馬入日記

【馬入日記:6月16日】経験

20170430_023151510_iOS今季もすでに18試合を戦い、折り返し地点もすぐそことなったJ2リーグ。これまでの戦いを振り返り「すごく勉強になった」と話すのはアンドレバイア選手です。

「対戦相手やその中でプレーする選手たちもそれぞれに違いがあった。そういうことを知れたのは自分たちにとってすごく勉強になったし、たくさんのことを学ぶことができた。これからも学んで行くことは続けていかなければならないし、そこから自分たちがやるべきことを見つけてやっていかなければならいです。もう少しで後半戦に入っていきますが、もっともっと良くしていかないといけない」

最終ラインの中央に君臨し、ここまで幾度となくチームを救ってきたバイア選手。チームを向上させていくにあたり、やはり目を向けるのは自身を含めてDF面の課題です。

「個人的にもチーム全体としても、ミスを減らしていくことが大事だと思っています。ここまでの戦いでも、勝っていても失点してしまうケース、得点してもすぐに追いつかれてしまうケース、あとは讃岐戦のように前半だけで3失点してしまうケース。あれらはDFでのミスをどれだけ減らすことができるかで状況は変わってくると思います。そこで大事なるのは、基本的なことではあるけれどしっかり選手同士で声を掛け合うこと。自分含め、声を掛け合いながらうまく連携をとっていくことで改善してくことができると思う。すべてのどんな状況にも、自分は準備できている状態でありたいです」

難しい戦いが続く中で、これまで幾多の経験を重ねてきたバイア選手の存在はチームにとっても欠かせないものとなっています。在籍3年、シーズンごとにメンバーも変わり、また若い選手が多くピッチに立つ今年のチーム。簡単には進まない戦いにも、チームの状況はポジティブに捉えます。

「若い選手が多く出ていることは僕にとっても嬉しいことです。みんな練習からすごく頑張っている。そういう選手が練習とはまた雰囲気の異なる試合でプレーできるということは、その選手はもちろんクラブにとっても良い経験になると思う。試合の中では成功もあれば様々なミスもあるけれど、それらがすべて経験になる。今はすごく成長できる機会だと思うし、そういう中で自分も一緒にプレーできるというのは良いこと。もちろんクラブにとっても良いことだと思う」

自身のプレーと周囲のプレーと、それがチームに対しどのような影響を与えるか。常にそれを感じながら、最終ラインでチーム全体を見守るバイア選手。中盤戦に差し掛かったリーグ戦、チームのさらなる成長を求め、仲間とともにバイア選手は経験を積み重ね続けます。