第41節 vs 横浜FC
11月15日(土) 16:04 @Shonan BMW スタジアム平塚
HOME 湘南ベルマーレ | 横浜FC AWAY |
4 | 2 | 前半 | 0 | 1 | ||
2 | 後半 | 1 | ||||
95>98 | 勝点 | 52>52 | ||||
10分 ウェリントン 11分 菊池 大介 82分 菊池 大介 88分 ウェリントン |
得点者 | 90分+1 黒津 勝 |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 37 | 秋元 陽太 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 南 雄太 | 18 | GK |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DF | 3 | 遠藤 航 | 0 | 0 | 西嶋 弘之 | 6 | DF | |
DF | 14 | 丸山 祐市 | 2 | 0 | 野上 結貴 | 2 | DF | |
DF | 17 | 三竿 雄斗 | 0 | 1 | ドウグラス | 4 | DF | |
MF | 33 | 藤田 征也 | 0 | 0 | 永田 拓也 | 32 | DF | |
MF | 16 | 石川 俊輝 | 0 | 0 | 松下 裕樹 | 36 | MF | |
MF | 6 | 永木 亮太 | 2 | 0 | 寺田 紳一 | 10 | MF | |
MF | 10 | 菊池 大介 | 2 | 1 | 松下 年宏 | 24 | MF | |
FW | 22 | 岡田 翔平 | 2 | 0 | 小池 純輝 | 14 | MF | |
FW | 9 | ウェリントン | 5 | 2 | 黒津 勝 | 9 | FW | |
FW | 39 | 武富 孝介 | 2 | 1 | 小野瀬 康介 | 19 | FW | |
GK | 1 | 阿部 伸行 | – | SUB | – | 高丘 陽平 | 41 | GK |
DF | 30 | 島村 毅 | – | – | フェリペ | 3 | DF | |
MF | 4 | 宇佐美 宏和 | 0 | 0 | 中島 崇典 | 27 | DF | |
MF | 5 | 古林 将太 | 0 | – | 野村 直輝 | 5 | MF | |
MF | 13 | 岩尾 憲 | – | – | 内田 智也 | 7 | MF | |
FW | 7 | 大竹 洋平 | – | 0 | 野崎 陽介 | 13 | MF | |
FW | 11 | 中村 祐也 | 0 | 0 | パク ソンホ | 39 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
15 | シュート | 5 | 33分 松下 裕樹■ 72分 松下 年宏■ 76分 ドウグラス■ |
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7 | ゴールキック | 13 | ||
2 | コーナーキック | 3 | ||
16 | 直接フリーキック | 19 | ||
0 | 間接フリーキック | 2 | ||
0 | オフサイド | 2 | ||
0 | PK | 1 |
得点経過 | ||
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~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
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入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
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9,131人 | 晴、弱風 | 12.6℃ | 47% | 全面良芝、乾燥 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
安間 和仁 | 河合 英治 | 間島 宗一 | 林 可人 | 中原 美智雄 | 亀井 信也 |
試合後監督・選手コメント
監督コメント
●曺監督 総括
おつかれさまでした。
今シーズンのホーム最終戦ということで、本当にたくさんのお客さんに集まっていただいて、何としても勝利を届けたいと思っていました。勝点3を届けられて、頑張った選手たちを讃えたいと思いますし、それを後押ししてもらったサポーターの皆さんに感謝したいと思います。
今日のゲームだけじゃないですけど、我々は毎試合毎試合、1試合ごと、1日ごとに、やるサッカーの質を高めて成長しようということで、誰が出ても、どんな状況でもそういう姿勢を失わないようにやってきました。
今日の試合は前半から、もちろんミスはあるんですけど、そういう全体がピンとした糸でつながって、相手のゴールに向かう、またミスがあってもお互いをなじりあうんじゃなくて、その後切り替えて、早く自分たちのモードに戻すということが非常によくできたゲームだと思います。
まだまだ課題はあるんですけど、こういうゲームをたくさんやることが彼らの成長につながっていくとずっと思っていました。悪いところを言ったらきりがないですけども、自分としてはいい試合ができたかなというふうに思います。
先ほどの、最後のホームゲームの挨拶で、今年32人のメンバーがピッチに立つ、もしくはメンバーに入ってやってきたと言いましたけども、ここで40試合フル出場した選手もいますし、長い時間出て我々の勝利に貢献した選手は、当たり前ですけど、競争に勝ってピッチに立ってこの結果を出してくれた。讃えるべきだと思います。ただ、その選手たちと一緒になって、ピッチに立つ権利を得ようとしていた、残念ながらピッチに立たせられなかった、その選手たちも、それ以上に僕は誇りに思います。
もちろんプロの世界ですから、来年同じメンバーで同じようにやるということは難しいかもしれません。でも、今年所属した選手、もしくは昨年、2年前、3年前、ベルマーレのユニフォームを着てピッチに立った選手全員が成長してもらいたいと思っています。
あと1試合ありますけど、最後までそういうチームでいてくれたことは、指導者として監督として、本当に彼らに感謝しなきゃいけないなと思います。
同級生の山口(素弘監督)が今年限りで退任するということをニュースで知って、今日もちょっと話をしましたけど…。横浜FCさんも、後期は順位としては3位だということで、非常にいい成績を挙げられたのに、何となく僕は、同級生として一緒に頑張ってきたので、複雑な思いでいっぱいです。
彼のそういう思い、チームに対するものも、おこがましいですができる限りのところで受け継いで、同じ神奈川なので、来年 J1でみんなのパワーを結集していい試合をしたいと思います。
あとアウェイの残り1試合ありますので、大分さんはプレーオフもかかってますし、そういうところでみすぼらしい試合はできないと思っています。もう1回リセットして、選手と一緒にあと1週間、いい準備をして戦っていきたいと思います。
●曺監督 質疑応答
–勝点100に王手、得点80も超えましたが、ホームでの強さの理由は?
グラウンドキーパーさんがいい芝をつくってくれるからじゃないでしょうか。馬入の練習グラウンドも本当にいつもいいピッチでやらせてもらっているので、それも含めて、我々のピッチを演出してもらえる、応援してくださるサポーターをはじめ、そういうピッチをつくってくださるひと、我々の試合を盛り上げようと頑張ってもらっている育成やクラブのスタッフのひとを含めて、そういう想いを忘れてはいけないと思います。
その想いが、当たり前ですけどここに結集して、僕が責任を持って采配をふるって勝点3を取ることにまい進するだけだと思っている。ここにいる皆さんも含めて全員の力だと思います。
–広島も柏も1年で戻ってJ1で優勝、ガンバも東京もいい成績を挙げている。チャンピオンで戻ることは来年の期待が膨らむと思うが、J1で戦う自信はさらに増したか?
J1に戻ってもう一度彼らと一緒に戦ってさらに成長を促すことしか考えていなかった。いま我々はJ1に挑戦する立場であって、ただ、がむしゃらにやって通用するところ、しないところありましたよというふうに終わるだけではいけないと思っています。
来季の監督をやらせてもらう時のコメントにも書きましたが、自信を持って謙虚に戦う、自信を持ちながら我々のウィークポイントや直さなければいけないところにしっかりと向き合って、サッカーをバカにしないでやっていくことが来年いい成績を残すために大事だと思っている。その言葉を自分で言って、いつも忘れないようにしたいと思います。
–12月、1月のオフの期間をどう使いますか?
少しオーバーホールも含めて練習を2週間ぐらいやってからということになると思いますが、そのまえにパレードやイベント、スポンサーさんのパーティーなどもあります。ただ、ハードにやってきた選手たちが1回サッカーを忘れて休むことがこのオフでは一番大事だと思うので、コンディションに気を遣わせながら一回休ませてあげたいなと思っています。
–来年のスタートはいつ頃?
まだ詳しく決まっていないですが、おそらく今年始めた日にちとそんなに違わないかなというところです。
–昨年、一昨年と比べ、今年の選手が一番成長したのはどういうところか?
一生懸命プレーするということって、実はそんなに簡単ではなくて。自分で一生懸命やってるよと言っても他の人から一生懸命じゃないじゃんって言われたら一生懸命にはならないんです。その一生懸命って、選手が発信するエネルギーとか、選手の言葉がすべてではなくて、見ている人とか我々スタッフがどう思うかというところで言うと、一生懸命をごまかさなくなりました。要は、一生懸命うやってるフリをするとか、“一生懸命やってるよ、オレは”というプレーが非常に少なくなりました。
もうちょっと具体的に言ったら、チャンスだと思った時はチャンスのようにプレーする、ピンチだと思った時はピンチのようにプレーすることが、実はサッカーでは大事で、その瞬間瞬間を感じられる速度や精度が、間違いなく過去に比べて上がったと思います。
今日も2-0の展開で、危ない展開になると思ったんですけど、選手の顔を見ていても2-0になった時に何をしなければいけないのか。3点目を取りにいく中で、何を押さえなければいけないのか、ピッチの中でやるべきプレーをしていた。今日も永木が俊輝(石川)か大介(菊池)に後半一度怒ってましたけど、それがチームとしての力だと思います。
逆に僕は、今年何もしていないに等しいと思います。というくらい、彼らの自立心というのは過去2年に比べて非常に上がったと思います。それを来年J1でもっと磨いて、自信を持って謙虚に戦っていきたいと思います。
–前半相手のボールに対してプレスがはまらない時間があったが、それがうまくはまるようになったのは選手たちによる修正がうまくいったのか?
立ち上がりちょっと裏返される場面があり、すこし相手に持っていかれそうになりましたが、いまのうちのスタイルだとああいう局面が0にはならない。逆に昔ならああいうふうに入ると前半そういうふうになってしまうが、やはり選手が相手の特徴とかどんな形かとか、こちらが指示する前に、今日なら相手の両サイドハーフが張って3バックを外に広げようという動きがあったが、それに対しても冷静に対応できるようになっていたので、そこは全然心配していなかったです。
–ホームで16勝しましたが、ホームで一番印象に残っている試合は?
…とくにないですね。強いて挙げれば、去年ホームで負けた試合のほうが忘れられないですね。
–最後、古林将太選手を投入しましたが、どんな言葉を掛けたのか?
思い切ってやれ、だけです(笑)。思い切ってやるしかないのでアイツは。思い切ってやらなければ古林将太じゃないので。
●山口監督 総括
ざっと見渡すと、湘南さんのよさが出るような展開になってしまったなという感じです。セットプレーからの失点と、そこからは彼らの強みであるショートカウンター、そういう状態になってしまったのが残念でした。立ち上がりはいい入り方をしたなと思ったんですけどね。今週僕のことの発表があって、言い訳にするなと選手には伝えていたが、少しトレーニング等でも気落ちしているのかなという雰囲気が見られたのですが。ただ今日の試合前のミーティング等では戦う意思統一はしました。
●山口監督 質疑応答
–湘南の待ち構える陣形を揺さぶることがなかなかできなかったかと思うが?
最初はうまくサイドのところでポイントをつくれていましたが、そのあと1点取られたあとというのもあると思うし、そこからうまく背後や3バックの脇を狙いたかったが、なかなかそこをうまく狙えなかったかなというところだったと思います。慌てずにもう一回やり直せと言っていたが、焦れてしまったのか、ちょっと入れ込んでしまったところはありますね。ボールもそうだし、気持ち的にもウォーミングアップからけっこうガーッとなっていたので、落ち着かせるようにしようかなとはゲーム前にやったのですが。
–なかなか湘南が裏を取らせてくれなかった?
いや、湘南が突かせてくれなかったというよりはうちが突けなかったかなというところです。
–前半で交代した小野瀬選手に期待していたことは?
今週一番よかった。トレーニングマッチもよかったし、結果を出したので。ずっと言ってたことだし、トレーニングでも背後の動きとか非常に意欲的にやっていたので、思い切って行けという感じでした。
–退任が発表されて選手たちが気落ちした様子が見受けられたというなかで、監督としてはどのように試合に臨んだのか?
それはコメントで発表した通り、残り2試合全力を尽くすところは変わらない。それは選手にも言いましたし、俺のことだけでなく、プレーオフ進出が0になったというところで気落ちした部分もあったけど、そうなったからプレーしない、戦わないではダメだと思うし。就任してからずっと言ってたのは、調子がいいときは誰でもいいプレーをする。ただ自分の調子が悪かったり、たとえば外されたり交代したり負けたり、そういう負の作用が働いたときにどういう立ち居振る舞いができるか。そこで歯を食いしばってやる、もしくは逆にそういう状況だからしっかりとしたプレーだったりサッカーに対する態度だったり、そういうのはずっと伝えてきたし、それを選手は理解してやってきていると思います。
選手コメント
●永木亮太
個人的には勝点3を取ることだけを思って、何をするのか、何をすべきではないのかということを考えてプレーしました。みんなしっかり集中できていたと思いますし、チームがひとつにまとまって、みんなが同じ気持ちで、一年間やってきたことが集約されたようなゲームだったと思います。足を止める選手もいなかったし、球際で勝つという気持ちをみんなが持っていたし、そういうところが勝点3を取れた一番の要因だと思います。
ホーム最終戦でしたが、サポーターの皆さんには本当に一年間支えてもらったので、試合後には一緒に勝利を分かち合えてよかったです。
次節で本当に勝点100を超えたいという気持ちがありますし、なかなかできることではないと思うので、アウェイの大分戦は難しい戦いになるとは思いますが、しっかり勝って帰って来たいと思います。
(来季に向けては)去年、苦い経験をしていますし、自分もチームメイトも、高いところを目指してやっているので、日々成長意欲を持ちながらやっていきたいです。
●古林将太
入る時は監督に「今年一年の、自分の悔しい気持ちをぶつけてこい」と言われて送り出されました。できたかどうかは分からないですけど、精一杯プレーしました。
練習では、みんなで毎週競争していて、いつでもいける準備はしていましたが、選ばれたらやってやろうという気持ちでした。
一年間、リハビリ期間は辛かったですが、サポーターの拍手を聞いてうるっときましたし、本当にみんなに感謝してやらなければいけないと改めて感じました。
まだあと1試合ありますし、明日も練習試合があるので、また明日から気合い入れてやっていきたいと思います。
(サポーターへ)一番つらい時に、サポーターの皆さんや家族に支えられてここまでこれたと思います。本当に感謝しています。ありがとうございます。
●遠藤航
ホーム最後だったので、今年一番いい内容だと言ってもらえるようなゲームをしたいと思っていました。試合開始から自分たちのサッカーを表現できたと思いますし、90分を通して全員が運動量や縦に行く意識、球際の部分で戦うことをしっかりとできていたと思います。
(最後のセレモニーは?)サポーターの皆さんも喜んでくれていましたし、僕たちも一年間応援してくれた感謝の気持ちを込めて、ああやってサポーターの皆さんと近くで喜びを分かち合えたことは嬉しいことでした。初めてだったので、サポーターの皆さんのほうがびっくりしていたかもしれません(笑)
アップからみんな気合いが入っていたし、出ているメンバーだけじゃなくて、バックアップメンバーも含め、普段の練習から意識高く取り組んできたことが今日の結果に繋がったと思います。
●菊池大介
(スタンドを1周して)本当にたくさんの方に来ていただいて、いろんな声を掛けてくださって、期待していただいているのをあらためて感じました。そういう想いを裏切らないように、今季あと1試合、また来年に向けて、しっかり自分たちのサッカーを見せていきたいと思います。
(記録的な今季の成績の一番の要因は?)一日一日の練習の充実を、競争も含めて一人ひとりが意識してできたことが結果に繋がったと僕は思います。(来季に向けて)今年の「継続と深化」という言葉通り、そのまま目指していきたいと思いますし、僕自身J1で悔しい想いをして、その悔しさを晴らすにはその舞台でしかできないと思っているので、そういう想いをぶつけたいと思います。
(勝点100に向けて)そこはひとつ自分たちの目標でもありますし、数字ではなく最後自分たちらしさを全部出して気持ちよく終わりたいと思うので、しっかり練習して頑張りたいと思います。
(古林選手の復帰について)コバショウ(古林)もつらかったと思うし、コバショウの思いも背負ってやってきたつもりです。最後こうやって一緒にピッチに立ててうれしかったですし、来年に向けて、一緒に同じピッチで暴れられるようにしっかり準備したいと思います。コバショウが出るまで自分が交代しないように頑張りました。
●ウェリントン
ホーム最終戦だったし、2ゴールもアシストもできてほんとうにうれしいです。来週も一生懸命練習して、チャンスがあれば次の試合も決めたいと思います。
(1点目について)すごくいいボールが入ってきたし、練習もしていたので、決められたよかったです。ちょっと肩に当たったんだけど入ってよかった。