馬入日記
2018.08.15
【馬入日記:8月15日】「みんなを助けられるように」
中断明け以降、ベンチ入りを果たす機会が少しずつ増えてきた鈴木国友選手。「途中から出る選手は重要」自分がピッチを踏んだ時に求められるものはわかっています。
「得点はもちろんですけど、チームに出力をもたらす、パワーを与えるというプレーを途中から出る選手は出さないといけないと思っています。試合に出られれば積極的に相手につっかけて行って、流れを変えるプレーを心がけたいです」
再開後すでに5試合を消化し、夏真盛りのゲームにも選手たちの身体は順応を見せています。前節の横浜F・マリノス戦で記したチーム合計232回というスプリント数は、他会場を含め夏場の試合では群を抜いた数字に。しかし当然のことながら、その分消耗は一層激しくなります。そんなチームをいかに助けるか、それもまた途中からピッチに立つ者の役割です。
「みんなが疲れているとき前線に入る選手が二度追い、三度追いをすれば後ろの選手は狙いやすくなるし楽になるはず。途中から出る選手もやることは多いしキツい仕事ではあるけれど、最初から出ている選手はもっとキツいわけですし。そういうみんなを助けられるようにプレーしたい」
個人的な成果について口数は少ない。「気負ってやってもあまり良いことはないですから」いまはチームとしての結果に対し自分がどう関わることができるか。
「普段の練習でやっていることしかピッチには出ない。いつもの自分のプレーを信じてやっていきたい」
ユアスタのピッチに鈴木選手が現れるとき、チームにはより一層のエネルギーが満ちるはずです。