第18節 vs カマタマーレ讃岐
6月14日(土) 16:04 @Shonan BMW スタジアム平塚
HOME 湘南ベルマーレ | カマタマーレ讃岐 AWAY |
3 | 2 | 前半 | 0 | 1 | ||
1 | 後半 | 1 | ||||
48 > 51 | 勝点 | 9 > 9 | ||||
3分 菊地 俊介 14分 ウェリントン 50分 永木 亮太 |
得点者 | 66分 木島 良輔 |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 37 | 秋元 陽太 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 瀬口 拓弥 | 24 | GK |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DF | 3 | 遠藤 航 | 0 | 0 | 武田 有祐 | 22 | DF | |
DF | 14 | 丸山 祐市 | 0 | 0 | ソン ハンキ | 29 | DF | |
DF | 17 | 三竿 雄斗 | 0 | 0 | 藤井 航大 | 3 | DF | |
MF | 26 | 亀川 諒史 | 1 | 0 | 小澤 雄希 | 2 | DF | |
MF | 2 | 菊地 俊介 | 1 | 0 | 岡村 和哉 | 25 | MF | |
MF | 6 | 永木 亮太 | 3 | 0 | 山本 翔平 | 26 | MF | |
MF | 10 | 菊池 大介 | 4 | 1 | 持留 新作 | 7 | MF | |
FW | 22 | 岡田 翔平 | 1 | 0 | 我那覇 和樹 | 9 | FW | |
FW | 9 | ウェリントン | 2 | 3 | 木島 良輔 | 33 | FW | |
FW | 39 | 武富 孝介 | 2 | 2 | 高橋 泰 | 23 | FW | |
GK | 21 | 梶川 裕嗣 | – | SUB | – | 森田 耕一郎 | 1 | GK |
MF | 13 | 岩尾 憲 | – | 1 | 波夛野 寛 | 5 | DF | |
MF | 16 | 石川 俊輝 | 1 | – | 野口 遼太 | 17 | DF | |
MF | 33 | 藤田 征也 | 0 | – | 藤田 浩平 | 6 | MF | |
FW | 18 | 宮市 剛 | 0 | – | 綱田 大志 | 15 | MF | |
FW | 20 | 中川 寛斗 | – | 0 | アラン | 14 | FW | |
FW | 29 | 吉濱 遼平 | – | 1 | 福家 勇輝 | 21 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
65分 三竿 雄斗■ | 15 | シュート | 8 | |
6 | ゴールキック | 17 | ||
9 | コーナーキック | 1 | ||
13 | 直接フリーキック | 12 | ||
3 | 間接フリーキック | 8 | ||
3 | オフサイド | 8 | ||
1 | PK | 1 |
得点経過 | ||
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~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
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入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
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6,827人 | 晴、弱風 | 25.7℃ | 63% | 全面良芝、乾燥 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
髙林 敏夫 | 池内 明彦 | 植田 文平 | 和角 敏之 | 俵 元希 | 岩崎 洋 |
試合後監督・選手コメント
監督コメント
●曺監督 総括
お疲れさまでした。今日が夏を迎えるにあたって最後の夕方の試合で、来週からはナイトゲームが始まりますが。前半ここ最近ファーストチャンスに決められなかったり、自分たちでチャンスをつくっているが最後のところで誰かが取ってくれるだろうという雰囲気が多かったので、そういう話をして練習にも落としてやったことが、さっそく実になりすぎたばっかりに、とくに後半3-0になったあとはひどかったですね。
やはりあそこからギアをチェンジして我々らしい戦いができるのに、一人ひとりの判断が、勝っただろうという感じのプレーも多かったし、いい加減なところでPKを取られたり、今季いちばんひどい後半だったのではないかと思います。
選手にも同じ話をロッカーでもしているので、選手がこれを見て、あらためてそうだなと思うヤツはいないと思いますが、いまW杯をやっていて、サッカーに世間の目が向くだろう時間のなかで、そこにいない悔しさがまず選手としてなければいけない、それは僕も含めてかもしれません。
そういう試合のなかで、ぼくはいつも言いますが、ただ勝てばいいということではサッカーという興行はいつまでたっても質が上がらないし、世の中での価値も上がらないと思っている。
その意味で、今日の3-0になったあとのプレーは、一人ひとりの連動感や、一人ひとりが奪ったあとのそのボールをしっかりゴールに繋げていくということが、スペースと時間がありすぎたせいかもしれませんが、非常に疎かだったかなと、お粗末だったかなと思っています。
ただ長いシーズン、こういう試合、彼らがほんとうに素晴らしい働きをしてくれて、ぼくは今年内容のことでそんなに多くを言ったことはないが、勝ったあとでもこういう経験ができるということはある意味恵まれていると思いますし、勝ったからこそ自分たちのクオリティはどうだったのかということにしっかり向き合っていかなければいけない。
明日からまた練習が始まりますが、選手全員がそういうところに向けるように、僕なりに選手と一緒にその問題に向き合ってやっていきたいと思います。
●曺監督 質疑応答
–次節は1位と2位の戦いになりますが、次の試合に向けての考え方は?
磐田さんはずっと歴史のあるチームで、J2に降格しましたが、ほとんど選手も変わっていないですし、力があることは間違いないので。
その磐田さんがびっくりするような試合を今日ほんとうはしたかったが、磐田さんが今日のうちの試合を分析したら隙だらけで、なんでこのチームが1位にいるんだろうなと思われる試合しかできなかった。その気持ちは来週のピッチで晴らすしかないと思っていますので、ほんとうに胸を借りるつもりでやっていきたいと思います。
–明日、日本代表がW杯初戦を戦いますが、日本代表に懸ける期待は?
自分のチームがこんな感じなのに、日本代表に対して期待というのも失礼ですよね。…僕の言うことはデータとして正しいかどうかは分かりませんが、Jリーグが始まって22年目、もともとJリーグはトップチームを持つのと同時に育成のユース、ジュニアユースをつくって自前の選手をトップチームに上げるような努力をしてくださいと、川淵さんがJが発足したときに言われたことをいま思い出しましたが、そういうところで育ってきた選手が今年のW杯のメンバーのなかには前に比べても多いかなと思っているので、この日本の試合はW杯の1試合ですが、そういう選手たちがJリーグの重みや自分たちが育ってきた歴史などを感じて、それに応えるということではなく、ほんとうにゲームを楽しんでもらいたいなと思います。
そういうメンバーが揃っていると思うので、いちファンとして心から応援したいですし、ぜひ我々湘南ベルマーレにも刺激をもらえるような溌剌とした試合をしてもらえることを心から期待しています。
●北野誠監督 総括
ありがとうございました。暑いなか、香川県からたくさん来てもらいましたが、不甲斐ない試合で、しかも全部セットプレーで、あまり動きのないゲームで申し訳なく思います。次、ホームなのでしっかり準備したいと思います。
●北野誠監督 質疑応答
–湘南と実際に対戦して予想したとおりだったか、違ったのか?
予想したとおり、道がなかったら走れるものも走れないなという感じです。何回もオフサイドをかけたし、湘南さんはいっぱい走るが、道がなかったら走れないなという、そのままです。
–失点の過程についてもうすこし詳しい評価をお願いします
時間的にいただけない2失点だったと思います。今日は木島と収める2人を置くかランナーを置くかという選択肢のなかで、収める我那覇と高橋を置いたが、あまりうまく彼らが機能できなかった。
そこでランナー2人に代えたところで、戦術的なことはうちだけでなく湘南さんのこともあるので言わないが、うまくいったのかなと。
ただ、いままでうちはリアクションでずっとやってきて、アクションで両方試せたことは、うちにとっては次に繋がるのかなと思います。
–木島選手が90分できた点については
90分間走ってくれたのでよかったと思います。
選手コメント
●菊地俊介
内容的にはもう少し改善しなければいけないと思っています。欲を言えば圧倒して勝ちたかったですが、特に後半はうまくいっていない部分もありましたし、内容的にはみんな納得がいっていないという状況だと思います。
(先制点については?)練習でも「最初のチャンスが大事だ」と言われていたしシュート練習もやっていたので、自分が決めるという強い気持ちを持っていました。練習した形だったんですけどうまく決められてよかったと思います。
(守備については)相手のPKのシーンに自分も絡んでいるので、悔やまれますが、センターバックに入ってからはいつもと変わらず落ち着いてできたかなと思います。
●丸山祐市
前半の入りはすごくよかったですし、セットプレーからしっかり2点とれたので、いい入り方はできたと思いますけど、曹さんも言っていましたが、内容的にはまだまだ単純なパスミスやシュートミスが多くあって、決め切る力、ゲームを決定づける力というものをもっと身に着けなければいけないと感じています。
一番後ろで見ている分、少し緩くなっているなということは感じていましたし、相手に1点決められてから、少し慌てているというか、少しおかしいなということは気づいていたので、そういう部分を感じたのに後ろからしっかり声かけができなかったことがまだまだ力不足だと感じます。
PKの1失点に関して言えば、そういう緩い感じが失点に繋がってしまったので、もっとやらなければいけないと思っています。
前半の途中までは湘南らしさというのは出ていたと思いますけど、後半は五分五分の戦いになってしまった。もっと自分たちらしさを出さなければいけなかったし、前後半90分通して、自分たちのスタイルを取り戻すこと、初心に戻って来週からの練習に取り組まなければいけないと思います。
次節の磐田は、J1も経験している相手だし昇格争いに間違いなく関わっているチームなので、上にいくためには絶対に勝たなければいけない相手だと思う。もっともっとやらなければと思います。
●菊池大介
早い時間帯に2点3点と取れたことで、自分たちで慢心というか、勘違いしたプレーが自分も含めて多かった。
軽いプレーがすこしずつ多くなってしまい、前半と後半で違うチームになってしまった。後半は1-1ですし、後半に関しては悔しいという気持ちしかないです。
シュートまで自分で持っていくシーンが3,4回ありましたが、「いいシーン」で終わってしまっている。自分のなかでそこが課題だと明確にして練習もしてきましたし、そこをいちばん目的としなければいけないと意識を置いてやってきたなかで、ああいうビッグチャンス、決められるところで決められないのは、勝点3を取れたからよかったではなく、こういう戦いではJ1では通用しないと感じた試合だったと思います。
もっと自分たちのスタイルを出さなければいけないと思うし、もっともっとイージーなミスをなくさないといけないと思うし、ゴール前のクオリティを高めなければいけない。J2で優勝したとしても日本では19位なので、その意味では今日の試合は何かを変えなければいけないと思わせてもらえる試合だったと思います。
質と意識の部分で、縦に入れられるのに横や後ろに出してしまったり、自分で決断する勇気が序盤戦に比べて薄くなっていると個人的にも感じている。その意味で今日の試合は貪欲にやりたいと思ったし、そういう意欲をもって入りましたが、結果を残せなかったことはほんとうに悔しいです。
●永木亮太
最近なかなか前半に点を取れていなかったので、今日はセットプレーが大事になるという話をしていたなかで、早い時間帯のセットプレーで決められたことはよかったと思います。
ただ、とくに後半は自分のなかでも18試合のなかでいちばんミスが多かったかなという試合で、サポートの位置やパスの質など色々あるが、ああいうミスをしてしまうと自分のレベルも上がらないし、J1だったらそういうところで得点にまで持っていかれてしまう。
自分の今日の課題をしっかり受け止めて、来週しっかり練習して、次の試合ではそういうことがないように、同じことを繰り返さないことが大事だと思うので、次の試合にほんとうに活かしたいと思います。
(次節磐田戦に向けて)上手い選手、経験のある選手がたくさんいる、確実に力のあるチーム。そのチームに対しても自分たちのスタイルを出して、今日たくさん課題が出たので1週間でクリアにして、次の試合に臨みたいと思います。
●亀川諒史
前回、横浜FC戦でスタメンで出させてもらったときは何もできなかった。そこから去年1年のプレーを見返して、自分に迷いがなく勢いがあったことを思い出したので、今日は迷いなく入ろうと思っていました。
内容的には全然満足していませんが、迷いなくいこうと思っていたことはできたかなと思います。
相手が引いてくるのは分かっていたので、仕掛けてクロスや最悪でもコーナーを取ろうという意識はありましたが、最後のクロスの精度などはまだまだ上げていかないといけない。上に行くためには自分の力を伸ばしていかなければいけないと実感しました。
●遠藤航
入り方はそんなに悪くなかったと思います。セットプレーのチャンスを2本モノにできて2-0になり、後半3点目も取りましたが、そのあとプレーがすこし軽かったというか、チーム全体としてミスも多かったですし、精度はまだまだだと思います。攻撃の連動性や守備の面でどこでプレスに行くのかとかポジショニングとか、そういう部分ですこし雑になってしまったかと思います。
●三竿雄斗
(2点目のアシストについて)いいところに蹴ることができ、そこでしっかりウェリが合わせてくれた。練習していた形でした。
でも3-0になって落ち着いてしまったというか、相手にすこし合わせてしまった部分があったと思います。
相手が中間ポジションで掴まえにくいところで受け、そこから前を向かれて攻められるシーンがあったり、自分の出来もよくなかった。
(PKのシーンについて)簡単に飛び込んでしまった。まだ甘さがあったと思います。