湘南ベルマーレフットボールフェスタ2010　選手コメント

本日藤沢市秋葉台体育館で行われました、現役Fリーガーvs現役Jリーガーのフットサルマッチ「湘南ベルマーレフットボールフェスタ2010」の試合後の両チーム選手コメントをお届けします。 

【J：小林竜樹】
やっていて本当に面白かった。後半、かなり差が開いてしまったのでなんとか接戦のまま最後までいきたかったのですが残念です。
サッカーに通じる部分や勉強になったところがたくさんありました。もちろんフットサル特有の動きもたくさんありました。特にオフサイドがないというのは大きくて、普段であれば裏にいった選手をある程度ラインのコントロールでオフサイドにできますが、裏に抜けた選手もケアしなければいけないし、やるべきことがボケてしまってやられてしまったところもありました。小さい頃やったフットサルはぶつかってはいけないというものだったと思うのですが、球際はかなり激しくてガツガツくる感じでした。最初にボラ選手に吹っ飛ばされました。
後半は足が止まってしまったことと相手が本気できたということだと思います。ただ、ゴール前の駆け引きやシュートの時の人の外し方がうまいなと思いました。サッカーに通じる部分もたくさんあったと思います。

【J：山口貴弘】
ベルマーレだからこそできる試合で、本当にお互いに真剣に、そして楽しくプレーしました。サポーターもたくさん来てくれてすごく盛り上がって嬉しかった。
まず1点とられるまではマンツーマンでしっかり相手についていこうという指示もありました。それもあってかなりきつかった。また、1対1では足を出したら抜かれるということを感じました。それはサッカーにも通じるところで、特にJ1ではボールを取りにいったらかわされて抜かれてしまうので、すごく似ていると感じました。フットサル特有の動きも多く、戦術も大事だなと思いました。自分たちはとにかく必死についていくしかないという感じでしたが、後半はさすがについていけなくなってしまった。
また機会があればぜひやりたい。サッカーのほうも足元のうまい選手を集めてベルマーレ選抜で試合をしたいですね。

【J：島村毅】
楽しかったです。ゴール前で暴れようと、とにかくゴールを狙っていました。フットサルならではの難しさもたくさんありました。特にボール自体のの重さや大きさが違うので感覚が違いました。ドリブルにしても足につかない感じだったし慣れるまで時間がかかりました。フットサルの選手は1対1もドリブルもうまい。シュートの場面で抜き切らずにちょっとずらして打ってくるなど、新しい発見や刺激になったところもたくさんありました。みんなで盛り上がる試合ができたことがよかった。リーグ戦でも今日のような雰囲気でできるように、思い切ってプレーしていきたいと思います。

【F：久光重貴】
たくさんの方に応援にきていただき嬉しかったです。
サッカーの選手はフィジカルが強くスピードもあるので、手を抜いて勝てる相手ではないと感じていました。本当に勝敗がどっちに転ぶか分からなかったので、寝る前にも考えたりしていました。試合が始まると相手も真剣にきたので僕らも頭をしっかり使ってプレーしました。自分たちは毎日フットサルの小さなコートでやっているしフローリングの床に慣れているので、最終的にはその差が出たと思います。
失点シーンは身体の強さで負けた部分があったと思います。また特に1失点目はフットサルの常識ではなかなかない形で決められた。身体能力の高さを感じました。また、サッカーの選手はシンプルにゴールを目指すスタイルだったので、そこに苦戦しました。こういう試合が僕らにとっても、またサッカー選手にとってもいい刺激になればと思います。

【F：ボラ】
今日はベルマーレにしかできない試合に出場できて嬉しく思っています。
サッカーのサポーターもフットサルのサポーターも一緒になって応援してくれて嬉しかった。
もちろん、勝つことを大前提に戦いましたが、フットサルの面白さを感じてもらえるプレーを心掛けました。普段フットサルを観たことがない人が足を運んでくれるし、注目を集めている時はチャンスだと思ったので、絶対に勝って、そして絶対に面白いと感じてもらえるプレーをしようと思っていました。
サッカーの選手はフィジカルが強く、また回復する力があると感じました。最後まで疲れていないし、正直あそこまでもつとは思わなかった。慣れてない中での試合だったと思いますが、トレーニングを積めばもっともっとできるだろうなと感じました。