馬入日記
2018.08.01
【馬入日記:8月1日】「先手を取って」
前節の川崎フロンターレ戦が中止となり、10日ぶりの試合を戦うこととなる今日の柏レイソル戦。「良い流れだったので試合はやりたかった」と言いながらも「調整に関しては問題なくできた」と藤田征也選手の言葉からは中止の影響は感じられません。
負傷の影響もあり、7月22日の神戸戦が今季のリーグ戦初出場となった藤田選手。その神戸戦では持ち前の突破からクロスを供給するシーンが数多く見られ、復調ぶりをアピールしました。本人も「練習から調子良くできているし、自信を持ってプレーをしたい」と2試合連続の先発出場に意気込みます。
中断明け以降、天皇杯も含め勝ち星から見放されている柏。しかし「個々の力は非常に強い」と対戦相手の強みに気の緩みはありません。そこにいかにして対応するかが勝敗を分かつ一要素に。
「強い個に対して自分達も負けないことはもちろんだけど、湘南の強みである組織として戦う部分で対抗したい。相手はサイドにも強みがあるし、そこは自分が先手を取って相手のサイドバックに攻撃参加をさせないようにしたい。守備では後ろの選手としっかり連携することが大事になってくると思います」
対戦相手へのリスペクトを欠かすことなく、しかし「自分達自身がどういうプレーができるか」にフォーカスする藤田選手。柏のピッチで自信を携え、今日も右サイドを駆け上がります。