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2010Jリーグ ディビジョン1 第17節 試合結果
2010Jリーグ ディビジョン1 第17節
2010年8月7日(土)18:03キックオフ 熊谷スポーツ文化公園陸上競技場
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1 前半 0 2 後半 0 |
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14 >> 17 | 勝点 | 12 >> 12 |
4分 4 深谷 友基 61分 9 石原 直樹 82分 10 ラファエル |
得点者 |
出場選手
シュート数 | 選手名 | 背番号 | ポジション | 背番号 | 選手名 | シュート数 | |
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0 | 北野 貴之 | 1 | GK | GK | 39 | 都築 龍太 | 0 |
0 | 渡部 大輔 | 30 | DF | DF | 5 | 臼井 幸平 | 1 |
1 | 深谷 友基 | 4 | DF | DF | 3 | ジャーン | 1 |
0 | 坪内 秀介 | 14 | DF | DF | 6 | 村松 大輔 | 0 |
0 | 鈴木 規郎 | 24 | DF | DF | 30 | 島村 毅 | 0 |
0 | 金澤 慎 | 23 | MF | MF | 40 | エメルソン | 0 |
0 | 青木 拓矢 | 6 | MF | MF | 41 | 永木 亮太 | 0 |
3 | 藤本 主税 | 11 | MF | MF | 8 | 坂本 紘司 | 0 |
4 | 橋本 早十 | 17 | MF | MF | 11 | 阿部 吉朗 | 1 |
2 | 市川 雅彦 | 19 | FW | MF | 9 | 田原 豊 | 1 |
4 | ラファエル | 10 | FW | FW | 22 | 中村 祐也 | 3 |
– | 江角 浩司 | 21 | GK | GK | 32 | 松本 拓也 | – |
– | マト | 3 | DF | DF | 4 | 山口 貴弘 | – |
– | 杉山 新 | 32 | DF | MF | 2 | 田村 雄三 | 0 |
0 | 安 英学 | 5 | MF | MF | 7 | 寺川 能人 | 0 |
0 | 金久保 順 | 22 | MF | MF | 17 | 馬場 賢治 | – |
1 | 石原 直樹 | 9 | FW | FW | 18 | 新居 辰基 | 0 |
– | 藤田 祥史 | 13 | FW | FW | 38 | ヴァウド | – |
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得点経過
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[得点経過の記号の意味]~:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート
選手交代
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開催データ
[入場者数] 9,279人 [天候] 晴れ、弱風 [気温] 30.1℃ [湿度] 59% [ピッチ] 全面良芝、乾燥 [試合時間] 90分
[マッチコミッショナー] 岡村 新太郎 [主審] 柏原 丈二 [副審] 間島 宗一 [副審] 安元 利充 [第4の審判員] 野田 祐樹 [記録員] 喜村 勝矢
選手コメント
●中村祐也
開始早々にセットプレーでやられたことがチームとして痛かった。もったいない失点だったと思う。
ボールを持っているけどテンポが合わないという感じでボールがずっと落ち着かなかったし、ペナルティエリアに入ったところの思い切りのよさも足りなかったと思う。
(後半に決定機がありましたが?)やっぱり決めなければいけない。あの1点で全然ちがったと思う。あそこで入れていれば3点差になるようなゲームではなかったと思います。
(今後に向けて)チームとしてはまとまること、みんなで戦う気持ちをもっと出さなければいけない。自分たちは失うものはないし、もっとディフェンスの部分や攻撃面でも仕掛けるところを思い切りよく仕掛けていきたい。悔いの残らないように一戦一戦、闘っていきたい。
●坂本紘司
悔しいです。それしかありません。
(石原選手に決められたことは?)直樹だけじゃないですが、やられたくないと思っていました。ただ後半、直樹が動きやすいようなスペースができてしまっていたと思う。
点差がつくゲームが何試合もあるということを受け止めなければいけないと思います。これを大きな経験にしなければいけない。厳しい前半戦でしたが、これを受けて乗り越えていくことが大切。残り試合が半分あると思うか、半分しかないと思うか両方の捉え方があると思いますが、本当に1試合1試合、相手との力の差を覆すくらいのひたむきさで戦い抜きたい。下を向かずにやっていきたい。去年も苦しい時期はあった。でも大丈夫と言い続けてやってきた。乗り越えていきたい。
●永木亮太
相手の守備の切り替えも早かったのでカウンターもうまく決まらなかった。攻撃の枚数が少なく厚みもなかったと思います。自分も含め自陣でのミスが多く、本当に改善点が多くみつかった試合でした。自分自身もこれまで出た中で一番よくなかったと思います。
セットプレーをかなり練習していたにも関わらず早い時間に決められてしまい、そこで少しガクっときてしまったところもあった。早い時間に同点に追いつければまた違った展開になったと思うのですが。
プレッシャーの早い中でも中盤の判断を早くしなければいけないと感じています。ボールが来る前に周りを見ることが重要。また、攻撃になった時に効果的な動きができていなかったと思うので、いつもじゃなくても、ここという時を見極めて効果的に前にいけたらと思います。もっと攻撃に厚みが出るようにそういったところを意識してやりたいと思っています。
大宮 鈴木監督 試合後コメント
● 総評
立ち上がりの早い時間に先制を点取れて、精神的に楽に進められました。2点目はチャンスがありながらとれず、嫌な流れになりかけました。前半何度かチャンスがありましたが決めていればもっと楽だったが決められなかった。ハーフタイムには戦術的なこと、特に守備の確認をいくつかしました。後半に入って、守備が前半に比べかなり安定して、いい形で奪ってから攻めるということができたと思う。後半、何度か前半のように決定的な場面があって、湘南も臼井のクロスから逆サイドでのヘディングを外してくれた場面があって、あのあたりどちらにゲームがいくか分からなかった。センターバックの深谷と坪内がよく辛抱したなと思う。あれで、自分たちの2点目が入らず焦って、リズムを崩すことがあるが我慢できたことが今日の勝利の一番のポイントだと思う。難しい時間を無失点で凌いでいったことがよかったと思っています。2点目がとれて、非常にゲームが楽になって3点目という形だったが、全体としてよい形で終わることができたと思います。
ただゲーム自体は非常に大味、クオリティという意味では非常に低いゲームだでした。質を上げていかないと。サポーターもそうですが、我々自身も自信というか、そういうプレーをしていかなければと思う。そういうところはもっともっと追求しないといけないと思います。
ただ連勝がなかなかできなかった中できたので、次が非常に重要になります。いい準備をしてまた勝利で終わりたいと思います。
●質疑応答
–石原をベンチスタートさせた狙いは?
このところ、市川とラファエルというコンビでずっとやっていまして、非常にコンビネーションが良かったということがひとつ。あとは、石原をジョーカー切り札的に使ったほうが生きるかなと。手元に置いておきたいというのがありました。主にその2つです。
–橋本を下げて、後半から石原を投入したのは、守備的な意図なのか?
そうです。左サイドの守備はやっぱりうまくいっていなかったということ。それで全体的に石原を早めに入れて相手ディフェンスにプレッシャーをかけて背後を狙ったほうがいいだろうなと判断しました。
湘南 反町監督 試合後コメント
●総括
10人監督がいたら10人同じことをコメントすると思いますが、ここ2試合開始早々で失点をして後手を踏むという状況が続き今日もまったく同じような形だったと。
唯一納得がいかないのは、あのFKはファールだなというのはあるんですけど。しっかり身体を入れて1対1でいい対応をしていたと思うのですが入ってしまって。そこでちょっと「え?」というような感じで入ってしまった。それは我々のメンタリティの弱い部分でありチームとしての整理できていなかったところだと思います。
その後の失点については、オープンな展開にしてなんとか数的同数で-GK入れたら一人多いわけですから-守りを捨てて点をとらなきゃということでシフトチェンジしたのである程度やむをえないと思っています。
こういう状況ですから、少し再考して次の試合に備えなければいけないかなと思っています。
成績が伴わないととかく下を向きがちですが、私もそういう形になってしなわないように、あくまでも我々は選手を助けるという立場で発奮して次に向かっていきたいと感じております。
●質疑応答
–17試合を戦って3勝だが後半戦はどう戦っていくのか。
皆さんの戦前の予想どおりの結果になっているわけですが、やはりJ1の戦いは厳しいものだということは痛感しています。あと半分の試合で、勝ち試合を増やしていかなければいけない。
少しでも経済力があれば、何人か選手をとって高いレベルの競争をやりたいところですが、我々の場合は残念ながらそうしたものはありませんので、もう一度選手を見直してあと半分を戦っていくしかない。白旗をあげるつもりは毛頭ありませんので、単純な言い方ですが頑張ってやっていくと。それに尽きると思います。
–後半の途中で3バックにしたが、その意図は。
島村が足がつったので交代しました。そこに例えば山口を入れても大きくは変わらないと。その前から相手の2トップが残っていて両サイドのMFが時々残ったり残らなかったりという状況だったので、最初の段階で後ろを3人にして数的優位で守っていればそんなに問題はないと。それと、両サイドのセンターバックが持ち出すことによって相手陣に押し込むことができるということはありました。ただ、残念なことに例えば臼井がボールをもった時とか逆に展開できれば形を作れたシーンはあったと思いますが、残念ながらボールサイドで相手の思い通りの、そんなにこわくないような攻撃をしてしまったというのが問題点だったなと思っています。