馬入日記

【馬入日記:9月14日】「鬱憤を晴らしたい」

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「頼もしかったし、素晴らしい戦いだったと思います」

登録ルールの関係上ルヴァンカップの出場が叶わなかった小川慶治朗選手は、セレッソ大阪を破った仲間たちをそう眺めていました。「いちサポーターとして見ていましたよ」と笑いながら、チームの奮闘への感嘆の言葉が続きます。

「すごく感動しました。90分間、最後まで足が止まらなかったし、やりたいサッカーができたと思う。練習は一緒にやっていたけれど、あんなに戦っているみんなの姿を客観的に見ていて感動しましたね」

迎える久々のリーグ戦。ルヴァンカップ、そして日々の練習を経てでさらに激しくなる競争の中、小川選手にとって公式戦では3試合ぶりの出場となります。「ひとつも手を抜けない緊張感ある練習が今週もできた」と、満を持しての出場に意気軒昂です。

「鹿島は常勝軍団だし、勝ち方や勝者のメンタリティというものは持っているチームだと思う。ただいまの僕らにもそのメンタリティはあると思います。戦う上での大事なポイントを押さえて、立ち上がりや試合の入り方で相手より勢いで上回れればチャンスになる。最初の15分を集中して、湘南の強さを出していきたい」

久々に踏むピッチへの想いに加えて「長崎戦では点が取れませんでしたし、その鬱憤を晴らしたいですね」。充分に養った英気を携え、小川選手がカシマのピッチに向かいます。