馬入日記
【馬入日記:5月2日】セレッソ大阪に1-0で勝利して、首位奪還!
セレッソ大阪を平塚競技場に迎えての首位攻防戦!
熱戦が繰り広げられた90分。粘り強く、最後まで身体を張って闘い続けた末に見事1-0で勝利!直接対決を制し、首位奪還です!
決勝点を決めたのは、中村祐也選手でした。
前半33分、トゥット選手から左サイドの坂本選手へ。裏へぬけた中村選手が坂本選手のグラウンダーのクロスを受け、落ち着いてゴール右に決めました!
見事なゴールに平塚競技場には揺れんばかりの歓声が響きました。
前節の甲府戦でアジエル選手と田原選手が退場となり、今日の試合は二人を欠いて迎えることに。
しかし、アジエル選手に代わってスタメンで出場した中村選手(しかも…中村選手にとってはプロになって初めてのスタメン!)と、田原選手に代わってスタメン出場したトゥット選手が絡んでのゴールでした。
「豊さん(田原)とアジエルが出られないことで戦力ダウンと言われるのは悔しいので、やってやろうという気持ちでした。セレッソは守備が少し中途半端なところがあるのと、裏が空くという分析があったので、紘司さん(坂本)や寺さん(寺川)がボールを持ったときは意識して裏を狙っていました。ゴールはイメージどおりでした」と中村選手。
チームメイトから「23歳のベテラン!」と言われるほど、いつも落ち着いていて非常に思慮深い選手。
「まず自分の動きをして、やりながら相手の動きを見ようと思っていました。ゲームを読む力、相手を見る力というのは少し出せたと思います」とベテランらしい(?)コメントを発していました。
札幌戦での決勝点もそうでしたが、今日もチームを助ける大きな仕事をしました。
セレッソの攻撃に対応する時間も多くありましたが、チーム全体の惜しみないハードワークが実を結び得点を許すことはありませんでした。
また、ディフェンスに時間を割きながらも、チャンスと見れば前へ前へと仕掛ける姿勢は90分を通して持っていました。
試合後に、野澤選手が「ゴール前の決定的な場面で雄三(田村)が身体をはって守ってくれた」と話したり、臼井選手が「今日は阿部ちゃんが一番動いていたと思います」と話したり、坂本選手が「今日は全員のハードワークが勝因です」と話すなど、チームメイトの頑張りをそれぞれが感じ、感謝している様子が伺えました。
大きな一勝を挙げました。
しかし、選手たちはもう一度気持ちを引き締めています。
何と言っても、次節はもう3日後!再びホームでの闘いとなります。
5月5日、愛媛FCを迎えての闘い。ぜひ今日のようなたくさんのご来場をお待ちしています!