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2009Jリーグ ディビジョン2 第13節 試合結果
2009Jリーグ ディビジョン2 第13節
2009年5月5日(火・祝)17:03キックオフ 平塚競技場
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0 前半 0 1 後半 0 |
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28 >> 31 | 勝点 | 15 >> 15 |
55分 9 トゥット | 得点者 | -分 - |
出場選手
シュート数 | 選手名 | 背番号 | ポジション | 背番号 | 選手名 | シュート数 | |
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0 | 野澤 洋輔 | 32 | GK | GK | 21 | 山本 浩正 | 0 |
0 | 臼井 幸平 | 5 | DF | DF | 28 | 高杉 亮太 | 0 |
1 | ジャーン | 3 | DF | DF | 2 | 柴小屋 雄一 | 1 |
0 | 村松 大輔 | 19 | DF | DF | 3 | 金守 智哉 | 0 |
2 | 山口 貴弘 | 4 | DF | DF | 14 | 三上 卓哉 | 0 |
1 | 寺川 能人 | 7 | MF | MF | 16 | 赤井 秀一 | 0 |
0 | 田村 雄三 | 2 | MF | MF | 27 | 青野 大介 | 3 |
1 | 坂本 紘司 | 8 | MF | MF | 17 | 大山 俊輔 | 3 |
4 | アジエル | 10 | FW | MF | 15 | 松下 幸平 | 1 |
3 | トゥット | 9 | FW | FW | 8 | 内村 圭宏 | 1 |
1 | 中村祐也 | 22 | FW | FW | 20 | 大木 勉 | 0 |
– | 植村 慶 | 16 | GK | GK | 35 | 兼田 亜季重 | |
0 | 阪田 章裕 | 14 | DF | DF | 13 | 関根 永悟 | |
– | 永田 亮太 | 21 | MF | MF | 7 | 千島 徹 | 0 |
1 | 阿部 吉朗 | 11 | FW | FW | 9 | ジョジマール | 1 |
1 | 原 竜太 | 20 | FW | FW | 11 | 田中 俊也 | 2 |
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得点経過
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[得点経過の記号の意味]~:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート
選手交代
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開催データ
[入場者数] 5,148人 [天候] 雨、弱風 [気温] 16.4℃ [湿度] 67% [ピッチ] 全面良芝、水含み [試合時間] 90分
[マッチコミッショナー] 楠 勝好 [主審] 今村 義朗 [副審] 蒲澤 淳一 [副審] 大川 直也 [第4の審判員] 蒲谷 卓也 [記録員] 福井 哲也
トゥット選手コメント
1月の沖縄キャンプからずっとこの日のために厳しいトレーニングを積んできました。開幕からずっとスタメンでスタートできない試合が続きましたが、やっとチームの勝利に貢献できるゴールを決めることができました。本当に嬉しいです。
試合前から愛媛はいいチームだと知っていましたし、この天候だったので厳しいゲームになることは覚悟していました。
前半は確かにシュートが打てるときにパスを選択していたので消極的だったと思われたかもしれませんが、サッカーはやはりその一瞬の判断のスポーツなので自分はその場その場で一番いい選択肢を選んでいるつもりです。
前半愛媛はかなり真ん中を締めてきていたのでラストパスを選択していましたが、その結果後半はそれが実って自分がシュートを選択できるチャンスができたと思っています。
チームメイトにもよく言うのですが、上に行くチーム、強いチームというのはホームでは負けないんです。今年のベルマーレはホームで負けていない。自分たちがこれを続けることでJ1への道は確実に開けると信じています。
ジャーン選手コメント
厳しい試合でした。愛媛も最後まで気持ちを前面に出してきましたし雨の中での試合というのはいつでも厳しいものです。ただ、自分たちは最後まで粘り強く闘えましたし、愛媛に負けない気持ちを見せることができたと思います。
確かに次節は田原が帰ってきますが、その分雄三(田村)という今のベルマーレに欠かせない偉大な選手が出場停止です。ただ、今のチームは誰がピッチに立とうとも戦力が落ちることはないと思っています。
勝ち点3をここホームで積み上げられたことは本当に大きいです。今日もサポーターの皆さんの90分間途切れることのない声援を背に受けて闘うことができました。今度は水戸でのアウェイですがぜひ多くのサポーターに駆けつけてほしいです。
村松選手コメント
相手のFWが裏を狙ってきましたが、リスクマネジメントや裏へのケアがしっかりできたと思います。
セレッソ戦の後ということで気持ちの面で難しい部分が少しあったけれど、そういう気持ちではダメだと自分自身に言い聞かせて試合に入りました。
重要な試合で無失点で終われたことはよかったと思います。
僕自身は、裏へのケアを任されているので、どこにボールが出てくるかを読んでプレーしています。
天候も悪かったですが、落ち着いてボールを処理することができたと思います。
水戸戦までは(中2日よりも)1日多いので、しっかり調整して試合に臨みたいと思います。
田村選手コメント
難しい戦いでした。
セレッソ戦はアジや豊(田原)がいないこと、また首位決戦ということでの周囲の盛り上がりもあり、自然と集中できる試合でしたが、その後の試合ということもあり今日の愛媛戦は難しい部分もありました。ただその中でもしっかり勝てたことはチームにとってよかったと思います。
内容的にはまだまだですが、長いシーズンの連戦の中で、セレッソ戦の頑張りが活きた試合だったと思います。
今日のトゥットのゴールもそうですが、代わって入った選手が勢いを与えてくれているし、今度は自分が出られないけど出場する選手がしっかり仕事をしてくれると思います。
まだまだチームとして未完成ですが、シーズンを戦いながら完成させていくことができればと思っています。
阪田選手コメント
途中からの出場だったのでものすごく緊張しました。多分途中からの出場というのは初めてだったと思います。
練習試合とは緊張感も全然違うし、1-0で勝っている状態だったので、プレッシャーもありました。
相手はパワープレーできていたしグラウンドがかなり濡れていたので、最後までゼロで守り切ることだけを考えていました。
短い時間でしたけど、まずはスタートラインに立つことができて、よかったです。またここからやと思っています。
愛媛 望月監督 試合後コメント
総評
最後まで主導権を握れないまま、終わってしまった試合でした。
質疑応答
-前半はサイドから大山選手を中心にクロスを上げたり、後半もある程度形ができていたという印象があるが?
前半はアジエルをなかなか捕まえきれずバイタルを向こうに結構使われてしまった。そこを修正して埋めるようにし、ゲームが落ち着いてある程度いけるとは思いました。ただ、守備はそうやって少し落ち着いてやれたし、向こうもちょっと前に来なかったので主導権を取れたと思いますが、サイドからのクロスにしてももうひとつ精度や厚みが欲しかったと思います。
-早めに交代枠を使って前線からのプレスを心掛けていて、その意味で比較的はまっていたのではないかと思うが?
前半は中盤の選手の兼ね合いもあり守備的な選手をサイドで使いました。守備を一度固めてから後半ギアチェンジしようと思っていました。点も入れられたので、早めに攻撃のほうは仕掛けて、まずは追いつきたいと思っていました。攻守の切り替えが勝負だと思っていたので、奪われてもそこから守備して、高い位置から奪い返して攻撃したいというのはひとつポイントに挙げていた。その切り替えのところはある程度できたとは思います。
ただ、失点したところの、自分たちのDFの背後に入れられた後のマークの対応などは少し雑だったので、今後修正していきたいと思います。
-古巣を相手にした大山選手について、クロスやシュートなど積極的だったが、評価はいかがですか。
お互いそうだと思いますが、こういう雨の中で早めのクロス、DFとGKの間に入れるクロスはチャンスだと思います。サイドからの早いクロスはひとつのきっかけになるとは試合前から言っていたので、多く入れてくれたと思います。
あとは精度や中への入りなどもっと上げていかなければいけないと思いますが、クロスを上げるということに関してはトライしてくれてよかったと思います。あとはシュートをもう少し枠の中に入れてくれると、セカンドボールを拾うなどのチャンスもあったかと思います。
湘南 反町監督 試合後コメント
総評
こうした天候なので難しい部分もありましたが、それは我々だけではなくて愛媛も同じだなと試合を見ながら思っていました。
1節前の愛媛ならば太刀打ちできなかったと思います。前節勝ったことで少しホッとしたところがあったのかもしれません。うちはそれ以上に足先でいなしてやろう、みたいなところがあった。
内容的には乏しいというか、単発的な内容になってしまったと思います。
そんな中でも勝ち点3をとれたということは、雨にも関わらずたくさんの方にお越しいただいたのでよかったと思います。
質疑応答
-田原選手が出場停止の中、結果を残したトゥット選手の評価は?また、次節以降に田原選手が戻ってきてからについてどのように考えているか?
うちのチームの場合は今までの結果やスタメン表を見てもらえばわかるように、誰でも点を取れるようなサッカーを目指してずっとやってきました。誰かに頼るということがなかったので、そうした意味ではトゥットがそこに入ってきたことはチーム全体を考えたときに非常にプラスだと。ご承知の通り長丁場なので、カードや怪我、コンディションも含めて、クオリティとクォンティティの落ちない選手をたくさん揃えないと厳しいと思っていました。
そうした意味では今日トゥットが最後の仕事をしっかりしたことはよかったと思います。ただ、中盤でのプレーは溜息が多かった。まだちょっとゲームフィーリングが100%ではないとは皆さんも感じた通り、私も感じています。それをまた再考した後、チーム内の競争があってこそ相手との競争があると私は考えていますので、それは非常によいことだと思っています。
-田村選手が次節出場停止になるが?
この4連戦でカードをもらうだろうと思っていたので計算通りでしたね。先ほど触れたのと同じですが、ここでチームのクオリティが落ちないようにするのが監督の仕事です。無いアタマを使って色々考えて、相手の状況などを含めて見たうえでベストの選択をして気持ちよく次のゲームに送り出したいと思っています。