第27節 vs 栃木SC
8月17日(日)18:03 @栃木県グリーンスタジアム
HOME 栃木SC | 湘南ベルマーレ AWAY |
0 | 0 | 前半 | 1 | 3 | ||
0 | 後半 | 2 | ||||
32 > 32 | 勝点 | 69 > 72 | ||||
得点者 | 33分 岡田 翔平 56分 ウェリントン 77分 遠藤 航 |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 21 | 鈴木 智幸 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 秋元 陽太 | 37 | GK |
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DF | 14 | 菅 和範 | 2 | 3 | 遠藤 航 | 3 | DF | |
DF | 19 | 赤井 秀行 | 0 | 1 | 丸山 祐市 | 14 | DF | |
DF | 3 | 岡根 直哉 | 0 | 0 | 三竿 雄斗 | 17 | DF | |
DF | 7 | 鈴木 隆雅 | 0 | 1 | 亀川 諒史 | 26 | MF | |
MF | 38 | 中美 慶哉 | 0 | 4 | 菊地 俊介 | 2 | MF | |
MF | 30 | 本間 勲 | 0 | 0 | 岩尾 憲 | 13 | MF | |
MF | 25 | 小野寺 達也 | 2 | 3 | 菊池 大介 | 10 | MF | |
MF | 32 | 近藤 祐介 | 2 | 2 | 岡田 翔平 | 22 | FW | |
FW | 8 | 廣瀬 浩二 | 1 | 2 | ウェリントン | 9 | FW | |
FW | 39 | 大久保 哲哉 | 1 | 3 | 武富 孝介 | 39 | FW | |
GK | 1 | 柴崎 邦博 | – | SUB | – | 梶川 裕嗣 | 21 | GK |
DF | 5 | チャ ヨンファン | – | – | 島村 毅 | 30 | DF | |
DF | 6 | イ ミンス | 0 | 0 | 藤田 征也 | 33 | MF | |
MF | 2 | 西澤 代志也 | 0 | – | 熊谷 アンドリュー | 50 | MF | |
MF | 10 | 杉本 真 | – | 0 | 大竹 洋平 | 7 | FW | |
FW | 11 | 重松 健太郎 | – | – | 吉濱 遼平 | 29 | FW | |
FW | 24 | 西川 優大 | 1 | 0 | 樋口 寛規 | 40 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
21分 近藤 祐介■ 51分 鈴木 隆雅■ |
9 | シュート | 19 | |
10 | ゴールキック | 12 | ||
8 | コーナーキック | 11 | ||
18 | 直接フリーキック | 9 | ||
2 | 間接フリーキック | 1 | ||
2 | オフサイド | 2 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
~:ドリブル→:グラウンドパス↑:浮き球パスS:シュート |
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選手交代 | ||
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入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
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6,084人 | 曇、無風 | 24.8℃ | 93% | 全面良芝、乾燥 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
中村 祐 | 飯田 淳平 | 越智 新次 | 武田 光晴 | 野口 達生 | 諏訪 英司 |
試合後監督・選手コメント
監督コメント
お疲れ様でした。
日曜日のナイトゲームにもかかわらず、湘南サポーターがいろいろなところから集まってもらって、始まる前から、今日は洋平(大竹)への声援が一番大きかったと思いますけど、選手たちに熱い声援を送ってもらって、試合内容が充実できたのも彼らの後押しがあったからだと思っています。
ここ3試合、引分けが続いて、周りからも勢いが止まったとか夏は…と言われがちで、そういう声が僕の耳にも入っていましたけど、僕はまったく気にしていなくて、ここ3試合の内容的にも下を向くものはまったくなかった。
特に前節、我々のスプリントの数、相手陣内でボールをまわす数というのは相手を上回れた。その中に得点というのがあれば一番良かったですが、得点は取れなかった。そのことで、結果によって自分たちがやってきたプロセスを変えてしまうのは一番良くないと自分でも思っているので、選手には自信をもってやれ、と。何も間違っていないと話していました。ただ、最後のところで横に逃げちゃうと得点は生まれないし、ゴールの方向に向かうプレーを活かして、数的優位を作って、数的優位で守ると。その原理原則をしっかり抑えて、栃木さんにチャレンジしようという話をしました。
3点とも本当にいい形でとれましたし、もう少し精度が上がればもう少し取れたかなという気もしますけど、ここ3試合は直接の結果は出なかったですけど、プロセスの中で3試合ともいいゲームができたと思っていましたので、その積み重ねが今日に繋がったと思っています。
今日は新しく入ったアンドリュー(熊谷)とか、それこそ大竹が9か月ぶりくらいにメンバーに入って、また我々の湘南のサッカーにいろんなエッセンスをつけてくれると期待しています。
洋平(大竹)がこうやってピッチに立つことに関して、彼はFC東京時代も逆のヒザの前十字も切っていて、今回は右足ということで、サッカー選手にとっては本当に致命的なケガなので、まだ安心はできないですが、彼の力を見せて、それこそメンバー入りを勝ち取って、今日ああいうふうにピッチに立った彼を観ているのは、試合に勝ったこと以上に、一人の監督として嬉しく思います。彼を支えてくれた家族やメディカルスタッフ、周りにいる我々の仲間、選手、それを後押ししてくれたサポーターが彼にそういう機会を与えてくれたと思っています。
これからが一番大事だと思っているんですけど、今日は最後の10分間くらいはちょっと冷静にはゲームを観れなかったなと、自分でも少し反省しています。
中2日で天皇杯があるので、今日帰って明日練習して、明後日移動して…と相当ハードなゲームになります。J1は中3日ですがJ2はすべて中2日で天皇杯をやることになりますが、今年唯一J1のチームと戦うチャンスなので。
去年はNACKで最後15分くらいでやられて悔しい負け方をしました。ただその時、終わった後に大宮のサポーターから温かい拍手をもらったことが自分の中に残っています。ああいう素晴らしいサポーターがいる敵地に乗り込んで、またお互いにいい試合だったと言ってもらえるように、いい準備をしたいと思います。
※質疑応答はなし
●阪倉監督 総括
チームが連敗中という苦しい状況という中で湘南と当たるということで、色々と考えたんですけど正面からぶつかってどうなるかを選手にも感じてもらって、自分自身も受け止めようと準備しました。結果はご覧の通りというか、こういう形になってしまったので結果に関しては残念な部分がありますが、現状がどういうものかを真剣勝負で感じられたことを収穫にしていかないといけないと思っています。選手たちと冷静になり、どこに差があるのかを共有して、ここから這い上がりたいと思います。
●阪倉監督 質疑応答
–3カ月のプロセスがあった中で今回の対戦になり今回の対戦で得られたことは?
今、チーム状況が悪い中で湘南と当たったのですが、もう少しいい状態で、自分たちの力を出し切った中で戦わせてあげたかったのがあります。
湘南の切り替えの連続の激しさとか強さとか、奪った後に湧き出るように出てくるカウンターの迫力とか、奪った後に奪い返す力とか、それが今後のサッカー界のトレンドになっていくだろうと思います。そういう部分は把握しながら準備したんですけど、実際に戦ってみると選手もわかっていたけど、少しプレッシャーを掛けられるとミスが出り、カウンターで相手が出てくるのがわかっているのに付いていけなかった。そういうものを身を以って感じたと思うので、それを大事にして明日からしっかりと選手たちと共有してトレーニングしていきたいと思います。
–ボールを奪うところのパワーに差があったことが失点にも繋がったと思うが?
シュート自体はミドルシュートを打たれて、という形が続いている。その前のシチュエーションで言えば、かなり押し込まれて、クリアしてもまた拾われて、クリアしても2次、3次攻撃を受けるという中で、少しずつプレッシャーが甘くなり、本数を重ねながら相手のシュートが枠に行くことが多くなってしまった。
奪ってマイボールにするのか、クリアにするのかの判断とか、相手も奪い返しに来るので、そこの質を上げて行く必要がある。そこが湘南は長けていると思いますし、わかっていたけれど、そこで圧倒された部分はあると思います。
–どういう理由があって今の結果になっているか?
原因というのは1つではないと思う。連敗しているから雰囲気が悪くなり、自信をなくすことになると思います。
今日の試合以外ではシステム、戦術以外で失点をしている部分があったと思い眞す。連敗することによって、少しずつ自信が欠けてしまったのかなと。ただし、それを取り戻すのは自分たちでしかできないので、崩れてはいますが立て直すことを死にもの狂いでやりたいと思います。
–移籍加入した本間選手、西川選手の印象は?
要所要所でやれていたし、彼らの特長は出せていたと思います。ただ、サッカーは11対11でやるものなので、馴染むのには当然時間が掛かると思う。これからかなと思う。
(スタメン出場した本間選手の評価は?)
落ち着いて判断してやっているなというのは見えた。奪った後に何本か良いパスも通していた。ただ、湘南さんに圧倒されているところはある。彼は1人でどうこうするタイプでなくコレクティブな中で機能する選手なので、当然1人、2人、3人の関わりになるので、そこは時間が必要になると思います。
選手コメント
●遠藤航
(ゴールについて)前半も1本惜しいミドルがあったので、後半もう一度チャレンジしてみようと思っていたのでうまくいってよかったです。
僕だけじゃなくて、今日はみんなが最後、ゴール前に入った時にシュートの意識というか、絶対に決めるんだという気持ちが強かったと思います。ここ何試合かあまり点が取れていなかったのは、最後のところの思い切りのよさだったり、そういうところだと思っていたので、今日はみんなシュートの意識が高かったですし、こういう試合を続けていきたいです。
シュート入るかなと思いながら打っても入らないと思うし、今日のゴールの時はもう周りも見えないくらいに集中して、絶対決めるという気持ちで打ちました。
(キックオフから勢いよくゴールに向かっていたが?)そこが一番のうちのよさだと思いますし、今日に関して言えばできるだけ単純にサイドからのクロスじゃなくて、中に中にいってからサイドに振ってクロスとかそういうプレーも工夫しながら出せていたと思います。
●大竹洋平
ここまで長かったですけど今日こうしてピッチに立つことができて、本当に支えてくれた方に感謝しています。待っていてくれる方がたくさんいて、そのお陰で長いリハビリも頑張ることができたと思います。
ピッチに立つからには10分でも、何か仕事をしたいという気持ちがあったのでちょっと悔しい気持ちもあります。
ゴールに絡むプレー、ゴールに向かっていくプレーというのは自分の得意なプレーなので、そういうプレーをたとえ短い時間でも出せるようにやっていけたらと思います。
緊張はしなかったんですけど、早く出たくてウズウズしていました。監督からは支えてくれた人のために、その想いをピッチでぶつけてこいと言われて送り出されました。
横断幕や試合前から大きな声援をもらって本当に嬉しかったです。これからも、感謝を忘れずにやっていきたいと思います。
●岡田翔平
(鮮やかなゴールだったが?)キーパーに触られて止められたかなと思ったんですけど、最後は…“入れ!”って念じました(笑)
ゴールを決めるまではミスも多くて、いい形で受けてもコントロールでミスをしたり、自分の中でうまくいかない時間が続いていたんですけど、でももう一度チャンスがくると信じてプレーしていました。コントロールもうまくいったので、思い切り振り抜きました。枠に飛んでくれたのでよかったです。
うまくいかない時間も、チームのためにセカンドボールを拾ったりとかそういうところでひとつでもチームに貢献しようと思って、それをずっと続けていました。
外に逃げない、中で崩すということは今週の練習でずっとやっていたので、そこがうまく出せたと思います。
●亀川諒史
オフ明けのミーティングで岡山戦の映像を振り返った時に、前線に入ったところで90分間を通して走り抜くところと、ここだという時に前の選手を追い抜くという2シーンを出されて、そこでスピードアップしていないと指摘をされました。今週はまず練習で、前に入ったら何が何でも追い越していくということを意識してやっていました。今日の試合でも90分を通して、相手より走るということ以上に自分に勝つという意識で、90分の中で1本、2本でもサボってしまえば、指摘された通りだと思ったので、本当に今日は1本入ったら前の選手を追い抜いていくんだという気持ちでプレーしていました。
自分がいい時というのは、前に前にプレーができている時で、その時はらしさが出せている時なので、そういうプレーを意識しました。曹さんからも試合前に「ファーストプレーは必ず前にいけ」と言われていたので、そこが成功したことで自分でも乗れるところもありました。
近藤選手が攻め残ったりしていたんですけど、僕が上がることで近藤選手が下がることもあったので、下げさせることで取られた時も起点はないかなと感じました。
●三竿雄斗
前半から自分たちがやってきたことは終始出せていたと思いますし、セットプレーの流れから1点と、練習していた中央を崩す形で1点と、航(遠藤)のミドルもチームとしてやってきた形だったので、3戦引分けが続いていた中で、今日の試合はもちろん細かいところはいろいろありますが、いいゲームができたと思います。
一人ひとり、ボールを持ったらまず前を見てプレーしていましたし、優先順位が間違っていなかったと思います。勝点3という結果がは出ていなかったですけど、信じて自分たちのサッカーがやれたので結果がついてきたのかなと思います。
(守備も無失点だったが?)無失点にできれば負けることはないので、自分は3バックの一角ですししっかり守備をするということは大事にしなければいけないと思うので、抑えられてよかったです。
いいゲームをした後の次のゲームは大事だと思います。次も同じようにいくとは限らないしもっと厳しい状況が出てくると思うので、自分たちのサッカーを信じて、貫くだけだと思うので、しっかりいい準備していきたいと思います。