第11節 VS 愛媛FC
5月8日(日曜日) 16:00 @平塚競技場
HOME 湘南ベルマーレ | 愛媛FC AWAY |
1 | 0 | 前半 | 0 | 1 | ||
1 | 後半 | 1 | ||||
7 > 8 | 勝点 | 6 > 7 | ||||
髙山 薫 59分 | 得点者 | 齋藤 学 87分 |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 21 | 西部 洋平 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 川北 裕介 | 1 | GK |
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DF | 5 | 臼井 幸平 | 0 | 0 | 関根 永悟 | 13 | DF | |
DF | 3 | 大井 健太郎 | 0 | 0 | 吉弘 充志 | 2 | DF | |
DF | 26 | 遠藤 航 | 0 | 0 | 高杉 亮太 | 28 | DF | |
DF | 7 | 石神 直哉 | 1 | 0 | 三上 卓哉 | 14 | DF | |
MF | 10 | アジエル | 0 | 0 | 田森 大己 | 6 | MF | |
MF | 15 | ハン グギョン | 0 | 1 | 渡邊 一仁 | 4 | MF | |
MF | 6 | 永木 亮太 | 0 | 1 | 赤井 秀一 | 16 | MF | |
MF | 8 | 坂本 紘司 | 1 | 3 | 杉浦 恭平 | 10 | FW | |
FW | 11 | 巻 佑樹 | 0 | 2 | 内田 健太 | 8 | FW | |
FW | 17 | 佐々木 竜太 | 1 | 2 | 齋藤 学 | 27 | FW | |
GK | 27 | 阿部 伸行 | – | SUB | – | 萩原 達郎 | 15 | GK |
DF | 2 | 鎌田 翔雅 | – | 0 | 大山 俊輔 | 17 | MF | |
DF | 4 | 山口 貴弘 | – | – | 東 浩史 | 25 | MF | |
MF | 14 | 菊池 大介 | 1 | 0 | ジョジマール | 9 | FW | |
MF | 19 | 岩尾 憲 | – | – | 石井 謙伍 | 11 | FW | |
FW | 23 | 髙山 薫 | 1 | – | 小笠原 侑生 | 23 | FW | |
FW | 30 | ルーカス | 0 | 0 | 福田 健二 | 24 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
58分 10 アジエル ■ラフプレー | 5 | シュート | 9 | |
10 | ゴールキック | 9 | ||
7 | コーナーキック | 2 | ||
13 | 直接フリーキック | 12 | ||
1 | 間接フリーキック | 2 | ||
0 | オフサイド | 2 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
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~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
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入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
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7,159人 | 晴、弱風 | 26.1℃ | 43% | 全面良芝、乾燥 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
吉見 文男 | 木村 博之 | 金田 大吉 | 渡辺 智哉 | 榎本 一慶 | 岩崎 洋 |
湘南 反町監督 試合後コメント
総評
我々にとっては悔しい引き分けだったかなというふうには感じています。今日のゲームは、他の会場を見てもわかるように、残り10分でゲームが大きく変わっていると。3連戦の最後のゲームでもあるし、とくに気温が上がってきてというのもあったので。そこのところは十分、私自身も気をつけていて。今日は13時からのゲームが多くて、ぶこともあったんですけどね。ボールの出所と次のボールに対する対処がちょっと遅れてしまったかな、という失点だったと。
足が止まったほうが負けるゲームだとハーフタイムに送り出したのですが。攻撃では足が止まらなかったけど、ディフェンスで足が止まってしまった。 最後は愛媛のメッシにやられたという感じですね。
質疑応答
連休中の3試合で2失点の1得点、1敗の2分けという状況について
得点を沢山取れるようなひとりで崩せるような選手は残念ながらいないので、我々は人数を裂きながらでも前への推進力を高めていくという事は意識してやっていますが、今日みたいに前半もお客さんが溜息しているように、なぜ打たないんだとハーフタイムに言ったんですけども、彼らはいつも居残りでシュート練習をやっているんですよ。シュート練習をやっているのに、最後にシュートしなければシュート練習するなと言っておきましたけれども。
そのシュートで終わる事は大事ですね。結局、それで攻撃のリズムが取れないということもある。最後の3分の1で入ってきたところでの潔さ、結局途中から入ってから菊池やルーカスが潔くやっている。それが最初から全員できなければいけない。マンチェスターユナイテッドの最近の試合を見ていると、あそこは個を打ち出したということですが、最後になると自分が自分がとシュートを打ちますよね。やっぱりあれでシュートを終えて次は相手のゴールキックまたはコーナーキックになったりとか、そういうところから始める方が、今のサッカーではすぐにカウンターを食らってしまう。今日も実際そうでしたよね。だから人数を裂いている分だけシュートで終わりたいというところは修正しないといけない。その思い切りの悪さが逆にチームに閉塞感を生んでいるところもあるかと思います。ちょっとトレーニングでもわざと攻撃側を数的に不利にして、アタックの練習をしてみようかなとという事をいま話している内に思い浮かべました。
失点が少ないのはいいんですが、やっぱり0で抑えるべく試合だったかなと感じています。安定感はそこそこあるのですが、失点は0に抑える事が大事だと思いますね。
途中出場の高山選手の評価は?
彼は見てのとおり、がむしゃらにやるタイプで連戦の影響もあって、長い時間チャンスを与えてもいいかなというのも正直ありました。普通ですとあそこで決めないのが高山なんですけども、決めちゃったら高山でなくっちゃうので。ちょっと嬉しいというか、悲しいという事はないですけど。ちょっと驚いています。
チームが苦しい時に、今日のように向こうのサイドバックも出て来ないでですし、そうすると我々のサイドバックがボールを持っている時にもほどんど足元にもらうスペースはないわけです。そうするともう彼には右左とスペースに走って、速攻をペナの横から基点になれるような注文をしてやらしたんですけど、まあそれに応えてくれたと。
速攻で今度ボールを受けてからもうひとつ何か仕事ができれば、もっと彼のプレーの幅も広がったんじゃないかなと思っています。
今年入って全部の試合に絡んでいて、得点を取ることができたというのは彼にとっても大きいと思いますしね。あんな髪型をしている20代の選手はもういませんけど、田舎の床屋さんの店頭に張られるようなあの髪型を僕としてはどうにかしてもらいたいですけど。よくやったと思います。すみませんオチがなかったです。ありがとうございました。
大井健太郎選手コメント
ホームだったし2試合勝っていなかったので、みんなに勝ちたいという気持ちが強かった。愛媛はスカウティング通り守備がしっかりしていて力のあるチーム。厳しい試合になることは分かっていました。立ち上がりから集中を切らさず対応できていたと思います。
ただ、失点をしてしまったことは事実だし、そのシーンは自分と幸平さんと相手と3人で競ってしまっていた。その後の対応もはっきりしなかったので防ぐことができなかった。跳ね返すことができなくてもセカンドボールが拾えればよかったのですが。1点をとってからみんなの気持ちが守りに入ってしまったところがあったと思う。DFラインと中盤が引きすぎてしまったし、ボランチもDFに吸収されてしまっていた。
前線にボールが入っても少し体重が後ろにあるような感じだった。1点とるまでのプレーをそのまま続けなければいけなかったし、自分たちがボールを保持している時間が長いほうがもっと楽に試合が運べたと思う。今後もこういった試合はあると思うので次に生かさなければいけないと思っています。
西部洋平選手コメント
1試合を通して集中できていたと思うし、1点とられてしまったけどDF陣は献身的に頑張ってくれたと思います。自分自身としては、ああいう1本を止められるGKにならなければいけないと思っています。ゲームへの入り方もよかったと思うし、勝ちたい、なんとかしてやるという気持ちがみんなにあったと思う。
1点をとった後、これまで点がとれなくて苦しかったので1点が重くて、守りの意識が強すぎてしまったと思う。ホームだし、2点目3点目をとりにいくサッカーをしたほうがいいと感じました。
ホームで連戦となるので、サポーターに気持ち良く帰ってもらうことができていないので、15日は来てよかったと思ってもらえるような試合をしたいと思っています。
高山薫選手コメント
死力を尽くせと言われてピッチに入りました。勝ち切ることができず残念です。試合に出してもらって点をとることができたことについてはすごく幸せでした。ゴールの瞬間はサポーターのほうへ走りながら、一瞬泣きそうになってしまった。
アジのパスがすごくよかったので、僕は走るだけでした。試合を通して、走り負けないことを意識していました。ただ1点をとった後、全体的に勢いがなくなってしまったと思います。
(今後に向けて)気持ちのあふれるプレーをすることで、サポーターの皆さんにも伝わるものがあると思うのでそういうプレーを出していきたいと思っています。
坂本紘司選手コメント
1点をとってあのまま逃げ切るというより畳み掛けて2点目をとりにいきたかった。少しみんな足が止まってしまったかなと思います。久々に点がとれて、少しホッとしてしまったというか、このまま試合を終わらせようとしてしまったところがあった。1点をとって相手のメンタルが落ちたところで2点、3点ととれるチームにならなければいけないと感じています。
(400試合については?)簡単な記録ではないけれど、節目の試合をJ2の舞台で迎えている。やはりJ1の舞台でプレーしなければいけないし、自 分にとってはまだまだ通過点だと思っています。
遠藤航選手コメント
点を取ったあと、下がりすぎて相手がフリーで持つ場面が増えてしまった。もっとプレスをかけるようにしなければいけなかった。慎重になった部分はたしかにあると思う。愛媛は前からプレスをかけてくるからシンプルにやろうと話していて、前半や点を取るまではできていたと思います。ただ、相手に押されるとズレが出てくる。シンプルにボールを入れてくることは分かっていたが、セカンドボールのカバーリングがすこし遅れてしまったと思う。
愛媛 バルバリッチ監督 試合後コメント
総評
ケガ人が多く編成が難しかったのですが、前半は落ち着きがなくボールをたくさん失ってしまいました。そうやってボールを失う事でわざわざ自ら自分達に問題をつきつけてしまった。
前半はボールを失って相手にペースを与えてしまったものの、それでもそんなにクリティカルな決定的なチャンスは与えなかったと思います。もっとポゼッションが強くて選手を多用化していれば、もっといいサッカーを我々もできたと思います。
後半はこちらの方がボールを持たせてもらっていたような状況でそこから前にいき、そこでボランチ2人が2人とも前にいってディフェンスから消えてしまい、そこを突かれてカウンターで失点をした。
その後、相手の方が引き始めましたので、またボールを持つ事ができ、2本、3本チャンスがあって幸運にも1点入れて追いつくことができた試合でした。
精神面においてこれからが選手にとって非常に大事です。特にこのあいだアウェイで同じように千葉での試合で引き分けにできそうだったのですが、最後の方で終了間際に得点を決められて負けてしまった。
そういった中で勝点1というのは我々にとって非常に大事なものなので、勝点1を取れたというのは感謝しなくてはならない。ただ修正すべき点は非常に多くあります。
質疑応答
ジョジマールをベンチにおいて先発させなかった狙いは?
内田が前半をやって、今回のように得点が取れていなければ、後からジョジマールを入れた方が、相手にとって嫌な選手だと思いました。その方が鮮度もありますし、後半からジョジマールが入って頑張ってはくれましたけど、期待していた程の効果、成果は得られませんでした。
修正点が多いと言ったが、3試合6失点という守備の面での今後の課題は?
ディフェンスに関してはチーム全体で見なければいけません。自分達のクオリティの範囲内でのディフェンスをしなければいけません。特に最終ラインの選手はスピードも瞬発力もありません。
具体的には最終ラインがスピード瞬発力がない中で、最終ラインの前に大きくスペースが空いてしまう。つまり中盤のラインとの間隔が間延びしてしまうと非常に問題になる。
今回の試合であれば、そこに田森と渡邊がいてその2人が最終ラインから離れてしまい、間が空いてそこでカウンターを食らっての失点でした。この間の千葉の試合でも似たような形の失点でした。
最終ラインと中盤のラインの間で30mも40mも間隔を空けてはいけない。そこは最終ラインプラス最低ボランチ2人がしっかり最大限の集中をして間延びさせないようにするというところが、基本的な修正点になります。
得点を挙げた斎藤の評価は?
非常に我々にとって重要な選手で、素早い瞬発力があり、ワンタッチのプレーができる選手です。また、ほかの選手を使うこともできます。チーム全体が良かれ悪かれ、彼みたいな選手がいると彼一人の力で試合の流れを変える事ができる。そういったタイプの選手が我々にはなかなかいません。