馬入日記
2018.03.01
【馬入日記:3月1日】「思いを持って」
J1第2節を目前に控え、前日となる3月1日は非公開練習を実施。
一層集中力の高まる環境下で、試合に向けた確認とさらなる積み上げを図りました。
変則的な金曜日の開催にも、曺貴裁監督からは「(準備期間が)短ければ短いなりのことをするし、大きな問題ではない」との言葉。確固たる戦い方を有する川崎が相手とはいえ「彼らのやり方がわかっていてもやられてしまうチームがほとんど。だから間が長ければその分準備ができるというものでもないし、相手のやることはわかっているからそれに対して我々がどうするかということ」と、いつにも増して矢印を自分たち自身に向けます。
2シーズン前の川崎Fとの戦いは1分1敗。いずれも脳裏に焼きつく打ち合いとなったゲーム。
しかし湘南もあの時とはまた違う姿で明日の一戦に臨みます。「そこから経験も重ねてきているし、彼らに対して『やってやろう』という思いを持って戦うことが大事」と曺監督。
根底に流れるものに変わりはなくとも、当時とは異なる表現でその強い思いを見せにいきます。
「新しいファン、会社帰りに『行ってみようか』という人もいるかもね」
ふとスタジアムに訪れた人の心をも踊らす熱戦を、金曜夜の等々力に映し出します。