第34節 vs 大宮アルディージャ
12月7日(土) 15:30 @Shonan BMW スタジアム平塚
HOME 湘南ベルマーレ | 大宮アルディージャ AWAY |
0 | 0 | 前半 | 0 | 1 | ||
0 | 後半 | 1 | ||||
25 > 25 | 勝点 | 42 > 45 | ||||
得点者 | 74分 下平 匠 |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 38 | アレックス サンターナ | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 清水 慶記 | 31 | GK |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DF | 26 | 亀川 諒史 | 0 | 0 | 村上 和弘 | 26 | DF | |
DF | 22 | 大野 和成 | 1 | 2 | 菊地 光将 | 2 | DF | |
DF | 30 | 島村 毅 | 0 | 1 | 高橋 祥平 | 17 | DF | |
MF | 5 | 古林 将太 | 1 | 2 | 下平 匠 | 8 | DF | |
MF | 7 | ハン グギョン | 0 | 0 | 金澤 慎 | 23 | MF | |
MF | 6 | 永木 亮太 | 2 | 1 | 青木 拓矢 | 6 | MF | |
MF | 8 | 高山 薫 | 1 | 0 | 渡部 大輔 | 30 | MF | |
FW | 19 | 大槻 周平 | 2 | 0 | 曺 永哲 | 9 | MF | |
FW | 16 | ウェリントン | 2 | 1 | ズラタン | 11 | FW | |
FW | 10 | 菊池 大介 | 1 | 2 | 長谷川 悠 | 32 | FW | |
GK | 1 | 阿部 伸行 | – | SUB | – | 北野 貴之 | 1 | GK |
DF | 4 | 宇佐美 宏和 | – | 0 | 福田 俊介 | 3 | DF | |
MF | 13 | 岩尾 憲 | 0 | – | 片岡 洋介 | 34 | DF | |
MF | 23 | 梶川 諒太 | – | – | 今井 智基 | 27 | DF | |
FW | 9 | ステボ | 0 | – | 上田 康太 | 7 | MF | |
FW | 18 | 古橋 達弥 | 0 | – | 橋本 早十 | 18 | MF | |
FW | 28 | 武富 孝介 | – | 0 | 富山 貴光 | 28 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
87分 30 島村 毅 ■反スポーツ的行為 |
10 | シュート | 9 | |
5 | ゴールキック | 12 | ||
4 | コーナーキック | 4 | ||
18 | 直接フリーキック | 12 | ||
1 | 間接フリーキック | 4 | ||
4 | オフサイド | 0 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
|
~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
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入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
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9,257人 | 晴、弱風 | 12.7℃ | 44% | 全面良芝、乾燥 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
平山 博光 | 飯田 淳平 | 穴井 千雅 | 今岡 洋二 | 野田 祐樹 | 岩崎 洋 |
湘南 曺監督 試合後コメント
総評
今日で今季最後の試合になりましたが、本当に一年間、今日の試合に限らず、我々に、時には厳しい声援ももらいながら、熱く声援をいただいたサポーターには、本当に心の底から、今日も含め、感謝したいと思います。
ゲームについては、相手の2トップのストロング、それからサイドの1対1の仕掛けというところで、相手のそこを押さえながらも、我々の良さを出していこうという話をして、前半からブロックに入っていて何回か良いシーンを作れたんですけれども、最初のクロスからフリーでヘディングシュートを外したことが、痛かったかなと。
ただ、それが悪いということではなくて、ああいうシーンをたくさん作って決められなかったというところで、1点先に食らってしまうという展開が今年最後まで続いてしまったなと思っています。もう本当に自分の指導力の無さを本当に痛感しています。
今日のゲームも前回に比べてとか、プレシーズンに比べて、我々が相手より出来ることが多くなった印象が、手前味噌ですがありますし、ただ、勝ち切るためには、やっぱりまだまだ一歩も二歩も壁を乗り越えていかなければいけないなということが、すごく分かった試合でした。
ただ、選手たちは、先ほど最終戦の挨拶のところでも話しましたけども、今年のシーズンインから、去年からもそうですけれども、新しく来た選手も含めて、しっかり自分たちの目標に向かって頑張ってくれたと思っています。その結果、やれることは確実に開幕から増えましたけども、34試合のタームの中で結果を出せなかったと。ただ、先ほども言いましたけれども、これを次のサッカー人生に繋げてもらいたいし、自分たちがやってきたことが、合ってるか間違ってるか、今の時点では、ちょっと残念な結果に終わりましたけれども、3年後5年後10年後
にこの経験が彼らの人生を豊かにする、そういうことに繋がってくれれば、監督としてすごく嬉しいです。
1年間本当に、(メディアの)皆さんもホーム・アウェイ問わず我々の試合を見に来ていただき、取材していただき、我々の「湘南スタイル」という言葉を世の中に広めていただいて、そういう意味でも感謝してます。
そのスタイルに甘えずに、我々はまたもっともっと強くなって、来年頑張っていかなきゃいけないと思ってます。
質疑応答
試合後の挨拶について、来年も監督をやると約束したと受け取ってよいか?
ベルマーレのスタイルは僕がやろうがやるまいが続いていくものだと思うし、自分自身もシーズンが終わってよく考えなければいけないとも思っているので。
ただ、このチームに限界が来たとか終わりがあるとは一切思っていないので、自分の意思を最後に確認して、また皆さんにお知らせしたいと思います。
「皆さんに喜んでもらえるようなチームにしたい」ということだったが?
選手たちも我々自身もまだまだやらなければいけないことはたくさんあると思っています。やらなければいけないことが全然なかったらそういう話にもならないと思います。ただ、やるやらないの話はまたクラブと話して決めたいと思います。
9月以降すべて1点差ゲームだったが?
この1点差というのが勝負を分ける、本当に重くて、先に取るのか取られるのかというところで言うと、今日もなんとなく、相手のいいシュートなのか、事故みたいなというのか、表現は難しいですけど、ああいうところでも決めるチームと、入ったと思っても決められないチームとの差が、目に見えないところですごく大きい。
ただ、その差を埋める作業をずっと我々はしてきています。差がどんどん広がっていって0-1になったわけではなく、差を埋めてきた中での0-1なので、これを続けていけば彼らにもっともっと追いつき追い越せでできるのではないかと信じているし、選手たちもそう思っているのではないかと思っています。
(質疑応答を締めたところで)
ひとついいですか。
最後に、広島さんが2年連続優勝されたということで、このまえ森保ともちょっと話しましたが、僕と森保は同級生なので、最後にマリノスとの勝点差をひっくり返して2季連続優勝したことを我々は見習わなければいけないと思いますし、彼らの精神力の強さに敬意を表します。
特に森保くんには本当におめでとうとこの場を借りて言いたいと思います。
1年間、皆さんありがとうございました。
永木亮太選手コメント
内容はそこまで悪くなかったので、チャンスもあった分得点もとれなかったので、今日の試合は今シーズンを象徴するような試合になってしまったかなと思います。もうひとつレベルアップしないと、こういう相手にも勝てないと思ったし、前節もそうでしたけど、少し何か足りないと思わせられた試合でした。
それを考えながらやるのがこれからに繋がると思うし、今のJ1で出ている選手たちに追いついていかないとチーム力も上がっていかないと思う。個人の力がチームの力になると思うので、そういうところを意識してやっていきたいと思います。
失点後は、人数をかけた分カウンターも食らってしまいましたけど、そこで相手に引かれると、自分たちにまだ力がない分攻撃で崩せなかったので、それが今の順位になってしまった理由だと思います。前半のうちで決め切るところで決めていればよかった。今シーズン、こういうことを何度も言ってきたので、本当に残念に思っています。
ハングギョン選手コメント
(1点差の敗戦について)ちょっとずつの差で負けてしまったことが降格に繋がったのではないかと思います。相手よりもすこし力が劣っていたことを実感しています。
(ロングボールを入れてきた相手の対応については)そのセカンドボールを拾うことは自分の役割だったが、その部分ですこしうまくいかなかったと思っていますし、この敗北について責任を感じています。
(1年を振り返って)結果は出なかったですが、自分自身は後悔なく1年間プレーできたんじゃないかと思っています。ただ、ファンやサポーターの皆さんとJ1に絶対残るという約束をしたのに、その約束を果たせなかったことは本当に、本当に申し訳なく思っています。
大野和成選手コメント
最終戦も決めるところで決められなかったり、守るところで守り切れないっていう、今年の自分たちの課題だったところだったので、非常に残念に思っています。
前半、お互いに堅いゲームになってしまったと思うけど、後半ああやって一発で決められてしまい、難しい時間だったこともあり展開的に厳しくなってしまった。
前半に限ってはいいラインを保てたので危ない場面はなかったんですけど、後半前がかりになった時にセカンドボールを拾われてしまったことは反省点です。
大宮は最終ラインがしっかりしているので、手前でまわしていても最後のゴール前のところが強くてなかなか侵入できなかった。
(この一年は?)最初の頃よりはチームとして格段に成長していますし、それはいいことだと思う。でも、あと一歩という差が、小さいように見えてとてつもなく大きいものだったと思う。それを詰めるのは普段の練習が本当に大事だと思っています。
(ゴール裏の横断幕について)本当にいろいろなことを感じて、ピッチに入った時に開幕からのことが頭を巡りました。後半、攻めている時は常に目に入っていました。サポーターの皆さんには、本当に感謝の気持ちしかないです。
高山薫選手コメント
前半は自分たちでチャンスをつくれていたし、点を取って終わりたかったけれど、少なくとも0-0で折り返すことができました。後半は間延びして攻め合いになった。1点取られましたが、時間もあったし2点取りたかった。
試合中、攻撃を急ぎ過ぎるからすぐにカウンターを食らうと監督に言われ、途中からは繋いで、行けるときに行って無理なら一度繋ごうという指示があった。もっと早く自分たちで気づくべきでした。
(後半途中から前にポジションが上がって)中でやれるしシュートにもすぐ繋がると思ったので、ウェリントンやフルさん(古橋)が持ったときはチャンスという感覚でやっていました。相手は、とくに1点取ったあとは、すぐにクリアしてきたし、引いていた。それでもやはり点を取りたかった。
コバショウ(古林)が攻め上がっていたから個人的にはそのクロスを狙っていたんですけど、うまく合わせられなかった。あいだで受けるのも意識していましたが、あまり効果的に受けられなかった。
(1年を振り返って)J1はやらなきゃやられると思ったし、自信を失くしたり自信がついたり、課題もたくさん去年より見つかったし、自分の長所でやれるなと思ったときもありました。
亀川諒史選手コメント
(3バックの右から後半は左のアウトサイドへ)右SBのときは全然自分のプレーができなくて本当にダメだなと思っていました。3バックに対して相手はFW2枚でしか追いかけてこなかったので、3枚で回すときにいいタイミングで前に顔を出せれば2トップを置き去りにして、さらに後ろの選手が食いついてきたら剥がすということをやらないといけなかったと思う。
でもなかなか高い位置でボールを受けられなかった。左のほうが自分的にはボールの持ちやすさもあったので、もっとやらないといけないと思っていましたが、左に移ってからも何かできたかと言われると多分できなかったし、1試合を振り返ると自分の中では最悪だった感じです。
(1年を振り返って)J1で試合に出られたことは自分のなかでいい1年になりましたが、でも去年は昇格に何も自分の力を出せずに他の選手がやってくれて、今年は、今日で20試合目になったが降格という結果になってしまい、自分のなかではこの2年何も果たしてないし、何もできてないというのが正直なところです。
でも何もできなかったというだけで終わってしまったら絶対ダメだと思うし、去年1年怪我があって、その想いがあったから今年こういう舞台に立たせてもらった。この2年は自分のなかで大きかったと思うし、だから来年はもっともっと自分のよさを出していかないといけない。もっともっとうまくならなければいけないとすごく感じた1年でした。
大宮 小倉監督 試合後コメント
総評
まず、最終戦ということで、サポーターの皆さんがあんなにたくさん応援してくれたことに感謝します。前半は湘南のアグレッシブさに圧倒されて攻め込まれ、それを失点せずに耐えて、そのご褒美に後半に得点できたのかなと。後半はうちもアグレッシブに、互角以上に戦えたと思います。試合前に選手たちに、大宮の歴史上で最高勝点と、J1通算100勝を、この節目の試合にできるように力を合わせて頑張ろうと話していた。今日出場した選手、サブの選手、サブに入らない選手も全員来ていて、その全員の力があの一点につながったのかなという思いです。
質疑応答
今シーズンを総括すると?
総括ができるほど振り返っていないのであまり多くは言えませんが、この1年、大宮の歴史で一番良いときもあったし、ひょっとしたら一番苦しい時、その両方があったと思います。ただ一年を総合して、年間勝点では過去9年間で一番取れたということは、来季につながる年になったと思います。選手が頑張り、サポーターの応援が、最後に結集した形だったのかなと思います。ありがとうございました。