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2010Jリーグ ヤマザキナビスコカップ 予選第4節 試合結果
2010Jリーグ ヤマザキナビスコカップ/Bグループ 第4節
2010年5月26日(水)19:00キックオフ 平塚競技場
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0 前半 1 1 後半 1 |
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0 >> 0 | 勝点 | 4 >> 7 |
88分 9 田原 豊 | 得点者 | 24分 27 上田 康太 59分 18 前田 遼一 |
出場選手
シュート数 | 選手名 | 背番号 | ポジション | 背番号 | 選手名 | シュート数 | |
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0 | 松本 拓也 | 32 | GK | GK | 21 | 八田 直樹 | 0 |
1 | 臼井 幸平 | 5 | DF | DF | 23 | 山本 康裕 | 0 |
0 | 山口 貴弘 | 4 | DF | DF | 2 | 加賀 健一 | 0 |
0 | 村松 大輔 | 6 | DF | DF | 13 | イ ガンジン | 0 |
0 | 武田 英二郎 | 37 | DF | DF | 16 | 金沢 浄 | 0 |
0 | 永田 亮太 | 21 | MF | MF | 6 | 那須 大亮 | 2 |
1 | 寺川 能人 | 7 | MF | MF | 27 | 上田 康太 | 1 |
2 | ハン グギョン | 15 | MF | MF | 10 | 成岡 翔 | 2 |
1 | 三平 和司 | 36 | FW | MF | 8 | ジウシーニョ | 0 |
0 | 中山 元気 | 27 | FW | FW | 18 | 前田 遼一 | 1 |
6 | 阿部 吉朗 | 11 | FW | FW | 19 | 荒田 智之 | 2 |
– | 金 永基 | 25 | GK | GK | 31 | 竹重 安希彦 | – |
0 | 小澤 雄希 | 24 | DF | DF | 4 | 大井 健太郎 | – |
– | 島村 毅 | 30 | DF | DF | 3 | 岡田 隆 | 0 |
– | 坂本 紘司 | 8 | DF | DF | 17 | 犬塚 友輔 | – |
– | 馬場 賢治 | 17 | MF | MF | 20 | 山本 脩斗 | – |
1 | 田原 豊 | 9 | FW | MF | 28 | 船谷 圭祐 | 2 |
0 | 新居 辰基 | 18 | FW | MF | 24 | 松浦 拓弥 | 0 |
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得点経過
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[得点経過の記号の意味]~:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート
選手交代
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開催データ
[入場者数] 5,184人 [天候] 曇、弱風 [気温] 15.3℃ [湿度] 82% [ピッチ] 全面良芝、水含み [試合時間] 90分
[マッチコミッショナー] 不破 信 [主審] 岡田 正義 [副審] 中原 美智雄 [副審] 前田 敦 [第4の審判員] 聳城 巧 [記録員] 井澤 法子
武田選手コメント
試合前はあまり意識しすぎるとよくないと思ったので、いつもと変わらない気持ちで試合に入ろうと思っていました。試合の入りは悪くなかったと思うのですが、単純なミスやいらないファールをしてFKを与えてしまったり反省点ばかりでした。実力の差を感じました。例えばダイレクトに受けるべき場面でトラップをしてしまってゲームの流れを止めてしまったり、まだまだ判断の部分に課題があると感じます。前が動いてくれているのに見えていなかったところもあったと思います。大学リーグでも足が攣るようなことは今までなかったのですが、走れないくらいの攣り方でした。意識していなかったですがやはり緊張していたのかなと思います。
今日、試合を経験することで見えたものがたくさんあったし、自分のやったミスは自分のミスとしてしっかり直していかなければと思います。課題ばかりでしたが、今日感じたことをしっかり意識して練習からもっと真剣に取り組んでいかなければいけないと感じています。
三平選手コメント
何もできなかったというのが正直な気持ちです。浦和の時と同じ感覚でプレーしてしまった。磐田のDFはぼかすところがなかったので足元でもらうことができなかった。監督からもしっかり顔を出すように言われていたのですが、チャンスを作れずいいところがなかったと思います。どういう状況でもできなければダメだと感じています。
次の試合に向けて、今日も点をとりにいく気持ちはありましたが、もっと気持ちを見せてしっかり走ってチームに貢献したいと思っています。
山口選手コメント
ビルドアップのときに、自分が持ち出してもっとうまく崩せればと意識していましたが、相手にうまく守られた。ボランチを引きつけてFWに当てるなど、もうすこし工夫が必要だった。ピッチがスリッピーだったことで、すこし慎重になってしまったところがあったが、前にボールをつけなければ攻撃にならないので、もっとうまく組み立てられるよう取り組んでいきたい。ディフェンス面については、引いてしまうとバイタルを使われてしまうので、ラインをコンパクトに保つことを意識していた。いまは結果が欲しい。
でも去年も4連敗などあったし、みんなでしっかりやれば結果はついてくると信じて、日々の練習から取り組んでいきたいと思っています。
阿部選手コメント
前を向いたときに、ボールを当てるコースを切られていた。みんなで感じながら連動してパスコースをつくっていかなければいけない。ネガティブにならず、原因はしっかりと抑えて、同じことを繰り返さないようポジティブに切り替えていきたい。ネガティブから生まれるものは何もないと思うので。
とにかく勝ちが欲しい。勝ちに飢えているのはサポーターの方も同じだと思う。これまで試合を通して掴めた感覚もあるので、それを無駄にしないようにやっていかなければいけない。
永田選手コメント
アンカーとしての意識はもって試合に入ったつもりでしたが、まだまだできない部分もあった。第一にディフェンスのことをきっちりとやろうと思っていました。自分のポジションでいい奪い方をすれば前に当てていい攻撃になると思ったので、そういう意識はもっていました。
メンバーが多少変わっても、練習試合もよくやっているしそこは問題ないと感じました。
とにかく勝ちたいという思いです。自分のポジションでできることを必死にやっていくしかないと思っています。
磐田 柳下監督 試合後コメント
総評
非常にグラウンドコンディションのいいスタジアムでやっていましたが、まだまだミスが多い。これだけボールが走るグラウンドでやることはなかなかないので、もう少し落ち着いてボールを繋げれば崩してチャンスまでいけたのではないかと思っています。
逆に湘南の方のミスに助けられて相手がフィニッシュまで行かなかったことも結構あったので、守備においても切り替えの速さ等、修正していきたいと思っています。1点目、素晴らしいシュートでリードして追加点も取り、ゲームの流れとしてはそのまま失点0で終えなければいけなかったですが、まだまだ甘さ、弱さがあるのかなと思っています。
次は中2日でまたゲームがあるので、できるだけ早くコンディションを戻して勝点3を取れるようにやっていきたいと思っています。
質疑応答
-先制点を上田選手が決めたが、今後FW以外の得点チャンスも広がるのではないか?
康太はトレーニングの中でもしばらく前からミドルシュートの精度が上がっていて、ゲームの中でどんどん打っていけということを伝えていた。今までなかなか打たなかったのですが、今日は練習通りという感じで打てた。いい状態だったので、まぐれというシュートではない。このまま次もその次もどんどん積極的に狙っていっていいという選手ですね。
-代役の選手の働きはどうだったか?
両サイドバックの浄(金沢)と康裕(山本)に関してはよかったと思います。浄は経験もあるし、ナイターで今日は涼しいということもあったので、十分やれていたと思います。康裕は集中を切らさず、ピリピリしたプレーが出ていたのでいい感じでプレーしていたと思います。荒田に関してはボールに絡むことが前半はなく、もう少し思い切って行けとは言ったがなかなか普段の荒田のプレーが出せなかったかなと。一度裏に抜けてシュートがありましたが、もっとああいうプレーを出せる選手なので、次に期待したいと思います。
-サイドを起点にもう少しできてもよかったかと思うが、ハーフタイムでの指示は?
もう少し落ち着いてボールを動かそうと。グラウンドコンディションが非常にいいので慌てずに繋ぐことができればチャンスができると伝えましたが、なかなかそこが我々の課題でもう少し時間をかけてやっていきたいと思っています。
-勝点7で決勝トーナメント進出が見えてきたが、残り3試合の戦い方は?
ホームが2試合あるので、そこはぜひとも勝点3を取りたいという気持ちは強いです。3試合というよりも次のゲームに全力を尽くしてプレーすることが大事になると思っています。
湘南 反町監督 試合後コメント
総評
いつも言っていることの繰り返しになってしまって、非常に何とも言いがたいんですけども、なかなか結果がついてこないということを、しっかり受け止めなければいけないと。
ボールを保持していても、チャンスをいくつか作っても、ゴールネットを揺らすシーンが無ければゲームには勝てないのであって、もう少し、そうしたトレーニングの中から、この前の試合もそう感じたんですけれども、最後のアタッキングサードの三分の一のところをもう少しやらなきゃいけないかなと感じています。
中盤でもボールを動かされている。今日は涼しかったので、前線も一生懸命サイドバックにも行ってセンターバックに行ったらセンターバックにも行って、と前線の二人が我々の後ろの4枚にプレッシャーをかけられたような感じですからね。我々も当然プレッシャーに行ったら出すことを忘れて横に逃げてしまうと、これは単にいわゆる持たされているというパターンですよね。我々がボールのポゼッションに勝っているということはあってはいけないわけであって、言い方を変えると、そうしている内に2点目みたいな感じになるのだと思います。
結局そういう形だったので残り10分はもう開き直って、豊の頭という風にして、本当は元気が元気だったら、前線を2枚にしてターゲットを二人に置きたかったんですけれども、怪我してしまったので、それとまぁ武田が脚が痙攣してしまったんで、そこでちょっと(交代を)使わざるを得なかったのは、想定外でした。
ナビスコ4節を終えてこの位置にいるということは私の力不足だという事は非常に感じていますし、非常に反省しております。
まだ数字的には、今日、清水が負けたり浦和が負けたりしていたみたいなので、数字的にはチャンスはまだ残っている状況ですが、次のマリノス戦で多分可能性が上にいけるかどうかということが決まってくると思うので、アウェイですけども、そして強豪ですけれども、我々にとってはやらなきゃいけない大きなゲームになるかなという風に感じております。
質疑応答
-最後に取った1点の意味と価値は?
先ほど開き直ったと言いましたが、中盤でボールを動かすことができたところで、結局こういうスリッピーなグラウンドで少しコントロールがズレてしまうと修正がきかないような状況だったので、長いボールを入れて次のボールを拾った方がゴールに近いかなという狙いでした。向こうも長いボールの対処が難しいわけですから、そうして人数を割いたほうがいいかなと思い、1点は取れた。
その後も行けるチャンスがないわけではなかった。精度が上がってくればいいですが、サッカーはなかなかそううまくはいかない。ただ、こうした状況でも最後に1点取れたことはこれからの財産になるし、やっていることを見失わずにやっていくしかないでしょうね。
-左サイドバックに武田選手を起用した意図と評価は?
小澤がずっと怪我持ちで無理してやっていたところもあったので、連戦ということを考えてフレッシュな力を使いたかった。彼は練習に何度も参加しているし、特別指定の試合に出る権利も持っているので、学校側と折衝したうえでチャンスを与えました。まだプロの水には慣れていないわけであって、何回か練習しているのでコンビネーションなどには問題はないですが、足が攣るまで一生懸命やったということ。それぐらい緊張して、飄々としているようには見えましたが、やはり内心は緊張していたのかなと。彼の武器は左サイドからのいいクロスやしっかりと視野を確保してのパスワークなので、そうした部分では少なからずできたのではないかと思います。