第3節 vs コンサドーレ札幌
3月16日(日) 16:04 @Shonan BMW スタジアム平塚
HOME 湘南ベルマーレ | コンサドーレ札幌 AWAY |
2 | 1 | 前半 | 0 | 0 | ||
1 | 後半 | 0 | ||||
6 > 9 | 勝点 | 4 > 4 | ||||
39分 ウェリントン 64分 大槻 周平 |
得点者 |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 37 | 秋元 陽太 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 金山 隼樹 | 1 | GK |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DF | 3 | 遠藤 航 | 1 | 1 | 日高 拓磨 | 2 | DF | |
DF | 14 | 丸山 祐市 | 0 | 0 | 櫛引 一紀 | 25 | DF | |
DF | 17 | 三竿 雄斗 | 0 | 0 | 奈良 竜樹 | 23 | DF | |
MF | 4 | 宇佐美 宏和 | 0 | 2 | 上原 慎也 | 14 | DF | |
MF | 2 | 菊地 俊介 | 1 | 0 | 河合 竜二 | 4 | MF | |
MF | 6 | 永木 亮太 | 1 | 1 | 宮澤 裕樹 | 10 | MF | |
MF | 10 | 菊池 大介 | 2 | 1 | 荒野 拓馬 | 24 | MF | |
FW | 19 | 大槻 周平 | 2 | 0 | 前田 俊介 | 11 | MF | |
FW | 9 | ウェリントン | 2 | 0 | 砂川 誠 | 8 | MF | |
FW | 39 | 武富 孝介 | 3 | 1 | 内村 圭宏 | 13 | FW | |
GK | 27 | 鈴木 雄太 | – | SUB | – | 李 昊乗 | 16 | GK |
DF | 30 | 島村 毅 | – | – | パウロン | 3 | DF | |
MF | 8 | 梶川 諒太 | – | – | 小山内 貴哉 | 26 | DF | |
MF | 26 | 亀川 諒史 | 0 | 1 | 前 貴之 | 6 | MF | |
MF | 33 | 藤田 征也 | 2 | – | ヘナン | 17 | MF | |
FW | 11 | 中村 祐也 | 1 | 0 | 榊 翔太 | 7 | MF | |
FW | 22 | 岡田 翔平 | – | 0 | 都倉 賢 | 39 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
74分 ウェリントン■ | 15 | シュート | 7 |
67分 前 貴之■ 79分 櫛引 一紀■ |
11 | ゴールキック | 11 | ||
5 | コーナーキック | 3 | ||
16 | 直接フリーキック | 16 | ||
2 | 間接フリーキック | 0 | ||
1 | オフサイド | 0 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
|
~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
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入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
---|---|---|---|---|---|
8,269人 | 晴、弱風 | 16.5℃ | 32% | 全面良芝、乾燥 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
髙林 敏夫 | 吉田 寿光 | 竹田 明弘 | 長谷 忠志 | 宇田 賢史 | 亀井 信也 |
試合後監督・選手コメント
監督コメント
●曺監督 総括
おつかれさまでした。
開幕戦は雨で天候に恵まれなかったんですけど、今日は本当にいい天気で、サポーターもたくさん来ていただいて、いつもですけれども、改めて本当に感謝の言葉を述べたいと思います。
札幌さんは去年の試合も、今年の2試合も全部見ましたが、ボールを動かしながら相手のゴールに迫っていくチームで、若い選手と経験のある選手が融合して、非常にモダンなフットボールをしているなという印象がありました。
その札幌に対して自分たちが、開幕を再び迎えるというか、リスタートのつもりでやろうという話をしました。要は我々はチャレンジャーなんだということで、後半点を取って下がってしまったりとか、そういうことがないように、今日は90分間自分たちのスタイルがしっかり出せるように、という話をしたのですが、本当に選手たちがそれを最初から理解して我々の良さを出してもらえたなと思います。
最後のアタッキングエリアでのパスの精度とかシュートというのは、まだまだずっと言っていますが、もう少し何とかしなければいけないところです。それに向かって積み上げてきたプロセスは選手はよくやってくれたと思いますし、こういう試合、自分たちの試合を何試合続けられるか。逆にこれが続けられないと一過性のもので終わってしまうので、いい休養といいトレーニングを続けて、選手を競争させながら、また次の試合でもっといい試合ができるように準備していきたいと思います。
最後に、1年半ぶりに中村祐也がピッチに立ちましたが、大きな怪我、アキレス腱を2回断裂するという怪我で選手生命も危ぶまれていたのですが、今年のシーズン初めからキャンプ、徐々に徐々にですが、ウサギと亀の亀のように一歩ずつチームの方に近づいていって、今日、皆さんの温かい声援のもとでプレーできたと。これは彼自身のためにもよかったし、逆に彼を支えた周りのスタッフだったりとか、選手、サポーターももちろんですけども、皆さんのそういう支えがあって彼もああいうふうにプレーできたと思います。
ただ、僕はそういうことがあったから出したわけじゃなくて、3点目を取りにいくために彼の力が必要だと思って出しただけなので、感傷に浸ってる場合ではないんですけども、ひとりの人間としてはよく頑張ったなと。
ここまで音を上げず、つらいトレーニングやリハビリをやってよくここまで戻したなということを思うと、本当に彼のそういう精神力には敬意を表したいと思います。
●曹監督 質疑応答
–3連勝以上に3試合連続完封ということが大きいと思うが?
そうですね、去年はたくさんとられたので…。結果的に0点で抑えられたのはよかったと思いますが、0点で抑えたからよかったと選手が思っている感じがないので。言うなれば、シュートを打たれている場面も、ここをなんとかしたいと彼らも思っていると思いますし、僕も0点で抑えられたことはよかったと思いますが、成長している部分とまだやらなければいけない部分が混在しているので、もちろん0点に抑えられるようにやっていきますが、彼らのレベルでいくと、0点で抑えたからよくやった、ではなくて、もっともっと上を目指してやっていかなければいけないと思います
–今日の勝利で首位に立ったが?
首位に立ったことがいいこととはまったく思わないですけど、皆さん見てお分かりだと思うんですけど、我々は全員が同じ方向に向かってやるサッカーで勝点をとっていくチームだと思うので、首位にいくということに、誰か一人でも安心してしまうといいサッカーにはならないと思うので、順位表は見ないように頑張ります(笑)
–この3連勝で勝ちに繋がった要因を挙げるならば?
今日の試合はその前の2試合と比べてもやれることが増えたと思うので、そういう意味では一歩ずつ前進はしていると思いますけど、去年の浦和や名古屋、また降格をしたFC東京の試合は、今日の試合に負けず劣らずいい試合だったと思っています。ただ、そこでは勝てなかった。自分たちがJ1にいくためにはそういうことは忘れてはいけない。3連勝をしたという結果はいいと思いますけど、我々にとってはプロセスのひとつですから、今日の試合に勝てたからいいわけではないし、去年負けたから全部悪いわけではないと思っています。もちろん勝てるようにやりますけど、どう勝つか、ということのほうが大事だと思っているので、そこは選手たちに言い続けてやっていきたいと思います。
ただ勝てばいいのではなくて、サッカーのルールにのっとって、どういうサッカーをして勝つかということにこだわってやっていきたいと思います。
●財前監督 総括
まず、アウェイにもかかわらず本当にたくさんのサポーターに来ていただいて感謝しています。そういう中でこういう結果になって残念ですし、申し訳なく思っています。ゲームのほうは、前半から相手の出足に負けたような展開で、ただ相手もミスしてくれたりしたので助けられた部分があって、0-0でいけばと思ったが、そのなかで1失点した。後半もあまり変えることができず、相手のペースのまま終了したゲームだったと思います。とくに攻撃は何もできなかったようなゲームでした。ただGKを含め、ディフェンスラインは頑張った試合でした。
●財前監督 質疑応答
–攻撃が何もできなかったということですが、相手の守備がよかったのか、札幌に改善の余地があったのか?
両方あると思います。相手のプレッシャーが速くてびっくりしたような状況もありましたし、グラウンドがやりづらいのが風の影響なのか、なかなかボールが収まらず、技術的なところもある。前の選手はボールが収まらない状況だったので、攻撃のかたちがまったくつくれなかったかなと思っています。
–菊岡選手の欠場によって変わった部分はあるか?
基本的には代わった荒野とかもまた違ったところを出してほしいというメンバー選考だったので、多少影響はあるとは思うが、その部分でチーム力が落ちると思ってスタートしたわけではないです。
–今季初スタメンとなった奈良選手と、途中出場の都倉選手の評価を。
ディフェンスラインはかなり頑張っていて、奈良選手はかなり安定したプレーをしてくれたかなと思います。都倉選手は途中からということと、攻撃のかたちをまったくつくれなかったので、評価は難しいと思うが、要所要所で高さの部分など出してくれたと思います。
選手コメント
●永木亮太
ボールを奪ったあとにすぐカウンターというのが自分たちの持ち味なので、そういうところは日頃の練習の成果が出たと思います。
みんな身体が張れるようになっているし、特にタケ(武富)ウェリントン、大槻の3人が本当によくプレスバックしてくれるのでボランチも取りやすいし、後ろも狙いやすいと思う。全員で一緒の気持ちで戦えているということを今日すごく実感することができました。
(今季メンバーが代わったが?)曹さんになってから湘南スタイルという形でやってきているんですけど、去年試合に出ていた選手が何人か移籍して、新しい選手が入ってきた中で、すぐに同じ方向を向くのは難しいことだと思いますけど、みんなお互いの意見を聞けたり、真面目にサッカーに取り組む選手ばかりで、まだまだというところもありますけど、これからもっと上積みしていけばもっと強くなると思う。
3連勝という結果は素晴らしいと思いますけど、これで満足することなく、あくまでも優勝というのが目標なので、そこに向けてやっていきたいと思います。
●大槻周平
まず、ホームで決められたというのが嬉しいです。リーグ戦でホームで決めたのは初めてなんです。こんなに歓声が大きいのも初めてだったので(笑)。
1点をとっても2点目3点目を狙うのは、僕らのチームだと思うのでそこが出せたのはよかった。ただ3点目がとれなかったことは悔しいので、もっと3点目をとれるようにもっともっとアグレッシブに攻撃していきたい。
(先発起用に応えた形だが?)去年、結果を出せなくて悔しい想いをしていましたし、チームの結果としてもサポーターの皆さんにも悔しい想いをさせてしまっていたんですけど、でも諦めずに自信をもってやれたことが結果に繋がったと思います。
苦しい時間帯もあったんですけど、ゴール前にいればチャンスがあると思って貪欲に狙っていました。
●中村祐也
ピッチに入る前にサポーターの方々がいい雰囲気をつくってくれたので、感動というか、やっと帰ってきたという感じで入りました。
ベルマーレというチームにいさせていただいて、本当に諦めずに一日一日を大事にやっていました。どんどん欲は出ると思いますが、まずはサッカーができることに感謝して、徐々にレベルを上げられたらと思います。
(惜しいシュートもあったが)もう少し力を抜いて抑えて打ちたかったんですけど、入れたい気持ちが強すぎていいコースに飛ばなかったかなと思います。復帰戦ということもありますし、感謝の気持ちをゴールで表したいという思いが自分のなかで強かったので悔しいですが、ここまで来られてよかったと感じています。
●三竿雄斗
前半、いいところでボールを持てたんですけど、まだまだ簡単なところを探してしまうというか、もっとゴールに向かっていくようなドリブルやパスを出さなければいけなかったと思っています。
勝ちましたけど、まだまだやらなければいけないことも多い。まだゴールには直結する結果を出していないし、守備の部分でもまだまだ他人任せになってしまっているところもあると思うので、勝ったことに、自分の課題が風化しないようにやっていきたいと思います。
(3試合連続完封については?)後ろの3人だけじゃなくて、タケくん(武富)やウェリントンはじめ、どのポジションの選手も、攻撃に使うエネルギーもそうですけど、守備で使うエネルギーもすごく多くて、サボる選手なんて一人もいないですし、そういう一人ひとりの意識が、後ろからするとすごく助かります。マルくん(丸山)や航(遠藤)や僕が中心になってやっていくのは当たり前なんですけど、前からやってくれることによって、後ろのパスコースが限定されているので奪いやすいし、ゴール前に運ばれたとしてもみんな戻ってきてくれるので、守りやすいです。いまは本当にやられる気がしないです。このまま続けていきたいです。
●遠藤航
守備に関してはチーム全体として連動して守ったり、奪われた時の切り替えを速くしたり、そういうところの質は上がってきていると思います。
(先制点のアシストについて)今年は上がったときのクロスの精度など自分の中で課題にしていたので、その意味では練習通りああいうボールをイメージして、ウェリントンもしっかり決めてくれたので、その部分だけで言えばよかったと思います。
(2点目のオーバーラップについて)ああやって追い越してボールを受けることは、なかなか去年はなかったプレーだと思うし、そういうところの運動量はこれからどんどん上げていければと思います。
●秋元陽太
(3試合連続無失は?)あまり意識はしていないです。終わってたまたま無失点だったというだけだと思うし、相手の最後のポストに当たった1本が入っていたかもしれないという部分をしっかり来週に繋げていきたいと思います。
最後10分間の戦い方は、攻めに行くのか一歩引くのかというのをもう少し選手で統一できたらあそこまで押し込まれなかったと思うので、その部分は僕自身もっと声を出さなければいけなかったと反省しています。
●菊地俊介
前節の試合に出られず、観ていて悔しい気持ちもありましたし、自分が入って負けられないという気持ちもありました。そういう意味では、がむしゃらに、積極的にプレーしようと思っていましたが、そこは体現できたと思います。
グラウンドの状態もよかったので、開幕戦の時よりはボールがうまくまわったと思います。マイボールの時間帯が長かったので、自分たちのリズムでできたと思います。
(守備については?)タケくん(武富)やウェリントンなど、本当に前線から守備をしてくれるし、そういう姿を見て自分ももっと守備しなければと思わせてもらっています。本当に誰もサボらないし、11人全員でそういう意識を持ってできているのはすごくいいことだと思います。
(次に向けては?)まず次の試合に出られるか分からないし、明後日からまた練習が始まるので、練習からいいアピールをして、試合に出たら勝利に貢献できるように頑張ります。