろん、プレーの面ではミスもありますけど、それについて彼らのプレーを批評して、「あれが良かった、これが良かった」というのはもちろんありますけども、ゲームをそういう展開に変えてしまったのは、全部俺だと思っているので。本当に選手に申し訳なく思ってます、心の底から。選手だけじゃなくて、その家族の皆さんとか、お金を払って来てもらったサポーターの皆さん、クラブの関係者全部に、代表である僕のミステイクをこの場で晒してしまって、謝ってすむ問題ではないんですけども、非常に申し訳ないなと思っています。
●曺監督 質疑応答
–浦和が優勝を決めたこと、また2ステージ制については?
J1のシーズンで長く指揮を執ったことはないので2ステージ制については何とも言えないんですけど。
浦和さんには、開幕でここで対戦して学習したことをその後活かしてきたつもりなので、関係者の皆さんや選手におめでとうと伝えたいです。明日実は練習試合に行くんですけど、おめでとうございますと心から言おうと思っています。浦和さんは本当にリーグを引っ張る存在でここまで負けなしで素晴らしい成績を残されている。その浦和さんに、2ndステージは少しでも追いつけ追い越せという気持ちで、また今日負けた新潟さんには借りを返せるように精進していきたいと思います。
●柳下監督 総括
前半も後半も、新潟のほうが先にチャンスを作って、前半はそれを決め切れずに先に入れられてしまった。内容的にはお互いに激しさを出してどっちに転ぶか分からないようなゲーム展開だったと思います。後半に入って、ラファエル(シルバ)を入れることで湘南のほうがケアをして、後ろに残っているのかなと。それに対して、新潟の選手たちはビハインドなのでどんどん前にいくという意識が出て、そのあたりが1点2点という得点に繋がったのかなと思います。
湘南のほうは攻撃も守備も「前へ」という意識が強いチームなので、逆に我々にとっても前にスペースができるので、新潟のスタイルを出しやすいゲームになったと思います。
今まではチャンスを決め切れずに落としているというのがたくさんあって、今日は2点目3点目をきっちり取り切るということが勝点3を取れた要因だと思います。
チームがひとつになって、サポーターがひとつになって、この結果を得ることができたと思います。こういうゲームを続けていきたいと思います。
●柳下監督 質疑応答
–この1週間のトレーニングの中で距離感を強調していたが今日のゲームは?
前半に関しては前の3人は距離感が悪かったと思います。湘南のプレッシャーもあってなかなかスペースに入っていけなかった。山崎は左サイドで外に出ていくタイプなので、もう少し中にいくことを伝えて、そのスペースにボランチの大(加藤)が侵入して距離感よく攻撃していた。全体には後半はよかったと思います。
–2得点に絡んだ加藤選手のプレーについては?
非常によかったと思います。常に動きながら攻撃も守備もボールに絡むプレーが多かった。それはよかったと思います。
–特に後半、縦への意識が見られたが?
ひとつは風下になって相手のDFラインの背後にボールを送り込んだ時にボールが止まるよ、と。DFはすごくやりづらいので、そういうところを突こうとは言いました。それよりも選手たちの前への推進力は出たんじゃないかと思います。
選手コメント
●三竿雄斗
(ゴールについては?)川崎戦でPKを与えてしまったり失点に絡んでしまったので、アシストや得点でチームに貢献したいという気持ちで、積極的にいこうと思っていました。右足であんなシュートを打ったことはないですけど、気持ちが乗り移ったというか、そういうシュートだったと思います。
今週の練習の中で曺さんと話して、自分にとって心に残る言葉をかけてもらって吹っ切れたところもあって、もう一度がむしゃらにやっていこうと思えたので、今日はいつも以上に気持ちが入っていました。だからこそ、結果が出せなくて本当に悔しいです。
失点して1-2にされたあと、相手が勢いを増して、マンツーマンを徹底してくる中で球際の部分でも思い切り戦ってきたと思う。前半は自分たちのペースだったので、取られてもすぐに切り替えてリカバーできていたので、相手は何もできない状況だったと思う。そう考えるとやはり気持ちの部分が大きいと感じています。
●藤田征也
前半は全員でやろうとしたことを出せていいゲームができていたと思うんですけど、後半は少し受け身になってしまったところがあって、その中で相手にチャンスをしっかり決められてしまった。個人的にも僕のところでやられてしまったところもあるので、そこは申し訳ないですし、悔しいです。
1点リードしたことで、相手は出てくるのでそこで全体的に、無理していくよりは…という感じになり相手の攻撃を受けてしまう感じになった。やっている中でもう少し声を出しながら改善できればよかったと思います。
●藤田祥史
(復帰したことについては?)長い間ケガで離れていたので、早くチームに入りたいという想いがありました。その中で監督にチャンスをもらって途中から出られたんですけど、なかなかチームに勢いを与えることはできなかったので、まだまだかなと思っています。
離れている間に上から見る試合もたくさんあったので、整理されたところもあったと思うし、みんなのプレースタイルもよく見ることができた。一緒にやるとまたもっと深くなっていくと思います。
(周りを活かすプレーについては?)意識しているところでもあるし、逆に個人でももっと打開できるようになりたいというのはずっと思っていることです。特にJ1では、個人の能力で突破するということがなかなかできていないので、湘南の中で自分のいいところを出して、この年齢でも成長して個人でも打開できるようになっていきたいと思います。
●遠藤航
前半にできていたような押し上げながら強くいって奪い切るようなことを後半も続けられればよかった。1点失点した後に、鼓舞するような声がいつもよりなかった印象で、そのあとすぐにまた失点してしまった。点を取った後、相手は前からきたので繋ぐというよりは裏を使ったりしてもよかったと思う。
フォーメーションを変えたりしましたがうまくハマらないところもあって、ポジションを変えたなりのポジション取りやプレーというのがあると思うのですがそれができていなかった。判断を上げていかないと、こういう悪い流れになった時に自分たちの流れを取り戻すようなプレーができていなかった。そういうところは課題だと思います。
でも下を見ても仕方がないので、1stの残り1試合、しっかり勝てるように頑張りたいと思います。