【馬入日記：3月23日】「怖いプレーヤーに」

「もうちょっとやれるのになというのが正直な感想ですね」

リーグ戦を4試合消化し、その全てで先発出場を果たしている松田天馬選手。しかしまだまだ自身のプレーには納得していません。

「まだ消極的な部分が多いです。自分が思い描くようなプレーに結びつけられていない場面も多いですし、そういうところはもっと自信を持ってプレーしないとできないかなと思っています」

思い描くプレーとは例えば、先日のFC東京戦で言えば「ボールを受けてから相手の前に入って運んで行くようなプレー」。自ら局面を打開して行くようなプレーをもっと自身の感覚で表現していくべきと感じた試合でした。0-1で敗れたその試合、松田選手は66分で途中交代。開幕戦こそフル出場を果たしましたが、その後は途中交代が続いています。

「90分出られない悔しさはある」そう口にしつつ、しかし課題もしっかり見えています。

「試合の映像を見返してもそういう前に運んで行くプレーが足りないと感じていますし、追いかける展開で相手にとって怖いプレーヤーになれていないなと。シャドーというポジションをやっている以上そういうところは見せていかなければと思っています」

目指すは相手にとって脅威となる存在。現状に満足することなく、チームのために自身の才を磨きます。