第34節 VS FC東京
11月6日(日曜日) 16:00 @平塚競技場
HOME 湘南ベルマーレ | FC東京 AWAY |
1 | 0 | 前半 | 0 | 2 | ||
1 | 後半 | 2 | ||||
45 > 45 | 勝点 | 65 > 68 | ||||
アジエル 75分 | 得点者 | ロベルトセザー 72分 ロベルトセザー 81分 |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 21 | 西部 洋平 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 権田 修一 | 20 | GK |
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DF | 5 | 臼井 幸平 | 0 | 1 | 中村 北斗 | 14 | DF | |
DF | 3 | 大井 健太郎 | 0 | 1 | 森重 真人 | 3 | DF | |
DF | 4 | 山口 貴弘 | 1 | 0 | ジェイド ノース | 36 | DF | |
DF | 2 | 鎌田 翔雅 | 2 | 0 | 椋原 健太 | 33 | DF | |
MF | 6 | 永木 亮太 | 3 | 0 | 羽生 直剛 | 22 | MF | |
MF | 15 | ハン グギョン | 1 | 0 | 下田 光平 | 35 | MF | |
MF | 10 | アジエル | 2 | 1 | 石川 直宏 | 18 | MF | |
MF | 7 | 石神 直哉 | 0 | 1 | 田邉 草民 | 27 | MF | |
FW | 8 | 坂本 紘司 | 2 | 2 | 谷澤 達也 | 39 | FW | |
FW | 30 | ルーカス | 1 | 2 | ルーカス | 49 | FW | |
GK | 27 | 阿部 伸行 | – | SUB | – | 塩田 仁史 | 1 | GK |
MF | 14 | 菊池 大介 | – | – | 柳楽 智和 | 34 | DF | |
MF | 19 | 岩尾 憲 | – | – | 永里 源気 | 17 | MF | |
MF | 28 | 松尾 直人 | – | 0 | 上里 一将 | 32 | MF | |
FW | 9 | 田原 豊 | 1 | 2 | ロベルト セザー | 9 | MF | |
FW | 17 | 佐々木 竜太 | 0 | – | 高松 大樹 | 30 | FW | |
FW | 23 | 髙山 薫 | 0 | 0 | 坂田 大輔 | 38 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
17分 30 ルーカス ■ラフプレー 47分 4 山口 貴弘 ■反スポーツ的行為 86分 3 大井 健太郎 ■反スポーツ的行為 |
13 | シュート | 10 | 33分 22 羽生 直剛 ■反スポーツ的行為 38分 39 谷澤 達也 ■異議 75分 3 森重 真人 ■異議 |
11 | ゴールキック | 16 | ||
3 | コーナーキック | 8 | ||
8 | 直接フリーキック | 14 | ||
2 | 間接フリーキック | 0 | ||
2 | オフサイド | 0 | ||
1 | PK | 0 |
得点経過 | ||
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~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
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入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
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9,292人 | 雨のち曇、弱風 | 18.6℃ | 79% | 全面良芝、水含み | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
玉井 朗 | 村上 伸次 | 山口 博司 | 前之園 晴廣 | 竹田 和雄 | 岩崎 洋 |
湘南 反町監督 試合後コメント
総評
非常に緊迫したゲームで、見ている方々も非常にエキサイトしたゲームだったかなと思っております。
ゲームには負けましたけど、グッドルーザーだなと思っております。と言いますか思いたいです。思わなきゃいけないですという感じでしょうか。
本当に、戦術的にも非常にかなり大きなタスクを与えたんですけども、しっかり実行して、非常に躍動感のあるいいパフォーマンスだったかなと思います。
本当に今日は、なんというか、選手を責めることはいつもしていませんが、責めるとかそういうわけではなくて、本当にお疲れさんという言葉をかけてたいと思います。
総括するのも変なんですけども、今日のゲームを終えて残り4試合ということで、今日の試合をもって我々の目標であるところには残念ながら到達できないという結果になってしまった。そのためにシーズンの1月21日から一生懸命やってきたわけですけども、非常に責任を感じています。今シーズン、あと4試合と天皇杯がありますけども、しっかり戦いたいと思っております。
質疑応答
湘南の方が特に後半通してパス回しもよかったと思いますが、その中で勝敗を分けたところは?
今日、見てもらって分かりますよね。どうしても後半、相手のほうが実力が上でしたね。
だいたい前半は拮抗したゲームをして0-0くらいで終わって後半に差がつくものなんですよ。これが実力社会なんですね。
今日もハーフタイムでもう一回ネジを巻いて話をしたんですけれども、そのとき話をしたのは一瞬の隙でも与えてはいけない。ごまかしの利く相手ではないということ。
2つのやられたシーンを思い起こしていただければ分かるんですけれども、確かにファールだったかも知れない。でもファールでみんな止まってしまった。そこを突かれた。
もうひとつは、今度は自分たちのボールになった1対1で体を入れて休んでしまった。そこで、軽率なプレーが生まれてしまったと。
これは個人を責めるわけではなくチーム全体の問題であって、ここの厳しさを克服しないことにはやっぱり勝点をとっていく、もしくは上にのし上がっていくというのはできないんですよね。
これはやっぱりそういう経験をして、やっぱり話をしてそれを糧として勉強していかなければいけないと。
たまたまそうだったのかもしれない。ただし、本当にそういう私も昨年J1でやっていたので、その隙を簡単に突かれちゃうわけですよね。それが結局命とりになってしまった試合というのがたくさんある。それをやっぱり本当に白熱して緊張感のあるなかで、そういう風にしてはいけないということは充分分かっていても、やっぱりどこかで心の甘えとかレフェリーに頼ってしまうとか。はっきりしたプレーができないところに象徴されている部分はちょっとありますよね。
それが、ひるがえって向こうのチームにあるかっていうと、やっぱりあくまでも比較ですけれども、向こうのほうがやっぱり少ない。まあ、そこだけでしょうね。
これは、常々私も言っていますけれども選手もやっぱり肌で感じ取って、これから成長してもらいたいという気持ちは強いですね。
坂本紘司選手コメント
勝負を分けたのはゴール前での力強さだったと思います。もっと力強さをつけなければいけないしDFで言えば最後の球際の部分といった、最後の際の部分が勝負を分けると感じています。
こういう結果からみんなが何かを学んでプレーヤーとしてやっていかなければいけない。
今シーズンはずっと今の順位のように真ん中あたりを行ったり来たりすることとなってしまい、2連勝、3連勝ができれば自信をもってシーズンを進められるチャンスもあったと思うのですが、ここぞという試合で自分たちで掴み切れなかった。
課題というのが1年を通してはっきり出たと思う。なんとなくではよくなっていかないと思うので厳しさをもって向き合っていかなければいけないと思います。
このゲームを落としたら次はないという連続の一年を過ごさないと昇格は難しい。いいゲームができていることは多かったけど、それを継続して持ち続ける強さを全員が持つことが重要だと思っています。
西部洋平選手コメント
結果としては負けたが、システムをすこし変えて、とくに前半はそれがいい方向に奏功したと思う。最近の中では、自分たちがやろうとしているゲームができたと思う。チャンスもつくれていたし、お互いにチャンスはあったが、先制点を取れれば自分たちのほうに流れが来る感じだった。点の取られ方がよくなかったので、繰り返さないようにしたい。残り試合も気持ちを切らさず、勝ちゲームを見せたいと思う。
ルーカス選手コメント
前半はお互いのいいところを消そうとしてすごく均衡したゲームだったと思います。だからこそ1点がどうしてもほしかった。時間はかかりましたがやっとスタメンで試合に臨むことができただけに、こういう試合で点を取りたかった。
やっぱりスタートから試合に入れるのは格別でした。ピッチに入る前は少し緊張したけど、試合が始まったら大丈夫でした。
累積で次は出られないのですが、残り試合一つひとつを決勝のつもりで戦いたいと思います。
大井健太郎選手コメント
ボールも繋げられたし攻撃の形という意味では京都戦の2試合よりもよかったと思う。ただ、相手にもそこまでチャンスがなかった中で2失点というのは痛い。そういうところで勝負強くなれるかどうかがうちが上に行ける力だと思う。
失点は1点目も2点目ももう少し自分が気を利かせることができれば防げた場面だったと思うし、そういうところを防げる選手にならなければいけないと思う。成長しなければいけないと感じています。
3バックでも4バックでもやることは変わらずにと言われていたんですけど、自分としては特に問題なくできていたと思う。翔雅(鎌田)もヤマ(山口)も気を配ってくれたし、ダブルボランチもいつもどおりよかったと思う。
いま連敗してしまっているし、残りは4試合になってしまいましたが、全部勝つ気持ちでシーズンを少しでも上の順位で終わることができるように頑張りたいと思います。
FC東京 大熊監督 試合後コメント
総評
この前の5連戦も、今日の試合を見ても、今季を象徴するような苦しい試合だった。
ここのところ少し気持ちが焦ったり、選手のお互いの特徴を共有したり信頼したりするところがちょっと希薄になって焦りもあったりという部分があった。それぞれいいところ悪いところがあるので、信頼し合って、ダメなところもお互い信頼して我慢しあおうと。特に湘南も厳しい試合なので、気持ちの部分というところで、新たなメンバーが多いなかでそれができたということは、すこしだけチームとしての、チームは11人じゃないとずっと言ってきたので、チーム力が少しだけ苦労した分上がったかなという試合だったと思います。この仕事を受けて、1試合1試合ということをずっと言ってきた。そこは何も変わっていない。あとの4試合をしっかりと1試合1試合やっていく。さらに信頼を深めて、いまリハビリをやっている選手の気持ちなども含めて、しっかり4試合を戦いたいと思います。
質疑応答
信頼とは具体的には?
例えばセザーを見ても、なぜそれを失うのかとか、なぜ守備をしないのかという場面もあるんですが、ここのところやはり焦っている分、ピッチのなかで、なんで?どうして?という言葉がちらほら出てくる。勝ってるときはそういう声がなくて、みんなで我慢してセザーを活かす雰囲気があったが、やはり焦りや早く決めたい気持ちがちらほらピッチのなかに混在していたような場面があったと思う。今日に限っては、我慢して共有するということで。不思議なもので、いままでなかなか決まらなかったが、ああいうことをするのがまたサッカーかなと。サッカーの難しさというか、素晴らしさと難しさが混在する試合だったと思います。
今季初先発の石川選手の評価は?
いや、いつでも行きたかったですね。ただ1年ぶりの90分近くと、怪我を繰り返していて、それも私のなかでの我慢で、いつでも先発でもいいけどいまの彼がチームにいなくなることを考えたときに…去年もそうだったが、ここからというときに直(石川)がいなくなったときのチームの雰囲気と具体的な仕事の脅威を彼は持っているので、まぁシーズンの終わりまで彼をチームに置いておきたい。それはチームの我慢とともに僕の我慢で、パフォーマンスが非常によかったのは喜ばしいし、今後の4試合だけじゃなく、あらためてF東京にとって貴重な選手だなと感じた試合でした。今日は守備もしっかりやっていたし、中心選手、キャプテンマークを巻くにふさわしいプレーだったと思います。