第5節 VS カターレ富山
9月28日(水曜日) 19:00 @平塚競技場
HOME 湘南ベルマーレ | カターレ富山 AWAY |
2 | 2 | 前半 | 0 | 0 | ||
0 | 後半 | 0 | ||||
35 > 38 | 勝点 | 28 > 28 | ||||
髙山 薫 7分 髙山 薫 35分 |
得点者 |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 21 | 西部 洋平 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 飯田 健巳 | 21 | GK |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DF | 5 | 臼井 幸平 | 1 | 0 | 吉川 健太 | 27 | DF | |
DF | 3 | 大井 健太郎 | 0 | 0 | 福田 俊介 | 28 | DF | |
DF | 26 | 遠藤 航 | 1 | 1 | 舩津 徹也 | 5 | DF | |
DF | 4 | 山口 貴弘 | 0 | 2 | 平出 涼 | 15 | MF | |
MF | 14 | 菊池 大介 | 1 | 0 | 谷田 悠介 | 16 | MF | |
MF | 6 | 永木 亮太 | 0 | 0 | 西野 誠 | 6 | MF | |
MF | 15 | ハン グギョン | 0 | 0 | 大西 容平 | 8 | MF | |
MF | 8 | 坂本 紘司 | 1 | 1 | 朝日 大輔 | 7 | MF | |
FW | 9 | 田原 豊 | 4 | 0 | ソ ヨンドク | 14 | MF | |
FW | 23 | 髙山 薫 | 2 | 0 | 黒部 光昭 | 9 | FW | |
GK | 27 | 阿部 伸行 | – | SUB | – | 金井 大樹 | 41 | GK |
DF | 32 | 福田 健人 | – | – | 池端 陽介 | 19 | DF | |
MF | 7 | 石神 直哉 | 0 | – | 江添 建次郎 | 4 | MF | |
MF | 13 | 平木 良樹 | – | 2 | 平野 甲斐 | 13 | FW | |
FW | 17 | 佐々木 竜太 | 0 | 1 | 苔口 卓也 | 10 | FW | |
FW | 30 | ルーカス | – | 0 | 木本 敬介 | 17 | FW | |
FW | 31 | ファン スンミン | – | – | – | – | – |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
62分 3 大井 健太郎 ■ラフプレー 64分 9 田原 豊 ■ラフプレー 67分 15 ハン グギョン ■繰り返しの違反 77分 4 山口 貴弘 ■遅延行為 90分+2 4 山口 貴弘 ■ラフプレー 90分+2 4 山口 貴弘 ■警告2回 |
10 | シュート | 7 | 38分 14 ソ ヨンドク ■異議 40分 5 舩津 徹也 ■ラフプレー 58分 28 福田 俊介 ■反スポーツ的行為 |
12 | ゴールキック | 10 | ||
3 | コーナーキック | 4 | ||
15 | 直接フリーキック | 18 | ||
3 | 間接フリーキック | 4 | ||
3 | オフサイド | 4 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
|
~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
---|
選手交代 | ||
|
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入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
---|---|---|---|---|---|
4,571人 | 晴、弱風 | 21.4℃ | 44% | 全面良芝、乾燥 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
小畑 穣 | 池内 明彦 | 間島 宗一 | 笹沢 潤 | 渡辺 紀承 | 岩崎 洋 |
湘南 反町監督 試合後コメント
総評
連戦という事で、勝ちたいんだという強い意志と攻守に渡っての積極性という二つのキーワードをミーティングで話をして送り出して、ハーフタイムも同じような事を言って送り出しました。そうした意味では全体的には相手よりも上回っていたと思います。
サッカーというのは非常に難しいスポーツだというのは今日見ていただいても分かると思うんですけど、前半と後半はまったく違うチームだったと。これは富山さんとアウェイでやった試合と全く同じですよね。2点のリードは怖いというのはこういうことを言っているのだと思いました。
後半の10分くらいの(臼井)幸平と競り合ってのシュートが入っていれば、全く逆の結果になっていてもおかしくない試合展開だったと思います。
前節と同じで、外からのボールがたくさん、特に後半増えてきて、頭を越えてしまうような今までの富山さんとは違うような攻撃だったので、我々も少し手こずりましたが、西部を中心によくしのいで、久々の失点ゼロというのは私個人としても嬉しく思っております。
この2試合で退場者が出たという事はフェアプレーを重んずる私としては非常に辛いのですが、今日のはちょっと山口を責めるわけにはいかないですよね。
連戦なので山口も疲労があると思いますし、アジエルも連戦の中で休んだということを考えれば良い方に捉えることも出来なくもないので、次の試合に向けてやっていきたいと思います。
2日しかない中で、また湘南らしい強い意志と積極性を出してやっていければと思っています。
2点取ったのに高山は何ももらえなくてかわいそうですね(笑)
質疑応答
今日システムを4-2-3-1にした狙いは?
特に4-2-3-1とい数字でやっているわけではないんですけど。
見てもらっても分かるようにゲームに勝つという前提で少しゲーム戦術を変えました。
いろいろ喋ってしまうと大分にヒントを与えてしまうので、田坂監督には自分で考えてやってほしいので(笑)
現実的な選択をとったということですね。相手のストロングなところ、相手の弱いところをいろいろ考えた上で我々の持てる戦力でどう戦っていくかという考え方でやりました。
富山は早い段階で選手交代をし湘南は比較的遅い交代だったが意図があったのか?
連戦ですから代えられれば代えたいんですけど、今日の流れだと非常に難しいですね。
最後1人残したのは、1人代えようとしたら終わっちゃったというだけです。退場者が出て、山口はセットプレーでも重要な役割を担っているので、福田を入れるしかないというところでしたね。
カードも多いので、交代にはいろいろ理由があるのですが、カードをたとえば一枚もらっている選手を代えていくという方法もありますが今日の場合は正直難しかったです。
永木はちょっと疲労もあったので、坂本をボランチにして永木を前にしたと。永木は足がつりそうでしたし、高山と永木の2人はもう足がパンパンだということで代えました。
早めに代えるというのは、当然負けてれば代えるし、ハーフタイムに相手チームの誰がウォーミングアップで上げているかということなどをチェックして、後半に入る時には誰が代わっているとインフォメーションすることも必要だと。ハーフタイムは相手が代えてこなかったけれど、早い時間で代えてくるのだったらこちらもその準備をしなければならない。
相手は2トップにして、トップ下に1人を置いてきましたがその時にどう対応するか。うちがアンカーを置く方法もあるし、アンカーを置くことによって田原がもっと孤立してしまう場合もある。それをいろいろと考えて、動かないほうがいい時もある。もちろんセカンドボール拾われたりとかファーストディフェンスにいけなくなったりしている事実はあります。そこで、跳ね返す選手を入れればそれでいいかというと、その交代がすごくメッセージとして伝わってしまう。
我々は3点目を取りにいかなければいけない。もしかしたら得失点差が出てくるかもしれない。
いろいろと考えながら、相手も苔口選手を入れてきて高さも少しあるとか、そういうことも考えながらやっているつもりではいると。もちろん連戦なので足が止まったら代えていくというのもあるんですけど、非常に今日は難しかったですね。岡田さんがよく言っていますけども、代えないのがそれが最善の策だということもありますから。
髙山薫選手コメント
自分にそんなにチャンスがあったわけではなかったのですが、決めるところで決められてよかった。
狙ったところでボールがきたのでパスを出してくれた選手に感謝したいです。
自分のプレー自体は納得のいくプレーではなかったので、内容をもっとよくしなければいけないと思っています。
CKの得点は、たまたま今日の試合前に伸さん(阿部)からGKの立場からのアドバイスをもらったんですけど、その通りに動いたら点がとれました。伸さんに感謝したいです。
後半は、相手が開いていたしかなり蹴ってきたので、守備における上下のアップダウンが激しかった。
大井健太郎選手コメント
久々の無失点勝利なので嬉しいです。
守備に関しては、落ち着いて対応できたのですが、まだ誰がいくのかはっきりしていないところや、簡単に前線にボールを入れられてしまう場面もあった。後半に関しては高いボールをもっと跳ね返すことができればと思いました。
前半から湘南のサッカーというよりは、なるべく相手のDFラインと豊さん(田原)のところで勝負しようという意図があったので少し長いボールが多くなったんですけど、それは前回の富山との戦いから学んだところだと思う。それがうまくいったのが前半でした。後半については相手のロングボールがこぼれたところをうまく拾って攻撃に繋げるということが少なかったので、そういう部分でいい攻撃に繋げてカウンターからもう1点追加点を奪うということができれば、もっと強くなるんじゃないかと思います。
どのチームも同じだし、うちは連戦をホームで迎えることができるので、しっかり勝点6を掴まなければいけないと思います。
(順位が8位になったが?)今は順位よりも勝点差が大事だと思うし、可能性のある限り選手はしっかり戦うことが義務だと思うので、1試合1試合、勝点3を積み重ねられるように戦っていきたいと思います。
坂本紘司選手コメント
この前の試合もみんな本当に戦っていたと思うし、勝ちたい気持ちをそのまま今日のゲームに出せていたと思う。僕以外の選手は本当に疲れている中、前半からすごく飛ばしてやっていたので、本当に今日勝ちたいという気持ちの表れだったと思う。前半が少しハイペースだったので後半バテてしまいましたけど、今日のゲームが大事なんだという気持ちが出ていたのだと思います。
相手が3バックだったので、薫(高山)にとってはやりやすかったと思う。「今日は高山の日になるんじゃないか」と話していました(笑)。チームとしてもうまく活かせたと思う。
豊(田原)がスタメンで出てから勝てていますし、前線で体を張ってくれている貢献度は高いと思います。しっかり競ってくれるので、セカンドボールも遠くにはこぼれないだろうと予測し、僕は豊にボールが入ったときにサポートできるよう近くでプレーすることを心掛けました。今日は前目での出場だったので、しっかりそのチームの意図を意識しながらプレーしました。
後半、相手が手数をかけずにゴール前にボールを入れてきて、うちの中盤も疲れてきてセカンドボールを拾われてミドルを打たれることもありましたが、今後もリードするとああいう展開は増えると思う。そこでも落ち着いて逃げ切る、さらにカウンターで3点目を奪うような試合巧者になっていくことが大事だと感じています。その過程として、きょう2-0で逃げ切れたことはよかったと思う。どんな展開になっても勝点3を取れる強いチームになっていきたい。その段階を踏むうえで、今日勝てたことはすごくよかったと思います。
臼井幸平選手コメント
後半攻められたけど最後まで凌ぎ切れたのでよかったと思います。
クロスの対応とか予測していたとおりだったし、個人的には、前回とられ方やポジショニングが悪かった部分は改善されてバランスを見てやれたことはよかった。
少し前に対戦していることも、うちとしてはいい方向に出せたと思います。
薫(高山)が乗ってますね。でも薫だけじゃなくて、みんなの頑張りが最後の薫に集結しているんだと思います。
次はすぐに鳥取戦ですけど、鳥取は前回やられているので、さっきサポーターからも声がありましたけど、次でしっかり借りを返す戦いをしたいと思います。
菊池大介選手コメント
今の状況では勝ちしかないと思って臨んだので、負けた後の試合だったんですけど本当にひとつになって勝てたのでその点ではよかったです。ただ個人的に振り返ると悔しさしかないです。
守備のちょっとしたところだったり、球際の部分など簡単なところは、うまくできているなと感じましたが、自分の仕事は最後のところなので、その最後のところで結果を出していないというのはやっぱり悔しいです。
本当に自分が出てる意味というのは、前でアグレッシブに動き回ってチームを助けることだと思う。自分が一番求めていることは点を決めることなので、そこをしっかり形にしたい。
今日の勝利を無駄にしてはいけないと思うし、今の順位を考えると引き分けや負けではダメなので、本当に勝つことだけを考えて、自分の仕事、そしてプラスαとして出していけるようにやっていきたいと思います。
富山 安間監督 試合後コメント
総評
まず最初に、平日にも関わらず来場していただき、後押ししてくれたサポーターの方に感謝いたします。残念な結果になってしまいましたが、また次に向けて頑張っていきたいと思います。
試合のほうですが、まず選手たちには自分たちをもっと信じて戦ってほしいなと思います。今日はそれに尽きるのかなと思います。
質疑応答
いつもと違う感じだということか?
そうですね。本当にうちの選手は、人間的にもすごくいい選手が揃っていますが、どうしてもJ1から来たチームとか在籍10年とか、そういう名前に対してどうしても構えてしまうところがあって、前半などは本当に消極的で仕掛けることなくボールを失ったりとか、相手のゴール、その前の最終ラインを意識することなく、後ろ髪を引かれたようなサッカーばかりしていたのでその辺りがいつもと違うと思います。
後半になって、やっと持ち直していくようになったのですが、最初から出来ればいいのかなと思います。後ろの枚数をどんどん減らして、いくしかない状態にしていくのだったら、もっと最初からいくべきだった。
サッカーというのは最初にチャンスがくるかもしれないですし、最初にピンチがくるかもしれないですし、それは相手との関係で成り立つもので、本当に気を抜けないはずなんですね。
最初から出来るように、相手関係なく追求してほしいなと思います。
後半、アーリークロスが多かったが意図的なのか?
まずワイドの人間にサイドをへこませて、最終ラインにワイドの選手を置いていたので、うちには黒部という高さのある選手、ボールを拾える選手、セカンドボールを拾う確立がうちは非常に高いので、まず自分達のストロングポイントを出そうと。迷っていたので、まずシンプルなものを提供しました。
ただいつもやっているとおり、サイドから最終ラインの原則に則ってその方法をまずは取りました。