1stステージ 第14節 vsサンフレッチェ広島
5月30日(土) 19:04キックオフ @Shonan BMWスタジアム平塚
HOME 湘南ベルマーレ | サンフレッチェ広島 AWAY |
0 | 0 | 前半 | 0 | 0 | ||
0 | 後半 | 0 | ||||
18 > 19 | 勝点 | 26 > 27 | ||||
得点者 |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 1 | 秋元 陽太 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 林 卓人 | 1 | GK |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DF | 3 | 遠藤 航 | 0 | 1 | 塩谷 司 | 33 | DF | |
DF | 4 | アンドレ バイア | 0 | 0 | 千葉 和彦 | 5 | DF | |
DF | 17 | 三竿 雄斗 | 0 | 2 | 水本 裕貴 | 4 | DF | |
MF | 14 | 藤田 征也 | 0 | 1 | ミキッチ | 14 | MF | |
MF | 16 | 石川 俊輝 | 2 | 0 | 森﨑 和幸 | 8 | MF | |
MF | 6 | 永木 亮太 | 2 | 0 | 青山 敏弘 | 6 | MF | |
MF | 10 | 菊池 大介 | 4 | 0 | 柏 好文 | 18 | MF | |
FW | 19 | 大槻 周平 | 1 | 5 | ドウグラス | 9 | MF | |
FW | 7 | 大竹 洋平 | 1 | 0 | 柴﨑 晃誠 | 30 | MF | |
FW | 23 | 高山 薫 | 3 | 0 | 佐藤 寿人 | 11 | FW | |
GK | 25 | イ ホスン | – | SUB | – | 増田 卓也 | 13 | GK |
DF | 20 | 坪井 慶介 | – | 1 | 佐々木 翔 | 19 | DF | |
MF | 2 | 菊地 俊介 | 0 | – | 丸谷 拓也 | 28 | MF | |
MF | 5 | 古林 将太 | – | – | 清水 航平 | 27 | MF | |
FW | 8 | 山田 直輝 | 0 | – | 工藤 浩平 | 15 | MF | |
FW | 18 | アリソン | 0 | – | 野津田 岳人 | 24 | MF | |
FW | 22 | 岡田 翔平 | – | 1 | 浅野 拓磨 | 29 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
◆26分 永木 亮太■
◆41分 大竹 洋平■ |
13 | シュート | 11 | ◆79分 青山 敏弘■
◆90+2分 ミキッチ■ |
11 | ゴールキック | 10 | ||
2 | コーナーキック | 7 | ||
9 | 直接フリーキック | 14 | ||
4 | 間接フリーキック | 0 | ||
4 | オフサイド | 0 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
|
~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
◆61分
16 石川 俊輝 → 2 菊地 俊介
◆80分
7 大竹 洋平 → 8 山田 直輝
◆88分
19 大槻 周平 → 18 アリソン
|
◆56分
33 塩谷 司 → 19 佐々木 翔
◆62分
11 佐藤 寿人 → 29 浅野 拓磨
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入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
---|---|---|---|---|---|
11,276人 | 晴、中風 | 24.1°C | 60% | 全面良芝、乾燥 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
安間 和仁 | 山本 雄大 | 木川田 博信 | 清水 崇之 | 秋澤 昌治 | 亀井 信也 |
監督コメント
●曺監督 総括
お疲れさまでした。
広島さんとの試合は、僕がコーチのときも、監督のときもですけど、何もできなかったという記憶しかないほど洗練されているチームで、2年前ここで0-2で負けた試合も頭から離れないですし、彼らが2年連続で優勝した、最後に逆転優勝した場にも我々は敗者としていました。
そこから彼らに追いつけ追い越せするためには我々の独自のものというか、我々の選手の特徴を活かしたものを作っていかなきゃいけないと改めて思い直しました。その思い半ばで監督を辞めていく人が、もしかしたらたくさんいるのかもしれないですけど、僕はこのクラブでそれをやらせてもらっている。
今日は途中、地震があってお客さんも怖い思いをされたんじゃないかと思いますが、今日の試合では本当に最初のホイッスルから最後のアディショナルタイムで笛鳴るまで、本当に我々らしいゲームができたとは思います。それだけに勝点3を取れなかったのが非常に悔しいです。
選手は、今日はある程度リスクがあった中で、前線からのプレスとか、どっちかと言うとクローズというよりオープンなゲームになったほうがいいなというふうに思っていたので、そういうところも含めて走力だったり、相手のエンドに入っていくところは何回もトライしてくれて、得点が取れそうな場面も何回かありましたが、それはみんなで向き合ってやっていかなければいけない。
ただ、今日ピッチに立った選手は、もともと技術的にも戦術的にも、もしくは人に魅せるというか、「うまいな」というようなプレーはあんまりできないかもしれないですけど、人の心を打つようなプレーは90分通してやってくれたんじゃないかと思います。その選手たちの監督であることを本当に誇りに思います。
僕の話はそれくらいにしておいて、今日はクロップの最後の試合ですよね、ドイツ・カップの。本当に彼は、まぁ僕は1回くらいしか話したことはないんですけど、「こういうサッカーしたいな」というものを本当に映像を通して見せてもらったというのがあるので。
今年、バイエルンとチャンピオンズリーグで戦った決勝戦とかも忘れられないですし、ゲーゲンプレスっていう言葉も、彼らが、ともすれば当たり前だということを試合の中でやり通して強くなっていって、今やブンデスリーガでゲーゲンプレスっていう戦術はそんなに独自のものでない、バイエルンもメンヘングラッドバッハもみんなやってるような、そういった影響力を与えたチームとして、本当にリスペクトしたいと思います。
ユルゲン・クロップさん、最後、香川真司にがんばってもらって、最後カップ戦をとって勇退してくださいと、何の関係もない距離から言いたいと思います。
※質疑応答はありません
●森保一監督 総括
勝点3をこの試合ももちろん奪うためにここにやってきましたし、そういった意味での勝点3を取れなくて残念に思います。ただゲームとしては我々のよさも出せたと思いますし、湘南のよさも出た、サポーターの皆さんにとってはいいゲームができたのかなと思っています。
湘南のアグレッシブさ、基本的なところをまずこのゲームでしっかりと相手に負けないように、相手を上回れるようにと、基本的なハードワークする部分を選手はよくやってくれたと思いますし、前半のところからポゼッションしながら相手を揺さぶっていく、DFの裏を狙って背後を取っていく、そういう今日の試合の狙いの部分、得点には至りませんでしたけど、選手は攻撃の部分でも守備の部分でもやってくれたと思います。
後半最初のビッグチャンスは我々にあったと思いますし、そういうところを決めていれば試合の流れは全然違ったのかなと思っています。点が入らなかった部分、両者チャンスをつくりながら攻守の入れ替わりが激しいゲームになったのかなと思います。
ひとつ反省しなければいけないのは、行ったり来たりの、客観的に見ていると攻守の入れ替わりの激しい試合だったと後半とくに思いますけど、我々がボールを握ったときに、前半のようにポゼッションしながら相手のことを揺さぶっていくこと、背後を取っていくことというのは、試合を通して我々がやらなければいけないこと、今後さらにクオリティを上げていかなければいけないところだと思います。
今日途中試合が地震のため中断になったりとか、なかなか集中が途切れそうな部分、最後湘南に押し込まれた部分とかで我々の選手が集中が切れそうになったところを、我々のサポーターの皆さんが、今日もたくさん来ていただいて、最後選手は集中を切らすことなく走り切ること、戦い切ることができました。今日のサポーターの皆さんに勝利をお届けできませんでしたが、応援に感謝したいと思います。ありがとうございました。
●森保監督 質疑応答
–塩谷選手の怪我の具合と、これでファーストステージの優勝がかなり現実的ではなくなったが?
まず塩谷の怪我ですが、右足首を捻ったということで、まだ状態については詳しいことは分かりません。ただ痛みが出ているということで、試合中プレーに支障があるということで交代して佐々木を投入しました。
優勝争いについてですが、我々は勝点3を取り続けて、今日も含めれば残り4試合のところで全勝して優勝争いしているチームにプレッシャーをかけていければと思って今日も勝点3を目指してやってきましたけど、湘南もいま非常にいいチームで、J2からJ1に上がってきた2年前のチームとはまったく違うぐらい実力があると思いますし、4戦負けなしのところ、今日で5戦負けなしになったと思いますけど、しっかり湘南のコンセプトは貫きつつも非常にオーガナイズされてリスクマネジメントやバランスが非常によくなって、勝点を拾っていけるチーム、しっかりと勝点3を奪っていける力のあるチームだと思いますので、我々が勝点3を取れなかったのは残念ですけど、今日の試合内容からしても勝点1で終わったことは、実力差があって勝点1じゃなかったということは仕方ないかなと思っています。
選手コメント
●永木亮太
一昨年、何もできなかった相手で、それが本当に記憶に残っていた中でしたが、今日のゲーム内容は自分たちの手応えを感じられるものでした。勝点3を取りたかったですけど相手も最後の部分はしっかり体を張ってきていましたし、逆にピンチもありましたが、内容的には本当に成長を感じられるものだったと思います。
それは選手たち自身が感じているものですし、試合中も意志疎通できていて、自分自身もうまくいっているなと感じていました。
(5戦負けなしという結果については?)ここのところ守備が安定してきて、陽太くん(秋元)を中心に最後粘り強くなってきたと思います。それが負けなしという結果に繋がっていると思うしこういう試合ができるようになってきたので、あとは点を取るところで取って、勝点3を積み上げていくチームになっていきたい。守備の意識は切らさずにやっていきたいです。
(勝ち切るためには)シュートを決め切るところだと思うので、今日もチャンスがあったし、僕自身もシュートチャンスがあったけど決め切れなかった。最低枠に入れるとか、そういうところをしっかり突き詰めていきたいです。
●菊池大介
攻撃のところで、もういっこ自分がアクセントをつけられれば得点が生まれていたと思うので、そういう意味では悔しいです。
相手の強み、弱みを把握したうえで、いい状態で試合ができました。個人的には守備の1対1のところでもう少しできたかなという反省があります。攻撃も仕掛けるプレーや裏に抜け出すプレー、自分らしいプレーはなかなか出しにくかった。しっかり守備を構築している相手なので難しい部分はありました。もう少し、前の3人や自分なら征也くん(藤田)との関係で裏をとったりできればもっとチャンスができたのかなと思っています。
●遠藤航
満足はしていないですが、後半は自分たちの形でボールを奪いながら前への推進力を出していってチャンスを作っていたので、そこで決め切りたかった。どちらにもチャンスはありましたが、後半は特に自分たちのリズムでできたので、そういうところでしっかり点を取れればよかったかなと思います。
相手は前からくるよりブロックをしいて守るということは分かっていたので、今日なら僕とか三竿くんが高い位置で受けて崩していければと思っていました。くさびが入った時のサポートや前で収めるところは悪くなかったと思います。最後、シュートやクロスの精度の部分で合わなかったり決め切れなかったというところがあった。
(5戦負けなしだが?)自分たちのサッカーをしっかり出せれば、最低でも負けない戦いというのをできてきていると感じていますし、失点も減ってきているので、守備の意識は続けていきたい。あとは勝ち切るというところにこだわってやっていかなければと思います。
(2年前との変化は?)やっているサッカー自体は変えているつもりはないですけど、運動量や切り替えの部分、そのクオリティだったりというところは上がっていると思いま
●秋元陽太
勝点3を取れれば一番よかったですが、ポジティブに捉えたいと思います。
(リーグ戦は無失点が4試合続いているが?)それは本当にいいことなので、少しでも多く失点ゼロを続けたいと思います。連携をもっともっと高めていければそういう試合も増えてくると思います。そこはしっかり意識して次に臨みたいと思います。
(無失点は)チームみんなのお陰ですし、チームの力で守れたと思います。相手のストロングポイントをしっかり抑えられたかなと思います。FC東京、川崎といい準備をして臨みたいと思います。