第30節 vs アルビレックス新潟
10月27日(日) 13:00 @東北電力ビッグスワンスタジアム
HOME アルビレックス新潟 | 湘南ベルマーレ AWAY |
3 | 1 | 前半 | 0 | 2 | ||
2 | 後半 | 2 | ||||
40 > 43 | 勝点 | 25 > 25 | ||||
川又 堅碁 12分 川又 堅碁 63分 川又 堅碁 72分 |
得点者 | 77分 永木 亮太 82分 オウンゴール |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 21 | 東口 順昭 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | アレックス サンターナ | 38 | GK |
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DF | 24 | 川口 尚紀 | 0 | 1 | 鎌田 翔雅 | 2 | DF | |
DF | 3 | 大井 健太郎 | 0 | 0 | 遠藤 航 | 3 | DF | |
DF | 29 | 舞行龍ジェームズ | 0 | 0 | 島村 毅 | 30 | DF | |
DF | 19 | 金 珍洙 | 0 | 0 | 古林 将太 | 5 | MF | |
MF | 8 | レオ シルバ | 0 | 1 | 永木 亮太 | 6 | MF | |
MF | 18 | 成岡 翔 | 0 | 0 | 岩尾 憲 | 13 | MF | |
MF | 23 | 田中 亜土夢 | 0 | 1 | 高山 薫 | 8 | MF | |
MF | 16 | 岡本 英也 | 0 | 2 | 古橋 達弥 | 18 | FW | |
FW | 9 | 田中 達也 | 1 | 1 | ウェリントン | 16 | FW | |
FW | 20 | 川又 堅碁 | 6 | 1 | 武富 孝介 | 28 | FW | |
GK | 22 | 渡辺 泰広 | – | SUB | – | 安藤 駿介 | 21 | GK |
DF | 5 | 濱田 水輝 | – | 1 | 亀川 諒史 | 26 | DF | |
MF | 6 | 三門 雄大 | 0 | – | 下村 東美 | 14 | MF | |
MF | 15 | 本間 勲 | – | 0 | 梶川 諒太 | 23 | MF | |
MF | 13 | 酒井 宣福 | 0 | – | 菊池 大介 | 10 | FW | |
MF | 11 | ホージェル ガウーショ | – | – | 大槻 周平 | 19 | FW | |
FW | 28 | 鈴木 武蔵 | 2 | 0 | 大竹 洋平 | 40 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
9 | シュート | 8 | 26分 13 岩尾 憲 ■ラフプレー 44分 5 古林 将太 ■反スポーツ的行為 54分 16 ウェリントン ■ラフプレー 68分 26 亀川 諒史 ■ラフプレー |
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10 | ゴールキック | 7 | ||
3 | コーナーキック | 7 | ||
18 | 直接フリーキック | 12 | ||
1 | 間接フリーキック | 2 | ||
2 | オフサイド | 1 | ||
2 | PK | 0 |
得点経過 | ||
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~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
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入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
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23,949人 | 雲、弱風 | 15.9℃ | 47% | 全面良芝、乾燥 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
新藤 一晴 | 家本 政明 | 宮島 一代 | 穴井 千雅 | 笹沢 潤 | 阿部 雄志 |
湘南 曺監督 試合後コメント
総評
お疲れ様でした。
久しぶりの日曜日のデーゲームでしたが、湘南からたくさんのサポーターが来てもらったにもかかわらず、最後の1点2点を積み重ねられず、逆に3点とられて、勝利の可能性をなくすような戦いをしてしまい、申し訳なく思っています。
この時期にくるとファイナル5ということで、お互いの戦術的なぶつかり合いはあるんですけど、個人のちょっとした集中力不足や、11人でやる中でも個人が責任をもって負わなければいけない部分が勝敗を分けてくる。そういう時期だと思います。
形的には0-3になって2点返して頑張ったねという流れかもしれないですが、0-1、0-2、0-3の時間帯でも、追いつける、追い越せる、逆に先制できるというチャンスはたくさんあった。そこを決められなくて、PK2本でリードされたと。ここは、人生と同じで、戦術どうこうの話ではなくて、そういうところに我々の隙がある。監督の僕が一番感じなければいけないんですけど、そう感じています。
新潟さんは本当に、年間を通してアグレッシブなサッカーをされている。ビデオでも、自分たちがやった中でも分かっていたこと。
前回、夏の暑い時に悔しい負け方をしたので、なんとかとは思ってたんですけど、それとはまた違う形のPKで2点先行されて、3失点目の中盤でボールをとられてそのまま持って行かれた失点に関しては、反省というよりも我々の現在地として、そこを詰めていかなければいけないと思います。
逆に0-3になってから目を覚まして2点取ったという試合ではなかったと思うので、その前に我々が点数を返す、先制点をとるというところで言うと、最後の詰めや途中のところで、チームとしてやらなければいけないことがまだまだあるということを痛感しています。
ただ、僕たちは選手と一緒に戦っているわけで、僕は監督で、スタッフ、クラブのスタッフはみんなそれぞれの役割があり、我々が来季もJ1で戦うということを目標としてやっている。選手だけに責任を負わせるのではなく、選手は向き合ってやっているし、叱咤激励しながら彼らを伸ばしていく、彼らをサポートしていく、彼らのことを考えて言いたくないことも言っていくということを、本当に全員で、湘南ベルマーレを想う気持ち、愛する気持ちを選手たちと一緒に育んでやっていくしか、このステージに残ることはできないと思っています。
月日としてはあと1ヶ月ちょっとですが、よく“悔いのないように”と言いますが、本当に全身全霊の3倍くらいのエネルギーをかけて、この4試合、全力で、楽しんで臨みたいと思っています。
質疑応答
PKの判定は微妙だったと思うが?
それはもう、レフリーがPKだということに対して、僕がここでPKじゃなかったと言っても、誰も幸せにならないと思うので。PKだったらPKなんだと思います。当たり前ですけど、レフリーは公平な裁定のもとで判定していると思うので。
ただ、それが本当にPKだったかどうかというのは、映像で確認をしたいと思いますし、もしそれが仰るようにPKじゃなかったということであれば、レフリー側の材料にしてもらいたいと思います。
ただ今ここで、PKじゃないと思うから納得できないというつもりは、全くないです。
古橋選手が久しぶりの出場だが、評価は?
ヤマザキナビスコカップの磐田戦以来のスタメンということで、当時15分くらいでアキレス腱を断裂し、その後は半年くらいできなかったんですが、トレーニングのパフォーマンスでメンバーを決めたというのが、唯一無二の理由です。
彼はここで何度もプレーしていますし、チームの中であと5試合、落ち着きを加えながら、時間を作って、周囲の飛び出しを生かしてもらいたいと思っていた。そこについてはよくやってくれたと思う。交代してし出場した3人も含めて、新潟さんに対してやるべきことはすべてやってくれたと思う。ただ、彼自身も成長してもらわなければ困るので、今日の悔しさを次につなげてもらいたいと思います。
古橋達弥選手コメント
6ヵ月ぶりの試合だったので、自分の出せるものは出したつもりですけど、結果的に得点に絡めなかったし、自分としては何もできなかったという印象です。
今日の相手はマンツーマンでついてくるので、裏への飛び出しが有効になってくると思っていたので意識はしていたんですけど、なかなか起点になれなかった。起点を作ってちゃんと後ろが押しあがってくる時間を作るためにボールをキープしたり、ゴール前に飛び込んでいってシュートシーンを作るというプレーを出したかったのですが、なかなか自分の思っているようなプレーができず、相手の脅威になれなかったと思っています。
ゴール前には何回か入れましたけど、やっぱり点がとれなければ意味がないので、結果を残していかなければいけないと感じています。
(0-3から盛り返したが?)カジ(梶川)と洋平(大竹)が入ってリズムを作って盛り返した感じはありました。みんなが前に仕掛けていこうという意識があったし、アグレッシブに攻撃して最後まで足を止めなかったことが2点返したことに繋がったとは思います。諦めずにみんなで戦ったということはできたと思います。
(残り試合に向けて)自分としてはやっぱり何かしたかったというのが正直なところ。まだまだかなと思います。でも、時間があるわけではないので、残り限られた時間で何ができるかをしっかり考えてやっていきたいと思います。
古林将太選手コメント
前半も流れは悪くなかったと思いますが、早い段階でPKで先制を許してしまった。後半、いい形で入れたと思いますがまたPKを決められてしまい、3失点目はカウンターで、そんなに崩された感じではなかったが、そういうところもしっかり防がなければいけなかった。
2点を取り返すことはできたけど、相手が3点決める前に自分たちが点をとれたと思う。自分たちの流れもあったのでそこが悔しいです。
(永木選手のゴールのアシストは?)洋平くん(大竹)がうまくためてくれて、相手にあたったボールをダイレクトで上げました。薫くん(高山)と目が合っていたし、最後は亮太くん(永木)が決めてくれましたけど、いい形で入れられたことはよかったと思います。
ここ5試合くらいスタメンで出ていなくて悔しい気持ちもありました。今日はまだまだですけど、もっと自分の悪いところや直すところを突き詰めてやっていきたいです。
(最後は猛攻だったが?)あの攻撃を最初からやらなければいけなかった。ベルマーレのいいところは最後まで走れるところだけど、もっと前半から仕掛けて自分たちの流れを引き寄せていかなければと思います。
次は出られないですが、2週間空くので、自分の課題としっかり向き合ってやって、次に出られたらフルパワーで戦いたいと思います。
岩尾憲選手コメント
自分のせいで負けたと思っているので、受け止めて、同じミスを繰り返さないようにしたいと思います。
ミスひとつで試合が動いてしまう。分かってはいたんですけど、分かっていながらもああいう失い方をして、迷惑をかけてしまったことをすごく反省しています。
状況状況で、一番効果的なというか相手が嫌なプレーを選択しようと思っていて、今日はコバショウ(古林)のところだったと思い使うことが多かった。
(効果的なパスが多かったと思うが?)起点という部分ではある程度でいたと言っていい部分もありますけど、ラストパスだったり、決定的な仕事はしていないので、評価できることではないと思います。
(次に向けて)サポーターの方も含めて、まだ誰も諦めていないので、僕らは本当に内容よりもゴールの数を求められているということを、もう1回意識して1週間しっかり準備したいと思います。
鎌田翔雅選手コメント
カウンターで3点目を食らってしまったというのが本当に最悪の状態を作ってしまったと思います。
対応は悪くなかったと思いますが、PKをとられたシーンもそうですし、本当に“ちょっと”という言葉が当てはまると思う。意識自体は悪くなかったと思います。
自分自身は、絶対に守りに入ってはいけないと思っていました。立ち上がり、なかなかボールを触れなかったので、ボールに触る機会がきた時にはできるだけ前にいこうという想いもあった。後ろの選手ですけど、やっぱり全員でゴールを目指すサッカーというのが自分たちのスタイルだと思うので、僕自身も自分が点を決めるという気持ちを持って、攻撃の部分ではどんどんいきたいと思っていました。打つだけじゃなくて、あそこで結果に結びつけることも意識しなければいけないと感じています。
新潟 柳下監督 試合後コメント
総評
2つ良かったことがあります。ひとつは3-0になるまでは非常にいいプレーができた。日頃トレーニングでやっていることが出せたんじゃないかと思う。もうひとつは、最後、難しくヒヤヒヤしたゲームになりましたが勝点3を取り切れた。この2つは良かったと思います。
なぜこういうゲームになっしまったかと言うと、2つポイントがあると思います。ひとつは4-0にできるビッグチャンスを外してしまったことと、もうひとつ、1点目を取られる直前に集中を欠いたプレーがあって、相手に勢いを付けさせてしまった。
湘南にとっては、0-3からなんとか勝点がほしい、0-4、0-5になっても構わないという状況。ああいう形で点が取れた。そうなったらカサにかかって攻めてくる。3-3に追い付かれてもおかしくないプレーもあった。そのあたり、90分しっかりと集中して戦えるように、残り4試合やっていきたい。
質疑応答
ハットトリックを決めた川又選手の動きの評価は。
1点目のPKを奪ったプレーは、タイミングよく飛び出していた。レオ・シルバからのボールもよかった。出し手の方が川又を見ているということもある。ただ、自分から判断して、特に守備に関してのプレーはまだできていない。相手の3バックはワイドに開いていたので、うまく高い位置でプレッシャーをかけたらボールを奪える。そこを分かっていなかった。そういったところをもっと学んでやれれば、攻守ともにアクションの起こせる選手になると思います。
今日の時点で去年の勝点を上回り、残留も決まったが、昨季より成長したところは?
昨季と全然違うサッカーをしている。やっている選手たちも、見ているサポーターも感じていると思う。それが成長だと思います。
残り4試合でさらに上を目指すために一番必要なことは。
たくさんありますけど、集中してみんながプレーしているときは、どんな相手でもいいプレーができている。ただ、途中で集中を切らしたり、ゲームの入りが悪いこともある。そういう部分をなくせばもっとスタートからいいプレーが生まれるし、得点も生まれると思う。あとはずっと言っているイージーミスがまだ見られる。そこは選手同士がタイミングを合わせて、ミスを減らすことが大事。
岡本選手をサイドハーフで起用した狙いと評価は?
狙いは、鈴木武蔵を含めて前線の4選手のコンディションが練習からとてもよかったので4人使いたいという部分。岡本と川又の2トップになると、誰か1人出られない可能性が高い。そこで岡本と川又と田中達也の3人を起用した。
また、岡本はシーズンの途中からできそうだなというのがプレーを見ていて思った、できそうというのは守備に戻れるし、1対1の対応がうまい。攻撃に関しては、逆サイドからボールが入ってきたときにゴール前に入ってヘディングもあるし、左右どちらの足でも決めるシュート力はチームで一番なので。そのあたりを期待してやってもらってます。まずまずやれたと思う。