馬入日記

【馬入日記:4月6日】結果を求める

DSC_1558「結果が求められていると思います」
今季プロ3年目を迎える岡﨑亮平選手が、おもむろに口を開きます。

「個人的に、結果が求められているシーズン。試合に出て、ちゃんと無失点に抑えるという結果。そこが大事になってくると思う」

湘南ベルマーレユース出身。中央大学での4年間を経て、2015シーズンに再び黄緑のユニフォームに袖を通した岡﨑選手。
夏からはロアッソ熊本に期限付き移籍し飛躍を期しましたが、熊本でのデビュー戦となった試合で負傷。その後も出場機会をつかめず2016年にベルマーレに復帰することとなりました。

そうして迎えた昨年、2016シーズン。「3」の番号を背にDFラインにそびえ立つ姿が期待されましたが、このシーズンも負傷に泣かされました。

「去年はサッカー的な積み上げがほとんどできなかった」悔しさを滲ませ語るその言葉には、しかしその分今季へ懸ける想いを感じます。

「とにかくまずは、1試合でも多く試合に出場すること。そうして自分が成長すること、チームが成長すること、そして試合に勝つこと。そこにこだわっていきたい。そのためにも、言われたプレーをしているだけではまず試合には出られないと思うし、今年はしっかり自分の頭で考えて、自分が良いと判断したプレーをしていけるようになりたい」

そうして日々の自分に向き合う中、前節の讃岐戦ではメンバー入りこそ果たせなかったものの、着実にその争いの中での存在感は高まっています。次こそその座を掴むために、燃えたぎる想いを冷ますことはありません。

「讃岐戦は結果的にメンバー外だったので、自分がピッチに立って何かをするということはできませんでしたし、そういう意味ではまだまだだと感じています。ただ自分に自信を持って『試合に出たらチームを変えてやる』というくらいの気持ちを持とうと思っているし、そういう気持ちだけは負けてはいけないと思う」

自らが気持ちを掻き立て、自らに結果を求める。
3年目に懸ける岡﨑選手の想いが、今日もピッチに漲ります。