2回戦 VS 明治大学
10月10日(土曜日) 15:00 @平塚競技場
湘南ベルマーレ | 明治大学 |
0 | 0 | 前半 | 1 | 1 | ||
0 | 後半 | 0 | ||||
– | 勝点 | – | ||||
得点者 | 三田 啓貴 31分 |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 16 | 植村 慶 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 笠原 昴史 | 21 | GK |
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DF | 35 | 古林 将太 | 0 | 0 | 鹿野 崇史 | 12 | DF | |
DF | 15※ | 阪田 章裕 | 0 | 0 | 楠木 啓介 | 3 | DF | |
DF | 19 | 村松 大輔 | 1 | 0 | 松岡 祐介 | 4 | DF | |
DF | 30 | 島村 毅 | 1 | 0 | 丸山 祐市 | 13 | DF | |
MF | 40 | 鈴木 修人 | 4 | 5 | 三田 啓貴 | 17 | MF | |
MF | 28 | 猪狩 佑貴 | 1 | 1 | 宮阪 政樹 | 5 | MF | |
MF | 21 | 永田 亮太 | 4 | 0 | 小林 裕紀 | 7 | MF | |
FW | 17 | 菊池 大介 | 2 | 1 | 山田 大記 | 10 | MF | |
FW | 9 | リンコン | 0 | 1 | 久保 裕一 | 11 | FW | |
FW | 20 | 原 竜太 | 1 | 2 | 山村 佑樹 | 22 | FW | |
GK | 25 | 金 永基 | – | SUB | – | 高木 駿 | 1 | GK |
DF | 4 | 山口 貴弘 | – | – | 笛田 祥平 | 15 | DF | |
DF | 18 | 鎌田 翔雅 | 0 | – | 吉田 啓祐 | 24 | DF | |
MF | 13 | 鈴木 将太 | – | 0 | 都丸 昌弘 | 8 | MF | |
FW | 11 | 阿部 吉朗 | – | – | 田中 翔大 | 18 | MF | |
FW | 22 | 中村 祐也 | 2 | – | 日野 竜一 | 20 | FW | |
FW | 34 | 田原 豊 | 1 | 1 | 山本 紘之 | 9 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
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17 | シュート | 11 | |
11 | ゴールキック | 12 | ||
11 | コーナーキック | 10 | ||
14 | 直接フリーキック | 14 | ||
1 | 間接フリーキック | 5 | ||
5 | オフサイド | 1 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
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入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
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1,839人 | 晴、中風 | 18.7℃ | 51% | 全面良芝、乾燥 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
榎原 徹夫 | 桜井 大介 | 伊東 知哉 | 平間 亮 | 地主 尚和 | 浪速 典克 |
湘南 反町監督 試合後コメント
総評
次戦に進出を決めた明治大学にはおめでとうと言いたいと思います。後半は我々の展開でしたが、前半の緩慢な対応が響いた。その意味では、これからのJの7試合には参考になるいい資料とは感じました。二兎追うものは一兎をも得ないので、Jに集中して我々の目標を成し遂げられるように頑張っていきたいと思います。メンバーを変えたのは私の責任であって、敗戦に関しては選んで送り出した私のミスであるということです。
質疑応答
せっかくチャンスを与えられた若手選手からレギュラーを取ってやるという気概が感じられなかったが?
そうですね、そういう言い方にもなるかもしれないですね。例えば残り10分に足が攣る選手が3人ぐらい出てくる感じだったら精根尽き果てたという感じになりますが。ただ、気持ちは入っていると思うんですけど、その気持ちが逆に視野を狭くさせている部分は少しあったのではないかと感じました。
メンバーを変えて臨んだ意図を教えてください。
J2リーグ自体が51試合もあり、終盤になってきてこれだけ試合数が多いと当然年間を通しての疲労もある。肉体だけでなく精神の疲労もあるので、今日は逆に若い選手を中心にやってフレッシュな力を試す、なおかつ次戦への進出を決めたいという意図でした。
まだ経験不足とか判断の材料が少ないとか課題が見えたと思いますが、それは我々が言うよりも選手たちが一番感じるところだと思います。年齢的には2、3歳しか変わらないわけですから、これをいい薬にして発奮し、あと2ヶ月やってもらいたいと思います。
メンバーは関係なくプロとしてアマチュアの大学生には勝たなければいけない試合だったと思うが、気持ちのマネジメントの部分で足りなかったと感じるところはあるか?
ミーティングで当然そうした話をしましたし、我々も明治の試合を見てできる限りのことはしたつもりです。ハーフタイムにも当然彼らのプライドをくすぐるような話もしました。マネジメントの意味では結果が出ていない以上、すべて私の責任で、謙虚に反省しています。
菊池選手コメント
情けない試合をしてしまった。
(年齢は大学生のほうが上だが?)年齢ではなく自分たちはプロなので、勝たなければいけない試合だった。
個人的にはコンディションが上がってきた中での試合だったのですが、チームの中での自分の役割をまだまだやり切れていないと感じています。
(連戦だったが疲れがあったのでは?)疲れは全然ありません。試合を重ねられるほうが経験を積むことができるので、自分にとっては試合に出られてよかったのですが。
前半は相手のほうが前からきていて、なかなか自分たちのリズムを掴むことができなかった。バイタルでうまく前を向けたり、リンコンとのコンビで繋げることはできたが、フィニッシュが決まらなければ意味がない。そこに甘さがあったと思います。後半もチャンスがある中で決め切ることができなかった。
(今後に向けて)引きずっていても仕方がないので、今日負けてしまったことを次に必ず活かせるように反省して臨みたいと思います。
鈴木修人選手コメント
前半はどうしたんだろうと思うぐらい全体的に動き出しが少なかった。もっと裏を狙いたかったが、足元に終始して1回のパスで終わってしまうような状態だった。
僕自身は、初スタメンだったのでモチベーションは高かったのですが、大学生のほうが気持ちの面で上回っていたと思う。ああやってガンガン来る相手にはそれ以上の気持ちを出さなければ勝てないと思います。
(今後に向けて)プレスバックして相手のFWをもっと潰していれば自分たちのリズムになっていたのではないかと思う。今日はアンカーの位置で出ましたが、ワンボランチは守備が大事なので、もっと守備に取り組まなければいけないと感じました。
村松選手コメント
全体的にぬるかった。逆に相手は気持ちが入っていて、球際も厳しくきていた。気持ちの差が出た試合になってしまったと思う。
阪田選手コメント
勝たなければいけない相手に負けてしまい悔しい。自分たちの湘南サッカーができていなかった。特に切り替えの遅さで負けていたと思います。
古林選手コメント
緊張してしまっていつものプレーが出せず悔しい。
守備ではポジショニングが甘いとすぐやられてしまうし、体も相手の方が強かったので、自分ももっと体を強くしないといけないと感じました。
攻撃は連携は取れていたけれど、自分が声を出せなくて連携ミスが多かったので、これからは自分から声を出していきたいと思います。
明治大 神川監督 試合後コメント
総評
我々は今季リーグ戦で優勝ということを「奪還」という言葉で表現してここまできましたが、あわせて天皇杯予選に出場できるというチャンスを頂いたので、Jリーグのチームを倒すために懸命にここまで準備をしてきました。湘南が通常のリーグ戦のメンバーと変わっていたこともあり、我々としても大学を代表する立場として絶対に負けられないという気持ちで臨んみました。
前半、我々スタッフが考えていた以上に選手が落ち着いてパスをしっかり繋ぐ自分たちのサッカーを展開してくれた。その中で、いい時間帯に1点取ることができたのが今日の勝因かと思います。うちは守備に不安な要素を抱えるチームなのですが、今日は懸命に体を張り、みんなで協力してゼロに抑えられた。今後のリーグ戦や天皇杯を戦っていく上でも自信になりました。Jリーグのチームに勝ったという現実はあるが、けっして我々がJのチームに劣っているとは思っていない。奇跡ではなく、ある意味僕たちの目指す目標が実現しただけだと思っています。3回戦も頑張りたいと思います。
質疑応答
湘南と戦う上でのポイントは?
関東大学サッカーリーグで湘南のように3トップを採用しているチームはありませんので、3トップがセンターバックとサイドバックとボランチのあいだに入ってきたときにどう対処するかが難しい課題かなと思い、しっかり選手に伝えて臨みました。しっかり抑えられればそう簡単には失点しないのではないかと。攻撃に関しては自分たちが準備してきたことを、向こうは中盤が3枚なのでスペースは比較的空いてくると思ったので、そこをしっかり突ければチャンスはつくれると考えていました。
山田選手のドリブルから決勝点が生まれたが、今日のプレーについて。
前半は彼らしいよいところも見えましたが、ちょっとシュートが遅かった。後半、相手が3-4-3にスイッチしてきてどうしてもサイドの守備に追われ、攻撃に絡めなかったのが彼の今後の課題かなと思います。ただ、4年生がいない中で、3年生としてキャプテンマークを付けて貴重なゴールをアシストした彼の仕事は、高く評価したいと思います。
ゴールを決めた三田選手については?
本来は都丸が右サイドハーフのレギュラーを取っていたが、最近疲れが溜まってきたせいかあまり動きがよくなかった。三田は活動量もあるし攻撃も守備もトータルにできる選手。とくに彼はクラブユース選手権の決勝でも点を取っているし、大舞台に強いんじゃないでしょうか。緊張などしないタイプなので、思い切って起用して悪かったら代えればいいという感じで使いましたが、まさか点まで取ってくれるとは思わなかったですね。活動量を含めてよくやってくれたと思います。
ベルマーレの印象は?
個々のフィジカルは強いという印象を受けましたが、ボールを動かすという点では明治のほうが上回っていたと思っています。最後もほとんど縦1本のパワープレーだったので明治からすれば守りやすかった。