馬入日記
2018.03.13
【馬入日記:3月13日】気づき
「あんなに大人数から応援される経験は今までなかったので、それを1番に感じました」
プロ初出場となったルヴァンカップ鳥栖戦を振り返り、坂圭祐選手は感慨深げに話します。バス到着から多くの声援を受け「嬉しかった」とその力の大きさを改めて感じます。
当の試合でのプレーはというと「あまり良くなかったですね」と表情は厳しく。課題としていた部分に今一度改善の余地ありと思い知らされました。
「ポジショニングの部分ですね。特に前半は良くなかったです。ポジショニングが良ければもう少し防げた部分があったと思いますし、何回か裏を取られてしまいました。言われている部分でもあるんですが、もっと首を振って意識していけるようにしたいです」
それでも試合で得た気づきは早速練習で生かされています。「やれる部分とやれない部分がある程度はっきりしてきた感覚がある」明確になった課題に日々取り組み、そして自分のプレーの改善に役立てます。
そして試合で気づかされたことがもうひとつ。
「やっぱり湘南は練習でのスピードが早いと思いました。その分試合だと余裕を持って対応できるし、プレスもかけやすく感じる。ボールを奪うところも自信を持ってやれています」
試合と練習、それぞれで新たな発見を繰り返し、自身のプレーの糧にする。坂選手の日ごとの成長にも、ぜひ注目してください。