馬入日記
【馬入日記:4月19日】手応え
3-3のドローに終わった岐阜戦。
先制しながらも逆転を許し、シーソゲームとなるも最後は追いつき引き分けに。
勝点1を引き寄せたゲームでしたが、GET3とはなりませんでした。
それでもこの試合、73分からの出場となった表原玄太選手は手応えを口にします。
「自分の中では良い1週間を過ごすことができて、手応えを持って試合に臨めた。メンタルもすごく良い状態で、ベンチで見ている時から『絶対やれる』と思って見ていましたし、食ってかかっていけるような感じ。実際にピッチに立ってからも、自分でボールを呼び込んで、そこから展開して、また自分が出て行く、というような、自分発信で考えたプレーができた。手応えは感じています」
開幕の水戸戦に始まり、岐阜戦を含め5試合に出場をマークしている表原選手。ピッチに立った試合では、持ち前の鋭いドリブルや動き出しでチャンスメイクをする姿が目に留まりますが、開幕当初と現在では、その中身は本人曰くまったく異なるとのこと。
「これまでも自分が得点できるようなチャンス、雰囲気はあったんですけど、最初の頃は勢いだけというか、がむしゃらに走った結果うまくいったシーンというのが多かった。でも今は考えが整理されて、計算した動き、確信を持った判断でプレーできていると感じているし、そういう手応えは岐阜戦が1番あった。自分の中では大きな1試合だったと思っています。ただ、だからこそ得点したかったですね」
本人もやはり渇望している自身のの得点。それでもこの手応えが、導いてくれると信じます。
「岐阜戦のようなプレーを続けて行くこと。そうすればゴールは近づいてくると思います」
8試合を終え、少しずつながらプレシーズンとは違った感触を得つつある選手たち。
練習、試合を重ねることで、その感触をより確かなものにしていきます。