馬入日記
2018.07.18
【馬入日記:7月18日】「いつも通り」
いよいよの再開を前に「いつもの試合前と一緒、いつも通りです」と齊藤未月選手の顔は涼しい。約2ヶ月ぶりに戦いJ1リーグ戦にも平常心を忘れることとはありません。
長い準備期間となった時間の中で、U-19日本代表としてロシアへ渡り、ワールドカップを戦う日本代表と時間を共にした齊藤選手。感じ取ってきたものは少なくない。
「日本代表も、あの雰囲気の中でチームがやろうとしていることを選手同士で信頼し合ってやれたからこそ勝ち進むことができたんだと思うし、試合に出ていた選手、出なかった選手みんなが誰一人欠けることなくまとまっていた。チーム一丸となって戦うことが1番大事だし、そういうことを見てきた経験を踏まえて、自分もチームを助けるプレーをすることで勝利に導いていきたいです」
世界最高峰の戦いでも、ベースとなっていたのはベルマーレも常に大切にしている一体感。勝利のために、全員でプレーに関わっていく意識は、もちろん自分達にも求められるものです。
「気候的にも暑くなってくるし、走って助け合わないといけない。みんなで戦うことが大事だし、その中でいかに個々の特徴を出していけるか。そのための準備はキャンプからやってきましたし、みんながわかっていることです」
さらなる高みを目指したい後半戦、そのためにも良いスタートを切りたい思いは強くあります。「シンプルに、泥臭く戦って、絶対に勝ちたい」涼しい表情の眼の奥に、齊藤選手の闘志の火が灯ります。