2010Jリーグヤマザキナビスコカップ/Bグループ 第6節 VS モンテディオ山形
6月5日(土曜日) 16:00 @NDソフトスタジアム山形
HOME モンテディオ山形 | 湘南ベルマーレ AWAY |
3 | 2 | 前半 | 0 | 0 | ||
1 | 後半 | 0 | ||||
7 > 10 | 勝点 | 0 > 0 | ||||
田代 有三 7分 秋葉 勝 34分 増田 誓志 90分+3 |
得点者 |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 20 | 植草 裕樹 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 金 永基 | 25 | GK |
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DF | 14 | 宮本 卓也 | 0 | 1 | 山口 貴弘 | 4 | DF | |
DF | 4 | 西河 翔吾 | 1 | 1 | 村松 大輔 | 6 | DF | |
DF | 3 | 石井 秀典 | 0 | 0 | 阪田 章裕 | 14 | DF | |
DF | 26 | 山田 拓巳 | 0 | 2 | 古林 将太 | 26 | DF | |
MF | 19 | 秋葉 勝 | 4 | 1 | ハン グギョン | 15 | MF | |
MF | 8 | 増田 誓志 | 2 | 0 | 遠藤 航 | 33 | MF | |
MF | 17 | 佐藤 健太郎 | 1 | 0 | 林 慧 | 19 | MF | |
MF | 7 | 宮沢 克行 | 0 | 1 | 寺川 能人 | 7 | FW | |
FW | 11 | 北村 知隆 | 1 | 2 | 田原 豊 | 9 | FW | |
FW | 10 | 田代 有三 | 2 | 1 | 中村 祐也 | 22 | FW | |
GK | 1 | 清水 健太 | – | SUB | – | 植村 慶 | 16 | GK |
DF | 22 | 園田 拓也 | – | 0 | 島村 毅 | 30 | DF | |
MF | 5 | 下村 東美 | 1 | – | 猪狩 佑貴 | 20 | MF | |
MF | 16 | キム ビョンスク | – | – | 永田 亮太 | 21 | MF | |
MF | 28 | 太田 徹郎 | – | – | 小林 竜樹 | 23 | MF | |
MF | 29 | 廣瀬 智靖 | 0 | 0 | 阿部 吉朗 | 11 | FW | |
FW | 15 | 長谷川 悠 | 1 | 1 | 三平 和司 | 36 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
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13 | シュート | 10 |
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7 | ゴールキック | 13 | ||
6 | コーナーキック | 4 | ||
16 | 直接フリーキック | 16 | ||
3 | 間接フリーキック | 4 | ||
4 | オフサイド | 3 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
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~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
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入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
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5,723人 | 曇、弱風 | 19.5℃ | 68% | 全面良芝、乾燥 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
川上 信夫 | 高山 啓義 | 山口 博司 | 田尻 智計 | 桜井 大介 | 佐藤 卓 |
湘南 反町監督 試合後コメント
総評
敗者の弁を言うのは疲れてしまいました。さすがに負けが続くとコメントも思い通りに出てきません。
ひとつ言えるのは、ひとつ前の節のマリノス戦の時に、うちはケガ人が多いものですからサポーターの方々が千羽鶴を折っていただいて、非常に応援していただいている。今日も我々にとっては消化試合であるにもかかわらず、自分の持っているお金を使って来ていただいて最後まで応援していただいたにもかかわらず、その期待に応えることができず本当に申し訳ないと思っています。
こういう立場にあるからこそ我々はよりひたむきにゲームをしなければいけないと思うのですが、残念ながらそうしたふるまいは見せられなかったと思います。本当に申し訳ないと思います。
質疑応答
若手選手を多く起用したが収穫はあったか?
そうですね。若手に経験をさせるということは二の次で、まずゲームの結果を重視するわけですが、その中で公式戦での実戦ということで送りだしたわけですが、ちょっと評価するのは難しいようなゲームでしたが、課題を与えてひとつランクアップできるようにと。それをうまく今後やっていきたいと思います。
J1の開幕戦以来の山形との対戦でしたが、印象の変化は?
試合を重ねる毎にチームとしてこれをやっておけば勝てるというような、確固たるものが選手たちの中に生まれつつあるのかなと感じます。最初にやった時は少し半信半疑でやっているところがありましたが、今はそうではなく潔いというか。小林さんのことですから、85%くらい守備の練習をしていると思いますが、そこのところでしっかりリズムを作れてるなというのはあると思います。
遠藤選手コメント
緊張はあまりしなかったのですがミスが多くなってしまいプロとの差を感じました。
展開が速いのでついていくことがなかなかできず、アプローチしてもついていけないという場面が多かった。そのあたりの運動量も課題だと感じています。
相手が引いてきたのでボールを積極的に受けようと思っていました。
ただ、運動量や球際、パスのひとつひとつをとっても周りよりも個人的に差を感じました。
戦力として考えてもらってメンバーに入れてもらったということを思うと、もっとおおプレーが出せればよかった。焦りも多少あったかもしれません。
ただ試合でしか得られないいい経験をしたので、切り替えてしっかりやっていきたいと思います。
林選手コメント
ここ最近いい流れではなかったので、僕たち若手が入って今の流れを断ち切ってチームにいい流れを、という気持ちで入りました。にも関わらず結果0-3という敗戦になってしまって本当に悔しいです。シュートにいくまでが時間がかかっていることと、最後のところでアイデアが足りなかったと思います。自分から前線に、前を向いたら裏に出そうと狙っていましたが、山形のDFが裏へのケアをしっかりしていたので、なかなか抜け出せず単調なパスになってしまったと思う。
ボールを持つことはできたけど、縦にパスが入った後が続かなかった。
山口選手コメント
今日は前半から何もできなかった。うまくビルドアップして攻めていこうと思っていましたが、ボールを横に動かしているだけで前になかなか当てられず、横に動かしているうちに奪われてしまうという場面が多かった。相手は引いてきて前につけづらいところもありましたが、やっぱり前に当てなければゴールにはならないし、もっとチャレンジしなければいけないと感じています。
後半は、ある程度割り切って豊さん(田原)へのパスを狙って、浮かしたボールででも攻めようとしたので、少しはボールが動きましたが。
今日の試合にも山形まで来てくれる方がたくさんいる中で、本当に申し訳ない気持ち。
負けているわけなので、意識を変えていかないと。強い気持ちでやっていかなければいけないと感じています。
中村選手コメント
結果を出せないのが全てです。もっともっと積極的にチャレンジしなければいけない。ミスを恐がっているのではなく、もっとアグレッシブに。いつも同じことを言うことになってしまいますが、しっかり改善したい。メンバーが入れ替わっていますが、もっとお互いに要求し合っていかなければ。すぐに試合があるので、今度こそ結果を出せるように、何より、積極的にやっていきたいと思います。
山形 小林監督 試合後コメント
総評
この3試合、ボールにプレスがかかっていて、守備がすごく安定してるなと思ってます。クロスからうまく点が取れているというところからいくと、今日もそうですけどサイドチェンジ、クロス、飛び込みという形でうまく点が取れたと思います。リスタートでも前回に引き続き点が取れたので、いい感じで進んでるなと思います。1点取ったあとに少しイージーミスが多くなったので、あのへんを。取られた湘南は前にかかってくるので、そこを少し上手に回すっていうんですかね、回しながら裏をうかがうということがもう少しできると、ゲームの流れを読むところができるようになると思うんですけど、ちょっとそのへんでイージーミスが。1点取って安心すると、新潟戦みたいになっていくというのが教訓であるので、やっぱり取ったあとにきちっとやるということは、もう少しもの足らないと思います。ですけど全体的には、最後にあきらめずに3点目が入ったことと失点0だっていうこと。やっぱり得失点でいくと大きなプラスに、今日の3点目はつながっていくので、いいゲームをしてくれたなと思っています。
質疑応答
増田選手はチームにフィットしてきているようだが増田選手の評価を。またナビスコカップでは守りの安定が見られるがその要因は?
今日はちょっと違いますけどシステムが違うということ、そのシステムに増田がすごく機能するというところがあると思います。高い位置でキープして、飛び出す能力があるので、そこは十分。今日は1人なので、引いてくるのが多いと田代のサポートが少なくなるかなという気がしましたけど、そこまで引かずに田代のポジションを見ながらプレーしてくれたのでよかったなと思っています。
守りも4-4-2のシステムでやったときに、どうしてもダブルボランチを1トップで落として見るんですけど、なかなかそれがはっきりしないものがあった。システムを変えたのが、神戸戦からで、思いきって変えたほうがいいのかなと。新潟戦も大きな失点を食らったので、一度きちっとプレスがかかるような形のシステムに変えたほうがいいなと思って、まず守備からということでやりました。ですから自分のコーチングが、攻撃してるときのリスク管理だったり、右サイドで攻撃してるときの左サイドの、ある部分、攻撃よりも目が守備のポイントだったり、守備のポジショニングだったりというところに行っている。自分のコートでの声がそっちのほうに行っているので、そういうところが少し、自分もそうですけど守備意識があると違うんだなというのが、選手一人ひとりに答えが今 出ていると思うんですよね。隙あらばボールを奪うという形でアプローチに行っているのか、言われているから行ってる・決められた限定の仕方だから行ってるのかでは、慣れてくるとなかなかプレスがかからないんですね。そこを選手が分かってくれたと思います。本当に取る姿勢がありながら行っているところがあるので、狙ったところで取れたりとか、限定した形でプレスがかかってるというような形に今なっていると思います。選手が、そういう素早いアプローチだったり、アプローチからゴーバックというスペースへ戻るという意識が高いと思うので、それが意識だけじゃなくて、こういうふうな3試合失点がないというところになった。いい形でやると、今のところは結果が出て前に進んでいるのではないかなと思います。そういうところがすごく変わったなと思っています。
前半早々に得点を挙げた田代選手の評価を。
あの得点は、田代がフリーだったので、健太郎(佐藤)と北村のクロスがよかったと思います。来て入れたということに過ぎないと思います。ですがそれ以外のところで空中戦をほとんど勝つんですよね。向こうの阪田選手というのはそんなに大きい選手じゃないんですけど、空中戦は強いんですよね。そういう空中のところを全部チームのものにしてくれてるというのは大きい。足元だけじゃなくて、浮いたボールをほとんどものにしてるというところがあるので、セカンドボールを拾うというよりも、彼のパスをもらえるというところがある。それは大きな武器になるということと、これだけ彼のクロスの得点ということになると、今度は彼の後ろにいて彼がかぶったところで点を取れるような形も出てくるのではないかなと思います。今回もど真ん中でやれたので、前回のクロスのフィニッシュ、浦和戦の2点目などは難しかったと思うんですよね。緩いボールでキーパーの鼻先のボールをふわっとやるというのはなかなか難しいテクニックなので、ああいあふうに力が抜けてきたということは言えると思うんですよね。どんどん量産してほしいなと思うのと、点を取ったあとに少しイージーなプレーが出るので、あそこをちょっと締めなくちゃいけないなと思います。
交代カードを切ってから押し込まれる展開になったが要因は?
長谷川のタイプと田代のタイプを理解していなかった。あの状態で田代がヘディングで勝ったりしてるんですけど、長谷川は1回も勝てなかったんですね、3回入ったんですけど。ボールにチャレンジをしていない。ボールを見てきちっと食いついてなくて、このへんでというジャンプなので、まったく機能しないというのが現状だったと思うんですよ。きちっとジャンプしろということを言って初めてやりだして、2つ目でファウルをもらいましたけど、ああいうのが初めからできなくちゃいけない。もうひとつは、足元にきちっと入れてやるということも必要だと思うんですよね。それが全部浮き球になっていたので、そのへんの使い分けがほしいなと思いました。あそこが収まらなかったので。それと、サイドに流れても簡単に取られてたと思う、自分でこねて。もう少しキープして、ちゃんと渡して出ればいいのに、ドリブルが入っちゃうので、そこは外せても次の選手に取られるという現状だと思うんですよね。そういうところのゲーム勘が、ゲームから離れているのでないのかなと思います。少しずつ長い時間使ってやったり、そういうことを伝えながらやっていければいいなと。そういうところの要因はあったかなと思います。
今日の勝利で、Bグルーブの首位に立ったが予選最終戦に臨む気持ちは?
私たちは2試合残っていたので、自分たちの手でどうかなるということは言っていました。自分たちの手でジャンプするし、このJ1で2年目のチームがナビスコカップの決勝トーナメントに行ってみようと。確かに、9月はしんどいかもしれないけど、たくさんのゲームができるので、それはそれでジャンプしようという話はしました。
もうひとつは、自分のなかでセレッソでやったときに、初めてナビスコカップで決勝トーナメントに行って、オフにキャンプをしたんです。すごくキャンプがよくて、後半戦にすごくいいゲームをしてくれたんですよね。そういうことを考えると、こういう形で目標が取れると、このあとに少しオフがあって、キャンプがすごく集中してできる。それが再開されるリーグ戦にもすごくプラスになると思うんですよね。これははっきり言って、意識させました。勝っていこう、自分たちの手で取ってジャンプしていこうという話は今日のミーティングでしましたのでよかったと思いますし、予選リーグの戦いとして、1点でもゲームをしっかり守って、向こうは1点取りにくるからそれをもう1点でも取るというところでいくと、最後に点が取れたというのも大きな要因だと思うんですよね。そういう意味では、選手はかなり集中して戦ってくれたと満足しています。