第2節 vs サガン鳥栖
3月9日(土) 19:00 @Shonan BMW スタジアム平塚
HOME 湘南ベルマーレ | サガン鳥栖 AWAY |
1 | 0 | 前半 | 0 | 1 | ||
1 | 後半 | 1 | ||||
0 > 1 | 勝点 | 1 > 2 | ||||
梶川 諒太 50分 | 得点者 | 82分 野田 隆之介 |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 1 | 阿部 伸行 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 赤星 拓 | 1 | GK |
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DF | 4 | 宇佐美 宏和 | 0 | 0 | 丹羽 竜平 | 15 | DF | |
DF | 22 | 大野 和成 | 0 | 1 | 小林 久晃 | 4 | DF | |
DF | 30 | 島村 毅 | 0 | 0 | 坂井 達弥 | 5 | DF | |
MF | 5 | 古林 将太 | 0 | 0 | 呂 成海 | 20 | DF | |
MF | 7 | ハン グギョン | 0 | 2 | 水沼 宏太 | 8 | MF | |
MF | 6 | 永木 亮太 | 2 | 1 | 高橋 義希 | 28 | MF | |
MF | 8 | 高山 薫 | 2 | 3 | 藤田 直之 | 14 | MF | |
FW | 10 | 菊池 大介 | 1 | 5 | 金 民友 | 10 | MF | |
FW | 9 | キリノ | 0 | 2 | ロニ | 9 | FW | |
FW | 23 | 梶川 諒太 | 1 | 3 | 豊田 陽平 | 11 | FW | |
GK | 21 | 安藤 駿介 | – | SUB | – | 奥田 達朗 | 12 | GK |
DF | 26 | 亀川 諒史 | 0 | – | 金 正也 | 13 | DF | |
MF | 14 | 下村 東美 | 1 | – | 末吉 隼也 | 23 | MF | |
MF | 15 | 岩上 祐三 | – | 1 | 清武 功暉 | 27 | MF | |
FW | 16 | エジバウド | – | 2 | 野田 隆之介 | 18 | FW | |
FW | 18 | 古橋 達弥 | 0 | 0 | 岡田 翔平 | 19 | FW | |
FW | 28 | 武富 孝介 | – | – | 池田 圭 | 22 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
7 | シュート | 20 | ||
11 | ゴールキック | 8 | ||
3 | コーナーキック | 5 | ||
8 | 直接フリーキック | 14 | ||
3 | 間接フリーキック | 0 | ||
0 | オフサイド | 3 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
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~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
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入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
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11,439人 | 晴、弱風 | 18.4℃ | 30% | 全面良芝、乾燥 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
田中 佳孝 | 中村 太 | 中井 恒 | 木川田 博信 | 佐藤 貴之 | 岩崎 洋 |
湘南 曺監督 試合後コメント
総評
お疲れ様でした。
J1のホーム開幕戦ということで、1万人を超えるサポーターの方に来ていただいて、最初から最後まで声援をいただいたことは、去年ここでやったのは11月の鳥取戦だったと思うんですけど、それにも勝るような雰囲気で、プレーだとか選手たちを後押ししてもらい、本当に感謝しています。
また今日、J1に上がって、勝点3は積み上げられませんでしたが、J1の初めての勝ち点を取った選手もいますし、僕にとっても初めての勝ち点だったんですけど、我々らしさというか、相手の鳥栖さんのストロングなところが、じわじわと後半の残り15分くらいに、交代選手の質も含めて、我々に襲いかかられたなというゲームでした。
そこを何とか踏んばって、1-0もしくは2-0で勝てれば一番いい展開だったんですけども、そうは甘くはないのかなと。
ただ、マリノス戦に関しては、70分くらいまでうちがゲームをコントロールして、そこから最後にやられたという展開だったので、そこを選手たちが感じて、最後一歩足を出すとか、一歩身体を張るとか、今日で言うと高山と古林なんかは、攻撃に行くとすぐに3バックの脇まで行かなきゃいけない、本当に驚異的な運動量だったと思うんですけど、彼らも含めて、難しい状態で入った古橋やカメ(亀川)や、それから最後の下村も含めて、勝ち点を全員の力で取れたのかなと思っていので、勝っても負けても引き分けても、満足はいつもしてないんですけど、選手たちには感謝したいと思います。
質疑応答
リードしてからマイボールにしながら焦らずに運ぶというのが前回よりよかったと感じたが?
「焦らずに運びなさい」と言ったことは全然ないんですけど、今日の展開だとどうしてもプレッシャーにいこうと思うと裏返される長いボールがあるので、セカンドボールをどっちが取るかで攻撃権がどっちに渡るかという所でした。
前半からコンパクトにしながら、そのセカンドボールをしっかりうちの前の3人にぶつけられた時にチャンスを作ったので、後半も同じようにチャンスをそんな形で作りたいなと思っていました。そこで相手のサイドバック、センターバックのマークを難しくして、崩していくというのが我々のスタイルなので、そこのところで言うといずれリードしたら、この前みたいにちょっと浮き足だったようなところがあったのかもしれないんですけども、今日はそこの所の空気も感じながらやってくれたかなと思います。
勝たせてやりたかったなというのが本音ですね。
ディフェンスで最後の一歩で体を張って決定的なシュートを防いでいた所の評価は?
去年から我々のスタイルの中で、そこのところが非常に物足りないという所があったんですけど、僕はJ1になるとそこが大事だなと思っていました。ただ。この前の試合を経験して更に選手たちもそれは感じてくれたと思います。
今日で言うと攻めきる意識と跳ね返す力というふうに試合の前からテーマとして言っていて、どっちにしてもそういう展開になるなと思っていたので、前線から最後キーパーも含めてJ1の中で失点しないっていうのはそういうことなんだよっていうことは選手たちが感じてくれたと思います。
高山なんかは今日もう全身攣って、最後は立てなかったくらいでしたが、それぐらいやっぱり自分たちに厳しく、自分に厳しく矢印を向けることで彼らがさらに成長していくと思います。最初からなんとなく後ろに下がって、なんとなく回させてというチームではないと思うので、そこの所は僕自身も含めていい勉強になったかなと思います。
勝ちきれなかったことに焦点を当てると、この先を考えると戦術的な部分や試合運びについて違う考え方もあるのか?
プランとしてはいろいろ用意していたんですけど、僕はいつも言うんですけど選手がどう感じているかということがすごく大事で、僕の切るカードとか采配で例えばこれを守るのかな攻めるのかなっていう所でいうと、基本的に守るってメッセージはあんまり与えたくないですね。
僕自身は、今日の試合でもコンパクトにしながら2点目を取りに行くっていう暗黙の了解があった。ただ、おっしゃる通りに例えば後ろ4枚にするとか、システムを変えるとかいうことは僕自身も考えてはいますが、それをやるということじゃなくてそういう収め方もしていくことが彼らの成長に繋がるということであれば、当然そういう策も取っていきますし、ただ今日に関して言うと2-0っていうのも狙いながら、あそこの失点を防ぐというプランに関してちょっと変えづらかったですね。
それは僕の経験のなさがそう招いてるのだと、自分に自責の念を込めて言いますけども、ただもう選手たちがあの1-1で本来ならちょっと切れちゃうかなっていう所ですが、下村入れたところで逆にチャンスを作れるような場面もありましたし、そこは僕自身も経験して更に90分というデザインでチームをオーガナイズしていかなければいけないなというふうに思います。おっしゃられることはよく分かります。
梶川諒太選手コメント
最初から飛ばしていこうということで、みんな前線から走っていましたし、ボールが前に出れば追い越していましたし、後ろに下がればみんなで引いて…と本当にチーム全体として統一してできているので、あとは本当に結果を出したいという気持ちが強いです。
僕自身も、最初に抑えて後半まで体力を持たせようというよりは、前半から飛ばしていったほうが自分自身の成長にも繋がると思う。最後までもたなくてチームに迷惑をかけている部分もあると思うんですけど、そこは練習からしっかり取り組んで自分自身、強くなっていかなければいけないと思っています。
(得点に関しては?)素直に嬉しかったですしキリノからいいボールがきたので、キリノに感謝したいと思います。ああいう風にあそこに飛び込む形というのは、今まで少なかったんですけど、あのポジションをやっている以上、泥臭く飛び込んでいかなければいけないと思いますし、信じて飛び込んでいったら得点にも繋がったので、ああいうプレーは大事なんだと改めて感じました。
相手のほうが枚数多かったので、ニアのところに飛び込んでそこにくればなんとかなるかなと思って、とにかく全力で飛び込んでいきました。
高山薫選手コメント
相手がかなり長いボールを蹴ってきて、かなり体力を使いました。最後は酸欠と足が攣ってしまって少しも動けなくなって挨拶に行くことができなかった。
最後は攻め込まれてしまい、きつい時間帯の時にせっかく奪ったボールをクリアされることも多かったので、あそこで自分たちのボールにできたら体力的にももう少し楽になったと思います。
監督から、全体にも個人的にも「最後のところのブロックを頑張るということに楽しみを感じてやれたらもっとよくなる」と言われました。そういうところを意識して、少しはできたと思います。やっている時は本当に必死だったけど、原点にかえって戦えたと思います。
来週もホームなので、ホームは特に勝ちたいし、今日学んだことを次に生かしたいと思います。
もっと爆発的なスプリントや帰る力など、日々の練習でやっているところなので、またしっかり取り組んでいきたい。
永木亮太選手コメント
相手のやることは分かっていたので、最後のところ、自分たちのゴール前で身体を投げ出したり身を挺してのプレーや、身体をぶつけてゴールを守るという部分は、今週練習でやってきたところなので、そこが出せたことはよかったと思います。
自分としては90分を通して、そんなに流れも悪くなかったと思う。あの時間帯まで跳ね返せていたと思うし、前回マリノス戦で出た課題も、後ろ3人を中心にできていたと思う。
ただ、今日もセンタリングでやられてしまったので、それを次の清水戦に活かしていかなければと思います。
攻撃は、キリノの作った形もそうだし、何本かショートカウンターでいけた形もあった。できればもっと回数を増やしたいので一戦一戦、意識しながらやっていきたいと思います。
(運動量が求められたが?)今日はそういう試合になることは覚悟していたし、走力で負けないとみんな言っていたので、そのあたりはしっかり出せていたと思います。
(次に向けて)負け、引分けときて、たくさんのことを学んだ。うちのチームはそうやって一戦一戦成長していけるチームだと思うので、次は勝点3をとりたい。内容も伴った試合をして、勝ちたいです。
ハングギョン選手コメント
結果的に勝つことができなかったことは本当に悔しいです。
(中盤を越していくボールが多かったと思うが?)正直今日は、自分が何のプレーをしたのかなと思うくらいだった。相手のプレースタイルがそうさせたのか…。ただ、チームとしては悪い試合ではなかったと思います。
先制ゴールを挙げた後の10分間は自分たちのペースだったと思うので、その時に追加点をとれればよかった。そういった部分は次の試合に活かせればと思います。
(全体として体を張った守備が目立ったが?)マリノス戦が終わったあとの1週間、監督からもそういう指示があって、練習で取り組んできたことの成果が出たことは大きかったと思います。
反省点としては、相手にセカンドボールを拾われてしまうことが多かった。もっと僕と亮太(永木)がセカンドボールを支配できれば、もっといいゲームになったと思います。そこはすごく残念です。
宇佐美宏和選手コメント
みんながセカンドボールやシュートブロックをすごく意識してやっていたので、あの時間帯までずっゼロに抑えられたと思います。最後、自分のところで2人で行ってしまったところがなければ勝点3を取れていたと思うし、そういう勢いはあったと思うので、すごくもったいない気がしています。みんなボールに飛び込んでいたし、しっかり体を張ってゴール前ではできていたと思うので、今週1週間練習してきたことが出たかなと思う。でも勝ってないので、最後のところ、1つも隙を与えないようにしないと勝てないと今日感じました。
(ロングボールを蹴られるなかで)下がり過ぎていた部分もあると思うし、クリアだけになってしまったのもあると思う。足が止まり前に出られなくなったこともあると思いますが、勇気を出して繋げるところで繋げられれば自分たちも楽になったのかなとは思います。
鳥栖 尹監督 試合後コメント
総評
まずゲーム結果ということ関しては残念な結果であったと思っています。
遠い所まで足を運んでくださったサポータの方々、そして我々のことを応援して下さってる方々に対しては非常に申し訳ない気持ちです。
本当に今日のゲームというのは取らなければいけないゲームだったと思うんですけど、また先相手に先手を取られるという形で後を追っていかなければいけないっていうような難しい流れになってしまった所ただ選手達が最後まで諦めずに戦い続けた姿勢に関しては高く評価していいのかなと思います。
質疑応答
呂選手を左サイドバックにおいた理由、その狙いについて。
金民友選手を一枚前に上げてより攻撃の部分でそこに厚みをだしたいう所で、その後ろにはしっかりと守備のできる選手という所で今日は呂選手をあそこのポジションに配置しました。
野田選手が入って流れが変わったと思うが?
当初はロニに野田のようなああいう役割というものを期待していたんですけども、なかなかそううまくいかなかった、なかなか彼自身も順応しきれてない部分があるかなと。野田が代わりにそこに入ることで確かにそういう変化というかいい流れは確かに起こったというふうに思います。
相手の体力の低下というのも当然影響あったかと思います。
勝点は確実に積み重ねてはいますが、まだまだこの時点で納得いかないというような、そういうチーム状況であるのか?
今日も坂井選手であったり、数名新しく入った選手たちが出場したんですが、彼らがより早くリーグに順応して行くために今日はスタメンで起用したんですけど、もちろん試合に勝つという前提の中で、選手起用というのは行っているし、結果的に試合には勝てずに勝点1というところは上積みしているんですけども、チームとしてはやるべきことという所にブレ無く、変化無くやりつづけているかなという風に思っています。
少しばかり修正点というのは常に起こる物なので、この先の試合に向けてそういった部分というのはしっかりと修正しながら戦って行かなければいけないかなと思っています。