1stステージ 第12節 vs 柏レイソル
5月14日(木) 19:03キックオフ @日立柏サッカー場
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0 |
0 |
前半 |
0 |
0 |
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0 |
後半 |
0 |
12 > 13 |
勝点 |
14 > 15 |
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得点者 |
|
選手 |
シュート |
|
シュート |
選手 |
GK |
21 |
菅野 孝憲 |
0 |
STARTING
LINEUP |
0 |
秋元 陽太 |
1 |
GK |
DF |
2 |
藤田 優人 |
0 |
0 |
遠藤 航 |
3 |
DF |
DF |
4 |
鈴木 大輔 |
1 |
0 |
アンドレ バイア |
4 |
DF |
DF |
13 |
エドゥアルド |
0 |
0 |
三竿 雄斗 |
17 |
DF |
DF |
22 |
輪湖 直樹 |
0 |
1 |
古林 将太 |
5 |
MF |
MF |
28 |
栗澤 僚一 |
0 |
1 |
石川 俊輝 |
16 |
MF |
MF |
15 |
武富 孝介 |
1 |
1 |
永木 亮太 |
6 |
MF |
MF |
8 |
茨田 陽生 |
0 |
1 |
菊池 大介 |
10 |
MF |
MF |
26 |
太田 徹郎 |
1 |
3 |
大槻 周平 |
19 |
FW |
FW |
30 |
クリスティアーノ |
5 |
0 |
山田 直輝 |
8 |
FW |
FW |
9 |
工藤 壮人 |
0 |
2 |
高山 薫 |
23 |
FW |
|
GK |
16 |
稲田 康志 |
– |
SUB |
0 |
イ ホスン |
25 |
GK |
DF |
6 |
山中 亮輔 |
– |
– |
島村 毅 |
30 |
DF |
DF |
20 |
中谷 進之介 |
– |
0 |
藤田 征也 |
14 |
MF |
DF |
27 |
キム チャンス |
0 |
2 |
キム ジョンピル |
15 |
MF |
MF |
10 |
大津 祐樹 |
0 |
– |
武田 英二郎 |
48 |
MF |
MF |
25 |
小林 祐介 |
– |
– |
アリソン |
18 |
FW |
FW |
11 |
レアンドロ |
0 |
– |
岡田 翔平 |
22 |
FW |
警告・退場 |
スタッツ |
警告・退場 |
◆88分 藤田 優人■ |
8 |
シュート |
11 |
◆5分 高山 薫■ |
11 |
ゴールキック |
11 |
4 |
コーナーキック |
3 |
11 |
直接フリーキック |
11 |
5 |
間接フリーキック |
2 |
5 |
オフサイド |
2 |
0 |
PK |
0 |
得点経過 |
-
-
-
-
-
-
|
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート |
-
-
-
-
-
-
|
選手交代 |
◆77分
26 太田 徹郎 → 11 レアンドロ
◆88分
2 藤田 優人 → 27 キム チャンス
◆90分
30 クリスティアーノ → 9 大津 祐樹
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|
◆46分
|
入場者数 |
天候 |
気温 |
湿度 |
ピッチ状態 |
試合時間 |
6,701人 |
曇、弱風 |
20.6°C |
65% |
全面良芝、乾燥 |
90分 |
コミッショナー |
主審 |
副審 |
副審 |
第4の審判員 |
記録員 |
玉井 朗 |
高山 啓義 |
蒲澤 淳一 |
数原 武志 |
福岡 靖人 |
高野 恵 |
お疲れさまでした。
木曜日の夜にもかかわらずたくさんのサポーターに来てもらって、今日はJリーグ1試合だけだと思うんですけど、スカパーでご覧になってる方とかスタジアムに来てる方、さらに注目度が上がるのかなと勝手に思っていました。
その中で勝点3を取りに最後までやりましたが、1しか取れなかったので、悔しい気持ちはありますが、いま選手に話しましたが、柏さんは柏さんのスタイルを前面に出して相手に合わせることをしなかった。我々も柏さんに合わせることをしないで我々のスタイルで真っ向から行ったということに関してはすごく清々しい気持ちが残っています。
ハリルさんがJリーグは甘いとか戦えないということを話していると新聞紙上で読みましたが、僕自身すごく、甘くないようにしてるつもりなんですけどやはり甘く映っちゃうのかなというところで、いろんな意味でいち指導者として責任を感じながらやらなければいけないと思っていました。そういう中、我々はレイソルさんよりミスも多いしやってはいけないこともやってしまうんだけど、球際とか戦わなければいけないところ、自分たちの勝利の責任を一人ひとりが負わなければいけないところというのは、選手たちに常日頃からずっと言ってるつもりなので、どちらにもスタイルがあって、どちらがいい試合だったか僕には分からないですけど、そういうところをお互いに出せたと思います。
達(吉田監督)とはユース年代から何十試合もしていますし、中学生年代の頃は1カ月に1回ぐらい練習試合をさせてもらって、すごくボールを回されて何もできなかった試合もあるし、逆に我々がよさを出せた試合もあった。
あいつとは僕は(日立の)同じ部署で2年間働いていて、この柏でトータルフットボールをやろうとする意気込みで育成から育てた選手が中心になってやってることはいちクラブとしての哲学として素晴らしいと思いますし、我々にはまた違った質のフットボールがあると思いますけど、どっちがいいか悪いかそんなことはどうでもよくて、やはりそういうチームが増えていくことが偉そうな言い方ですけどJリーグ全体の繁栄に繋がると思って居ます。
スタイルがお互いに出ていて、タケ(武富)も生き生きしてたし、寛斗(中川)は何をやってるのか知らないですけど(笑)、今日はサポーターがタケにコールしてくれましたが、あいつも父親になったみたいなので、しっかり活躍してくれているのを見ると指導者としてうれしく思います。それに怯まず我々もあいつらに負けないという気持ちでやれたのは、いろんなことがありますけど、すごく人間らしい試合ができたんじゃないかなと思います。
●曺監督 質疑応答
–GKがアクシデントで交代したがもう1枚カードがあったらどうしていましたか?
もう1枚あったら後ろに高さを入れて三竿を前に上げて大介を上げることもできたし、逆にアリソンとか岡田とか機動力のある選手を入れることもできましたね。僕もGKが途中で交代するのは監督としても、コーチ時代もなかったかな、初めてなので、陽太(秋元)はたぶん大丈夫だと思いますが、そういうアクシデントのあるなかでも最後まで自分たちのやり方を、足が攣ったとかGKが代わったことを言い訳にしないでやるのが我々のスタイルなので、おっしゃるようにもう1人いればもっと違う展開に持ち込めていたかなというのはありますが、それだけ拮抗した内容だったということなので、答えになっていないですが、すみません。
–一昨年はいいゲームをやりながら1点取られておしまいというゲームが多かったが、それから比べると今日はカウンターのピンチが何度もあったがやられなかった。バランス感覚的なものは一昨年から比べたら格段の進歩ではないかと思うが?
おっしゃるように、サッカーって単純なもので、カウンターのときに人数をかけて行って取られたらカウンターをされる、当たり前だけど。相手の攻め残っている選手に繋がれたら。指導者で、人数をかけて行きなさいと言うけど、カウンターのときに出て行ったリスクはもちろんあるし、レイソルさんがということではなく、もしサボって残っている選手がいたら、チャンスだと思って行ったことの裏返しはピンチになりますよね。でも僕は選手たちに言ってるのは、チャンスだと思ってるのに行かなかったら何もならないよと。チャンスだと思わなかったら行かなくていいよと。ただ、じゃあ前3人残ってうちが後ろ2人だったと。取られたら危ない。でもそういう状況のときに3対2プラスGKで相手にシュートを入れさせないディフェンスはどうしなければいけないのかというのは、僕もいちおう監督なので落としているつもりです。
ただ、状況によっては、そういう状況をたくさんつくられる――たとえばマリノス戦とか名古屋の試合とかよくなかったなというシーンも踏まえていまがあるので、ここ3試合ぐらい失点は少なくなりましたけどそのまえは0-3で負けたりというなかで相手に逃げ切られたりする展開を踏まえて、2年前も去年も今年もそうですし、我々にはパフォーマンスの100%に近づけるように、今日言いました。
跳べるハードルを跳ぶのではなく、でも絶対跳べないハードルを跳べと言ってるわけではない。自分たちが100~120%の力で思いきり跳べるハードルを跳ばしていかないと、そのハードルの高さは自然に上がってこない。我々はできることだけをやって勝点3を取って、跳べるハードルだけ跳びなさいというのであれば、それは指導者として選手をバカにしてるのと同じだと思うので、選手ができる前提ですべてつくっていく。数的不利になったときも守備をつくって、周りはピンチからもしれないけど我々の理屈では全然シュートが入らなかったから大丈夫だよという空気にしていく。そういうところが2年前よりというか、日々彼らの努力で積み上がってきてるのは間違いないと思います。
–去年だと遠藤が中盤に上がってアクセントをつけていたが、J1ではなかなかそれができない。でも今日も何回か彼が上がったときにはいい形をつくれたが、あれを増やす方策は?
もちろんそれをいつもしたいんですけど、きょう難しかったのはピッチがすごく濡れているので、ファーストコントロールが大きすぎる場面がうちすごくあって、そのピッチに対するストレスでなんとなくファーストコントロールでそのまま行けない場面も相手に渡してしまう場面も多かった。
それはアウェイのグラウンドなのでしょうがないところはありますが、ただ僕は3バックで1年目からほとんどやってますけど、守備のこと、ゴールを守るというよりも攻撃的にやりたいからあのシステムを使っているつもりなので、おっしゃるように遠藤や三竿が相手のエリアでどんな仕事ができるか、それに対してどうカバーリングできるかというのが、システムがあるんだけどグラウンドのなかではカオスになって誰がどこにいるか分からない、でもいるべきところにひとがいることがいちばん大事だと思っていて、それは我々みたいなクラブもそうですし、言葉で言ったら流動性とか選手の個人の判断とか、3バックだったらそこにいてそれだけしておけばいいよじゃなくて、ボランチの仕事もアウトサイドでクロスを上げることもやれたほうがいいと。やれるために、相手が4枚のときにこうしていこうみたいなことをしょっちゅう選手に話すので、ああいう場面がたくさん出るために技術的なものも戦術的なものも高めなければいけないが、間違いなく僕がJ1でもやりたいのは、相手のゴールに向かってどれだけ変化をつけて迫っていけるか。数的優位をつくるカウンターじゃなくて、相手に守られてもどれだけ相手の懐に入っていけるかがいちばん、とくにうちの選手は若いですし、成功体験をいろんな意味で増やしてあげたいと思っています。
●吉田監督 総括
僕のベンチの座っていた90分、今日の0-0というスコア、本当に表現は下手ですけどあっという間でした。とてもぶつかり合い、お互いの持っているものを全て出し尽くそうという中で、戦いがあったという90分だったと思います。
もちろん引き分けという結果に関しては満足していませんし、彼らが持つ人数をかけた攻撃、人数をかけたカウンターというところには、やはり最後まで注意が必要でしたし、神経がすり減りましたし、体力もすり減りました。
ただ、その中で我々もゴール前へ運んでいく、彼らのとても強く洗練されたとても量の多いプレスを掻い潜っていくというところに関して、とても見応えのあった試合だったというふうに思いますし、そう思わなければいけない。
まず今日の試合をやるにあたって、湘南というチーム、クラブ、彼らの披露しているスタイルといったものを完全にリスペクトして臨もうという話を選手たちとはミーティングでしました。とても良いチームだし、好きなチームだと。個人的にも勝ちたいし、とても良い試合になるのは間違いない。ただ、必ず何かを、持っているもの全てを出してくる、100%出してくる湘南というチームに対して、俺らが何かを隠したり、出そうとしなかったり、最初から100でいかなければ良いゲームにはならないし、あっという間に飲み込まれるというような今日の試合前のミーティングでした。
もちろん戦術的な話もいくつもしましたけど、もっとも大事だったのは彼ら、そのスタイルを貫いて曺さんの下で何年かやってきた彼らのスタイルに対して、我々もこの日立台でぶつかっていこう、そして勝とうという中でプレーできたのは無駄ではなかったと思います。(勝点)2を失ったと取るか、1を得た取るかというのは、今まだ整理できていませんが、とてもあっという間にすぎた90分で、武富が湘南で2年プレーして、こちらに来ました。彼のためにも、彼の今後の成長のためにも、彼のきっかけのためにも勝ちたい試合でしたが、それが叶えることができず、そこも残念ではあります。ただ、こんなことを言うと怒られるかもしれないですけど、爽快感のある90分だったと振り返っています。
●吉田監督 質疑応答
–今日はお互いのスタイルが出て、とても良いゲームだったと思うが、柏のディフェンスはクロスを入れられて、ヘディングの対応は素晴らしいというのが出ていた。そのあたりは?
人数的にピッチ上に配置している人数と、あとは取っている戦術のバランスの中で、時々人数が足りないという問題が出てきますけど、中のクロス対応という面に関しては、非常に安定してきていると思いますし、ポジショニングも最後の逆のサイドバックを含めて、非常に的確になってきていると思います。サイドバック、今日は左は輪湖、右は藤田、サイズは決してあるわけではないですけど、彼らはまず競るという意欲はありますし、そこでは数が足りない、ちょっと危ないシーンもありましたけど、非常によく対応してくれたと思います。センターバックの2人に関しては彼らの仕事ですから、決して褒めることもないですし、ダメだということもないです。彼らは仕事をしたということになるのかなと思います。
–曺監督も清々しいと話していたし吉田監督も爽快感があると話したがサッカーはどうやって点を取るかというゲーム。お互いの決定機というのは2回ずつぐらいしかなかったと思いますが、そこはどういうことが原因か?
大きな課題だと思っています。我々の今置かれている状況、得点が…ちょっとビン・ズオンの試合は置いておかせていただいて、清水、山形、今日と得点が生まれない状況が続いていて、そういったものが普段見えるもの、普段見えるパスコース、あとはスピードの緩急といいますか間といいますか、そういったものをどんどん奪っていく要素がサッカーにあると思うんですけど、その調節と、あとはスイッチをいつ入れるかというところに今、若干の迷いと、自分を信じたいがゆえの、決してポジティブではない思い切りというのがピッチ上で交錯しているような状況ではあったと思います。今日もテンションの高い攻防の中で、そのテンションの高いままゴール前へ入っていってしまうようなシーンが続きましたので、得点の匂いということに関しては、相手のクリアミスとかを含めれば何回かはありますけど、我々が望んでいるようなゴールチャンスというのは数えるほどだったと、完全に受け止めていますし、その中でどう得点を取っていくかというところに目を向けてもいいんじゃないかと思えるような試合でした。
–武富選手は湘南から戻ってきて、どのような点が成長したか?
才能というか、自分の力を発揮できるようになったというのは一番変わったところだと思います。それはおそらく毎試合毎試合、毎回毎回の練習を大切にしなければいけないということを曺さんの下で、本当にしこたま鍛えられて、学んできたんじゃないかと思います。特に体が強くなったとか、もともとフィジカル能力の高い選手ですから、そこではなく、そういった何かを継続して何かを得るというような、ごく当たり前のサイクルというものに彼が気付き、才能が徐々に芽吹いてきているというか、出してきているんじゃないかと思います。
–一旦ゴール前へ行った後は細かくパス交換できるが逆にビルドアップのところで淡泊になりすぎてロングボールをはたき過ぎた場面があったがそこについては?また、今は新しいチームを作っている途中だが特に監督が目指しているサッカーをやる場合は中盤の3枚、ゲームメイク、判断力が必要だと思うが彼らが成長してくればもっとチーム全体の成長につながってくると?
ビルドアップのロングボールですけど、プレッシャーがかかって我々が攻め込まれて、奪ったボールを除いての、今日我々が使ったロングボールというのは、今日の試合の1つの狙いでした。それは継続していこうよと、次の試合にそれを使うかといったら、それはやらないでしょうけど、今日の試合に関しては対角線にエドゥアルドとクリスティアーノという選手がいますから、彼らのそういった良いところと良いところを結び付けるようなロングボールっというのは、1つの攻撃のきっかけです。キックの質は後半ちょっと落ちましたけど、それが相手を時々混乱させたということを考えれば、今日に関しては悪くないと思います。
中盤の3人に関していうと、今日は栗澤と茨田が2人でほぼほぼ中盤を担当した形になりますけど、もちろん彼らには完璧というものを求めていっていますし、いきます。ただ、サッカーは中盤を経由しなくてもいいものですから、その賢さを含めて今日は茨田のところ、相手の山田直輝くんがうまくバラのところを消そうという中で、それに気付いた栗澤がうまくそこには行って助けてという、戦術的な彼らの成長も見えましたし、彼らももちろんまだまだ成長を求めていきますけど、特にそこがないとどうこうというわけじゃなく、センターバックにも同じように求めますし、FWの選手にも求めますし、どこがどうということは変わらずやっていけばいいと思います。
–降りてローテーションはかなりスムーズに?
スムーズかどうかと言ったら、もっとスムーズになると思うんですけど、そこの気付きというか、自分たちがどういう状況に置かれているということを見て読んでプレーするということに関しては、今日の栗澤はとてもクレバーだったと思います。
–来週ACLのアウェイがあるが今日の試合を終えて、その試合に向けてどういう状況で第一戦に臨もうと思っているか?
まず、私のところでは情報はちらほら取っていますけど、水原に関しての具体的なプランは立てていないです。しっかりとは見ていないです。コーチングスタッフ、分析班を中心に水原の準備を進めていて、今日の湘南戦を終えてから、早速水原戦の準備に取りかかりますけど、浦和レッズは水原に2敗しています。水原に行って、彼らのアウェイに乗り込んで勝ち点を取って帰ってくるというのは簡単じゃないというのは、僕らも何度も経験していますし、勝った試合もありますけど、その試合も運が左右しなかったかと言ったらそんなことはなかったですし、とにかく最善の準備としか言えないんですけど、水原の何かしらをよく見て、研究して、出来る限りの良い結果を持って帰ってくるということしか今はないです。とにかくアウェイですので、我々も良いサッカーをしたいですけど、彼らにもさせないということも視野に入れながら、だけども我々の突破口、糸口がどこにあるかを探りながら、どっちに重きを置くかというのはこれから決まることになると思います。
選手コメント
●遠藤航
(見ていて面白いゲームだったが?)僕らもやっていて面白かったです。お互いの良さを出すということを監督から言われていたし、少しミスが多かったですけど、自分たちは自分たちの良さを出しながら今日は入りから自分たちのやるべきことをやれたかなと思います。できれば1点を取って勝ちたかったですけど内容自体は悪くなかったと思います。
(後半かなり前に出たが?)前半は相手にボールを動かされてあまり高い位置でボールを奪えない時間が多かったので、ボールを奪ってもFWにつけたりというシーンが多かったのですが後半は高い位置で奪えることもあったしスペースもあったので、出ていけるチャンスが後半のほうが多かった。
(後半改善したところは?)プレスはけっこう前からいけるようになったと思うし、相手も運動量的にセカンドボールを拾えなくなったりうちのほうがセカンドを拾えてボールを動かせるシーンが多かった。どちらかと言うと前半は相手が動かすのがうまくてボールが奪えなかったという感じでした。
(くさびに対しては?)あまり下がってしまうとターンされて、相手の動かす力がある中でバイタルを使われてピンチになるかなというところもあったので、くさびに対しては前節のこ甲府戦ではあまりいけなかったので、そこは自分たちの課題として意識して戦いました。
●高山薫
相手が繋ぐことは分かっていたし、僕らが前からいくので、後ろに人数かけて繋いでくるだろうと思って居たんですけど、前半は予想以上にハマらなくて難しかった。前で取りたかったので取れなくて難しかった。途中、みんなで話してそこからいい形で前からいけるようになったと思います。話すまでは苦戦しました。
(1対1のチャンスもあったが?)いいパスをもらって決めなければいけないところだった。菅さんもいいコースに入ってたので逆にもっと持ち出して抜いてからシュートでもよかったかなということは感じています。
直輝(山田)は出して前を向いてくれるしうまい、ラストパスも出せすので僕や大槻が裏に抜けることができた。試合の流れの中では流動的に、2トップで直輝がトップ下のようになってもいいんじゃないかという話もしていました。
●永木亮太
こういう試合で勝ちきれなかったことは残念ですけど最低限引き分けまでもってこられたのは成長したところだと思います。
今日は自分含めて連戦で疲れがたまっていて小さなミスがたくさんあって、中盤のところで相手のプレッシャーも早くて、少しミスが重なるところがありました。細かい部分が1点取れるか取れないか、というところに繋がってくると思うし、逆に失ってしまうとそこからカウンターをくらって点を取られてしまうという状況になるので、そういうところにはもう少しこだわってやっていきたいと思います。
自分たちの陣地でボランチのところにかなりプレッシャーが来ていて、そこで失って攻められていたし、クリアミスで少しピンチを招いていた。そこでやられなかったことは良かったですけどやっぱりそれはない方がいい。ピッチも慣れていない水を濡らしてスリッピーな状況の中で相手はすごくやりやすそうにしていて、そういう点もあるんですけど、最低限ミスを減らしていかないと点を取られてしまうので、そこは反省のひとつです。ただ、攻撃がシュートで終われていたというのは良かったと思います。前3人に入った時にはしっかり工夫をしてリズムが作れていたかなと。本当に今日は前3人がよくやってくれたなと思います。
(なかなか出ていけないような印象だったが?)みんな本当にあまり味わったこのない連戦という疲労はあったと思います。でもやることはやり切ったし、最低チームとしてやらなきゃならいことはやってきたと思います。だからこういうゲームになったと思うし、そういうところは良かったところだと思います。
(武富選手について)うまくなったなと思いますね。やっぱりレイソルのスタイルに合わせて技術もあがっていると思うし、すごくひとつひとつのプレーの質が上がっていると思います。レイソルではタケみたいな選手は裏に抜ける選手として良い起点になっているんじゃないかと思います。タケが本当に嫌なポジションを取っていて、ボランチの自分たちの少し裏でもらうようにしていたので、自分は本当にそこを注意して、くさびのパスを入れさせないように90分間本当に注意していました。
●石川俊輝
連勝という形で終えられれば一番よかったですが、最低限自分たちのサッカーを出しながら戦って勝点1を持ち帰ることができたのはよかったと思います。
(中盤は2対3という状況だったが?)亮太さん(永木)はやはり攻撃的にいきますし、自分も攻撃的にいきつつバランスも見ながら、数的不利な状況は出てきてしまいますけど、セカンドボールとか中盤で自由にさせないということは意識していました。
(後半かなりプレスがハマっていたが?)前線の3人は前半から追い方自体がよくて限定しやすくかった。どちらかというと相手はフリックが多くてそこでひっくり返されることも多かった。気持ち的にはまわさせているような感じで考えていました。
(武富選手は?)本当にどこにでも顔を出してくるしすごく嫌な選手だなと思ってやっていました。
(90分を終えて)お互いの特徴を出しながらというサッカーはある程度できていたのできつかったですけどすごく充実した90分でした。